選挙で有権者の支持を得なければならない政党にとって、国民の短期的目線に訴え、国民の即時的要求に応えるポピュリズム政策は必要不可欠になっている。有権者のほとんどは日々の生活のことで精一杯だから、社会の中長期のことには関心
本文を読むinukoroおやじの執筆一覧
「WOW! 年寄りが元気ダ」 外国人観光客がつぶやいた
著者: 小原 紘韓国通信NO611 8月3日(土)、千葉県我孫子駅前で「安倍政治を許さない」「原発ヤメロ」のステッカーを、いつもの「三人の侍」で掲げた。「手賀沼の花火大会」のある土曜日。駅前の人通りはいつもより多かったが、若者がひとり近
本文を読むこんな国で8月の国策オリンピックは大丈夫か?
著者: 加藤哲郎2019.8.15 猛暑に続いて、台風です。外国人観光客には、航空機の欠航も新幹線の運休も十分伝わっていないようです。大丈夫でしょうか? 来年の東京オリンピックは、7月24日から8月9日、パラリンピックは8月25日か
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】331 大巡礼、犠牲祭、TICAD7は着々か?
著者: 平田伊都子8月初め、お金と暇があるイスラム教徒は、サウジアラビアのメッカに向けて巡礼をしました。 アフリカ大陸からも多数の巡礼者が飛行機でメッカに飛びました。 ところが、4人のケニヤ人は自転車を漕いだのです。 ケニヤからサウジア
本文を読む「対米」で内部亀裂あらわに ――習近平の中国(3)
著者: 田畑光永前回の最後に、過去2回の中国の危機(1960年代末~70年代初、1989年)に毛沢東、周恩来、鄧小平といった人たちがいかにして政権を守ったかに触れた。私はいずれの場合もメンツや行きがかりにとらわれずに、彼らは大胆に現実
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(232)
著者: 本間宗究(本間裕)人類最大のトレードオフ 6月30日に行われた「BISの年次総会」は、内容的に、きわめて貧困な状況だったが、一方で、「これから、どのような変化が発生するのか?」を考えた時には、実に大きな意味が存在したようにも感じている。つ
本文を読む小泉進次郎の正体を報道せよ - 結婚報道は新次郎政権への開門 -
著者: 半澤健市小泉進次郎自民党衆院議員が、フリーアナウンサー滝川クリステルとの結婚を安倍首相と菅官房長官に報告し、その後の記者会見でそのことを発表した。滝川は懐妊しているという。この発表前後の進次郎報道で私の目にとまったものが二つあ
本文を読む日本政府の核政策への批判相次ぐ - 2019年の「8・6広島」 -
著者: 岩垂 弘8月6日は、米軍機が広島市に原爆を投下してから74年。この日を中心に、広島では今年も原爆の犠牲となった人々を悼む慰霊の行事や核廃絶を求める集会が繰り広げられた。酷暑の中、全国から多くの人々がこれらの行事や集会に集まった
本文を読む中国の「奉陪到底」に米は戦線拡大で対抗 ――習近平の中国(2)
著者: 田畑光永米にトランプ政権が登場して、対中貿易赤字を問題にし始めた当初は、習近平はそれを、ここ数年、米国内で高まってきた安全保障面での対中脅威論、さらには習近平が唱える「中華の復興」は世界の覇権を狙うものだ、といった国際政治的圧
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】330 モロッコのペット感覚、アフリカ人感覚
著者: 平田伊都子2019年8月1日から2日にかけて、<世紀の交渉>第2弾を目指す♠米大統領娘婿のクシュナーご一行が、モロッコを訪問しました。 MAP(モロッコ国営通信)も公式見解を避けたこの訪問の実態を報告しようと勉強しておりました。
本文を読むどうなる米中摩擦?中国でなにが起きているのか ――習近平の中国 1
著者: 田畑光永中国の動きを観察し続けるのを、勝手に自分の仕事と決めて、これまでやってきたのだが、じつは最近、それが苦痛になってきた。その理由は追い追い読んでいただくつもりだが、去年から続いている米中摩擦をめぐる両国の交渉を見ていると
本文を読む広報 あびこがスゴイ
著者: 小原 紘韓国通信NO610 我孫子市の広報8月1日号に二人の高校生が登場した。 市が広島に派遣した中学生たちが高校生になった。彼らは小学校に出かけ、被爆地での体験を「出前講義」した。ちょっと信じられない話だ。 原爆投下から74年
本文を読む否定された安倍首相の改憲路線 - 護憲団体が参院選を総括 -
著者: 岩垂 弘参院選が終わった。「改憲反対」を掲げて参院選を闘った護憲団体から、選挙結果に対する総括が相次いで発表された。そのうちの代表的なものの内容を紹介する。 総選挙に向けてさらなる協力を―市民連合 安保法制の廃止と立憲主義
本文を読む私が会った忘れ得ぬ人々(11) 前田常作さん ――絵は「行」であり「巡礼」
著者: 横田 喬太平洋戦争敗戦の日から半月前の一九四五年八月二日未明、北陸の富山市を百数十機に上る米軍のB29爆撃機が襲った。二時間余の焼夷弾集中攻撃で市街地が全焼。約十一万人の罹災者を生み、死者が約三千人、負傷者は約八千人に上った。
本文を読む深刻な日韓関係のなかでの「自警団国家ニッポン」の内向と孤立
著者: 加藤哲郎2019.8.1 次回更新予定の8月15日は、日本では「終戦記念日」ですが、隣国韓国では「光復節」です。1945年8月15日は、日本にとってはポツダム宣言受諾による日米戦争の敗北と連合国軍GHQの占領開始でしたが、軍国
本文を読む新疆ウイグル地区を旅してきた ― 絶滅危惧民族のいま
