テント日誌7月20日…国会正門前の大集会に向かう人も多く
- 2018年 7月 22日
- 交流の広場
- 経産省前テントひろば
- 毎回8時20分~9時までに傍聴整理券の配布が安倍退あります。
- 裁判終了後報告集会があります 17時ころから
経産省前テントひろば1807日後
三連休の最後だったが、ここは結構…… 7月16日(祝)
天気は相変わらず高温多湿で蒸し暑く、汗かきの私には歩くのも一苦労である。しかし三連休の最終日ということもあって電車は空いていて座って行かれたので楽であった。
月曜日の座り込みは常連のメンバー、プラスアルファがほとんどで皆さん飲み物を持参していてこれまで氷を買ったことが無かったのであるが、今日も35度を越える暑さと云うのでコンビニで初めて氷を買って経産省前に向かった。経産省前で準備を始めていると他の常連さんも着いて準備は短時間のうちに終わった。今日は氷水を用意したことを伝えると皆さん喉が渇いていたと見えて早速コップで喉を潤していた。午後2時前には氷水がなくなり常連さんが買いに行くほどであった。私はずっと木陰の下に逃げ込んでいました。他の人は我慢強くパラソルの下で頑張っていました。その分、氷水を必要としていたのでした。
今日の参加者は常連の他には群馬のTさん、Kさん、レジェンド・Sさんでした。群馬のTさんが新橋駅を降りたら機関車広場で街宣右翼が拉致被害者救出の署名を集めている所にしばき隊が駆けつけて対峙している所にぶち当たってしまったそうです。そのまま通り過ぎようとしたら街宣車の上から見ていた若い女が、なぜ署名しないで通り過ぎるのか⁉と文句を言ってきたそうです。彼は当然のように、したくないからしない、と返答してその場を急いで立ち去ってきたとのこと。
何事もなく良かった、と思いました。右翼も周りを機動隊に取り囲まれていたので手出しができなかったようですが。その枠の中では機動隊にあれこれ指示して機動隊も彼等の要求を受け入れて動いていたようです。両者の蜜月ぶりを見ていた人々はそれをどう感じたのでしょうか⁉
レジェンド・Sさんは3時頃に着きました。少し遅いのではないか?疲れているから遅いと言うわけではないのか?聞いてみると、月曜日なのでまず何時ものように国会前座り込み行動の場所に行ってみたそうです、他の人はなかなか来ないし警察官には他に誰が来るの?と尋ねられたりしていたがー一人で頑張っていたー諦めて我々の所に来たそうです。他の人に連絡すれば、休日なので抗議行動もないことが分かるのであるがそういうことができないのが今のレジェンド・Sさんなのである。(保)
夕方には反原連の方もみえた 7月17日(火)
30℃を超す熱暑のなか、台車を押して昼からの経産省前の座り込みに向かう。椅子を8脚並べたところで、事務所にポールを置き忘れたことに気づいて、Yさんが自転車で取りに戻る。経産省前は風も適度に吹き、パラソルの陰では、暑さを幾分かは凌ぐことができる。とはいえ、Iさんが言うには路上は45℃、Tシャツ一枚でも耐え難いこの暑さ、何時まで続くのか。
しばらくしてビル工事の大型トレーラが2台、アイドリング状態で歩道のすぐ後ろに時間調整している。その排気ガスがものすごく、風の向きによってはたまらず避難。そのあと食事から戻ると、連日いらっしゃるSさんが椅子に座っていたものの、相変わらずの3人+1名。3時前に後半担当のF、A両氏がやってきて、さらに数名の応援を得て椅子は満杯となりました。
今日は警察官の訪問はなかったが、夕方には「反原連」メンバー3名がお見えになっ
たとのこと。(E・O)
暑いが風があるのが救いだ 7月18日(水)
定刻に経産省前ですわり込みグッズをセットし終わった。暑いが風はある。
着いた時には、すでに、道路に大型トラックが停まっていて、エンジンをかけたまま、運転手さんが寝ていた。火曜日のテント日誌にも書いてあったが、うるさいのと排気ガスが漂う。でも運転手さんを起こすのもかわいそうだとWさんは言い、そのままにした。
