2024年のブラックスワン 投資において必要不可欠な態度は、「どのような好材料や悪材料が存在するのか?」を理解し、かつ、「現時点で、それらの材料が、どれほど株価に織り込まれているのか?」を判断することだと考えている。具体
本文を読むinukoroおやじの執筆一覧
共産党の党員除名に対する批判と反批判をめぐって
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(459)―― はじめに この1月15~18日第29回共産党大会が開かれた。党大会のテーマのひとつは、「かもがわ出版」編集主幹松竹伸幸氏の復党問題であった。 松竹氏は、全党員の直接選挙による「党首公
本文を読む世界のノンフィクション秀作を読む(48) マリー・キュリー(1867~1934)の『自伝』(下)
著者: 横田 喬マリー・キュリー(1867~1934)の『自伝』(筑摩書房刊、木村彰一:訳) ――ノーベル賞を二つ受けた世界で唯一人の女性科学者の独白(下) 夫の死は、彼の行なった発見の意義がようやく社会的に認知されるよ
本文を読む世界のノンフィクション秀作を読む(47) マリー・キュリー(1867~1934)の『自伝』(上)
著者: 横田 喬マリー・キュリー(1867~1934)の『自伝』(筑摩書房刊、木村彰一:訳) ――ノーベル賞を二つ受けた世界で唯一人の女性科学者の独白(上) 本編の主人公「キュリー夫人」は十九世紀後半、帝政ロシアの過酷な
本文を読む習近平論 (6) 習一強体制の苦境(6) ―反腐・恐怖・居座り・勲章・?
著者: 田畑光永この文章の最初の部分で、私は毛沢東、鄧小平それぞれの治世の核とでもいうべき彼らの言葉として、毛の「階級闘争が要である」と、鄧の「発展こそが第一の道理」を挙げ、習近平については「2,3,4,5,」と書いた。ここでその理由
本文を読む国際ブリガーダに参加しませんか キューバを知るための14日間の旅
著者: リベラル21キューバ諸国民友好協会(ICAP)が、「第17回メーデー国際ブリガーダ~ボランティアワークとキューバとの連帯~に参加しませんか」と世界に呼びかけている。 「メーデー国際ブリガーダ」とは、一言で言えば、世界各地からやっ
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】565 ユダヤ人みんなが悪いわけじゃないが
著者: 平田伊都子イスラエル紙ハーレツが、2024年1月22日付けで、「さらなる調査班が、10月7日の音楽祭で360人の観客を銃殺した犯人はスラエル空軍だと、明らかにした。犯人だとされているハマスが、音楽祭があることを知らなかったことも
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(445)
著者: 本間宗究(本間裕)世界的な高まりを見せる反ユダヤ主義 昨年末に発表された「ネタニヤフのしていることはヒトラーがしたことと何か違うのか。いや、何ら変わらない」という「トルコのエルドアン大統領のコメント」のとおりに、現在、世界的な「反ユダヤ主
本文を読む習一強体制の苦境(5) 習一強体制の苦境(5)―「反腐」が「恐怖」に
著者: 田畑光永習近平は2012年11月の中国共産党第18回大会で中央政治局常務委員会の序列1位に選ばれ、党総書記、つまり中国のトップの座についた。その時の選考経過などは勿論、明らかにされていない。ただ何となく世情に伝えられているのは
