2023年6月18日に沈没したタイタン観光潜水艇の引き上げが、僅か10日後に始まりました。 その一方で、不法移民の人々をぎゅう詰めにした漁船の沈没事故が続発し、6月14日に子供を含む500人以上を船倉に閉じ込めた不法移
本文を読むinukoroおやじの執筆一覧
大規模金融緩和政策を検討する(その1) -前提仮説そのものが誤り
著者: 盛田常夫「子どもたちの世代にツケを回すなという批判がずっと安倍政権にあったが、その批判は正しくないんです。なぜかというとコロナ対策においては政府・日本銀行連合軍でやっていますが、政府が発行する国債は日銀がほぼ全部買い取ってくれ
本文を読む高麗博物館が企画展と関連講演会 関東大震災100年――隠蔽された朝鮮人虐殺
著者:関東大震災100年――隠蔽された朝鮮人虐殺 今年は、1923年の関東大震災朝鮮人虐殺から100年。このため、認定NPO法人の高麗博物館が、いわれなく殺された人々を追悼すると同時に、この問題を一緒に考える時間と空間を提供す
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(416)
著者: 本間宗究(本間裕)春と修羅 宮沢賢治の「春と修羅」という詩には、現在、大きな刺激を与えられているが、その理由としては、「肉眼と心眼との違い」、そして、「人知と天智の違い」などに関して、私自身の「心の仮説」と同様のことが述べられているように
本文を読む海洋国家中国は日本の上に立つ
著者: 阿部治平ーー八ヶ岳山麓から(432)ーー 6月21日、人民日報国際版の環球時報は、「日本は『海での中国封じ込め』を実行すれば苦汁を飲むだろう」という論説を掲載しました。内容は今年4月末に岸田内閣が決定した「第4期 海洋基本計画
本文を読む世界のノンフィクション秀作を読む(14) スウェン・ヘディンの『さまよえる湖』(下)――史上最大のアジア探検家による中央アジア探索記
著者: 横田 喬<ロプ湖への旅路>5月11日、時速40㌔強の強風が吹き、夜の最低温度は18度もあり、午後二時には33度を超えた。寝袋に入って寝るには暑過ぎ、のんびりその上で寝転ぶ。嵐のために三日間を無駄にし、その上14日には辺り一帯見
本文を読む世界のノンフィクション秀作を読む(13) スウェン・ヘディンの『さまよえる湖』(上)――史上最大の探検家による中央アジア探索記
著者: 横田 喬ユーラシア大陸の中央部には、比較的未開のままで広大な地域が近代まで残されていた。ここに史上最大のアジア探検家スウェン・ヘディン(1865~1952)が登場する。スウェーデン人の彼は十九世紀末から二十世紀前半にかけて、中
本文を読む写真展「広島、長崎だけじゃない 世界のヒバクシャ」 八ヶ岳南麓の古民家で開催中
著者:NPO法人世界ヒバクシャ展が、8月15日まで写真展「広島、長崎岳じゃない 世界のヒバクシャ」を開催している。 NPO法人世界ヒバクシャ展は、20年前にフォトジヤーナリストの森下一徹(故人)、伊藤孝司、桐生広人、豊﨑博
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】534 国連C24脱植民地委員会は西サハラを植民地指定!
著者: 平田伊都子6月12日から23日までニューヨーク国連本部で開催された国連C24脱植民地化特別委員会の年次総会で、国連が指定した西サハラを含む17の植民地地域が討議されました。 モロッコは、「西サハラはモロッコ領で触民地
本文を読む忘れられない女性たち
著者: 小原 紘韓国通信NO723 「通信」が休眠状態になってしまった。年齢のせいにはしたくない。 何となく体力に不安を感じて心臓と肺の精密検査を受けた。すぐ死ぬことはあるまいという医師の診断だったが、心臓の血管の手術をうけた。検査
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(415)
著者: 本間宗究(本間裕)真のバリュー投資 「日本株を巡るPBRの1倍割れ」の議論には、大きな違和感を覚えざるを得ないが、その理由としては、「株価を決定するのが企業ではなく投資家である」という点が指摘できるからである。つまり、過去数年間は、「多く
本文を読む習近平の父習仲勲はどんなひとだったか
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(431)―― 中国牧畜民出身の男が40年前日本留学時代にわたしの学生になった縁で、中国からときどき読書感想を送ってくる。最近、中国共産党最高指導者習近平の父・習仲勲についてのノートが届いた。そこには
本文を読む公明党が消える日 連立政権の寿命
著者: 小川 洋連立政権 最近、自公連立政権の軋みが話題となっている。今回の変調の直接的な原因は、衆院選挙区の区割り変更に伴う候補者擁立を巡る対立であるが、連立政権の成立と最近の不安定化を、人口変動の観点から分析してみたい。 議会制
本文を読む「6・4」は遠くなりにけり・・・では簡単すぎる ―歴史はどこで折れたのか? (下)
著者: 田畑光永さて本稿もそろそろゴールを目指さなければならない。ここまで「6・4」の後の中国社会の変化を見てきた。「6・4」は強烈な印象を残しはしたが、中国社会はそれとは別に、あるいはそれを薄めることをも目的とした鄧小平の大胆な外資
本文を読む「6・4」は遠くなりにけり・・・では簡単すぎる ―歴史はどこで折れたのか? (中)
著者: 田畑光永1989年6月4日、民主化を求めて北京の天安門広場に集まっていた学生たちを、「中国人民解放軍」部隊が銃弾とともに排除して、319人(公式発表)もの死者をだしたあの日から、34年の歳月が流れた。 この一文の(上)では、
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】533 アルジェリア大統領、ロシア公式訪問
