inukoroおやじの執筆一覧

デカ顔で汗かきのうるさいメタボおやじ

乱射事件対応で明暗分けたオバマ氏とペイリン女史 -12年大統領選でペイリン候補の目は消えた?-

著者: 伊藤力司

サラ・ペイリンと言っても日本の一般国民には、ほとんど馴染みのない名前だろう。2008年米大統領選挙で民主党バラク・オバマ氏に敗れた共和党ジョン・マケイン候補が選んだ副大統領候補・前アラスカ州知事である。あれから2年余り、

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イスラム圏でアフガン和平交渉の準備進む -まだ覚悟決まらぬオバマ政権だが-

著者: 伊藤力司

オバマ米大統領は今年7月からアフガニスタンからの米軍撤収を始めることを公約している。その意味で今年はアフガン和平にとって勝負の年だが、現地情勢は必ずしも米軍撤収戦略に有利に進んでいる訳ではない。一方、アフガニスタンのカル

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連載・やさしい仏教経済学-(28)「豊かさ」から「幸せ」の時代へ/(27)経済成長至上主義よ、さようなら

著者: 安原和雄

「豊かさ」から「幸せ」の時代へ -連載・やさしい仏教経済学(28)- 時代の雰囲気は「豊かさ」から「幸せ」へと変わりつつある。例えば最近のメディアには「幸せ」に関する記事が多くなっている。豊かさと幸せとは質的にどう異なる

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「国民生活が第一」を捨てた内閣改造の向かう先は、自民党政権でもできなかった、自民党政策の実行?

著者: 加藤哲郎

2011.1.15 新年の日本のマスコミは、民主党の党内政局一色。それもなぜか、菅首相のにわかづくりの「やる気」に注目しながら、仙石官房長官をおろし、小沢元代表を放逐するススメの論調。これだけなら、いつもの党内人事刷新に

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日本山妙法寺、平和運動への一層の精進を誓う -藤井日達山主の27回忌法要で-

著者: 岩垂 弘

 日本山妙法寺の藤井日達山主の27回忌法要が1月9日、千葉県鴨川市の同寺清澄山道場であった。同寺の僧侶、信徒をはじめ日蓮宗各宗派関係者、米国・英国など海外の団体代表ら山主を敬う約400人が参加したが、「国内外で平和が脅か

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中国の将来の変化と底流で密接につながる客家問題 〔書評〕矢吹晋・藤野彰著『客家と中国革命―「多元的国家」への視座』

著者: 雨宮由希夫

〔書評〕矢吹晋・藤野彰著『客家と中国革命―「多元的国家」への視座』  (東方書店、¥2400+税) 客家(はっか)なら誰でも、自らの祖先は中原から来たと「中原」の出自を強調するという。客家とは、中国古代のたび重なる戦乱や

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覇権争いか共益追求か-今後の米中関係を問う : 胡錦濤主席19日から公式訪米

著者: 伊藤力司

朝鮮半島の緊張激化、劉暁波氏のノーベル平和賞をめぐるごたごたなど、世界第2の経済大国になった中国への世界的関心が高まる中、胡錦濤国家主席の公式訪米が1月19日に始まる。衰えつつあるとはいえ、米国が依然として軍事・経済とも

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朝鮮・韓国のキリスト教詩人 尹東柱(ユン・ドンジュ)の詩

著者: 醍醐 聡

 去年、取材で知り合った某出版社の記者の方からもらった年賀状にユン・ドンジュ(尹東柱)の「序詩」が添えられていた。彼の詩集『空と風と星と詩』の序に置かれた詩である。この詩はユン・ドンジュが1942年から留学した同志社大学

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明らかになった自民党政権のウソ -沖縄返還は「核付き・基地自由使用」返還だった-

著者: 岩垂 弘

 「やはり返還運動側の主張は正しかった」。暮れの12月22日に外務省が公開した外交文書に関する報道を読んで私の脳裏に去来したのはそういう思いだった。1972年に実現した沖縄の施政権返還にあたり当時の自民党政権は「米国政府

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菅内閣をもう少し使ってはどうか -暴論珍説メモ(99)-

