11月11日「アソウ即刻辞任!」の行動に参加して
- 2018年 11月 17日
- 評論・紹介・意見
- 内野光子
「1」が揃ったこの日は、たしかに東京は、予報に反してあたたかく、素晴らしい天気に恵まれた。「イイ」日にしたい思いだった。「森友・加計問題の幕引きを許さない市民の会」による財務省前のアピール行動と日比谷公園から鍛冶橋までのデモ行進に参加した。この日は、いろいろな行事や集会と重なる人も多かったらしい。地元の行事とも重なって、どうしても、そちらに参加できないという友人の声も聞いていた。しかし、11月9日に上記市民の会が財務省に提出した「麻生財務大臣の留任に抗議し、即刻辞任を求める」署名は、短い期間にもかかわらず10700筆にも至った。
その上の11日の行動であって、会の方の用意も整い、警視庁の警備の方も万全?で、動員も赤いコーンも数が多かった。だが、現実の参加者は、これまでの同会の行動に比べると、少ないのが気になった。麻生の留任は「ドンデモナイ」「許せない」という人たちの声は大きいが、いざ、行動になると後退に傾いてしまうのだろうか。それでも、今回のアピールの中身は、充実していたと思う。なかでも、近畿財務局のOBでもあり、京都から駆け付けてくださった伊藤邦夫さんのスピーチは、説得力があり、悲痛な思いがこもっていた。自死に追い込まれた職員と一緒に働いたOBや全国の財務省OBたちが、今年の7月には、意を決して、従来ではありえない「文書改ざん」が行われたことへの抗議アピールを公表したが、国会やメディアは、反応が鈍かったという。知らずにいた国民も多かっただろう。私も、10月25日の「報道ステーション」のインタビューで初めて知った。伊藤さんはあの時のメンバーでもあったのだ。
テレ朝「ANNニュース」より
佐倉から参加のご夫妻にもお会いした。遠く、名古屋市や大津市から参加された知人にも出会った。そういう私は腰痛が心配で、デモの途中からタクシーを拾って、ゴールで合流したという情けなさだったのだが。
日比谷公園西幸門のデモ出発
それでも、その日の夜には、参加していない友人から、「今日の集会のニュースを見た」という電話があった。ネット検索をすると、テレ朝の「ANNニュース」「サンデーステーション」が報道していることがわかった。そしてなんと、財務省前の参加者を写したシーンには、会場で出会った知人が大きく写っているではないか。今度は、私の方から、その知人に電話をしたのだった。
さらに、「きょうは、名だたる『週刊○○』も取材に来ている」というのを小耳にはさんだが、今週の新聞広告を見る限り、それらしい記事は載っていないようだった。
ANNニュース:https://news.headlines.auone.jp/stories/domestic/economy/11941935?genreid=4
「サンデーステーション」より「ニュース」の方が放映時間は、数十秒長かったようだ。クリックしてみてください。16日現在、視聴可能、消えていたらごめんなさい。。
動画配信:
「20181111 UPLAN アソウやめろ!財務省前アピール行動&デモ」
(Uplan三輪祐児)
https://www.youtube.com/watch?v=Higuk9QIaCY
以下は、動画のおおよその時間配分です。
1:00~1:41分 財務省前アピール行動
(1:26~36分) 近畿財務局OB 伊藤邦夫さんスピーチ)
1:41~ デモ
初出:「内野光子のブログ」2018.11.11
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 http://chikyuza.net/
〔opinion8162:181117〕
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