3/25「武器より暮らしを!」ネット署名提出&意見交換会のご案内
- 2019年 3月 23日
- 評論・紹介・意見
- 杉原浩司
武器爆買いや「専守防衛」の破壊など重大な問題点を含む2019年度大軍
拡予算案は、審議が不十分なまま、3月27日にも成立の見込みと報じら
れています。
成立の瀬戸際ではありますが、社会権の会が呼びかけたネット署名(現
在、7000筆の手前まで来ました!)を週明け25日(月)に関係省庁に提
出します。ぜひご参加ください!
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「武器より暮らしを!市民ネット」
関係省庁への署名手交及び質問・意見交換会開催のお知らせ
防衛費より教育を受ける権利と生存権の保障に公的支出を求める専門家
の会(社会権の会)、武器取引反対ネットワーク(NAJAT)、大軍拡と基
地強化にNO!アクション2018の3団体からなる「武器より暮らしを!市民
ネット」は、歯止めなく膨張し続ける防衛費と、他方では抑制される社会
保障予算・教育予算の問題について、2月28日に共同記者会見と院内集会
を開催し、3月12日には参議院議員会館前でアピールも行いました。
これに続き、このほど、福島みずほ議員(社民党)のご協力を得て、社
会権の会が昨年12月20日に発表した声明に対し一般市民の方々から集めた
ネット署名(※Change.org「武器より暮らしを!防衛費を増やすよりも、
教育と社会保障に予算を振り向けて下さい!」)を、4つの関係省庁(防
衛省、財務省、厚生労働省、文部科学省)に提出し、併せて各省への質問
・意見交換を行う会合を下記の通り開催することとなりました。
★関係省庁への署名手交及び質問・意見交換会
日時:3月25日(月)14時~15時30分(13時30分より通行証を配布します)
場所:参議院議員会館地下1階 B106会議室(永田町駅、国会議事堂前駅)
参加予定者:防衛省、財務省、厚生労働省、文部科学省の各担当者
市民ネット、関係研究者、福島みずほ議員他国会議員、メディア関係者ほか
国会の予算審議は終盤を迎えていますが、空前の防衛費の内実とその妥
当性については、決して十分な議論が尽くされているとはいえません。2019
年度から5年間で購入する兵器を定めた中期防衛力整備計画(中期防)は、
それ自体憲法の「専守防衛」原則を踏み越える攻撃型兵器を含むことに加
え、官邸の政治主導で大量に導入される米国製F35戦闘機・オスプレイ等
の高額兵器が今後の維持整備費を含め国家財政をさらに逼迫させること、
米国でも多数の欠陥が報告されている兵器であることなどの重要な問題が
あります。
他方で、人々の暮らし・命にかかわる予算は削られ続けています。今国
会で統計不正の問題が明るみに出される中、この間、社会保障に関しても、
2013年からの生活保護費の給付水準引下げは厚生労働省が物価の下落を意
図的に偽装して行われたものであったことについて、社会保障や統計学の
研究者が2月27日、これを厳しく批判する声明を発表しています(※「研
究者170名による厚生労働省の『物価偽装』による生活保護基準引下げの
撤回等を求める研究者共同声明」)。消費増税で導入予定の大学無償化も、
対象となる学生・大学が限定的に過ぎるなどの問題があります。
この会合では、関係する4省庁の担当者にご出席いただき、署名を提出
すると同時に、各省に対し質問をし意見交換を行います。多くの皆様のご
出席をお願いいたします。
※ネット署名
武器より暮らしを!
防衛費を増やすよりも、教育と社会保障に予算を振り向けて下さい!
https://bit.ly/2CnPKLW
◆提出が延びたため、署名継続中です。まだの方はぜひ!
※厚労省の「物価偽装」による生活保護基準引下げの撤回等を求める研究者共同声明
http://665257b062be733.lolipop.jp/190227%20bukkagisokennkyushaseimei.pdf
【主催】武器より暮らしを!市民ネット
<呼びかけ団体>
・武器取引反対ネットワーク(NAJAT)
・大軍拡と基地強化にNO!アクション2018
・防衛費増大より教育を受ける権利と生存権の保障に公的支出を求める
専門家の会(社会権の会)
<連絡先>
090-6185-4407(杉原)
メール buki_yori_kurashi@freeml.com
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https://kosugihara.exblog.jp/239138258/
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 http://chikyuza.net/
〔opinion8505:190323〕
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