テント日誌11月27日…少子化のツケを移民に移し替え
- 2018年 11月 30日
- 交流の広場
- 経産省前テントひろば
経産省前テントひろば1807日後
防寒対策の重要性をあらためて認識 11月23日(祝)
1本早い電車に乗ることができた。しかし、事務所に着くと既にイロハの女性陣が二人、台車や椅子も降ろし、準備に取り掛かっていた。急いで2階に上がり事務所に入いり、しよっていたリュックを下ろして作業に加わろうとしたが、Rさんやシャワリンがいた。「どうしてこんなに早くいるの?」等話し込んでいると、イロハの女性陣が上がって来て準備終了と報告があった。話し込んでいる間に荷造りを済ませくれたようだ。いやはや、女性の行動力に脱帽。
経産省前まで行くと、今日は祝日で人の動きがない。いつもの昼時の官僚達が昼食へ向かう人の流れがないのである。この頃は雀も鳩もやってこないので、あたり一帯は閑散としている。祝日ではあったが、座り込みのメンバーは12時半ごろには8人ほどになっていた。
座り込みを開始してから、すぐに見慣れない男性が1人佇んでいた。見ると、反原発の缶バッチをたくさん上着に着けていた。どうぞお座りくださいと声を掛けて座り込みに参加していただいた。聞くと大田区からみえたそうだ。しかし、薄着をしてきたということで今日の寒さは身体に応えたようで途中で引き上げていかれた。院内集会に参加するとのことだった。座り込みのメンバーが増えることは良いのだがこれからの季節、防寒対策だけはしっかりとしてきていただきたい。
相棒のTaさんが元気なさそうなので聞いてみると、昨日まで39度の熱があり、夕べようやく7度5分まで下がったという、御高齢なので、無理しないでお帰り頂こうと何人かで勧めたが、意思が強く最後までいると言う。何かあっては大変と休養を取っていただくよう説得を続けた。丁度、今日は祝日なので3時には終了し片付けをした。そして、早く自宅に帰っていただいた。(S・S)
休日でも蛍光灯が灯った経産省本館に原発止めろ 11月23日(金)
3時前に到着、10人程が日当たりのいいところに移って座込み。3時過ぎに半分を片付けて、少人数で引き続き居残り座込み。フリーカメラマンが来て写真撮影。東海第二・テントニュースチラシと辺野古リーフとのセットを配ると、少人数の通行人ながら受取は平日より格段に良い。文科省から朝鮮学校差別反対の声が聞こえる。
5時から経産省抗議行動、本館の蛍光灯の明かりが見える3,4,5,8,10階に向かって東海第二再稼動反対、…とコールで開始。休日で抗議も休もうと考えていたが、意外にも30人近くが集まり、座込めなどの歌とともに、東海運転延長反対、火山噴火ゆえ高浜・大飯を直ちに止めろ、福島の人に被曝を強要するな、経産省は嘘をつくな、経産省は原発推進を止めろ、安倍はやめろ、…、の声を上げた。その後、峠の茶屋も、反原連の官邸前抗議行動も、いつも通り。
(K.M)
相変わらず聞く耳を持たぬ人たちだ 11月24日(土)
先週と違い今日は曇り空。太陽は殆ど顔を見せず頼りない限り。夏はその太陽を恨めしく思ったくせに勝手なものだ。風が弱いというのに寒くて手袋が必要なくらいだった。もう冬支度をしないと。強制撤去以来3回目の冬を迎えるのだなあ。
テント跡地の広告ディスプレイに「おかえりふくしま」、「The Next Step 福島の未来を共に」と表示されていた。帰宅してからPCでその動画を見た。子供たち、祭り、満開の桜、ピアノのBGMが流れてとにかく明るい。小高駅を利用する高校生の映像は青春ドラマ風。経産省はイメージ広告ではないと言うだろうけれど。「この動画に販売コメントできません」には思わず吹き出してしまった。相変わらず聞く耳持たぬ人たちだ。
http://www.meti.go.jp/earthquake/fukushima_shien/index.html
(O・O)
脱原発青空テント川柳句会が開かれた 11月24日(日)
選者は乱鬼龍氏、席題は「移民」「深い」2時20分投句締切、2時45分より入表、披講となりました。風もなく暖かな陽の射す快晴の1日でした。
今回の参加者は8名、入選句の発表後、選者より入選者へ果物などの景品が手渡されました。入選句は以下の通りです。(S.E.)
