inukoroおやじの執筆一覧

デカ顔で汗かきのうるさいメタボおやじ

本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(441)

著者: 本間宗究(本間裕)

米国政府の危機的な財政状態 現在の「米国政府の財政状態」については、「1991年のソ連崩壊」の時と似たような状況とも思われるが、実際には、「長期国債に続き、短期国債の販売が難しくなった結果として、インクがなくなるまで紙幣

本文を読む

世界のノンフィクション秀作を読む(42) 浜忠雄(1943~:北海学園大学名誉教授)の『ハイチ革命の世界史――奴隷たちがきりひらいた近代』(岩波新書)――未完の脱植民地化を問い直す論考(下)

著者: 横田 喬

 ◇第三章 先駆性ゆえの苦難――革命以後の大西洋世界(続)   <ハイチ革命と大西洋世界>奴隷制度下で虐げられている者にとって、ハイチは「解放のシンボル」だった。奴隷主は奴隷たちが以前よりも「無礼」で「反抗的」になったと

本文を読む

世界のノンフィクション秀作を読む(41) 浜忠雄(1943~:北海学園大名誉教授)の『ハイチ革命の世界史――奴隷たちがきりひらいた近代』(岩波新書)――未完の脱植民地化を問い直す論考(上)

著者: 横田 喬

 一八世紀末、カリブ海の島で黒人たちが立ち上がり、自身の手で史上初の奴隷解放を達成した。反植民地主義を掲げるこの革命と、苦難に満ちた長いその後。フランス革命やアメリカ独立革命にも匹敵する、その先駆性を誠実な学究が真摯に説

本文を読む

SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】559 「リアルタイムの大虐殺」

著者: 平田伊都子

 本当の話です、イスラエルはガザ地下トンネル網に海水を流し始めました。 イスラエル自身が「ハマス戦闘員とイスラエル人質もガザ地下トンネルに潜んでいる」と主張しているから、もろとも溺死させるつもりのようです。  日本の地下

本文を読む

本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(440)

著者: 本間宗究(本間裕)

大都市の空洞化 「村山節の文明法則史学」では、「800年ごとに東西文明が交代するとともに、その時には、約100年間の移行期間が存在する」と説明されている。そして、この時の注目点は、移行期間を象徴する「民族の大移動」に関し

本文を読む

パネル展「731、原爆、ビキニ、フクシマ」 12/18まで 八王子中央図書館で パネル展「731、原爆、ビキニ、フクシマ」が開催中です。

著者: リベラル21

 1932 年から日本軍は中国東北地方に日本の傀儡国家「満州国」を建国し、細菌戦研究を本格的に始めました。30 年代の後半には、平房に731 部隊を創設して人体実験を繰り返しながら細菌兵器を製造し 1940 年代には農安

本文を読む

今年も山谷労働者に暖かな支援を届けよう たんぽぽ舎が「年末助け合い運動」

著者: リベラル21

 東京都台東区山谷の日雇い労働者が職を失う(仕事・求人がなく、収入がなくなる)年末年始の時期を迎え、反原発を掲げる市民団体・たんぽぽ舎が、「今年も山谷労働者に暖かな支援を届けよう」と、支援を呼びかけています。たんほぼ舎は

本文を読む

「日本が戦争になったとき-軍拡の時代と秘密戦-」 明治大学平和教育登戸研究所資料館が企画展

著者: リベラル21

 明治大学平和教育登戸研究所資料館が,第14回企画展「日本が戦争になったとき-軍拡の時代と秘密戦-」を2024年5月25日(土)まで開催しています。 【内 容】  登戸研究所は、日中戦争が始まった1937(昭和12)年に

本文を読む

本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(439)

著者: 本間宗究(本間裕)

26年前の悪夢 現在は、「26年前の悪夢」が再来している状況とも思われるが、具体的には、「1997年8月13日に、タイから始まった『世界的な信用収縮』が、その後、約1年をかけて、世界全体を襲った展開」のことである。より具

