「保守と革新」「反動と進歩」の空中戦型発想では多党化時代に対応できない、共産党は野党最下位グループに沈んだ、2025年参院選の結果から(番外編3) 2025年参院選の最大の特徴は、野党が「躍進組」「停滞組」「凋落組」の3
本文を読むKasai_Nobuoの執筆一覧
石破首相の戦後80年所感――日本政治右傾化への警鐘
著者: 宮里政充石破首相は10日、戦後80年の所感を発表したが、その主要テーマは日本が先の戦争を防げなかった原因の分析である。総理大臣を辞する直前になって、この所感を総理個人として発出したのはなぜか。それは極右勢力の急激な進出に終わった
本文を読むペドフィル事件の新たな展開
著者: 盛田常夫オーブダ矯正少年院の売春・買春事件は、Fidesz政権にとって頭の痛い問題になっている。昨年、ビチケ児童養護施設の性的虐待事件被告の恩赦を巡って、政府の不手際があったにもかかわらず、再び同様の事件が明らかになり、政府の監
本文を読むベネズエラ情勢に関する公開研究会開催へ
著者: 「リベラル21」10月22日(水)、明治学院大学白金キャンパスで 南米のベネズエラの情勢が世界的な注目を集めていますが、明治学院大学国際平和研究所が以下の要領で「ベネズエラ情勢とコムーナ(共同体):国家による戦争の時代に地域共同体はいか
本文を読む共産党はいま存亡の岐路に立っている(その72)
著者: 広原盛明自公政権が〝少数与党〟になった多党化時代に共産が後退する理由、共産はなぜ80万票(2割弱)もの票を失ったのか、2025年参院選の結果から(番外編2) 2024年衆院選は、自民が単独過半数を割ると同時に、自公連立政権が過半
本文を読む終わりの見えてきたトランプ2.0
著者: 小川 洋マッカーシズム(赤狩り)の歴史から 健康状態-国連総会など9月23日、国連総会の会場にいた各国の代表たちは、認知症患者の症状観察をしている気分だったかもしれない。第一期目の総会演説の際には、トランプ氏が明らかな嘘をついた
本文を読む「流動化する有権者」―中国からみた日本参院選
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(540) 遅れすぎた内容で申し訳ないが、9月18日中国共産党の国際問題専門紙「環球時報」は「流動化する日本の有権者」という論評を掲げた。筆者は霍建崗といい中国現代国際関係研究院東北アジア研究所研究員で
本文を読む砂川の大地からとどけ平和の声
著者: 「リベラル21」10/18(土) 砂川闘争70周年記念トークセッション 今から70年前の1955年9月に、東京都の砂川町(現在の立川市砂川町)で「砂川闘争」があった。米軍立川飛行場の滑走路拡張のための強制測量が行われたため、地元農民や支
本文を読むペドフィル事件をめぐる政治的攻防
著者: 盛田常夫国会本会議でのシェンミエン副首相の発言キリスト教民主人民党党首で、オルバン内閣の副首相を長年にわたって務めるシェンミエン・ジョルトは、キリスト教徒を自称しながら、北欧からアフリカまで狩猟に出かける狩猟マニアである。ハンガ
本文を読む共産党はいま存亡の岐路に立っている(その71)
著者: 広原盛明〝保革対決時代〟の終焉と〝多党化時代〟の幕開け、2025年参院選の結果から(番外編1) 戦後日本の政治構造を貫く太い糸は、「保守と革新の二極対決=保革対決」だった。国政においても地方においても「自民・無所属」の保守勢力と
本文を読む第10回ねりま沖縄映画祭2025
著者:10/11~11/24 東京都練馬区内で 沖縄をテーマにした映像作品を東京都練馬区内で上映する「ねりま沖縄映画祭」が、10/11(土)~11/24(月・祝)の期間中、土日祝日を中心に開催される。ねりま沖縄映画祭実行委員
本文を読む激化するネット空間の争い
著者: 盛田常夫中国の対日戦勝記念式典に、欧州から参加したのは、スロヴァキアとハンガリー だけ。2国ともプーチンと習近平に忖度してのことだが、集合写真を見ると、スロヴ ァキア首相とハンガリー外相の居場所がないようだ。フィツォはこの後、帳
本文を読むトランプ旋風が吹き荒ぶラテンアメリカ
著者: 後藤政子進む米国離れ・忍び寄る軍事介入の影 「相互関税騒ぎ」は国際社会の力学のもとで、それなりの形で収拾に向かっているが、「米国の裏庭」と言われるラテンアメリカでは未だにトランプ旋風が吹き荒び、米国の軍事介入の可能性も取り沙汰さ
本文を読むGDP(国内総生産)物語
著者: 小原 紘韓国通信NO778 わが国の付加価値(生産)合計を意味するGDPが振るわない。長らく続いた世界第二位の席を2010年に中国に奪われ、2013年にはドイツに抜かれ、明日にでもインドに抜かれようとしている。マラソンに例えるな
本文を読む核兵器も戦争もない世界を求めて
著者: 「リベラル21」10/11(土) 有楽町朝日ホールで集会 東京の有楽町朝日ホール(有楽町マリオン11F)で、10月11日(土)12時から「核兵器も戦争もない世界を求めて~記憶を受け継ぎ未来へ~」と題する集会が開かれる。実行委員会の主催だ
本文を読む腐敗、失政の果てのネパール
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(539)―― 9月8日夜から9日にかけて、ネパールのカトマンズを中心に10代、20代のいわゆるZ世代を中心に反政府暴動が勃発した。きっかけは主に欧米系メディア・プラットホームの政府による遮断への抗議だ
