「311以後、市民は明治維新以来の日本の歴史と闘ってきた」(11.10第11回新宿デモへの呼びかけ)(18.10.20)
- 2018年 10月 26日
- 評論・紹介・意見
- 柳原敏夫
いま、福島の子ども脱被ばく裁判では、低線量被ばくの健康被害をめぐる山下発言について、攻防が続いており、先日の裁判期日で予定していた山下俊一氏の福島講演の動画が被告福島県の要求で延期になり、次回、法廷で上映します(その次々回以降に、山下氏本人を法廷に呼び出し、尋問すべく準備中です。以下がその報告です)。
【報告2】山下発言問題(続き):直接、山下俊一氏本人に法廷で尋問する必要性を明らかにした書面提出(2018.10.16)
https://darkagejapan.blogspot.com/2018/10/blog-post_24.html
例によって、近況報告とデモの相談メールを差し上げました。
「悪い奴にとって一番ありがたいことは、いい人がだまっていてくれることだ」。イギリスの古い美学者が言っていた言葉ですが、そんなことで、黙っていてはいけませんよ。
そう語ったのは大岡昇平ですが、この言葉に共感し書いた、今回のデモの呼びかけ文を読み、リアクションを起していただけたら幸いです。
「311以後、市民は明治維新以来の日本の歴史と闘ってきた」(11.10第11回新宿デモへの呼びかけ)(18.10.20)
https://farawayfromradiation.blogspot.com/2018/10/181020.html
今年3月の市民立法「チェルノブイリ法日本版」を実行する市民団体「育てる会」の創立集会以来、各地で以下の講演会・学習会を重ねてきました。
3月25日 東京板橋区
4月7日 東京たんぽぽ舎
4月21日 千葉県野田市
5月2日 獨協大学
6月16日 埼玉県川越市
7月14日 茨城県土浦市
8月11日 埼玉県浦和市
10月17日栃木県塩谷町
10月20日東京たんぽぽ舎
(これらの詳細は以下を参照下さい)
https://farawayfromradiation.blogspot.com/2018/10/20181020.html
今後は、以下の通り、関西、中部、北海道などで講演会・学習会を予定しています。
10月27日 兵庫県加古川市
10月28日 愛知県日進市
11月3日 神奈川県横須賀市
11月15日 北海道苫小牧市
11月16日 北海道札幌市
北海道旭川市
11月17日 北海道富良野市
11月24日 茨城県土浦市
12月 1日 福島県郡山市
(これらの詳細は以下を参照下さい)
https://farawayfromradiation.blogspot.com/2018/10/20181020_21.html
この間の学習会を通じ、311以後進行中の未曾有の異常事態にストップをかけ、正常化したいと人々が心の中で切実に求めていることを感じました。そして、この願いをカタチにしたとき最も重要な一歩がチェルノブイリ法日本版だということに気がつき、賛同する人たちが日々、増えていることを実感しています。
その思いに火をつけるために、鉄は熱いうちに打て!と全国で学習会を企画・進行中です。
同時に、前にも書きました、
> 昨今の政治の劣化極まる事態の進行を見ていて、チェルノブイリ事故6年目にソ連が崩壊したように、日本の政治も崩壊したと実感しています。
> こういう劣化・・混乱・暗闇の中でこそ、普遍的な原理原則に立って、真実を言い続けることが本当に重要だと痛感しています。
そこから振り返ると、この間判明した「政治の劣化」は言葉を失うほどの泥沼です。そのひどさに、自分たちが拠り所とする軸を見失いかねないほどです。
そこから、改めて、自分たちが拠り所とする軸として、普遍的な原理原則に立ち、命、健康、暮らしを守るチェルノブイリ法日本版の制定の重要性を再認識しています。
その軸を再確認する場として、来月、脱被ばくの政策を訴える「第11回11.10新宿デモ」を実施します。
https://fukusima-sokai.blogspot.com/
311以後の未曾有の「政治の劣化」を振り返って、今、痛感するのは、
「私たちはは、単に原子力ムラと闘っているのではなく、明治維新以来の日本の歴史と闘っているのだ」
ということです。
それが、今回の新宿デモの私の呼びかけ文です。
「311以後、市民は明治維新以来の日本の歴史と闘ってきた」(11.10第11回新宿デモへの呼びかけ)(18.10.20)
https://farawayfromradiation.blogspot.com/2018/10/181020.html
今回もまた、このデモについて以下のご相談をさせていただきました。
1、呼びかけ人か、賛同人かのいずれかになっていただけますでしょうか。
2、短くてもよいので、もしメッセージを一言寄せていただけたら幸いです。
毎回、注文の多いメールでご面倒をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
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〒350-0053 川越市郭町 2-17- 8
法律家 柳原敏夫(Toshio Yanagihara)
E-mail noam@topaz.plala.or.jp
TEL 049-225-9117 FAX 049-222-8780
市民が育てる「チェルノブイリ法日本版」の会 公式ブログ
https://chernobyl-law-injapan.blogspot.jp/
被ばくから遠く離れて—市民が育てるチェルノブイリ法日本版—
http://farawayfromradiation.blogspot.jp/
風評御免—リスク評価の森—
https://rumor-permission.blogspot.jp/
壊れゆく日本 日本捕囚
https://darkagejapan.blogspot.jp/
世界市民運動へのロードマップ
http://roadmaptowcm.blogspot.jp/
もうひとつの復興は可能だ 福島原発事故とモンドラゴンの挑戦
http://anotherreconstruction.blogspot.jp/
もうひとりの日本人は可能だ
https://anotherjapanesepossible.blogspot.jp/
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 http://chikyuza.net/
〔opinion8109:181026〕
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