韓国通信NO781 私より七歳年長だが、親しみを込めて武智さんとお呼びする。『私たちは、脱走アメリカ兵を越境させた…』を読んだ。いただいてから10年、そして亡くなられて4年たっていた。初めてお見受けしたのは東京駒込の東京
本文を読むKasai_Nobuoの執筆一覧
二十一世紀ノーベル文学賞作品を読む (19-下)
著者: 横田 喬オルガ・トカルチュクの人となり――博学的な情熱によって、生き方としての越境を試みる オルガ・トカルチュクは1962年、ポーランド西部、ドイツ国境に程近いルブシュ県スレフフに生まれた。ワルシャワ大学で心理学を専攻。在学中か
本文を読む共産党はいま存亡の岐路に立っている(その77)
著者: 広原盛明山口二郎・中北浩爾編著『日本政治、再建の条件』を読んで、自維政権にどう立ち向かうか(4) 11月15日刊行の山口二郎・中北浩爾編著『日本政治、再建の条件――失われた30年を超えて』(筑摩選書)を早速読んでみた。山口二郎(
本文を読む大賞は沖縄タイムスの「沖縄戦80年 鉄の暴風吹かせない キャンペーン」
著者: 岩垂 弘2025年の平和・協同ジャーナリスト基金賞 反核・平和、協同・連帯、人権擁護等を推進するための報道に寄与したジャーナリストらを顕彰する活動を続けている平和・協同ジャーナリスト基金(PCJF。代表委員=ルポライターの鎌田
本文を読む二十一世紀ノーベル文学賞作品を読む(19-中)
著者: 横田 喬オルガ・トカルチュク(ポーランド、1962~)の『逃亡派』(白水社:刊、小椋彩:訳)の続き 何もしようのないことが、クニツキ自身を不安にした。何かを見落とすことがないように、一切の変化を書き留める必要があるのではないか。
本文を読む二十一世紀ノーベル文学賞作品を読む(19-上)
著者: 横田 喬オルガ・トカルチュク(ポーランド、1962~)の著作『逃亡派』(白水社:刊、小椋彩;訳)を一読し、文芸作品の奥深さを味わおう 彼女は2018年度のノーベル文学賞受賞者で、授賞理由は「博学的な情熱によって、生き方としての越
本文を読む日本ジャンプ陣:5戦4勝 ー スキージャンプ W杯が開幕
著者: 盛田常夫2025/2026年のウインタースポーツシーズンが開幕した。スキージャンプはこの時期に積雪が確実な北欧で開催される。スキージャンプ緒戦(混合団体1戦、女子個人2戦、男子個人2戦)が、11月21-23日、昨年の世界選手権の
本文を読む共産党はいま存亡の岐路に立っている(その76)
著者: 広原盛明毎日新聞「多党化ニッポン」、中島岳志「リベラル保守と社会民主主義 連帯を」を読んで、自維政権にどう立ち向かうか(3) 毎日新聞の「多党化ニッポン」にはいろんな論者が登場する。11月14日の中島岳志(東京科学大教授、近代日
本文を読む「もはやいかなる楽観的な考えを持つべきときではない」
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(546)―― 11月15日、中国共産党準機関紙・環球時報の社説は、おそろしく尊大な態度で「日本は中国の警告を誤解するな」と衆議院予算委員会での高市首相の答弁を非難し、撤回を要求する社説を掲載した。以下
本文を読む島国日本が陥る幻想
著者: 盛田常夫懲りないアベノヨイショたち アベノミクス時代から続く低金利政策と日銀による国債購入(公的債務の累積) は、知らず知らずのうちに日本の社会経済を浸食している。アベノミクス時代から、馬鹿の一つ覚えのように、ゼロ金利政策と財政
本文を読む明治大学平和教育登戸研究所資料館が企画展
著者: 「リベラル21」わたしたちは戦うことを命じられた 明治大学平和教育登戸研究所資料館(注)が,第16回企画展「その時、わたしたちは戦うことを命じられた―登戸研究所と本土決戦体制―」を11月26日(水)から2026年5月30日(土)まで開催
本文を読むロシア正教会ヒラリオン(府主教)の腐敗と性的虐待(続報)
著者: 盛田常夫日本人の若者ゲオルグ・スズキこと鈴木譲二君が、ハンガリーに居住するロシア正教会のヒラリオンの腐敗生活と性的虐待を種々のメディアに暴露している。ロシアの諜報機関FSBと結びついているヒラリオンが復讐のために手段を選ばない可
本文を読む無能な首相と閣僚たち
著者: 小原 紘韓国通信NO780 「死に体」の自民党に復活の兆しである。高市内閣の支持率が急上昇している。 「山高ければ谷深し」。異常な高株価に似ている。実態のない株価と不動産バブルがはじけたように高市人気が谷に落ちるのは時間の問題と
本文を読む思いがけず、日中関係は氷河期に入った
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(545)―― 緊張が生まれた経過高市早苗新首相は、10月31日からのAPEC(アジア太平洋経済協力会議)慶州会議のおり、中国習近平主席に対して新疆や台湾の人権問題など「率直に」述べた。一方台湾の林信義
本文を読むオルバン一行のアメリカ外交の目的と成果
著者: 盛田常夫11月6~8日、オルバン政権は大臣・政府官僚のほか、政権に近いメディア記者を引き連れて、ワシントンでトランプ大統領ほかの重鎮と会談をもった。Wizzairのチャーター機を使い、120名ほどの団体がこれ見よがしに十数台の高
本文を読む共産党はいま存亡の岐路に立っている(その75)
