「ペンの用意はいいか?」と、ステファン国連ボス報道官が弾んだ声で8月16日ヌーン・ブリーフィング(定例記者会見)を始めました。 そして突然、17日から20日まで<国連ボス>がウクライナとトルコを電撃訪問すると、得意にな
本文を読むinukoroおやじの執筆一覧
二十世紀文学の名作に触れる(36) ラーゲルレーヴの『ニルスのふしぎな旅』――スウェーデン児童文学の古典
著者: 横田 喬セルマ・ラーゲルレーヴ(1858~1940)は1907年、スウェーデン人として、また女性として初めてノーベル文学賞を受けた。授賞理由は「その著作を特徴付ける崇高な理想主義、生気溢れる想像力、精神性の認識を称えて」。受賞
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(372)
著者: 本間宗究(本間裕)金融システムにおけるダムの崩壊現象 現在の「世界的な金融混乱」の理由としては、「大膨張した世界のマネーが、10分の1の規模である実体経済へ流れ込み始めた事実」が、主な原因として指摘できるが、より詳しい状況としては、「蟻の
本文を読むチベット現代文学を読む
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(389)―― 最近、チベット語テキストによる短編小説集を読む機会があった。 ラシャムジャ著・星泉訳『路上の陽光』(書肆侃侃房 2022・03)と、星泉・三浦順子・海老原志穂3氏の翻訳編集による『チベッ
本文を読むポツダム宣言と玉音放送~敗戦記念日に寄せて
著者: 小原 紘韓国通信NO703 米・英・中(後にソ連参加)が発表したポツダム宣言を日本政府は受諾、8月15日正午、天皇がラジオ放送で降伏を発表した。 「朕深ク世界ノ大勢ト帝国ノ現状トニ鑑ミ、非常ノ措置ヲ以テ時局ヲ収拾セムト欲シ、
本文を読む今こそかみしめたい。「日本は77年間、戦争をしなかった」と 終戦記念日に思う
著者: 岩垂 弘きょう8月15日(月)は「終戦記念日」。1945年8月15日に日本が「ポツダム宣言」を受け入れて連合国に無条件降伏し、太平洋戦争が終結しことから、8月15日がそう呼ばれることになったわけだが、終戦当時、私は10歳、国民
本文を読むG7広島サミットを批判する市民集会を開こう 広島で市民による準備会が発足
著者: 岩垂 弘G7広島サミットが2023年5月19日(金)~21日(日)、広島市内で開催されるが、広島の市民団体が、同サミットを徹底的に批判する市民集会を開こうと準備を進めている。 G7サミットとは、首相官邸のHPによれば、自由、
本文を読む海峡両岸論 第141号 2022.08.13発行 - 「一つの中国」、米日との対立が先鋭化 ペロシ訪台と「第4次海峡危機」 -
著者: 岡田 充中国はナンシー・ペロシ米下院議長の台湾訪問(8月2~3日)=写真 総統府HP=の報復措置として、8月4日から7日まで台湾を包囲する6カ所の演習区域で、ミサイル発射を含む「重要軍事演習行動」を行った注1 。演習には中国空
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】490 忘れてはならない4つの日
著者: 平田伊都子「忘れてはならない日」として、明仁上皇が沖縄慰霊の日(6月23日)・広島原爆の日(8月6日)・長崎原爆の日(8月9日)・敗戦の日(8月15日)の四つを挙げています。 明仁上皇は、「忍び難きを忍び、、」と、敗戦宣言をした
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(371)
著者: 本間宗究(本間裕)新たな資本主義を巡る議論 現在、「新たな資本主義」を巡る議論が活発に行われているが、この点に関して驚かされたことは、「株主と従業員のどちらを重要視すべきか?」という論争だった。つまり、「株式価値の最大化のためには、株主と
本文を読むペロシ訪台―愚かな、あまりにも愚かな
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(388)―― ペロシ米下院議長の台湾訪問は、アメリカでも危ぶむ声があったが、彼女はおのれの政治信条にもとづいて強行した。かりに目的のひとつが半導体サプライチェーン確立のためだとしても別な方法はいくら
本文を読む我孫子から
著者: 小原 紘韓国通信NO702 友人読者から「韓国通信」は「看板に偽りあり」と皮肉られた。韓国について考えることは山ほどあるのに、つい、日々起こる国内と世界情勢のほうに目が向いてしまう。 2日、米国のペロシ下院議長が台湾を訪れ大
本文を読む広島市・平和団体と首相の間の深い溝明らかに 「8・6広島」 核禁条約を巡って
著者: 岩垂 弘広島は8月6日、「被爆77年」を迎えた。核戦争が勃発するのではないかという危機感が世界に広がる中、広島市で、この日を中心に、市当局や平和団体よってさまざまな催しが行われたが、それらを通じて鮮明になったのは、広島市や平和
本文を読む選挙結果を素直に総括できない政党は真面な方針を出せない 日本共産党第6回中央委員会総会報告を読んで
著者: 広原盛明8月2日の「しんぶん赤旗」を読んだ感想を述べたい。年老いた3人の酒飲み仲間が懇親会を兼ねて集まり、参院選の結果について忌憚のない意見交換をした。大手紙数紙も互いに持ち寄っての合同会議だから、多多ますます弁ずの次第と相成
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】489 8月6日、9日、原爆惨禍の教訓
著者: 平田伊都子1945年8月6日午前8時15分、アメリカは広島にウラン原子爆弾を落としました。 当時の広島市の人口約35万人のうち約16万6千人を殺しました。 1945年8月9日午前11時2分、アメリカは長崎にプルトニウム原子爆
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(370)
著者: 本間宗究(本間裕)50年前の経済理論 7月5日の日経新聞に、「FRB上級顧問のジェレミー・ラッド氏」のコメントが紹介されていたが、具体的には、「経済の仕組みに関する我々の理解、さらには、ショックや政策が経済に与える影響を予測する我々の能力
本文を読む安倍外交の克服と岸田外交への期待
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(387)―― 根性の座った外交官として知られる、元外務審議官田中均氏はこのほど毎日新聞政治プレミアムに寄稿し、岸田内閣に独自外交を求め、日本は「外交の内政化」から脱却しなければ活路はない、近隣諸国と
本文を読む旧統一教会に寄生する政治家の即退場を求める 安倍元首相銃撃死亡事件で世界平和七人委がアピール
著者: 岩垂 弘世界平和アピール七人委員会は8月3日、「搾取・収奪常習を問われる集団に寄生する政治家の即退場を求める」と題するアピールを発表した。 アピールはまず、7月に生じた、安倍晋三元首相が旧統一教会に恨みをもつ暴漢に銃撃され
本文を読む「ヒロシマの痛みを再現したい」 原爆の絵を描き続ける元電器会社ドイツ駐在員
著者: 西村奈緒美広島が8月6日に78回目の「原爆の日」を迎える中、「一人ひとりの不条理な死にこだわりたい」との思いで原爆の絵を描き続ける男性(93)がいる。きっかけになったのは、被爆者が描いた3千枚もの絵だった。 その男性は奈良
本文を読むウクライナでのNBC(核生物化学)戦争と、安倍晋三の国葬に反対します!