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(288)―― 初めて中国新疆ウイグル自治区を友人たちと訪れた。 出発前から私はかなり緊張していた。中国は、新疆で少数民族約100万人を拘束し収容施設に入れている、という国際的非難を浴びているからである
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】329 殉教者サバハ・オスマン
著者: 平田伊都子2019年7月28日、MEE(中東の目)が配信した、歯ぐきを見せガガっと笑うサバハさんの写真を見て、ビックリ! 7月22日にAPS(アルジェリア国営通信)が公表したサバハさんの写真は、少女の初々しさを漂わせていたのに、
本文を読む再び徴用工問題を考える
著者: 小原 紘韓国通信NO609 最悪の状態といわれる日韓関係。マスコミは、改善の出口が見えない、解決策がないとまで報じる。無責任な野次馬報道、政府主張の垂れ流し、お先棒を担ぐ新聞・テレビには本当に腹が立つ。彼らには解決策が見えない
本文を読む社会主義社会とは、社会の形態なのか、社会の実体をめざすものか
著者: 岡本磐男私は、いわゆる社会主義論の専門家ではない。大学に勤務していた頃は42年間にわたって金融論を講義してきた者である。けれども大学院においてはマルクス経済学者の宇野弘蔵先生を指導教授としてきた。宇野先生は「自分が経済学をやっ
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(231)
著者: 本間宗究(本間裕)座して死を待つBIS!? 6月30日に「BIS(国際決済銀行)の年次総会」が開催されたが、この時に議論された内容は、私自身も驚くほどに悲観的なものだった。つまり、「金融政策で打つ手が無くなった」、そのために、「財政政策」
本文を読む新宿ゴールデン街は日本の未来か幻想か - 極めて稀な多文化で平和な安全地帯 -
著者: 杜 海樹東京新宿のゴールデン街と言えば、300店ほどのバー等が長屋形式で軒を連ね、朝まで呑だくれの溜まり場として名を馳せて来た所であり、よいイメージで語られることはほとんど無かった。戦後の闇市から、青線、新宿騒乱、ボッタクリ、
本文を読む悲劇的な日本の放送行政(下) - 「知る権利擁護」市民運動、新たな展開 -
著者: 隅井孝雄EUの報道憲章と国連人権委員会 欧米の自由主義諸国ではありえない日本政府のメディア政策である。2009年に制定されたEUの「報道の自由憲章」は10項目にわたる。そのうち最も重要な最初の3項を紹介しよう。 1. 報道
本文を読む非民主主義的な日本の放送行政(上) - 政府直轄の中国、北朝鮮、ロシアなどと並ぶ -
著者: 隅井孝雄放送独立行政委員会を市民連合と野党が要求 5月29日、国会内で市民連合の山口二郎氏、広渡清吾氏らが、立憲野党会派(立憲民主、国民民主、共産、社会民主、社会保障を立て直す国民会議)の党首、代表らと会談、市民連合が提起し
本文を読む平和行進に参加する
著者: 小原 紘韓国通信NO608 私には故郷(ふるさと)がない。15回も引っ越しをしたせいだろう。「どこから来てどこへ行くのか」という画家のゴーギャンの問いが妙に気になって、少年時代を過ごした土地へ自分探しの旅に出かけた。年齢のせ
本文を読む海峡両岸論 第104号 2019.07.20発行 - 「中国は敵ではない」と米識者が書簡 「中国は敵ではない」と米識者が書簡 -
著者: 岡田 充「中国は敵ではない」。米国の元政府当局者や著名な研究者ら100人が、トランプ大統領と議会あての公開書簡 注1を「ワシントン・ポスト」(7月4日付)に発表した。あらゆる領域に拡大する米中関係の悪化について「深刻に憂慮する
本文を読む山本太郎政権の可能性 - 参院選2019の結果をみて -
著者: 半澤健市《山本太郎政権は夢物語だろうか》 何を夢想しているのかと思う読者が多いだろう。しかしそういう読者も、この夢の実現を、一瞬は考えたのではないだろうか。下記は一つのイメージ提示である。 前回2013年の参議院選挙時に山
本文を読む「偉大な国」とは「白人の国」 - トランプ発言で見えた大統領選「真の争点」 -
著者: 金子敦郎トランプ米大統領が野党民主党の非白人で女性の4議員に「元の国に帰れ」と迫った発言は、米国を分断する人種差別攻撃と世論の批判を浴び、下院は一部の与党共和党議員も加わって非難決議を採択した。だが、トランプ氏は全く臆すること
本文を読む国民の〝政治離れ〟が顕著になり、政党政治の劣化が進んでいる - 改憲勢力「3分の2割れ」をめぐる攻防 -
著者: 広原盛明2019年参院選の結果を見て思うことは、国民の〝政治離れ〟が顕著になり、政党政治の劣化が着実に進んでいることだ。何しろ全国の投票率が48.8%と50%を切り、戦後2番目の低投票率に落ち込んだのである。前回2016年参院
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】328 CAN(the African Cup of Nations)アフリカ大陸杯
著者: 平田伊都子7月18日金曜日正午、22回目の金曜デモで、アルジェリア首都アルジェはアルジェリア国旗で埋まりました。 そして一夜明けた7月19日のアルジェは、前日より何10倍ものアルジェリア国旗で溢れていました。 アルジェリアの政治
本文を読む記録映画から読み解くオリンピック - PARC自由学校2019オープン講座 -
著者: リベラル21来年東京で開催されるオリンピック・パラリンピック。しかし、私たちの多くにとって、開会式・閉会式や競技を目にするのは、映像を通してです。五輪と映像ははたしてどのような関係を結んできたのでしょうか。 手がかりとなるのが、
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