――八ヶ岳山麓から(544)―― 相手の出鼻をくじく?高市早苗新総理は、10月27日訪日したトランプ米大統領を大歓迎し、その後APEC(アジア太平洋経済協力会議)慶州会議に出かけた。そこでの日中首脳会談について、日本のメ
本文を読むKasai_Nobuoの執筆一覧
プーチンとオルバン政権の醜い関係
著者: 盛田常夫EUの対ロシア第6次制裁(2022 年6月)で、ハンガリーがロシア正教会キリル総司教の制裁リスト 掲載に反対したことは、すでに本通信でも触れた(https://www.morita-from-hungary.com/j-
本文を読む二十一世紀ノーベル文学賞作品を読む(18-下)
著者: 横田 喬カズオ・イシグロ(イギリス、1954~)の人となり――壮大な感情の力により、幻想的感覚に隠された深淵を暴く スカズオ・イシグロは長崎市内で1954年に生まれた。父は海洋学者で、1960年に両親と共にイギリスへ移住。197
本文を読むトランプの負けー米中関税戦争
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(543)―― 現地時間10月30日正午、韓国・釜山で習近平中国国家主席とトランプ米大統領が約1時間40分会談した。今回のアジア太平洋経済協力会議(APECのヤマはこの米中会談だった。) トランプは中国
本文を読む二十一世紀ノーベル文学賞作品を読む(18-中)
著者: 横田 喬カズオ・イシグロ(イギリス、1954~)の代表作『日の名残り』(早川書房:刊、土屋政雄:訳)の続き いずれにせよ、登って本当に良かったと思っております。確かに、なかなか骨の折れる道ではありましたが、丘を百ヤードほどジグザ
本文を読む共産党はいま存亡の岐路に立っている(その74)
著者: 広原盛明自公政権が崩壊した現在、「反動ブロック対決」と「議員定数削減阻止一点共闘」は両立するか、自維政権にどう立ち向かうか(1) 「政治は一寸先が闇」と言うが、この1、2週間は「驚天動地」ともいうべき大波乱が相次いで発生した時
本文を読む二十一世紀ノーベル文学賞作品を読む(18 上)
著者: 横田 喬カズオ・イシグロ(イギリス、1954~)の著作に触れ、読書を楽しむ カズオ・イシグロは2017年度のノーベル文学賞受賞者で、授賞理由は「壮大な感情の力を持った小説を通し、世界と結びついているという、我々の幻想的感覚に隠
本文を読む米国による対キューバ経済封鎖を解除せよ
著者: 岩垂 弘国連総会で33回目の決議 駐日キューバ大使館の発表によると、10月29日の国連総会で、キューバが提案していた、米国による対キューバ経済封鎖解除決議が、賛成多数で採択された。この結果を、ブルーノ・ロドリゲス・キューバ外相
本文を読む10月23日の激突:Fidesz「平和行進」と Tisza「国民行進」
著者: 盛田常夫2025年10月23日、ハンガリー動乱(ハンガリー革命)69周年を迎え、二大政治勢力が大衆動員力を誇示する大規模集会を同時に開催するという異例の事態になった。Fidesz は国会前のコシュート広場、Tisza は英雄広場
本文を読む終わりの始まり
著者: 小原 紘韓国通信NO779 国民の信頼を失った自民党の総裁選びには呆れた。自民のデタラメぶりを棚に上げた茶番劇を外野席で3か月も見せつけられた。「下駄の雪」と言われ続けた公明党に代わって維新が与党入りと言うおまけつき。いずれにし
本文を読むある歴史書からの連想
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(542) 「本というものは面白くなければ価値がない」と単純に考えるわたしのようなものにとって、ちかごろ十分に満足できる本に出合った。『文明と戦争の誕生――国家、この栄光と残酷を生みだすもの』(集広舎
本文を読むオルバン政権にウクライナ戦争を仲介する資格も能力もない
著者: 盛田常夫オルバン・ヴィクトルがプーチン-トランプ会談招聘を演出したのは、来年に控えた総選挙勝利への宣伝材料として政権の国際的正統性を誇示できると考えたからである。ウクライナを批判し、ロシアの主張を繰り返すオルバンに、ゼレンスキー
本文を読む自民党の終末期政権としての高市政権
著者: 小川 洋高市政権の短命を予測する 今年の夏の暑さは尋常ではなかった。体温を上回る高温のなかに外出するのは、それなりの覚悟が必要だった。そこにこの急激な気温低下である。北国からは初雪の便りが届いている。野遊びに出かけたくなる「秋晴
本文を読むハンガリー動乱 69 年に寄せて
著者: 盛田常夫1956 年 10 月 23 日に勃発したハンガリーの動乱は、およそ2週間の市街戦を経て、ソ連軍の戦車によって制圧された。それから 69 年が経過した。何が動乱を惹き起こしたのか、ソ連軍による直接制圧の結果、ハンガリー社
本文を読む「キューバはウクライナ紛争への関与を断固として否定する」
著者: 岩垂 弘キューバ外務省が声明 駐日キューバ大使館は10月23日、本国の外務省が同月11日に発表した「キューバは、ウクライナ紛争への関与を断固として否定する」との声明の日本語訳を発表した。2023年9月以来、世界の一部の報道機関が
本文を読む中国は高市政権の出発をどう見ているか