著者: 田畑光永

 新しい年が明けた。人はその時、なにがしか新しい希望を抱きたくなるものだが、今、この国には残念ながらこれという国としての希望が見えない。どこへ向かうべきかが分からず、あるいはどこへ向かおうにも足を進めることができず、立ち

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ブルジョア新聞の論調は極めて健康 ―2011年の元旦各紙を読んだら―

著者: 半澤健市

 2011年元日付の新聞6紙を読んだ。朝日、毎日、読売、日経、産経、東京である。半分は記事と広告の見分けがつかないカラフルな紙面である。スーパーのチラシのようなものだから考察対象から除いた。外交・経済・政治を視点として6

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2011年元旦「社説」を読んで -沖縄の悲願に背を向ける主要大手紙-

著者: 安原和雄

昨年に続いて本年も沖縄の米軍基地問題は最大のテーマであり続けるだろう。沖縄県民の声は明確である。県知事をはじめ反基地の姿勢で一貫しているといえるのではないか。問題はメディアの対応である。沖縄紙と主要大手紙の2011年元旦

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謹賀新年! 2011年を、国民にとって「政権交代してよかった」と実感できる年に!

著者: 加藤哲郎

2011.1.1  クリスマスから、年の瀬ぎりぎりまで、北京・上海と中国を駆け足で見てきました。ほぼ毎年見ているのですが、その変化の速さは、尋常ではありません。オリンピックを終えた北京は、不況知らずです。1964年東京オ

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組合員が組合委員長を訴えた -労労裁判・新運転訴訟の本質とは-

著者: 松岡宥二

労働者供給事業(労供)とは何か 本誌(『地域と労働運動』)第104号に、職業安定法第45条で厚生労働大臣から許可された労働組合等による労供事業について詳しく述べたが、職業安定法第44条で禁止する労働者供給事業とは、労働基

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「尖閣は中国領」の鉄証の値段、1億7000万円! -管見中国(34)-

著者: 田畑光永

 今年の日中関係は9月、尖閣諸島海域で不法操業していた中国漁船が逃走する際にわが国の海上保安庁の巡視船に故意に衝突した事件ですっかり暗転してしまった。尖閣諸島がニュースの焦点になったのは、03年に7人の中国人が魚釣島に強

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本年最大のニュースはウィキリークス -世界の体制派対反体制派の闘い続く-

著者: 伊藤力司

2010年も間もなく暮れる。国際ニュースの面でもいろいろな出来事があった。近くは北朝鮮による韓国領の延坪島への砲撃事件(11月23日)や韓国哨戒艇「天安」沈没事件(3月26日)に象徴される朝鮮半島の緊張激化、中間選挙でオ

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「主人とドレイ」の関係は深化すべきか ―ドキュメンタリー映画『ANPO』を観て―

著者: 半澤健市

89分のドキュメンタリー映画『ANPO』はアメリカの女性映画監督が描いた「安保」像である。同時代人へのインタビューと映像を織り交ぜて見せていく。手法として新奇なものはないが、見ていくうちに私は随所に新鮮な驚きと大きな共感

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連載・やさしい仏教経済学-(26)持続的発展を平和憲法に盛り込む/(25)人間は「カネの奴隷」ではない

著者: 安原和雄

持続的発展を平和憲法に盛り込む -連載・やさしい仏教経済学(26)-    これまで仏教経済学の八つのキーワード<いのち尊重、非暴力(=平和)、知足、共生、簡素、利他、多様性、持続性>のほか競争、貨幣を取り上げてきた。今

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沖縄の過重な基地負担は本土の無関心と無視から -京都新聞記者がコラムで訴え-

著者: 岩垂 弘

 米軍普天間飛行場がある沖縄県宜野湾市に住む知り合いのジヤーナリストから「ぜひ読んでほしい」と、新聞の切り抜きが届いた。沖縄県知事選(11月28日)直後の12月3日付琉球新報に載った記事だ。同知事選の結果について書かれた

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菅政権が説得すべき相手は沖縄ではなく米国だ -米軍普天間飛行場の移設問題-

著者: 岩垂 弘

 「菅内閣はいったいどこの国の政権なんだろう」。思わずそうつぶやいてしまった。17日から予定されている菅首相の沖縄訪問を前にしての首相の発言と、同じ日に発せられた仙谷官房長官の沖縄県の米軍基地負担についての発言に、である

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