本文を読む習一強体制の苦境(4) ―カネが渦巻く社会の出現
著者: 田畑光永前3回は4分の3世紀の歴史を歩んだ中華人民共和国のこれまでの最高指導者のうち、毛沢東、鄧小平の治世の骨格を現在の視点からふり返った。 まず建国初代の最高指導者、毛沢東は大衆に階級闘争の理念を説いて、そこから戦闘力を引
本文を読む記憶喪失の国から
著者: 小原 紘韓国通信NO735 喪中ハガキをもらうと、亡くなった人への感謝をしたためて返信するのが習わしになった。年賀状は今年限りという人も増えた。友人の「断捨離」みたいで少し寂しい。電話で「おめでとう」と言うオメデタイ人はいなか
本文を読む絶望のネタニヤフ政権(2) 軍事衝突とイスラエルの今後
著者: 小川 洋イスラエル軍兵士の現状 前稿(1月12日掲載)で、ガザの戦闘に加わっているイスラエル兵たちの精神状態に問題が起きつつあるのではないか、と指摘した。その後、いくつかのメディアの情報にあたったところ、すでにイスラエル軍が状
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】564 南アに続く虐げられた人々
著者: 平田伊都子2024年1月15日の米大統領共和党指名争いアイオワ州初戦で、トランプ前大統領が圧勝しました。 <もしトラ>が<ほんトラ>になりそうです、、 <もしトラ>とは「もしトランプが米大統領に返り咲いたら、、」の略で、<ほん
本文を読む世界のノンフィクション秀作を読む(46) Y・カーニー(生・没年不詳)の『私のルーファス――犀を育てる』(下)
著者: 横田 喬Y・カーニー(生・没年不詳)の『私のルーファス――犀を育てる』(筑摩書房刊、マックリーヴェ阿矢子:訳)――専門知識を持たぬ一主婦による犀の孤児の世にも稀な育成記(下) ▽成長と変化 ルーファスにとって、
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(444)
著者: 本間宗究(本間裕)枯渇し始めた世界のマネー 現在、「マネーの枯渇懸念」が、米国を中心にして世界的な広がりを見せ始めているが、このことは、「リフレーション政策の終焉」と「ハイパーインフレの始まり」を表しているものと考えている。つまり、今まで
本文を読む世界のノンフィクション秀作を読む(45) Y・カーニー(生・没年不詳)の『私のルーファス――犀を育てる』(上)
著者: 横田 喬Y・カーニー(生・没年不詳)の『私のルーファス――犀を育てる』(筑摩書房刊、マックリーヴェ阿矢子:訳)――専門知識を持たぬ一主婦による犀の孤児の世にも稀な育成記 イギリス系白人の筆者は二十世紀前半と思しき
本文を読む習一強体制の苦境(3) ―毛沢東、鄧小平はどう中国と・・・そして習の中国は?
著者: 田畑光永これまで2回(1月5日、6日)、中国で「一強」のはずの習近平体制の、実際はとてもそうは見えない、なにかというと「だんまり」で逃げる癖を指摘してきた。一昨年秋の共産党大会、最終日の開会直前に胡錦涛前総書記が強制退場させら
本文を読む今こそ腐敗政治と力依存の政策からの脱却を 世界平和七人委がアピール
著者: 岩垂 弘世界平和アピール七人委員会は1月16日、「腐敗政治と力依存の政策からの脱却を」と題するアピールを発表した。 アピールはまず、2012年以来の安倍政権によって引き起こされてきた政治腐敗を列挙する。自民党の派閥によって続
本文を読むしっかりしてくれ、共産党!!