そういうこともあり、椅子は正門前と少し離れたところの、プラタナスの木陰ができる所の方に置いた。鳩が寄ってくるところだ。
2時近くになったら、トラックがもう1台止まった。プラタナスのところだったので、お願いして、もう少し前の方(郵便局方向)に駐車してもらった。
Iさんが「仕事でここを通ったので」と言って、寄ってくれた。「子ども脱被ばく裁判 ご支援のお願い」のリーフをおいていかれた。
テレビでは「用事のない人は外に出ないように」などと言っていたせいか、テントに寄る人はいない。早番当番の者3人と遅番当番の者1人、プラタナスの木陰にいた。
通行人が「暑いから気をつけて」と声をかけてくれ、経産省の前においてあるカンパ缶にカンパを入れて行ってくれた。感謝。
3時過ぎにレジェンド美智子さんが来られた。少し遅れて遅番当番のTmさんが来られた。Tmさんは14日~15日に行われた青森大間のオオマグロックに参加されてきた。その話を聞く前に私は帰る。(T)
国会正門前の大集会に向かう人も多く 7月19日(木)
酷暑のなか、経産省前に着くと木陰でK爺が待っていてくれました。
早速座り込みのセットをすると、汗が滝のように流れ出す今年の夏は異常だ(まるで安倍のようだ)セットの終わりごろに若い機動隊員が来て、ヨーカンさんに何やら話しかけていたようでしたが、帰り際に暑いので気を付けて下さいとの声だけは、ハッキリと聞こえました。この酷暑の中でも鳩や雀は、いつものようにセッティング中の付近で餌を目当てにウロウロとしている、その数何と30羽ぐらい、セット後食パン二斤をちぎって与えたが、あっという間にたいらげた。
今日は国会正門前で「安倍政権の即刻退陣を要求する7・19国会前大行動」が開催された、座り込んでいたメンバーの多くがその大行動に参加するために、予定時間より若干早目に切り上げて国会正門前に向かう。そこでは、野党の国会議員6人と、各分野の代表7人がマイクを握り「西日本の大水害に対する」政府の
対応策の遅れ(何とその時間に赤坂自民亭で酒宴をしていたとの事)、「被災地対策より博打法」を強行採決し、国民の切実な声には一切聞く耳を持たない、安倍政権を鋭く弾劾した、また沖縄より上京して来た山城博治さんは、8月17日頃に辺野古への違法な土砂投入を前に「翁長知事が埋め立て承認撤回を間もなく発表する、いまここで負けるわけにはいかない、24年間闘って来たのです、ゲート前に座りこんで非暴力で奴らを止めていこう」と訴えた。(参加者数主催者側発表で8,500人)(Y・R)
米国からの学生が座り込み「原子力発電は湯沸かし装置」7月20日(金)
少し遅れて3時過ぎに到着。日差しが強く暑い中、珍しく金髪の若い女性が座っている。米国ネブラスカから日本語を習いに上智大学に来ている学生で社会学専攻。英語がなかなか出てこないがしばしの片言英語会話。経産省前テントひろばの座込みに共感してくれた。
文科省前の朝鮮学校差別反対の抗議行動は大学生が中心、帰りにはテントひろばの抗議行動を覗いてくれた。経産省抗議行動では、大間ロックに参加してきた人、、「福島を忘れないシンポ」に参加した人の報告、など。
それにしても、お湯を沸かしてタービン回して電気を起こす、すなわち「原子力発電は湯沸かし装置」(小出裕章さん)なのに、沸騰水型とか加圧水型とか複雑な機器の中で核分裂を起こし、「止める・冷やす・閉じ込める」に苦心し、周辺住民に原子力災害対策や避難訓練やヨウ素配布を必要とさせ、ひとたび事故が起これば故郷も生活も仕事も人間関係をも破壊する。電気は足りている(余っている)のに、まだまだ原子力発電を使い続ける安倍政権も経産省も電力会社も愚かな輩だ。片づけはRさんとMさんが応援してくれた。(K.M)
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経産省・エネ庁は「今だけ金だけ自分だけ」の大嘘つき! その82
「水素社会」の幻想と権益にこだわる経産省!