本文を読むクチェ演説その後
著者: 盛田常夫最新の世論調査結果 オルバン首相はクチェの演説で、政府の補助金で運営されている調査機関Nézőpont Intézetの「FideszがTisza党を10ポイントリード」という忖度結果に依拠して、秋に総選挙をやれば、Fi
本文を読む学ぶたのしさ 話すよろこび
著者: 小原 紘韓国通信NO777 英語のラジオ講座を聴き始めてから3年になる。入試以来ご無無沙汰していた英語の再挑戦には訳がある。35歳から始めた韓国語の学習は低空飛行を続けているが韓国語一辺倒だった反省がある。この歳になって英語の必
本文を読む共産党はいま存亡の岐路に立っている(その70)
著者: 広原盛明〝反動ブロック〟の危険と対決する〝新しい国民的・民主的共同〟の提唱、比例得票数286万票、得票率4.8%の少数政党が、比例得票数3744万票、得票率63.2%の〝反動ブロック〟諸政党に対決するという荒唐無稽な方針、202
本文を読む中国がインドに接近する理由
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(538)―― 中国共産党機関紙人民日報の国際版・環球時報は、この夏インドに対して異例ともいえる友好的な記事を2度にわたって掲載した。 国境地帯の共同開発?7月14日、清華大学国家戦略研究院・銭鋒研究員
本文を読む焦るオルバン・ヴィクトル
著者: 盛田常夫クチェ演説が話題に Fidesz のクチェ集会(Fidesz picnic)7月末のルーマニア・エルデーィ地方での Fidesz 夏の大学(通称 Tusványos)に次いで、9月初旬は Fidesz 秋の陣の出発点とな
本文を読む二十一世紀ノーベル文学賞作品を読む(17-下)
著者: 横田 喬スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ(ベラルーシ、1948~)の人となり 沼野充義氏(スラブ文学、東大名誉教授)は『ボタン穴から見た戦争』(岩波書店:刊)の巻末の解説でアレクシエーヴィチの人となりについて、こう記す。彼女は
本文を読む二十一世紀ノーベル文学賞作品を読む(17-中)
著者: 横田 喬スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ(ベラルーシ、1948~)『ボタン穴から見た戦争』――白ロシアの子供たちの証言』「はじめに」続き 今日では、この子供たちがあの悲劇の日の最後の目撃者です。この子たちで終わりです!しかも、
本文を読む二十一世紀ノーベル文学賞作品を読む(17-上)
著者: 横田 喬スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ『ボタン穴から見た戦争』――白ロシアの子供たちの証言』(岩波書店:刊、三浦みどり:訳)「はじめに」から (ベラルーシ、1948~)の著作に触れ、深く心を打たれた。彼女は2015年度ノーベ
本文を読む亡国の戦争プロパガンダ
著者: 小川 洋早めに摘み取るべき議論 トランプ政権の登場など国際環境の不安定化を反映するかのように、日本でも核武装を唱える政党が相当数の票を集めるなど、かつては見られなかった動きが表面化している。先日の参院選の結果からも明らかなように
本文を読む共産党はいま存亡の岐路に立っている(その69)
著者: 広原盛明自民党は全国の党員・党友が投票に参加する総裁選挙を実施する、共産党は志位議長ほか党指導部の〝信任投票〟さえ実施する意思はないのだろうか、2025年参院選の結果から(7) 自民党は紆余曲折があったものの、石破茂総裁が参院選
本文を読むプライヴェットジェット利用を止められないオルバンファミリー
著者: 盛田常夫オルバン首相夫妻が LCC 機でスペイン旅行に出かけたことは本通信でも触れた。来年の選挙を意識したパフォーマンスだと、多くのメディアは夫妻の搭乗時の写真を報じた。ところが、8月21日には側近を連れて、プライヴェットジェッ
本文を読む不安を抱えながら世界一の強国へ向かう中国
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(537)―― 9月3日、中国は北京天安門広場を中心に「抗日戦争と世界反ファシズム戦争勝利80周年」を記念する軍事パレードを実施した。これについては、すでに多くの分析や評論があるからここでは私がこのパレ
本文を読む共産党はいま存亡の岐路に立っている(その68)
著者: 広原盛明参院選敗北の責任を党中央として〝痛感する〟と言いながら、誰も責任を取らない党指導部の不思議、第6回中央委員会総会決議に見る強烈な前衛意識の存在、2025年参院選の結果から(6) 日本共産党第6回中央委員会総会(6中総)が
本文を読むオルバン城館(ハトヴァンプスタ)をめぐる応酬
著者: 盛田常夫オルバン父へのインタヴューオルバン城館(ハトヴァンプスタの館)をめぐる疑惑は、与党 Fidesz 陣営の頭の 痛い問題になっている。この城館のリノヴェートは 10 年前から始まっており、オルバンを初めとする政権幹部には、
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