inukoroおやじの執筆一覧

デカ顔で汗かきのうるさいメタボおやじ

本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(413)

著者: 本間宗究(本間裕)

習近平の経済政策 現在は、「GDPが世界一位である米国の金融混乱」に市場の関心が集まっているが、今後は、「GDPが世界第二位である中国の経済混乱」にも人々が注目せざるを得ない状況とも言えるようである。つまり、現在の「習近

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海峡両岸論 第151号 2023.6.8発行 - G7、気づいてみれば少数派 「黄昏クラブ」と化した広島サミット -

著者: 岡田 充

日本の歴史で最も重要なサミット」 岸田文雄首相が鳴り物入りで意気込んだ主要先進7カ国(G7)広島サミット(5月19~21日)が終わった。「歴史に残る」サミットになったとすれば、それは「核なき世界」を画期したからではない。

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世界のノンフィクション秀作を読む(10)マイケル・ルイスの『マネー・ボール』 資金面で圧倒的に劣る球団が如何にして勝つか(下)

著者: 横田 喬

 1990年代にアスレチックスのGM(ゼネラル・マネージャー)を務めたアルダーソンという人物は名門大学出身の、教養ある弁護士だった。彼は球界の常識と対立する野球理論でアスレチックスを運営しようと図った。例えば、打撃につい

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世界のノンフィクション秀作を読む(9)マイケル・ルイス著『マネー・ボール』 資金面で圧倒的に劣る球団が如何にして勝つか(上)

著者: 横田 喬

 アメリカのノンフィクション作家マイケル・ルイスが2003年に著した『マネー・ボール』は大リーグ関係者を揺るがした。本のテーマは明快で、資金面でライバルに圧倒的に劣るチームが、いかに勝つか。その実例として、当時のオークラ

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】531 頓挫した米国の中東構想ネゲブサミット

著者: 平田伊都子

 アメリカの主導で、イスラエルが主催する<ネゲブサミット①>が、初めて開かれたのは2022年3月でした。 アメリカとイスラエルが描く新中東地図と、注目されました。  しかし、2023年5月28日に、「<ネゲブサミット②>

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(412)

著者: 本間宗究(本間裕)

世界的な信用消滅 現在の「世界的な金融混乱」については、「信用の消滅」という言葉が。ぴったり当てはまる状態のようにも感じているが、この点については、過去を振り返りながら、より詳しい説明が必要な状況とも言えるようである。つ

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団結と勝利は祖国と社会主義の現在と未来である 再選されたディアス=カネル・キューバ大統領の就任演説

著者: 岩垂 弘

 キューバのディアス=カネル大統領が4月19日の人民権力全国議会(国会)で再選され、そこで就任演説をおこなった。以下は、ラテンアメリカ現代史研究家の新藤通弘氏による翻訳の一部(全体の約3分の1)だが、同氏は「キューバの困

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中国はロシア産石油のEUへの迂回流入をどう見ているか

著者: 阿部治平

――八ヶ岳山麓から(427)―― この4月初め、今年2月からロシア原産の石油製品がインドから欧州連合(EU)に輸入されていることが伝えられた。石油分析会社の調査によると、インドのロシア産原油輸入はこのところ連続増加し、イ

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世界のノンフィクション秀作を読む(8) 福沢諭吉の『福翁自伝』――「門閥制度は親の仇」と喝破した当人による自叙伝(下)

著者: 横田 喬

 ◇事情探索の胸算 病院なるものの、その入費の金の案配は? 銀行なるものの金の支出入は? 郵便法とは? 徴兵令の趣向もとんと判らず、選挙法とはどんな法律で、議院とはどんな役所か、諸々不明。入り組んだ事柄になると、五日も十

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(411)

著者: 本間宗究(本間裕)

人口減と生産性 現在、日本で問題となっているのは、「人口減による国力の縮小」であり、また、そのために必要なことは、「生産性の向上」と理解されているようだが、実際には、全くの「時代錯誤的な意見」とも言えるようである。つまり

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被爆者や平和団体から失望と怒り G7広島サミットが発した核軍縮に関する首脳声明に