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(541) はじめに10月21日のNHKによると、欧米の指導者やメディアは、高市早苗氏の総理大臣就任に関して、女性総理の誕生を祝福する一方、右傾化傾向、対中国政策への懸念を示している。ASEANは儀礼的
本文を読む第110回労働映画鑑賞会(11/13)
著者: 「リベラル21」~仕事、暮らし、そして家族……~ 「労働」に関する映画の上映活動をしているNPO法人働く文化ネットは、以下の要領で第110回労働映画鑑賞会を開きます。 ◆開催日:11月13日(木)18:00 ~(17:45開場) ◆会場
本文を読む共産党はいま存亡の岐路に立っている(その73)
著者: 広原盛明「保守と革新」「反動と進歩」の空中戦型発想では多党化時代に対応できない、共産党は野党最下位グループに沈んだ、2025年参院選の結果から(番外編3) 2025年参院選の最大の特徴は、野党が「躍進組」「停滞組」「凋落組」の3
本文を読む石破首相の戦後80年所感――日本政治右傾化への警鐘
著者: 宮里政充石破首相は10日、戦後80年の所感を発表したが、その主要テーマは日本が先の戦争を防げなかった原因の分析である。総理大臣を辞する直前になって、この所感を総理個人として発出したのはなぜか。それは極右勢力の急激な進出に終わった
本文を読むペドフィル事件の新たな展開
著者: 盛田常夫オーブダ矯正少年院の売春・買春事件は、Fidesz政権にとって頭の痛い問題になっている。昨年、ビチケ児童養護施設の性的虐待事件被告の恩赦を巡って、政府の不手際があったにもかかわらず、再び同様の事件が明らかになり、政府の監
本文を読むベネズエラ情勢に関する公開研究会開催へ
著者: 「リベラル21」10月22日(水)、明治学院大学白金キャンパスで 南米のベネズエラの情勢が世界的な注目を集めていますが、明治学院大学国際平和研究所が以下の要領で「ベネズエラ情勢とコムーナ(共同体):国家による戦争の時代に地域共同体はいか
本文を読む共産党はいま存亡の岐路に立っている(その72)
著者: 広原盛明自公政権が〝少数与党〟になった多党化時代に共産が後退する理由、共産はなぜ80万票(2割弱)もの票を失ったのか、2025年参院選の結果から(番外編2) 2024年衆院選は、自民が単独過半数を割ると同時に、自公連立政権が過半
本文を読む終わりの見えてきたトランプ2.0
著者: 小川 洋マッカーシズム(赤狩り)の歴史から 健康状態-国連総会など9月23日、国連総会の会場にいた各国の代表たちは、認知症患者の症状観察をしている気分だったかもしれない。第一期目の総会演説の際には、トランプ氏が明らかな嘘をついた
本文を読む「流動化する有権者」―中国からみた日本参院選
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(540) 遅れすぎた内容で申し訳ないが、9月18日中国共産党の国際問題専門紙「環球時報」は「流動化する日本の有権者」という論評を掲げた。筆者は霍建崗といい中国現代国際関係研究院東北アジア研究所研究員で
本文を読む砂川の大地からとどけ平和の声
著者: 「リベラル21」10/18(土) 砂川闘争70周年記念トークセッション 今から70年前の1955年9月に、東京都の砂川町(現在の立川市砂川町)で「砂川闘争」があった。米軍立川飛行場の滑走路拡張のための強制測量が行われたため、地元農民や支
本文を読むペドフィル事件をめぐる政治的攻防
著者: 盛田常夫国会本会議でのシェンミエン副首相の発言キリスト教民主人民党党首で、オルバン内閣の副首相を長年にわたって務めるシェンミエン・ジョルトは、キリスト教徒を自称しながら、北欧からアフリカまで狩猟に出かける狩猟マニアである。ハンガ
本文を読む共産党はいま存亡の岐路に立っている(その71)
著者: 広原盛明〝保革対決時代〟の終焉と〝多党化時代〟の幕開け、2025年参院選の結果から(番外編1) 戦後日本の政治構造を貫く太い糸は、「保守と革新の二極対決=保革対決」だった。国政においても地方においても「自民・無所属」の保守勢力と
本文を読む第10回ねりま沖縄映画祭2025
著者:10/11~11/24 東京都練馬区内で 沖縄をテーマにした映像作品を東京都練馬区内で上映する「ねりま沖縄映画祭」が、10/11(土)~11/24(月・祝)の期間中、土日祝日を中心に開催される。ねりま沖縄映画祭実行委員
本文を読む激化するネット空間の争い
著者: 盛田常夫中国の対日戦勝記念式典に、欧州から参加したのは、スロヴァキアとハンガリー だけ。2国ともプーチンと習近平に忖度してのことだが、集合写真を見ると、スロヴ ァキア首相とハンガリー外相の居場所がないようだ。フィツォはこの後、帳
本文を読むトランプ旋風が吹き荒ぶラテンアメリカ
著者: 後藤政子進む米国離れ・忍び寄る軍事介入の影 「相互関税騒ぎ」は国際社会の力学のもとで、それなりの形で収拾に向かっているが、「米国の裏庭」と言われるラテンアメリカでは未だにトランプ旋風が吹き荒び、米国の軍事介入の可能性も取り沙汰さ
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