著者: 平田伊都子アルジェリアが国連安保理非常任理事国として、来年から2年間、国連安保理で活躍します。 モロッコを除く、アフリカ大陸の国々が大喜びです! 特に西サハラの難民や被占領民や亡命者は、独立のチャンスが巡ってきそうだと実感してい
本文を読む大軍拡へ走る岸田政権に抗議の声を挙げよう 「声なき声の会」が61回目の6・15集会
著者: 岩垂 弘6月15日(木)夜、東京・永田町の参議院議員会館地下1階の会議室で、参加者約30人の集会があった。反戦市民グループの「声なき声の会」主催の「6・15集会」。63年前の日米安保条約改定阻止運動(60年安保闘争)の中で亡く
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(414)
著者: 本間宗究(本間裕)世界的なバランスシート不況 今後、最も危惧すべき点は「世界的なバランスシート不況」であり、実際には、「バランスシートの非対称性」、すなわち、「資産価格は上がったり、下がったりの変動を見せるものの、負債の価格は一定である」
本文を読む「断親」現象にみるいまどきの中国の若者
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(430)―― 6月2日、人民日報の国際版「環球時報」が国内社会問題を取り上げた。中国でこのところ話題になっている「断親」現象である。 「断親(親族断絶)」とは、一口でいえば若者が肉親を含めた親族間の
本文を読む世界のノンフィクション秀作を読む(12) T・ヘイエルダールの『コン・ティキ号探検記』(下) ――文献を信じ、古代の筏(複製)で南太平洋横断に成功
著者: 横田 喬――赤道に近づき、海岸から遠くなるにつれ、トビウオが珍しくなくなる。時々、冷たいのが高速で飛んできて顔にピシャリとぶつかり、甲板の当直者の罵声が聞こえることもあった。トビウオのフライは朝食用に好評で、鱒のフライを思い出
本文を読む世界のノンフィクション秀作を読む(11) T・ヘイエルダールの『コン・ティキ号探検記』(上) ――文献を信じ、古代の筏(複製)で南太平洋横断に成功
著者: 横田 喬<古代ペルーの人々は太平洋をパルサ材の筏で渡り、ポリネシア人の祖先となったのでは?>との仮説を自ら実証すべく、ノルウェーの探検家(人類学・海洋生物学者)トール・ヘイエルダール(1914~2002)は1947年、古代の筏
本文を読む日本とNATOの接近を中国はどう見るか
著者: 阿部治平ーー八ヶ岳山麓から(429)ーー ウクライナ戦争勃発後、日本と北大西洋条約機構(NATO)の関係は密接さを増した。 それは今年に入って一層たかまった。 「昨年6月、日本の首相として初めてNATO首脳会議に出席した岸田文
本文を読む映画監督・今井正の作品上映会 6/14から東京で、生誕111年を記念して
著者: リベラル21敗戦直後に『また逢う日まで』『ひめゆりの塔』などの名作をつくったことで知られる映画監督・今井正の作品が、6月14日(水)から20日(火)まで、東京都練馬区栄町の「ギャラリー古藤(ふるとう)」で一挙上映される。同監督の生
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】532 ロバートがケネディ神話再現目指す!
著者: 平田伊都子「バイデン大統領(80才)の高齢をどう思う?」とCNNニュース ショウのマイケル・スマ―コニッシュが質問。 「私は、年令など問題にしていない」と、米大統領予備選挑戦者のロバート・ケネデイ・ジュニア(69才)の回答。 2
本文を読む「6・4」は遠くなりにけり・・・では簡単すぎる ―歴史はどこで折れたのか? (上)
著者: 田畑光永今年も例年のように、こともなく34回目の「6・4」」が過ぎた。「6・4」とは1989年6月4日、中国の民主化を求めて、この年の4月以来、北京はもとより全国から天安門広場に集まっていた大学生らを軍隊が発砲をともなう実力で
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(413)
著者: 本間宗究(本間裕)習近平の経済政策 現在は、「GDPが世界一位である米国の金融混乱」に市場の関心が集まっているが、今後は、「GDPが世界第二位である中国の経済混乱」にも人々が注目せざるを得ない状況とも言えるようである。つまり、現在の「習近
本文を読む海峡両岸論 第151号 2023.6.8発行 - G7、気づいてみれば少数派 「黄昏クラブ」と化した広島サミット -
著者: 岡田 充日本の歴史で最も重要なサミット」 岸田文雄首相が鳴り物入りで意気込んだ主要先進7カ国(G7)広島サミット(5月19~21日)が終わった。「歴史に残る」サミットになったとすれば、それは「核なき世界」を画期したからではない。
本文を読む世界のノンフィクション秀作を読む(10)マイケル・ルイスの『マネー・ボール』 資金面で圧倒的に劣る球団が如何にして勝つか(下)
著者: 横田 喬1990年代にアスレチックスのGM(ゼネラル・マネージャー)を務めたアルダーソンという人物は名門大学出身の、教養ある弁護士だった。彼は球界の常識と対立する野球理論でアスレチックスを運営しようと図った。例えば、打撃につい
本文を読む世界のノンフィクション秀作を読む(9)マイケル・ルイス著『マネー・ボール』 資金面で圧倒的に劣る球団が如何にして勝つか(上)
著者: 横田 喬アメリカのノンフィクション作家マイケル・ルイスが2003年に著した『マネー・ボール』は大リーグ関係者を揺るがした。本のテーマは明快で、資金面でライバルに圧倒的に劣るチームが、いかに勝つか。その実例として、当時のオークラ
本文を読む関東大震災から100年
著者: 小原 紘1923年(大正12年)9月1日午前11時58分、相模湾を震源とする大震災によって死者・行方不明者を含め約10万5千人が犠牲となった。建物も全壊、半壊、焼失家屋はあわせ37万戸を超える未曽有の大災害だった。関東大震災で
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