inukoroおやじの執筆一覧

デカ顔で汗かきのうるさいメタボおやじ

SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】299 国連崩壊 1930年代の教訓を忘れるな!

著者: 平田伊都子

「国連崩壊」は、国連から不当に追放された国連記者マチュ―・リーの口癖です。  彼はこの言葉を、追放された今は勿論、追放される前にも連発していました。 彼が追放されたのは、国連批判が原因ではありません。 反モロッコ的だと、

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(214)

著者: 本間宗究(本間裕)

面白きこともなき世を・・・ 「高杉晋作の辞世句」は「面白きこともなき世を面白くすみなすものは心なりけり」というものであり、私自身も、今までは、この内容に賛同していた。具体的には、「世の中は、辛く苦しいことだらけであり、地

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トランプ大統領の強情がアメリカをさらに分断 - メキシコ国境の壁を建設にあくまで固執 -

著者: 伊藤力司

アメリカではクリスマスから新年の祝日期間なのに、80万人の国家公務員が給料をもらえず自宅待機に追い込まれた。美術館や国立公園なども昨年12月22日からずっと休業に追い込まれている。外交官の3割程度が働けなくなっているから

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シリア、イラクでの内戦、テロの一般市民死者計18万人以上 ― 米軍の一方的撤退にBBCの厳しい総括(3)

著者: 坂井定雄

▼重要都市の奪還 「イスラム首長国」ISに対する米軍主導の連合軍の反撃は、2015年12月、イラク政府軍によるアンバル州の州都ラマディの奪還などから始まった。2017年7月のイラク第2の都市モスルの奪還は、連合軍側にとっ

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中東に、欧州に、アフガンに散ったIS支持者たち ―米軍の一方的撤退にBBCの厳しい総括(2)

著者: 坂井定雄

 世界各国からシリア、イラクに渡航し、ISに加わった何ダースもの国の人たちのうち、5千600人以上が自分の国に戻った。米国の諜報グループによる2017年10月の調査によると、英国に425人、ドイツ、フランスにそれぞれ30

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キューバ大使館が革命60周年でレセプション - 社会主義的、民主的、持続的な社会の建設へ決意 -

著者: 岩垂 弘

 カリブ海に浮かぶ社会主義国・キューバは、今年1月1日、革命60周年を迎えた。これを記念する駐日キューバ大使館主催の「キューバ ナショナルデー・レセプション」が1月9日夜、東京・虎ノ門のホテルオークラ東京で開かれた。日本

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イスラム首長国(IS)は打倒されたのか - 米軍の一方的撤退にBBCの厳しい総括(1) -

著者: 坂井定雄

上記は、国際的メディアとして、シリア内戦、国際的イスラム過激派武装組織「イスラム首長国(IS)」の残酷な悪行、崩壊の過程を、おそらく最も、正確に早く世界に報道してきた英公共放送BBC電子版(12月20日)の総括的な分析の

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海峡両岸論 第98号 2019.1.13発行 - 「新冷戦論」の落とし穴にはまるな デジタル経済争う21世紀型対立 -

著者: 岡田 充

 通商摩擦に始まった米中対立は、南シナ海、台湾、人権など安全保障や内政にも波及している。しかし「核心的な争点」は人工知能(AI)やビッグデータなど「デジタル経済」の主導権をめぐる21世紀型の争いであり、資源や領土、核戦力

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】298 モロッコがラリーで挑発、南アが安保理で援護射撃

著者: 平田伊都子

「もう一度サハラへ」と、、篠塚建次郎さんが、70歳になる節目にアフリカ・エコ・レース(2018年12月30日~2019年1月13日)に参加しました。 篠塚さんは、日本人として初めてWRC世界ラリー選手権とパリ・ダカール・

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安倍政権への不信感強まる - 2019年の年賀状にみる市民意識 -

著者: 岩垂 弘

 今年も友人、知人から、たくさんの年賀状を受け取った。それらの一枚一枚を手にして強く印象に残ったのは、市民の間で安倍首相とその政権に対する不信感が前年に比べて一段と深まっていることだった。  私はこれまで毎年、多くの友人

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アジアの覇権を賭けて米中冷戦本格化 - 貿易摩擦減少しても根源的対決続く -

著者: 伊藤力司

昨年秋ごろから激しくなったニューヨークや東京の株価の激しい動揺は、基本的には世界第1の経済大国であるアメリカと第2の経済大国である中国の間の貿易摩擦が原因である。トランプ米大統領が、アメリカの中国に対する大幅な貿易赤字の

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SJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】297 「Finally Nearing Its End(終に収束か)」?