著者: 広原盛明NHK日曜討論を観ての奇妙な違和感、野党席には「反動ブロック」各党が並び、末席に共産党が座っている、自維政権にどう立ち向かうか(2) 11月9日のNHK日曜討論を観て奇妙な違和感にとらわれた。いつも与党席にいた公明と維新
本文を読むフェスティバル ラティノアメリカーノ2025
著者: 「リベラル21」11/23 ラテンアメリカ諸国がチャリティーバザー 日本ラテンアメリカ婦人協会は、11月23日(日)午前11時から午後3時まで、東京プリンスホテル(東京都港区芝公園3丁目,地下鉄三田線「御成門駅」から徒歩1分)2階の「
本文を読むケンカを売っていい気になっている場合ではない
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(544)―― 相手の出鼻をくじく?高市早苗新総理は、10月27日訪日したトランプ米大統領を大歓迎し、その後APEC(アジア太平洋経済協力会議)慶州会議に出かけた。そこでの日中首脳会談について、日本のメ
本文を読むプーチンとオルバン政権の醜い関係
著者: 盛田常夫EUの対ロシア第6次制裁(2022 年6月)で、ハンガリーがロシア正教会キリル総司教の制裁リスト 掲載に反対したことは、すでに本通信でも触れた(https://www.morita-from-hungary.com/j-
本文を読む二十一世紀ノーベル文学賞作品を読む(18-下)
著者: 横田 喬カズオ・イシグロ(イギリス、1954~)の人となり――壮大な感情の力により、幻想的感覚に隠された深淵を暴く スカズオ・イシグロは長崎市内で1954年に生まれた。父は海洋学者で、1960年に両親と共にイギリスへ移住。197
本文を読むトランプの負けー米中関税戦争
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(543)―― 現地時間10月30日正午、韓国・釜山で習近平中国国家主席とトランプ米大統領が約1時間40分会談した。今回のアジア太平洋経済協力会議(APECのヤマはこの米中会談だった。) トランプは中国
本文を読む二十一世紀ノーベル文学賞作品を読む(18-中)
著者: 横田 喬カズオ・イシグロ(イギリス、1954~)の代表作『日の名残り』(早川書房:刊、土屋政雄:訳)の続き いずれにせよ、登って本当に良かったと思っております。確かに、なかなか骨の折れる道ではありましたが、丘を百ヤードほどジグザ
本文を読む共産党はいま存亡の岐路に立っている(その74)
著者: 広原盛明自公政権が崩壊した現在、「反動ブロック対決」と「議員定数削減阻止一点共闘」は両立するか、自維政権にどう立ち向かうか(1) 「政治は一寸先が闇」と言うが、この1、2週間は「驚天動地」ともいうべき大波乱が相次いで発生した時
本文を読む二十一世紀ノーベル文学賞作品を読む(18 上)
著者: 横田 喬カズオ・イシグロ(イギリス、1954~)の著作に触れ、読書を楽しむ カズオ・イシグロは2017年度のノーベル文学賞受賞者で、授賞理由は「壮大な感情の力を持った小説を通し、世界と結びついているという、我々の幻想的感覚に隠
本文を読む米国による対キューバ経済封鎖を解除せよ
著者: 岩垂 弘国連総会で33回目の決議 駐日キューバ大使館の発表によると、10月29日の国連総会で、キューバが提案していた、米国による対キューバ経済封鎖解除決議が、賛成多数で採択された。この結果を、ブルーノ・ロドリゲス・キューバ外相
本文を読む10月23日の激突:Fidesz「平和行進」と Tisza「国民行進」
著者: 盛田常夫2025年10月23日、ハンガリー動乱(ハンガリー革命)69周年を迎え、二大政治勢力が大衆動員力を誇示する大規模集会を同時に開催するという異例の事態になった。Fidesz は国会前のコシュート広場、Tisza は英雄広場
本文を読む終わりの始まり
著者: 小原 紘韓国通信NO779 国民の信頼を失った自民党の総裁選びには呆れた。自民のデタラメぶりを棚に上げた茶番劇を外野席で3か月も見せつけられた。「下駄の雪」と言われ続けた公明党に代わって維新が与党入りと言うおまけつき。いずれにし
本文を読むある歴史書からの連想
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(542) 「本というものは面白くなければ価値がない」と単純に考えるわたしのようなものにとって、ちかごろ十分に満足できる本に出合った。『文明と戦争の誕生――国家、この栄光と残酷を生みだすもの』(集広舎
本文を読むオルバン政権にウクライナ戦争を仲介する資格も能力もない
著者: 盛田常夫オルバン・ヴィクトルがプーチン-トランプ会談招聘を演出したのは、来年に控えた総選挙勝利への宣伝材料として政権の国際的正統性を誇示できると考えたからである。ウクライナを批判し、ロシアの主張を繰り返すオルバンに、ゼレンスキー
本文を読む自民党の終末期政権としての高市政権
著者: 小川 洋高市政権の短命を予測する 今年の夏の暑さは尋常ではなかった。体温を上回る高温のなかに外出するのは、それなりの覚悟が必要だった。そこにこの急激な気温低下である。北国からは初雪の便りが届いている。野遊びに出かけたくなる「秋晴
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