韓国通信 NO783 首相官邸の幹部が「日本を取り巻く厳しい安全保障環境を踏まえ、個人の見解」と断ったうえ、「核兵器保有の必要性」を説明したと18日付け朝日新聞電子版が報じた。 首相が側近を使って核保有の必要性を臭わせた
本文を読むKasai_Nobuoの執筆一覧
二十一世紀ノーベル文学賞作品を読む(20-下)
著者: 横田 喬『街と犬たち』を執筆したマリオ・バルガス・リョサ(ペルー)の人となり 1936年、ペルー南部の町アレキバに生まれる。生活のために様々な職業に就きながら、リマの国立サンマルコス大学で法律・文学を学ぶ。1958年よりスペイン
本文を読む二十一世紀ノーベル文学賞作品を読む(20-中)
著者: 横田 喬マリオ・バルガス・リョサ(ペルー/スペイン語 1936~2025)の著作『街と犬たち』(光文社:刊 寺尾隆吉:訳)続き それまでの間、アルベルトは土曜日の外出について思案する。 <十人位の奴があの映画を夢に見て、下着姿の
本文を読む二十一世紀ノーベル文学賞作品を読む(20-上)
著者: 横田 喬マリオ・バルガス・リョサ(ペルー/スペイン語 1936~2025)の著作『街と犬たち』(光文社:刊、寺尾隆吉:訳) ラテン・アメリカ文学を牽引するノーベル賞作家による圧巻の長編デビュー作の力強さに感じ入った。彼は2018
本文を読む二人の元外交官の回顧録
著者: 阿部治平八ヶ岳山麓から(548) 『タブーを破った外交官――田中均回顧録』(岩波書店 2025・10)、『日中外交秘録――垂秀夫駐中国大使の闘い』(文藝春秋 2025・06)という2冊を読んだ。いずれも回顧録で専門家による聞き取
本文を読む福建師範大学の「琉球学」学科創設に思う(下)
著者: 宮里政充学問領域でも攻勢をかける中国 中国の「琉球学」が目指すものは? さて、「環球時報」11月19日の社説は「琉球学」の研究分野について次のように解説している。(以下の引用は原文には手を加えずに読みやすくするために、項目分けを
本文を読む福建師範大学の「琉球学」学科創設に思う(上)
著者: 宮里政充学問領域でも攻勢をかける中国 福建師範大学に「琉球学」学科創設11月19日の「新華社通信」は、11月15日に福建省福州市で、福建師範大学中琉関係研究所の創立30周年と、「琉球学」学科設置を記念する学術シンポジウムが開かれ
本文を読むトランプに振り回されるオルバン・ヴィクトル
著者: 盛田常夫覆される「約束」オルバン首相率いるハンガリー政府のトランプ将軍拝謁の大名行列(11月)は大成功だったとハンガリーで高く評価された。スィーヤルトー対外経済外務大臣は、歴史的にも重要な外交的成果である「アメリカの罰則的関税の
本文を読む高市政権の一刻も早い退場を
著者: 小川 洋高市政権こそが「存立危機」である 維新という流木にしがみついた高市自民党今の自民党を見ていると、「溺れるもの、藁をも掴む」という言葉を思い浮かべる。議会で単独で過半数を維持できなくなってから、自民党は公明党という浮き輪に
本文を読む共産党はいま存亡の岐路に立っている(その79)
著者: 広原盛明「2025年政変」を巡って考えること、達成できない「比例代表650万票、得票率10%以上」を掲げる選挙活動は、もう限界に来ている 今年も暮れようとしている。21世紀も四半世紀を過ぎ、20世紀とは異なる時代の様相が垣間見え
本文を読む「国債は国民の債権(資産)」という与太郎談義
著者: 盛田常夫「国債は政府の負債かもしれないが、国民の債権(資産)でもある(だから国債増発に何の問題もない)」という議論がまかり通っている。もっとも、そういう議論が見られるのは先進経済国の中でも日本だけで、欧州ではこの種の議論を展開す
本文を読む12/21(日) 立川市で「心に刻む不戦のつどい」
著者: 「リベラル21」治安維持法制定100年から学ぶこと 市民のひろば・憲法の会は12月21日(日)14時~16時30分、東京都の立川市女性総合センター・アイム5階第3会議室(JR中央線・南武線・青梅線・武蔵五日市線の立川駅北口から歩行者デッ
本文を読む高市首相は即刻退陣を
著者: 小原 紘韓国通信NO782 新首相の支持率が80%と聞いて力が抜ける思いだ。歴代の首相で期待した人はいなかったと言えば身も蓋もないので、例外に三木武夫、鳩山由紀夫、菅直人を挙げておくが、高市氏はそもそも首相になるべき人物ではなか
本文を読む共産党はいま存亡の岐路に立っている(その78)
著者: 広原盛明アクセルを踏んでもスピードが出ない、「世代的継承を中軸に、質量ともに強大な党をつくる集中期間」が不発 第6回中央委員会総会(2025年9月)は、2025年9月~12月末までを「世代的継承を中軸に、質量ともに強大な党をつく
本文を読む高橋武智(たけとも)さんのこと
