3.6敵基地攻撃兵器の導入に反対する緊急院内集会へ
- 2018年 3月 3日
- 催し物案内
- 杉原浩司
連日のご案内となりすみません。3月6日に「敵基地攻撃兵器」の導入に反
対する緊急院内集会を企画しました。憲法9条の実質的な改悪を、易々と
まかり通らせてはいけないと思います。「裁量労働制の拡大」と同様に、
人の”生き死に”に関わる重大な問題です。市民と議員の想像力が問われて
います。急な呼びかけですので、ぜひ広めていただければありがたいです。
◆大軍拡反対アクションシート(まだ注文が少なめです。よろしく!)
https://najat2016.wordpress.com/2018/02/20/action_sheet-2/
「敵基地攻撃兵器を買うな!」など大軍拡反対プラカードも活用を!
https://kosugihara.exblog.jp/238352658/
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「専守防衛」を投げ捨て、歯止めなき軍拡に道ひらく
<敵基地攻撃兵器の導入に反対する緊急院内集会>
日時:3月6日(火) 午前11時30分~13時
※11時から通行証を配布します。
場所:衆議院第1議員会館第6会議室(国会議事堂前駅)
講演:青井未帆さん(学習院大学教授・憲法学)
報告:杉原浩司(NAJAT代表)
発言:国会議員など
資料代:500円
主催:武器輸出反対ネットワーク(NAJAT)
昨年末、米国・ノルウェー製の3種類の長射程巡航ミサイル(射程は900
kmと500km)の購入費が政府予算案に突然計上されました。
かつて、自民党の検討チーム座長として「敵基地反撃能力」の保有を提
言した小野寺防衛相は、イージス艦を敵ミサイルから守るための「スタン
ドオフ・ミサイル」だと強弁しています。
また、「日本版トマホーク」と言われる新たな長射程の対地・対艦ミサ
イルなどの研究費も計上されました。
これらの兵器の導入は、憲法9条の制約のもとで歴代政権がとってきた
「専守防衛」政策を明らかに逸脱し、明文改憲を先取りするものです。歯
止めなき軍拡に道を開き、東アジアの軍事的な緊張を高めるでしょう。
戦後防衛政策の大転換となるにも関わらず、国会内外の議論は不十分で
す。反対の声を強め、敵基地攻撃兵器の導入を食い止めるために、緊急の
院内集会を行います。市民と国会議員の皆さんのご参加を呼びかけます。
【青井未帆(あおい・みほ)さんプロフィール】
学習院大学大学院法務研究科教授。憲法学専攻。主な研究テーマは憲法上
の権利の司法的救済、憲法9条論。著書に『憲法と政治』(岩波新書、2016)、
『憲法を守るのは誰か』(幻冬舎ルネッサンス新書、2013)、『亡国の武器
輸出~防衛装備移転三原則は何をもたらすか』(共編著、合同出版、2017)
など。
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