inukoroおやじの執筆一覧

デカ顔で汗かきのうるさいメタボおやじ

「平和の灯」が消されるまで  ―愛子さんの「怒りと悲しみと希望」―

著者: 半澤健市

 愛子内親王は 2017年3月22日に学習院女子中等科の卒業式に出席した。 400人の卒業生が一人ひとり名前を読み上げられ、愛子さんは「敬宮愛子(としのみや・あいこ)」と呼ばれて起立したという。 彼女が書いた卒業記念作文

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マ・ティーダの獄中記「良心の囚人*―インセイン刑務所を通じての私の歩み」を読んで (3)

著者: 野上俊明

<ヴィパッサナー瞑想による解脱をめざして>  正直私は上座部仏教の信者でもありませんし、瞑想の何たるかも実際感覚としてよく分かりません。したがってマ・ティーダの瞑想法実践の適否も判断できません。ただ結果からみて、仏法への

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4・10ルネサンス研究所定例研究会 ―安倍政権と日本会議――その思想基盤と戦後

著者: 菅孝行

日 時 : 2017年4月10日 月曜日18時開場 18時30分開始 場 所 : 専修大学(神保町)1号館 72教室 報告者: 島薗進さん(上智大学教授) テーマ:「安倍政権と日本会議――その思想基盤と戦後」 (島薗さん

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SJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】203 陸上自衛隊、次のPKO任地お薦めは、安全な西サハラ

著者: 平田伊都子

2017年3月10日、安倍首相はアフリカ南スーダン国連PKO部隊に派遣していた陸上自衛隊を、5月までに撤退させると発表しました。 反対を押し切って戦場に送り出し、おっかないから帰ってこ?、、勝手だね!  それでも私たち庶

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マ・ティーダの獄中記「良心の囚人*―インセイン刑務所を通じての私の歩み」を読んで (2)

著者: 野上俊明

<総選挙勝利と投獄>  1990年5月に実施された総選挙でNLDは圧勝しましたが(392/485議席)、軍事評議会SLORCは前言を翻して政権移譲を拒否、民主化勢力は徹底的に弾圧されて冬の時代に入ります。スーチー女史、テ

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辻元清美議員の視点――証人喚問から見えてきた「公務」 

著者: 村上良太

  安倍昭恵氏が森友学園の土地取得に関わっていたかについては、国会で議論を呼んでいる。23日に行われた森友学園の籠池理事長の証人喚問ののち、民進党の辻元清美議員は「改めて、昨日の証人喚問から引き出された問題点を整理する」

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マ・ティーダの獄中記「良心の囚人*―インセイン刑務所を通じての私の歩み」を読んで (1)

著者: 野上俊明

 私たちが優れた政治的自伝に期待するものは、著者の功績がつまびらかになることはもちろんですが、それ以上に著者がどれだけ生きた時代の証言者になっているかということです。時代証言としての自伝の意義は、著者と同世代人に対しては

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(150)

著者: 本間宗究(本間裕)

狂気の時代 最近、海外では、盛んに「狂気の時代」という言葉が使われ始めた。そして、この理由としては、「10営業日連続で、史上最高値を更新中のダウ平均」や「トランプ大統領の無謀な政策」、あるいは、「北朝鮮の金正男氏暗殺事件

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著者への手紙:笠井一成著『不戦死』を読んで

著者: 宮野 孝

笠井一成様 ごぶさたしています。『不戦死』を読みました。読むほどにずっしりと応えてくる本です。重量を言っているのではありません。 まず「見殺し」から。 各話の各登場人物が、太く細く繋がりながら全体を織り上げています。最終

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「森友学園問題」や「共謀罪」にも怒りの声 - 東京で「さようなら原発全国集会」 -

著者: 岩垂 弘

 東京電力福島第1原子力発電所の事故から6年経ったのを機に、「いのちを守れ! フクシマを忘れない さようなら原発全国集会」と題する集会が3月20日午前11時から、東京の代々木公園で開かれた。国会で、国有地が不当に安い価格

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ヨーロッパ人と安倍首相  日欧に共通することは政治の私物化に対する市民の憤り

著者: 村上良太

  安倍首相が19日、ヨーロッパに向けて旅立った。訪問先はドイツ、フランス、ベルギー、イタリアの4か国。今、欧州連合は経済だけでなく、統治の面でも危機に直面している。この危機が顕在化したのは昨年、英国が欧州連合離脱を決め

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SJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】202 国連事務総長に会った西サハラ難民大統領ご一行

著者: 平田伊都子

このところの外交闘争で、西サハラ難民政府はモロッコの金権外交に負けが込んでいます。 2017年1月31日にAUアフリカ連合への復帰を、金で買ったモロッコ国王は、アフリカ諸国をご外遊中です。 サウジ国王のご訪日でも見せつけ

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危うし国連?! 新国連事務総長VS新米国大統領

著者: 平田伊都子

「国連拠出金を半分に減らす」と、2017年3月初め、トランプ新米国大統領は宣言しました。 延滞を度々しましたが、とにかく国連拠出金の22%をアメリカが負担してきたのです。 「アメリカだけがこの無能な国際組織の拠出金を、多

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「総理大臣には憲法尊重義務がある――国民は「臣民」ではない」

著者: 村上良太

  安倍首相は憲法改正運動の中心に位置する政治家の一人である。日本国憲法ではダメだ、というのが安倍首相の考え方であり、日本国憲法が基盤となった「戦後レジーム」からの脱却を政治の目標としてきた。   しかし、いかに政治家と

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3・20ルネサンス研究所・定例研究会 沈黙と爆発 ―― 水俣病を“かくす”ことと“ひらく”こと

著者: 菅孝行

日時 : 2017年3月20日月曜日・祝日 場所 : 文京区民会館 3階 3D会議室―いつもと会場が違います。ご注意を。    都営地下鉄春日駅 地上に出て至近 開場 : 18:00~  開始 : 18:30~ 報告者 

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ギュンター・グラス作「ブリキの太鼓」を思い出した

著者: 村上良太

  大阪の塚本幼稚園の児童が軍艦マーチを奏でている映像を見た。若い女性の先生が溌剌と指揮していた。ドラムを叩いている子供が前の方に立っていた。それを見ていると「ブリキの太鼓」という小説が思い出された。作者はドイツ人のギュ

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無念を語る「語り部」への期待  ―論文「死者のざわめき」を読む―

著者: 半澤健市

 本稿は、宗教人類学者の山形孝夫氏(1932~)が、『世界』(2017年4月号)に書いた「死者のざわめき―語り継がれる「記憶の森」」の紹介である。私は、この文章に不思議な感情の高揚を感じたので、是非多くの人に読んで欲しい

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連戦連勝を支えた首相のメディア対策チーム  この危機を乗り切ったら現代史に名を残すだろう

著者: 村上良太

  安倍首相のメディア対策チームは世界的に見ても最も成功したエキスパート集団かもしれない。2012年12月に安倍政権が発足して以来、アベノミクスを大々的に打ち上げ、好景気を演出し、アメリカのノーベル賞経済学者らの支持も取

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(149)

著者: 本間宗究(本間裕)

有名女優の出家事件 「有名女優の出家事件」が、マスコミをにぎわしているが、この時に思い出されたのが、今から22年前の「1995年」に発生した「オウム真理教による地下鉄サリン事件」だった。具体的には、「教団への捜査かく乱」

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