東洋の暗黒時代 大河ドラマの「鎌倉殿の13人」を見ると、「西暦1221年の承久の変が、文明法則史学が教えるとおりに、東洋文明から西洋文明への大転換を告げる事件の一つだった事実」が、より鮮明に認識できるものと考えている。具
本文を読むinukoroおやじの執筆一覧
労働者諸君!
著者: 小原 紘韓国通信NO706 山田洋次監督の「フーテンの寅次郎を語る」講演会に出かけた時のこと。講演が終わってロビーのソファに隣り合わせた山田さんに声をかけた。 寅さんが印刷工場の職人に「労働者諸君」と呼び掛ける場面が面白いと
本文を読むさようなら戦争 さようなら原発9・19大集会 「安倍元首相国葬反対!」も掲げ
著者: リベラル21「安倍元首相国葬反対!」も掲げ 「さようなら戦争 さようなら原発9・19大集会」が、9月19日(月・休)午後1時30分から、東京の代々木公園B地区で行われます。「さようなら原発・1000万人市民アクション実行委員会」と
本文を読む二十世紀文学の名作に触れる(39) 『ビラヴド』のトニ・モリスン――「カラー主義」と「他者化」のからくりを鋭く糾弾
著者: 横田 喬社会の分断やヘイト運動が世界中で問題化して久しい。人々は何故「よそ者」を作り出し、排除や差別をしてしまうのか。アフリカ系米国人初のノーベル文学賞作家トニ・モリスンは、そんな「他者化」のからくりを考察。講演や著述を通じ、
本文を読む二十世紀文学の名作に触れる(38) トニ・モリスンの『ビラヴド』――現代の米国社会に対する深い考察
著者: 横田 喬1993年、トニ・モリスンはアフリカ系米国人として初めてノーベル文学賞を受けた。授賞理由は「先見的な力と詩的な重要性によって特徴付けられた小説で、アメリカの現実の重要な側面に生気を与えたこと」。受賞作の小説『ビラヴド』
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】494 西サハラ国連事務総長個人特使、再度難民キャンプへ
著者: 平田伊都子「アフリカのソマリアで1~7月間に、約730人の子供が栄養治療センターで餓死」と、9月6日にUNICEF(ユニセフ国連児童基金)が発表しました。 「ソマリアの子ども約150万人も、急性栄養失調の危機にある」と、言及して
本文を読む2022.09.10 一党支配と個人崇拝の禁止を要求――中国に投獄覚悟の公然たる批判現る
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(393)―― 8月末に日本のメディアは、中国のネット上に習近平総書記(国家主席)を批判する文書が現れたと報じた。5年に1度の中国共産党大会を秋に控えて、3期目を目指す習氏の権力集中と個人崇拝への動き
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(375)
著者: 本間宗究(本間裕)8月6日の8時15分 今年は、77回目の「広島原爆の日」を迎えたが、この点に関して、以前から不思議に思っていたことは、「なぜ、広島に原爆投下されたのが8時15分だったのか?」、そして、「この時刻は、9日後の8月15日を示
本文を読む国葬はやはり中止すべきだ
著者: 小原 紘韓国通信NO705 統一教会を贔屓にしていた安倍元首相はそれが原因で自らの命を落とす羽目になった。悲劇の政治家を追悼する国葬にかけた岸田首相の思惑が破綻しつつある。 カルト集団の実態との関係が明らかになるにつれ、故安
本文を読む川柳にみる「国葬反対」 「世直し川柳かわら版」から
著者: 岩垂 弘集会へ取材に行くと、会場入り口付近でチラシや新聞・機関紙などをたくさん手渡される。さまざまな団体が、自分たちの主張や方針を集会参加者に伝えようと、自分たちで作成したチラシ等を配布しているからだ。 8月31日夕方に国会
本文を読む中国はなぜ日中関係の緊張を緩めようとしているか
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(392)―― 習近平中国国家主席は8月22日、新型コロナウイルスに感染した岸田文雄首相に見舞いの電報を送った。習氏は電報で「一日も早い回復を望む」と表明し、「今年は中日国交正常化50周年であり、私は
本文を読む沖縄知事選を展望する 票の行方はまだ分からない
著者: 宮里政充1.3人の立候補者とそれぞれの政策の概要 任期満了に伴う沖縄県知事選(8月25日告示、9月11日投開票)には保革糾合の「オール沖縄」が推す現職の玉城(たまき)デニー氏(62)、自民・公明が推す前宜野湾市長の佐喜真淳(さ
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】493 TICAD8を蹴ったモロッコ
著者: 平田伊都子TICAD8(東京アフリカ開発国際会議8)の首脳会議が、北アフリカのチュニジア首都チュニスで8月27日と28日に開催され、<チュニス宣言>を採択して終わりました. モロッコは、チュニジア大統領自ら西サハラ大統領を空港に
本文を読む安倍元首相の「国葬」反対、さらに広がる 集会・デモに加え署名運動も
著者: 岩垂 弘参院選遊説中に銃撃され、死亡した安倍晋三元首相の国葬が9月27日に東京・九段の日本武道館で行われるが、これに反対する動きが日増しに強まっていることを8月22日付の本ブログで報告したが、そうした動きは、その後さらに広がり
本文を読む統一教会の広告塔・安倍晋三の国葬に反対します!