著者: 岩垂 弘

 5月21日に閉幕したG7広島サミット首脳会議が発表した『核軍縮に関するG7首脳広島ビジョン』に被爆者や平和団関係者から、失望や怒りの声が噴出している。そのいくつかを紹介する 被爆者の願いに背く内容だ――被団協代表  5

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忘れまい1960年の安保闘争 声なき声の会が今年も「6・15集会」

著者: 岩垂 弘

 63年前の日米安保条約改定阻止運動(60年安保闘争)の中で生まれた反戦市民グループ「声なき声の会」による恒例の「6・15集会」が、6月15日(木)に東京で開かれる。だれでも参加できる。  1957年に発足した岸信介・自

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わき起こる「ヒロシマは死んだ」の声 G7広島サミットでの核軍縮に関する首脳声明で

著者: 岩垂 弘

 「ヒロシマは死んだ」。広島市で開かれていたG7広島サミット首脳会議が5月21日に閉幕した途端、広島市民から、こうした声が挙がっている。78年前の原爆被爆以来、広島市民が一貫して世界に発信してきた「核兵器廃絶」の訴えが首

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世界のノンフィクション秀作を読む(7)福沢諭吉の『福翁自伝』――「門閥制度は親の仇」と喝破した当人による自叙伝

著者: 横田 喬

 本書は幕末維新~明治の洋学者・教育者、福沢諭吉晩年の口語文体による自叙伝だ。1898(明治31)年7月1日から翌99(明治32)年2月16日にかけて計67回、当時の『時事新報』に掲載された。「門閥制度は親の仇でござる」

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】529 総長は南アフリカ大統領の和平仲介にご不満

著者: 平田伊都子

 「今、停戦に達する即時の可能性があるとは思わないからと、無視したのか?」と、5月15日の国連定例記者会見で、南アフリカのシャーウイン記者が南アフリカ大統領の和平調停を無視した国連事務総長を質しました。 「(その話)は知

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(410)

著者: 本間宗究(本間裕)

CBDCの問題点 現在は、「デリバティブ」と「世界債務」に関する「目に見えない金融ツインタワー」が、ガラガラと音を立てて崩壊を始めている状況であり、今後の数か月間は、更なる金融破たんが続出するものと考えている。そして、こ

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共産党の体質とイメージを変えるための若干の提案 機関紙赤旗に「討議欄」を設けてはどうか

著者: 広原盛明

 共産党の機関紙「しんぶん赤旗」の全盛期には、赤旗1紙で世の中のことが全てわかると言われていた。赤旗を購読すれば、他の新聞を読まなくても必要な情報が得られるという意味だろう。私は(乏しい家計をやりくりして)当時から各紙数

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維新・国民新会派の結成で危うい立憲民主党の行方 衆参5補選、統一地方選挙後半戦の結果から(その4)

著者: 広原盛明

 京都からは立憲民主党の幹部が多数出ている。泉健太代表(衆院京都3区)、山井和則国対委員長代行(同6区)、福山哲郎元幹事長(参院京都選挙区)などである。だから、その支えとなる地方議員が数多くいると思われているが、その数は

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人工知能(AI)のもたらす「知能ギャップ」についての中国の主張

著者: 阿部治平

――八ヶ岳山麓から(424)――  4月21日、人民日報国際版の「環球時報」は、人工知能(AI)時代の「知能ギャップ」問題についての論評を掲載した。著者は李艶氏で、中国現代国際関係研究院傘下の中国科技与網絡安全研究所所長

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】528 ポリサリオ戦線半世紀の独立運動

著者: 平田伊都子

 今から50年前の1973年5月10日に、モロッコ植民支配下にある西サハラの開放と独立を目指し、ポリサリオ戦線が創設されました。   ポリサリオとは、ポピュラー・(パラ・ラ・)リベラシオン・(デ・)サギア・(エル・ハムラ

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世界のノンフィクション秀作を読む(6) ヘンリー・D・ソローの『ウォールデン――森の生活』(講談社学術文庫・佐渡谷重信:訳)――人生のあるべき姿を深く洞察(下)

著者: 横田 喬

 ――ホーホー啼く梟のセレナーデも聴いた。近くで聴くと、大自然の中で奏でられる最も憂愁の響きのようだ。その啼き声は、昼間の光が届かない湿地や黄昏の森にはうってつけの美しい歌声であり、広大で未開のままの<自然>そのものを暗

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