はじめてのオランダとハンブルグへの旅は始まった(7)ハーグへ
- 2019年 8月 7日
- カルチャー
- 内野光子
オランダの国会議事堂も王宮も、アムステルダムではなく、ハーグに、デン・ハーグ(というらしい)にある。それに、目当ての美術館もあるので、一日かけて出かけることにした。
9時34分発より9時49分発の方がデンハーグには先に着くはず。
インターシティの車窓から。下は、帰路の車窓から、風力発電の風車が当たり前の景色になっていた。
デンハーグ中央駅からメインストリートを進むといきなり高層ビルが。高いクレーンが交差していて、まだまだ建設たけなわのようであった。
こんなところに荒物屋さんが、日本では見かけなくなってしまったが。ちょっと寄ってみたいような。道案内の矢印➡が頼りなのだけれど、結局観光案内所にはたどり着けず、国会議事堂を目指す。
迷い込んで、工事の人にビネンホフはどこか、と尋ねると怪訝な顔をして、この辺全部だよ、と。そして現れたのが、右の「騎士の館」国会議事堂だった。あたりに警備の警官が立つでもなく、のんびりした中庭である。日本の、あの警備は、いったい何を恐れているのだろう。たしか、ベルリンの国会議事堂前の広場だって、実に和やかで開放的だったが。
池のホフフェイファから13~17世紀の中世の建築群を望む。この右手の奥がマウリッツハイス王立美術館のはずである。鳩を見守るのは?
初出:「内野光子のブログ」2019.08.06より許可を得て転載
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〔culture0841:190807〕
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