~燃料電池自動車FCV推進施策の失敗もそのまま「エネルギー基本計画」に~
木村雅英(経産省前テントひろば)
第5次「エネルギー基本計画」には、「水素社会実現に向けた取組の抜本強化」が盛り込まれ、文字「水素」が140回近くも出現する。脱原発と省エネ・再エネを訴える中で、気にしながら無視していた「水素」も実は大問題だ。
そのことを「週刊金曜日1191号(7月6日)」の特集<「水素社会」の現実>が教えてくれる。
★ 燃料電池車の幻想(上岡直見)
ミライ(トヨタ)やクラリティ(ホンダ)の燃料電池車(FCV)は、省エネ・環境面で効果は乏しく、燃料供給設備(水素スタンド)の普及見込みなく、価格が高すぎて補助金なしでは成り立たない。1km走行あたりについて、エネルギー消費量は、FCVは1.5ジュールで電気自動車EVは0.9ジュール、CO2排出量はFCVが87グラムでEVは49グラム。何よりもFCVは水素スタンドがなければ走れないが、EVは電気が来ていればどこでも充電可能。
FCVの現状は、<巨額の費用を投入しながら稼働せず放棄されたうえに、その後始末にも長期にわたって巨額の費用が必要となる高速増殖炉「もんじゅ」を連想させる。もはや燃料電池車に未来はない。>
★ 水素はエネルギー問題を解決できない(小澤祥司)
「クリーンで無尽蔵」という水素エネルギーのキャッチフレーズには、決定的なごまかしがある。水素は単体では地球上に存在しない。現在、水素の供給源はほとんどが天然ガスで、熱分解時に二酸化炭素を排出する。
水素対バッテリーの戦いでは、英仏で事実上のEV化宣言、中国はいま国を挙げてEVの開発と産業化に力を入れていて、世界は一気にEVになびいている。
昨年暮れの「水素基本戦略」では「国内再生可能エネルギー由来水素の利用拡大」が柱のひとつだが、<再生可能エネルギーで起こした電気で水素をつくり、それをまた電気に変えるのは、ムダにムダを重ねる行為>で、水素戦略は絵に描いた餅。
<福島原発事故を経てなお、原子力発電にこだわり、水素社会という絵に描いた餅を掲げ続ける経産省と安倍政権は、いったいどこまで傷口を広げるつもりだろうか。>
諸悪の根源=経産省、亡国の省=経産省、をここでも実感させられる。
(参照)「エネルギー基本計画について」(資源エネルギー庁)
http://www.enecho.meti.go.jp/category/others/basic_plan/
まもなく40年の老朽原発、30キロ圏内に96万人
パブコメで、東海第二原発に「ノー」を!
原子力規制委員会が日本原電・東海第二原発設置変更許可にかかる審査書案を了承し、パブリック・コメント(一般からの意見公募)を行っています。ぜひ、あなたの「ノー」を原子力規制委員会に出しましょう!
応募機関:2018年8月3日までに
送付方法:用紙に記入しフアックスで(FAX:03-5114-2178)
郵送にて 〒106-8450 東京都港区六本木1-9-9 六本木ファーストビル 原子力規制庁 審査グループ実用炉審査部門宛て
オンラインにて https://googl/eWntn8(電子政府のページへ)
福島原発刑事裁判日程 7月24日(水) 25日(木) 27日(金)
東京地裁103号法廷 10時~17時
7月24日(水) 参議院議員会館 102
7月25日(木) 参議院議員開会 B105
7月27日(金) 参議院議員会館 講堂
(27日は裁判と併行しての報告集会が予定されています。)
7月27日(金)月例祈祷会{死者の裁き}15時~
場所:経産省前テントひろば 日本祈祷団
7月27日(金) 5時~6時経産省前抗議行動(テントひろば)
官邸前抗議行動は18時30分 官邸前も国会正門前も
主催: 首都圏反原発連合
脱原発青空川柳句会 7月29日(日) 経産省前
時間:13時 経産省前 選者:乱鬼龍
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