第13回ちきゅう座総会を終えて-簡単な報告
- 2018年 5月 28日
- ちきゅう座からのお知らせ
- ちきゅう座運営委員会
海外出張や入院、また福島への原発事故被害調査などで主要なメンバーの方々が欠席されたため、わずか20名の方々の参加に止まりましたが、5月26日に明治大学でちきゅう座第13回定例総会を無事終了いたしましたのでご報告いたします。当日は、来賓として「リベラル21」の共同代表・岩垂弘さん(元「朝日新聞」記者」)のご来場を賜り、また初代運営委員長の田中正司先生(94歳、横浜市立大学名誉教授)や安岡正義さん(大分大学名誉教授)のご出席もありました。
1時半から提出議案書審議に入り、2018年度の予算案、事業計画を確定。また新規の運営委員には、新しく松井靖久、村尾知恵子、石川愛子、安岡正義さんに加わっていただき、以下の様な新年度役員人事を決定いたしました。
ミニコミの浮沈が大変激しい中で、それでも本年度は、10名の方々が新しく会員になられたこと、また、女性会員が4名になったこと、さらに九州や東北へわれわれの運動が少しですが足場を築きつつあることなどは大変喜ばしいことと思っています。
総会終了後に行ったミニシンポでは、BONDプロジェクト代表の橘ジュンさんが今、社会問題になっているJKビジネスなどの若者の貧困問題、家庭崩壊、孤独の現状について、実際の現場からの報告をして下さいました。会場からも、いろんな意見がだされ活発なシンポジウムになったと思います。
全体の議論では、岩垂弘さんがいくつか提起されたことが、さすがにこの種のミニコミの運動が抱える問題を適切に指摘されていたという印象を強く感じました。
今後のわれわれの課題として、特に次の諸点を追求すべきだろうと考えています。
①パソコン(文字)がスマホに追われている。これはリアルタイムでの報道という点にある。②若者の活字離れ。若者に関心のあるテーマを取り上げる必要がある。写真や特に動画を入れることを考えること。③文章が長すぎると読まれない。④女性の書き手が必要である。また女性が関心のあるテーマを掲載すること、等々。
大分からご参加いただいた安岡正義さんによる大分地方での活動状況報告(地元の選挙、伊方原発反対闘争、地域集会など)も、大変興味深かった。
最後になりましたが、長年ちきゅう座の顧問として、また主要な書き手として活躍されてこられた池田龍夫さん(元「毎日新聞」記者)が今春お亡くなりになられました。心からご冥福をお祈りいたします。
「2018年度役員
運営委員長:合澤 清(再)
監事:矢沢国光(再)、内田 弘(再)
運営委員:松田健二(事務局長―再)、安岡正治(編集委員長―再)、
青山 雫(再)、生方 卓(再)、大川昭一(再)、片桐幸雄(再)、髭 郁彦(再)、府川頼二(再)、松井靖久(新)、村尾知恵子(新)、石川愛子(新)、安岡正義(新)
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