公職選挙法違反と小池百合子『虚飾の履歴書』
- 2018年 6月 19日
- 交流の広場
- 箒川兵庫助
小池百合子『虚飾の履歴書』についてはよく知らない。しかし若い時,小池氏のエジプト大学卒業という肩書を知って,英米の大学ならいざ知らず,普通の人が考えないような大学を卒業された異色の方と思ってきた。それが今,疑惑に包まれている。
最近,百合子氏の父君は朝堂院大覚総裁という方の秘書であったことを知った(JRPテレビジョン)。そして総裁の下,エジプトで生活をされていたそうだ。
大覚総裁のお話によれば,エジプト大学入学は本当だが,卒業はウソであり,当時社会学部というのはなかったそうだ。また卒業証書はアラブの春以降、大学のある者が発行したらしく,在学した1972-1976年直後の卒業証書ではなく,アラブの春以降入手したもの,というお話である。
エジプト大学は当時,アラブ世界で最高峰の大学であったが,アラブの春以降,何が何だかわからぬ,金で卒業証書が買える大学になり下がったそうだ。
事の真相は分からないが,大覚総裁のお話が正しいのではないかと推測している。
問題は,学歴詐称であれ,文書改竄であれ,準レイプ事件であれ,あるいは盗作であれ,自民党に逆らわない限り,知事や国会議員の場合は逮捕・起訴されないということである。おにぎり配布,うちわ配布,線香配布,そして200万円の政治献金不記載が公選法違反であることは間違いないだろう。
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