本文を読む

大賞に佐喜眞美術館制作の映画「丸木夫妻の沖縄戦の図」 2023年度の平和・協同ジャーナリスト基金賞

著者: 岩垂 弘

 反核・平和、協同・連帯、人権擁護等を推進するための報道に寄与したジャーナリストらを顕彰する活動を続けている平和・協同ジャーナリスト基金(PCJF。代表委員=ジャーナリストの鎌田慧、田畑光永、明治大名誉教授の中川雄一郎の

本文を読む

海峡両岸論 第157号 2023.12.4発行 - 国民党への政権交代の条件は何か 台湾総統選、棄保と若者票が焦点 -

著者: 岡田 充

2024年1月13日に投開票が行われる台湾の次期総統選挙は、野党の統一候補工作が失敗、民進党の頼清徳副総統、国民党の侯友宜・新北市長、民衆党の柯文哲・前台北市長による「三つ巴」(写真左から、頼、侯、柯の3氏 台湾聯合報H

本文を読む

世界のノンフィクション秀作を読む(40) リール・ワーテンベーカーの『愛は死を見つめて』(筑摩書房刊。高橋正雄:訳)――癌との闘いの高い人間性の品位と尊厳の記録(下)

著者: 横田 喬

◇祖国との別れ  11月5日(金)、私たちは旅客船の三等船室に潜り込み、海路ニューヨークを離れた。夫の体を蝕もうとする徴候が船上で姿を現した。夫の下腹がそれと判る位に膨れ、触ると熱を持っていた。一方の睾丸が大きく膨れ、華

本文を読む

世界のノンフィクション秀作を読む(39) リール・ワーテンベイカーの『愛は死を見つめて』(筑摩書房刊。高橋正雄:訳)――癌との闘いの高い人間性の品位と尊厳の記録(上)

著者: 横田 喬

 筆者(1908~没年不詳)は雑誌社の元記者で文筆家。職場で上司のチャールズ・ワーテンベイカーと知り合って恋に落ち、結ばれる。夫は42歳で、妻は34歳。両人とも三度目の結婚だった。夫は癌に侵され、55年初頭に亡くなるが、

本文を読む

SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】557 二か国共存はパレスチナと西サハラに

著者: 平田伊都子

 11月29日は、<パレスチナ人民連帯国際デー>です。 1947年のこの日11月29日に国連総会で、<パレスチナ分割決議181が採決されました。 この決議は、「パレスチナを分割して、ユダヤ人とパレスチナ人の二つの国家を建

本文を読む

ネタニヤフ政権を止めるには イスラエル・パレスチナ抗争を考える

著者: 小川 洋

 筆者は中東問題に深い知識をもつものではない。しかし、10月7日に始まった今回の武力紛争によって深刻な人道的危機が進行している状況について、このサイトでも何かしら取り上げるべきだと考えた。とりあえず、西側およびアラブ系メ

本文を読む

本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(438)

著者: 本間宗究(本間裕)

中国共産党の存続可能性 現在の「中国共産党」は、歴史的な転換局面を迎えるとともに、存続可能性が疑問視されている状況、すなわち、「風船の破裂メカニズム」である、「内外の圧力差」が拡大するとともに「内部分裂」が進展している状

本文を読む

ビキニ水爆実験被災70年記念の「つどい」の講師決まる 著名な霊長類学者の山極壽一さん

著者: リベラル21

 静岡県焼津港に所属していたマグロ漁船「第五福竜丸」が太平洋のビキニ環礁で米国の水爆実験で生じた「死の灰」を浴びたのは1954年3月1日です。同船が納められている東京都立第五福竜丸展示館を管理している公益財団法人第五福竜

本文を読む

韓国の写真家・鄭周河(チョンジュハ)氏が久しぶりに来日した

著者: 小原 紘

韓国通信NO731  まずは彼の紹介から。  彼は東日本大震災直後から福島県南相馬で写真を撮り続けてきた。日本に併合された祖国の光復を願った李相和の詩に因んだ『奪われた野にも春は来るのか』という写真集を発表。日本各地で開

本文を読む