著者: 平田伊都子

 「アフリカで一番古い紛争の一つが、終に収束か?」という命題で、ニコラス・ニアルコスがザ・ニューヨーカーに長い論文を、2018年12月29日付けで発表しました。 見出しには、「ジョン・ボルトンと元ドイツ大統領が、6年間も

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「脱・香害」めざし、意見書を政府に提出する市議会が相次いでいる シリーズ「香害」第8回 

著者: 岡田幹治

「香害」が新年早々から、被害者を悩ませている。初詣の参拝者でにぎわう神社周辺が、衣服から放出される柔軟剤臭で覆われていたからだ。ある被害者は息を止め、参拝もそこそこに立ち去ったという。 そうした中で、市民や自治体による「

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四〇歳は「惨勝と解放」に何を見たのか - 堀田善衛『上海にて』を読む(2) -

著者: 半澤健市

《戦争と哲学と歴史》  一九四五年の春、堀田善衛は当時上海にいた作家武田泰淳と南京に旅行した。二人は南京の城壁に登った。その時に堀田は次のように考えた。 ■中国戦線は、点と線だというけれど、こりゃ日本は、とにかく根本的に

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2018年に死亡したジャーナリスト53人 - CPJ(ジャーナリスト保護委)が発表 2017年比大幅増加 -

著者: 隅井孝雄

アメリカ、ニューヨークに本部を置くCPJ(ジャーナリスト保護委員会)は、12月19日録、2018年中に取材がらみで、命を落としたジャーナリストは確認できただけでも、53人にのぼると発表した。 意図的殺害34人、投獄された

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現象描写あれど本質深耕に至らず - 2019年元旦の全国紙を読む -

著者: 半澤健市

今回で10回目である。年男の老骨に鞭打ったが、年々密度が薄くなる。 その文、引いて見えていると自己満足している。 まず社説から見ていく。各社の立ち位置、主張がそれなりに見えるからである。 《社説を巡覧するとこうなる》  

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今年は護憲派にとって決戦の年 - 2019年の年頭にあたって -

著者: リベラル21編集委員会

 新しい年が明けました。今年は、本ブログにとって創刊13年目にあたります。読者の皆さんにはこれまでのご支援に心から感謝するとともに、引き続きご愛読くださるようお願い申し上げます。  今年は、日本にとって画期的な岐路の年に

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21世紀に日本が直面すると思われる4つの人類史的課題

著者: 岡本磐男

 私も今や超高齢者となり、いつこの世を去ってもおかしくない年齢となったので、現在感じている人類史的課題について書き残しておきたい。  第1には現在の日本は、少子高齢化社会の進展によって人手不足の社会になったといわれる。そ

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SJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】296 謹賀新年 TICADの年、祭事の年、テロ警戒の年

著者: 平田伊都子

津久井の山間にある雲功寺の観音様、金つき堂が左隅にのぞく,,  モロッコはテロ・ゲートウェイだと、モロッコ自身が自慢しています。 確かに、昨年も相変わらずIS関連のテロがモロッコ内外で続発し、モロッコ司法当局は容疑者狩り

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安倍政権、史上空前の防衛費増強予算 - トランプへのゴマすりで、F35戦闘機購入計画など急ぐ -

著者: 坂井定雄

 安倍政権が21日に発表した来年度予算は、史上最大の101兆円余。防衛予算も今年度より1.3%増の過去最大。しかもこの支出増は、今後も増え続けることを避けられない仕組みだ。中でも米トランプ政権が大喜びしているF35戦闘機

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(213)

著者: 本間宗究(本間裕)

ゴーン・ショックが意味するもの 今回の「ゴーン・ショック」には、たいへん驚かされたが、同時に、ある種の「閃き」を得られたようにも感じた。具体的には、「時代の終焉を告げる除夜の鐘のようなものだったのではないか?」ということ

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文学青年が政治を発見するとき - 堀田善衛の『上海にて』を読む -

著者: 半澤健市

 『上海にて』の序文には一九五九年六月の日付がある。 敗戦後一四年を経て書かれたこの文章について、筆者は「私のこれまでに書いた、まとまりのないもののなかでも、もっともまとまりのないものである。まとまりをつけようと努力をし

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