著者: 加藤哲郎◆ 2022年8月1日 しばらくぶりの更新です。この間、ウクライナ戦争も、参院選自民党圧勝も、安倍晋三への統一教会家族による個人テロも、ごく最近のコロナウィルス感染の第7波も横目で見ながら、ひたすら自分自身の「オーバ
本文を読む二十世紀文学の名作に触れる(35) 『バーガーの娘』のナディン・ゴーディマ――人種差別に真正面から取り組んだヒューマニスト
著者: 横田 喬サハラ以南の女流作家で初めてノーベル文学賞を受けたナディン・ゴーディマは母国・南アフリカの人種差別に真正面から取り組んだ。ユダヤ系の白人だった彼女は、イスラエル政府による対パレスチナ政策が南アのアパルトヘイトと本質的に
本文を読む二十世紀文学の名作に触れる(34) ナディン・ゴーディマの『バーガーの娘』――南アの人種差別に挑んだ意欲作
著者: 横田 喬南アフリカの作家ナディン・ゴーディマは1991年、女性作家としては二十五年ぶりにノーベル文学賞を受けた。授賞理由は「その壮大な叙事詩が『アルフレッド・ノーベルの言葉』に即した人文主義にとって重要な利益であったこと」。ア
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】488 ロシアがアフリカに急接近、アメリカも?
著者: 平田伊都子2022年7月27日、ブリンケン米国務長官が突然、自ら外交交渉を絶ったラブロフ・ロシア外相に電話会談を申し入れ、29日に電話をしました。が、停戦交渉ではなく、ラブロフのアフリカ歴訪の成果を知りたかったようです? ブリン
本文を読む「水がきれい、空気がおいしい、大好き桂林」(Suketchi in Guilin )
著者: 出町 千鶴子「山は水を得て活き、水は山を得て媚(うつく)しく」互いに傍(より)添う。 天と地の間の地球から生まれたたくさんの命が呼応する。共に守り守られ喜びを分かち合っているのだ。千万の緑の峰々を映してくねくねと曲がって流れる漓
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(369)
著者: 本間宗究(本間裕)世界的な債務のワナ 現在、「スリランカにおける債務の罠」が、世界的な注目を集めているが、この問題の本質は、「一帯一路の悪影響」よりも、「バランスシートの非対称性」であり、実際には、「資産は価格の変動に見舞われるが、負債は
本文を読む中国から見た安倍施政下の安全保障政策
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(386)―― 安倍晋三氏殺害事件の16日前、中国人民日報の国際版「環球時報」に、安倍晋三施政下の安全保障政策の変化の過程を分析した論文「日本が直面する最大の脅威」が現れた(2022・06・22)。
本文を読む「国葬」がオモシロイ?
著者: 小原 紘韓国通信NO701 「アベ政治を許さない」を主張してきた者にとって彼の突然の死は残念というほかない。「許せない」相手から謝罪の言葉を聞くチャンスが永久に失われた。生かしておくべき大切な人だった。 国葬をするという。法
本文を読む共産党敗北の原因を考える
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(385)―― 立憲民主党と共産党の敗北は、はなからわかっていたとはいえ、じつに残念だった。社民党が消えそうないま、両党には頑張ってほしいと切に願っている。 立憲民主党の問題点については、広原盛明
本文を読む到站下車 「駅に着いたら下車しよう」 ―あたりまえではないか
著者: 田畑光永最近、中国に「到站(タン)下車」という言葉がある、と知人が教えてくれた。「站」は駅である。だから「駅に着いたら下車する」―つまり当たり前のこと、当然のことの比喩に使う。日本語でいえば「雨の降る日は天気が悪い」のような。
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】487 謎のウクライナ輸送機墜落事故
著者: 平田伊都子2022年7月16日夜、ギリシャ北部の村に、火だるまの飛行物体が墜落し爆発しました。 「火の塊が落ちてきて、地上に着いたとたんに爆発炎上し白い煙に包まれた」、「まるで、キノコ雲のようだった」などと、目撃者が語っています
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