著者: 加藤哲郎●2022.9.1 ミハイル・ゴルバチョフが亡くなりました。彼が民主化を進め、志し半ばでクーデタにより挫折したソ連邦と、現在プーチンが再興をはかっている帝政ロシアは、異なるものです。にもかかわらず、プーチンは共産党独裁下
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(374)
著者: 本間宗究(本間裕)東西冷戦構造の復活 2月24日に発生した「ロシアによるウクライナへの軍事侵攻」から、現在では、「6ケ月目」を迎えているが、現時点で必要なことは、「この出来事が、世界情勢に対して、どのような変化をもたらしたのか?」を冷静に
本文を読む安倍氏の国葬を中止せよ! 国葬は安倍氏を二度殺すことになる
著者: 小川 洋付き合い方に困る葬式 その人の死因について話題にすることが憚られる葬式というものがある。落語にでも出てきそうな例を上げれば、堅物と思われていた商家の旦那が妾宅で頓死するという話が思い浮かぶ。残された家族は葬式を出さない
本文を読む「党員による党首の直接投票は分派を生む」という理論について
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(391)―― つい最近、日本共産党が「日本社会の根本的変革をめざす革命政党にふさわしい幹部政策とは何か――一部の批判にこたえる」という論文を発表した(赤旗ネット版2022・08・23)。 同論文は
本文を読む「食費の節約」が激増 日本生協連が諸物価値上がりの影響を調査
著者: 岩垂 弘まるで目を回してしまいそうな諸物価の値上がりである。これが市民の日常生活にどのような影響を与えているだろうか。そんな狙いから、日本生活協同組合連合会(日本生協連)が組合員を対象に「節約・値上げについてのアンケート調査」
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】492 アルジェリア宣言に署名したマクロン仏大統領
著者: 平田伊都子2022年8月27日から28日にかけて、マグレブと総称される北アフリカのチュニジアで、日本が指導するTICAD8が開催されました。 そのチュニジアを始め、マグレブ諸国は西サハラとリビアを除き、モーリタニア、モロッコ、ア
本文を読む大国間の危ういゲーム
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(390)―― 中国外交学院副院長王帆氏は、8月17日、人民日報国際版の環球時報に「アメリカは覇権維持のために世界を将棋の対局と見なしている」という論説を発表した。王帆氏は中華アメリカ学会副会長で、ア
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(373)
著者: 本間宗究(本間裕)世界のゾンビ企業 今月は、「1945年8月15日の敗戦」から「77年目の記念日」を迎えるが、この点に関する現在の感想は、やはり、「当時の日本人が、天皇陛下の玉音放送まで、日本の敗戦を認めようとしなかった事実」である。つま
本文を読む日中国交正常化50周年記念大集会
著者:■短信■ 日中国交正常化50周年記念大集会 中国を仮想敵国に仕立て上げて、着々と戦争準備に突き進んで良いのか 今年9月29日に日中共同声明が調印されてから50年を迎えます。これを記念して、前日の9月28日
本文を読む関東大震災を忘れない
著者: 小原 紘韓国通信NO704 前回NO703『ポツダム宣言と玉音放送』の続き、若干の補足である。 「玉音放送」はマインドコントロールされた日本では「神の声」に聞こえたに違いない。「耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍び」は印象に残
本文を読む二十世紀文学の名作に触れる(37) 『ニルスのふしぎな旅』のセルマ・ラーゲルレーヴ――自然保護の大切さを説いた先見性
著者: 横田 喬(上)(下)二巻、一千頁を超える長尺の物語の中で、私は第十九章「大きな<鳥の湖>」の内容にとりわけ胸を衝かれた。スウェーデン中南部にある小規模の湖(トーケルン湖)の干拓をめぐる挿話だが、眼力に富む女性作家は百年以上も昔
本文を読む安倍元首相の「国葬」反対広がる 「民主主義の破壊者に国葬はそぐわない」の声
著者: 岩垂 弘7月8日に奈良市内で選挙演説中に銃撃され、死亡した安倍晋三元首相の国葬が9月27日に東京・九段の日本武道館で行われるが、これに反対する動きが日増しに強まっている。反対の理由に挙げられているのは「安倍元首相には国葬に値す
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】491 国連ボスは、何のためオデッサに行ったのか?
著者: 平田伊都子「ペンの用意はいいか?」と、ステファン国連ボス報道官が弾んだ声で8月16日ヌーン・ブリーフィング(定例記者会見)を始めました。 そして突然、17日から20日まで<国連ボス>がウクライナとトルコを電撃訪問すると、得意にな
本文を読む二十世紀文学の名作に触れる(36) ラーゲルレーヴの『ニルスのふしぎな旅』――スウェーデン児童文学の古典
著者: 横田 喬セルマ・ラーゲルレーヴ(1858~1940)は1907年、スウェーデン人として、また女性として初めてノーベル文学賞を受けた。授賞理由は「その著作を特徴付ける崇高な理想主義、生気溢れる想像力、精神性の認識を称えて」。受賞
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(372)
著者: 本間宗究(本間裕)金融システムにおけるダムの崩壊現象 現在の「世界的な金融混乱」の理由としては、「大膨張した世界のマネーが、10分の1の規模である実体経済へ流れ込み始めた事実」が、主な原因として指摘できるが、より詳しい状況としては、「蟻の
本文を読むチベット現代文学を読む
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(389)―― 最近、チベット語テキストによる短編小説集を読む機会があった。 ラシャムジャ著・星泉訳『路上の陽光』(書肆侃侃房 2022・03)と、星泉・三浦順子・海老原志穂3氏の翻訳編集による『チベッ
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