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(458)―― 元旦の共産党の機関紙「しんぶん赤旗」の1面に、志位和夫委員長の12月末東南アジア3ヶ国訪問記事が登場した。全5ページにわたる「東アジアの平和構築へ/東南アジア3カ国/発見と感動の9日間
本文を読む台湾総統選、民進党・頼氏が当選 ―政治のありかたで大陸へ積極的な働きかけを
著者: 田畑光永注目された台湾の総統選挙は民進党の頼清徳氏(現副総統)が当選した。1996年に総統が直接選挙で選ばれるようになって以来、同一政党が3期連続で政権を担うのは初めてである。今回の選挙は大陸の習近平政権が「両岸の統一は歴史の
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】563 IJC国際司法裁判所は西サハラを容認
著者: 平田伊都子2024年1月8日、バイデン米大統領が大統領選挙に向けて、第2回目の選挙演説を黒人大学でやりました。 ガザ戦争をイスラエルと共闘しているバイデンは、アメリカのアラブ票を失いました。 そこでバイデンは黒人票を固めようと、
本文を読む「私たちの目の前の子供たち以上に団結を大切にしよう」 キューバ革命65周年でラウル・カストロ前議長が演説
著者: 岩垂 弘キューバ共和国は今年1月1日、革命65周年を迎えた。これを記念して、この日、同国のサンティアゴ・デ・クーバでラウル・カストロ前国家評議会議長(国家元首)兼閣僚評議会議長(首相)=フィデル・カストロ氏の弟=が演説を行った
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(443)
著者: 本間宗究(本間裕)干支から見る2024年 「2024年」は「甲辰(きのえ たつ)」という暦となるが、「甲」に関しては、「十干」の始まりであるとともに、「貝割れ」、すなわち、「その後の十年間に関して、新たな芽が出る状態」を意味している。また
本文を読む絶望のネタニヤフ政権 軍事衝突とイスラエルの今後
著者: 小川 洋イスラエル軍の蛮行と兵士の限界 ハマスの急襲から始まった今回の軍事衝突は3ヶ月が経過し、イスラエル軍によるパレスチナ人の大量殺戮という事態に至っている。死者数は、ガザのパレスチナ人220万の1%余りの2.3万人に達して
本文を読む最新の「毛沢東伝」を読んで
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(457) 毛沢東(1893~1966)の経歴は複雑である。 1922年、彼は共産党結成に参加した。国民党との闘争と協力をめぐって党内で浮沈を重ねながらも、コミンテルンの支持をえて党指導部の一人とな
本文を読む世界のノンフィクション秀作を読む(44) R・ステフォフ(サイエンス・ライター、生・没年不詳)の『ダーウィン』(大月書店:刊)――世界を揺るがした進化の革命(下)
著者: 横田 喬◇第四章 理論の誕生 <種とは何か>種は、生物分類学の基本単位だ。近代分類学の基礎を築いたスウェーデンのC・リンネはあらゆる生き物を植物界と動物界とに二分した(現代の生物学者は、植物界・動物界・菌界・他に微小な単細胞
本文を読む世界のノンフィクション秀作を読む(43) R・ステフォフ(サイエンス・ライター、生・没年不詳)の『ダーウィン』(大月書店:刊)――世界を揺るがした進化の革命(上)
著者: 横田 喬十九世紀イギリスの哲学者H・スペンサーはチャールズ・ダーウィン(1809~1882)の進化論を支持し、「適者生存」という概念を産み出した。これが極端化すると、人種差別主義者の正当化に利用され、ナチスのユダヤ人迫害に利用
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】562 民族浄化、民族排除は凶悪国家犯罪
著者: 平田伊都子アメリカが幇助、というよりアメリカ主犯の、イスラエルによるパレスチナ人ジェノサイド(民族大虐殺)は、年が明けてもおさまらず、元旦も、イスラエルは156人のガザ市民を爆撃で殺しました。 2023年10月7日にガザ戦争が始
本文を読む習一強体制の苦境(2)―恒例の重要会議開かず、さらに・・・
著者: 田畑光永昨日の(1)では「説明せずは唯一の逃げ道」というサブタイトルで、中國では昨年後半に外交部長、国防部長という就任まもない重要閣僚が公式の理由説明がないままに解任され、さらに年末には軍幹部で退職後に全人代、政協会議といった
本文を読む海峡両岸論 第158号 2024.01.03発行 - 米中台に驚きの「取引」を提言 パラダイムシフト受け米盲従転換を -
著者: 岡田 充過ぎた年は国際秩序をめぐるパラダイム(主要規範)転換が鮮明になった一年だった。まず、米一極支配を支えてきた「ワシントンコンセンサス」の終焉。(写真「THE WASHINGTON CONSENSUS」3rd Februar
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