「移民」
特選
・少子化のツケを移民に移し替え - 芒野
秀句
・誰も彼も移民の子孫この日本 – 落葉
・移民者を奴隷とみなす日本国 - 草地
・差別生む移民労働安倍の無知 – 水蓮仏
・なしくずし難民移民職業訓練 - 原子力ドキ
・メキシコの壁にはばまれ立往生 - 乾草
{深い}
特選
・権力を私権に使う深い闇 - 水蓮仏
秀句
・民営化利権は深く思慮浅い - 草地
・支配層搾取システム奥深く - 芒野
・5%ポイント還元浅はかな - 乾草
・憲法に深い意味あり明日想う - 落葉
・安倍政治深いたくらみ次々と - パドマ
脱原発テントひろばは冬時間となり正午から午後3時までとなりましたので、
次回の脱原発青空テント川柳句会は12月9日(日)正午からの予定です。
投句締切も14時20分と早くなりますのでご参加の方はご注意ください。
今日は日本原電包囲抗議の日 皆さん出掛けた 11月27日(火)
今日は、寒くもなく非常にラッキーな日であった。
13時半頃にIさんが、オンボロな東海第二原発の廃炉を求めて「日本原電」に抗議行動に行かれる前に寄って下さり、本日発行の「テントひろばニュース」135号を300部持って行かれました。また15時過ぎには、経産省に入って行く男性が不二家のミルキー(ペコちゃんの顔が書いてある)をご苦労さんと言いながら5箱位差入れてくれました。
私も日本原電包囲に間に合うように、座り込みを若干早目に切り上げて参加をした。その後は、テント運営委員会に参加と行ったり来たりの一日でした。 (Y・R)
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11.27アクション~東海第二原発は危険! 20年延長やめて!~
日本原電の東海第二原発の廃炉が決まるべき11月27日(火)の午後、とめよう!東海第二原発首都圏連絡会が標記アクションを開催、経産省前テントひろばも旗を掲げて参加した。
□日本原電本店(千代田区神田美土代町)に250名が集まり3波の抗議で攻めたてた。
(第1波)15時前に日本原電本店前にのぼり端や横断幕や沢山の黄色いドラム缶リュックとともに大量の署名を持って集合。原電入口に一旦送って返却されてきた署名も含めて約48000筆を並べた。残念ながら原電からは誰も出て来ずに受取りを拒否した。コンプライアンスのかけらもない劣悪企業日本原電だ。河合弘之弁護士や茨城の人ほかから、原発推進の愚かさ、地に落ちた原子力規制委員会批判、地元からの怒りなどなどの指摘。
(第2波)16時に近くの神田自動公園に集合、神田―お茶の水の街を練り歩いた。沿道の通行人も何だろうと関心を示しチラシの受取が良い。歩いているうちにだんだん暗くなってくる中で帰路につく人たちにアピールした。
(第3波)音楽が流れる中で人の数も増え、鎌田慧さんや議員の発言を聞きながら、2回のニューマンチェーン、日本原電本店を人間の鎖で囲み、東海第二の運転延長に抗議した。
このアクションは東京新聞ほか全国の新聞に報道された。(K.M)
11月30日(金)経産省前抗議行動 17時~18時
官邸前抗議行動は18時30分 官邸前も国会正門前も
(なお、11月23日は祝日ですが、抗議集会はやります)
12/5(水)2つの抗議行動にご参加を!
1.とめよう!東海第二原発 20年運転延長・再稼働ゆるすな!
日本原電本店抗議行動
日時:12月5日(水)17:00より17:45
場所:日本原電本店前(都営新宿線「小川町」駅B6出口より2分)
共催:再稼働阻止全国ネットワーク TEL 070-6650-5549
とめよう!東海第二原発首都圏連絡会
2.「第63回東電本店合同抗議」東電は福島第一原発事故の責任をとれ!
日 時:12月5日(水)18:30より19:30
場 所:東京電力本店前
呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947
「たんぽぽ舎」 03-3238-9035
賛 同:東電株主代表訴訟ほか132団体
12月9日(日) 脱原発青空川柳句会
13時:経産省前ひろば 選者:乱鬼龍
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