東北フォーラムホームページNo.4 井上元東北大総長の研究不正疑惑の解消を要望する会 新着情報 No. 8
- 2019年 12月 15日
- スタディルーム
- 井上合金事件大村泉東北大学
新着情報 No.8 2019年12月13日
東北大学は、研究不正が疑われる井上明久元総長を筆頭著者とする論文について、2019年3月末の学会の「撤回措置」を踏まえた日本金属学会元会長・東北大学の調査委員会(*)の元メンバー二人を含む名誉教授らの研究担当理事への申し入れ(2019年5月10日付)、あるいは研究者有志65名の大野英男東北大学総宛て要望書の提出(2019年9月26日付) 等が行われましたが、東北大学はいまだに沈黙を続け、「学術研究の信頼失墜」を招いたままです。
(*) この委員会の調査報告は、「JIM99論文におけるJIM97論文のデータ転用等の事実を認め、かつそれらは故意であったと疑われるという少数意見もあったが、それを証明しうるだけの証拠もなかったため、告発事項に関する研究不正があったと認定することはできなかった』としています。
フリージャーナリストの三宅勝久氏は、これまでも「週刊金曜日」や「社会新報」等で、井上元総長の研究不正論文問題を鋭く追及されていますが、このたび”My News Japan” (http://www.mynewsjapan.com/) に“東北大の小保方さん”井上明久・元総長の「写真・データ使い回しまくり」論文を学会が撤回も、東北大学が頑なに「不正認定」せず擁護“なる記事を寄稿・掲載されました。本記事は以下から閲覧が可能です。
※http://www.mynewsjapan.com/reports/2506 ←ここをクリック
この記事に関心を持ったフォーラム関係者が三宅氏に要請したところ、記事の概要をこのHPのために作成し寄稿してくださいました。
※「三宅勝久氏のフォーラムへの寄稿記事」←ここをクリック
三宅氏の寄稿記事には、研究不正論文問題のポイントが簡潔・的確に紹介されていますし、かつ三宅氏が井上氏側から引き出した『デタラメ回答』は、井上氏側による疑惑説明の矛盾点を浮き彫りにする貴重な情報です。
ちなみに、井上氏はまるで当該論文を、2019年3月末に自主撤回したかのごとく主張しています。しかし、フォーラム関係者らが2013年には試料写真の疑惑等を指摘しているのに、井上氏らは訂正も撤回もしていません。⇒それにも拘わらず「指摘を受けていれば訂正で対応できた」は、呆れるばかりです。
初出:「東北フォーラムホームページNo.4 井上元東北大総長の研究不正疑惑の解消を要望する会」より許可を得て転載:https://sites.google.com/site/forumtohoku4th/
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://www.chikyuza.net/
〔study1094:191215〕
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