他人事ではない鹿沼上空を飛ぶオスプレイ
- 2018年 12月 16日
- 交流の広場
- 箒川兵庫助
どうすればよいのですか?
日米安保と日米地位協定の廃止をする他に術はないのです。日本の空を日本の施政権の及ぶ範囲=領土として取り戻すことが求められていると思います。
日米地位協定を縮小・改定するという方法もありますが,米軍が米国の安全保障を確保するために,日本に基地を置いているので地位協定が縮小されては困るのです。したがって、奴隷状態が好きな外務省や麻生・創価学会政権はこれに追随して地位協定を縮小する考えを持っていないのです。
>どうすればいいのか。 選挙で日米安保に賛成の議員を落とすことです。地方も国会議員も同じです。
小生は現在,南洋の海辺の町を転々としておりますが,核爆発したフクシマ原発から100km圏付近に住んでおりました。まさか自分が黒い雨を浴びるとは思いも寄りませんでした。同様に鹿沼の人たちもまさかオスプレイが鹿沼上空を飛ぶとは予想だにしていなかったと思います。
元県知事の福田国会議員がいらっしゃると思いますが,知り合いや友人が少なからずいる鹿沼・今市地区。本当にご愁傷さまです。
近い将来生命を終えようとするに当たり,小生,終の棲家をどこにするか検討中です。しかし南洋の町と言えどフクシマの放射能から逃れられません。太平洋に流れ出たプルトニウムやトリチウムが南沙諸島に辿り着く日も近いと思います。また,入管法の改正によって南洋や南西アジアの国々からの外国人人材がフクシマ由来の放射能を食べた5年後に帰国すれば,こちらも放射能汚染されます。魚介類が食べられなくなる日も近いでしょう。さらに日本から輸入された,汚染された中古車もこちらの国土を汚染するでしょう。
安住の地はないのかもしれません。しかし鹿沼市民は日米安保廃棄に向けて何かの行動を起こせば,オスプレイを飛ばなくすることができます。
繰り返しますが,日本駐留の米軍は日本を守りません。米国の安全保障確保のために存在しているのです。そのためにオスプレイが配備され,辺野古の海は埋め立てられようとしています。したがって何かができるとすれば,例えば辺野古の海埋め立て反対の署名を米国政府に送ることはできます。また九条の会で憲法を日常生活に生かすにはどうすればいいかを考えることもできます。鹿沼市民の皆様のご健闘を異国の空からお祈り申し上げます。
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