街と絵に見たミュンヘンの犬たち
- 2018年 5月 27日
- カルチャー
- 内野光子
今回のミュンヘンレポートが、これほど長くなるとは予想をしていませんでした。ワルシャワに入る前に、番外のミュンヘンの犬のレポートとします。2014年の夏、二匹目の飼い犬を亡くして、10月にドイツに来ています。その数年前までは二匹がいましたので、旅行に出る時は、その留守の世話をご近所の友人にお願いしたり、犬の散歩などを仕事にされている方にお願いしたりで、苦労もしました。しかし、いざ、犬のいない生活になると、ご近所の犬や映像の中の犬を見るたびに、元気なころの二匹の姿や晩年の弱り切ってしまった犬のことなどが思い出されてなりませんでした。
空港では、集めて置かれたバゲッジを探索する麻薬犬を見ましたし、電車やレストランでおとなしくしている犬も何度か見かけました。 ミュンヘンの街なかで出会った犬、思い通りにカメラをむけられませんでしたが、以下、そのうちの何枚かを紹介します。
マリエン広場で
マリエン広場から少し離れた路地、噴水の水を飲もうとして
勝利の門の前にて
ワルシャワ大学への道、何を言い聞かされているのか
以下は、アルテ・ピナコテークの作品の中に見かけた犬です。何匹もの犬が、絵の真ん中に、あるいは人の足元に、暮らしの中に溶け込んでいるのが分かりました。絵の題名と画家の名を確かめることができないのが残念です。
馬と馬の間に
初出:「内野光子のブログ」2018.05.26より許可を得て転載
http://dmituko.cocolog-nifty.com/utino/2018/01/post-9a71.html
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://www.chikyuza.net/
〔culture0641:180527〕
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