著者: 小原 紘韓国通信NO781 私より七歳年長だが、親しみを込めて武智さんとお呼びする。『私たちは、脱走アメリカ兵を越境させた…』を読んだ。いただいてから10年、そして亡くなられて4年たっていた。初めてお見受けしたのは東京駒込の東京
本文を読む二十一世紀ノーベル文学賞作品を読む (19-下)
著者: 横田 喬オルガ・トカルチュクの人となり――博学的な情熱によって、生き方としての越境を試みる オルガ・トカルチュクは1962年、ポーランド西部、ドイツ国境に程近いルブシュ県スレフフに生まれた。ワルシャワ大学で心理学を専攻。在学中か
本文を読む共産党はいま存亡の岐路に立っている(その77)
著者: 広原盛明山口二郎・中北浩爾編著『日本政治、再建の条件』を読んで、自維政権にどう立ち向かうか(4) 11月15日刊行の山口二郎・中北浩爾編著『日本政治、再建の条件――失われた30年を超えて』(筑摩選書)を早速読んでみた。山口二郎(
本文を読む大賞は沖縄タイムスの「沖縄戦80年 鉄の暴風吹かせない キャンペーン」
著者: 岩垂 弘2025年の平和・協同ジャーナリスト基金賞 反核・平和、協同・連帯、人権擁護等を推進するための報道に寄与したジャーナリストらを顕彰する活動を続けている平和・協同ジャーナリスト基金(PCJF。代表委員=ルポライターの鎌田
本文を読む二十一世紀ノーベル文学賞作品を読む(19-中)
著者: 横田 喬オルガ・トカルチュク(ポーランド、1962~)の『逃亡派』(白水社:刊、小椋彩:訳)の続き 何もしようのないことが、クニツキ自身を不安にした。何かを見落とすことがないように、一切の変化を書き留める必要があるのではないか。
本文を読む二十一世紀ノーベル文学賞作品を読む(19-上)
著者: 横田 喬オルガ・トカルチュク(ポーランド、1962~)の著作『逃亡派』(白水社:刊、小椋彩;訳)を一読し、文芸作品の奥深さを味わおう 彼女は2018年度のノーベル文学賞受賞者で、授賞理由は「博学的な情熱によって、生き方としての越
本文を読む日本ジャンプ陣:5戦4勝 ー スキージャンプ W杯が開幕
著者: 盛田常夫2025/2026年のウインタースポーツシーズンが開幕した。スキージャンプはこの時期に積雪が確実な北欧で開催される。スキージャンプ緒戦(混合団体1戦、女子個人2戦、男子個人2戦)が、11月21-23日、昨年の世界選手権の
本文を読む共産党はいま存亡の岐路に立っている(その76)
著者: 広原盛明毎日新聞「多党化ニッポン」、中島岳志「リベラル保守と社会民主主義 連帯を」を読んで、自維政権にどう立ち向かうか(3) 毎日新聞の「多党化ニッポン」にはいろんな論者が登場する。11月14日の中島岳志(東京科学大教授、近代日
本文を読む「もはやいかなる楽観的な考えを持つべきときではない」
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(546)―― 11月15日、中国共産党準機関紙・環球時報の社説は、おそろしく尊大な態度で「日本は中国の警告を誤解するな」と衆議院予算委員会での高市首相の答弁を非難し、撤回を要求する社説を掲載した。以下
本文を読む島国日本が陥る幻想
著者: 盛田常夫懲りないアベノヨイショたち アベノミクス時代から続く低金利政策と日銀による国債購入(公的債務の累積) は、知らず知らずのうちに日本の社会経済を浸食している。アベノミクス時代から、馬鹿の一つ覚えのように、ゼロ金利政策と財政
本文を読む明治大学平和教育登戸研究所資料館が企画展
著者: 「リベラル21」わたしたちは戦うことを命じられた 明治大学平和教育登戸研究所資料館(注)が,第16回企画展「その時、わたしたちは戦うことを命じられた―登戸研究所と本土決戦体制―」を11月26日(水)から2026年5月30日(土)まで開催
本文を読むロシア正教会ヒラリオン(府主教)の腐敗と性的虐待(続報)
著者: 盛田常夫日本人の若者ゲオルグ・スズキこと鈴木譲二君が、ハンガリーに居住するロシア正教会のヒラリオンの腐敗生活と性的虐待を種々のメディアに暴露している。ロシアの諜報機関FSBと結びついているヒラリオンが復讐のために手段を選ばない可
本文を読む無能な首相と閣僚たち
著者: 小原 紘韓国通信NO780 「死に体」の自民党に復活の兆しである。高市内閣の支持率が急上昇している。 「山高ければ谷深し」。異常な高株価に似ている。実態のない株価と不動産バブルがはじけたように高市人気が谷に落ちるのは時間の問題と
本文を読む思いがけず、日中関係は氷河期に入った
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(545)―― 緊張が生まれた経過高市早苗新首相は、10月31日からのAPEC(アジア太平洋経済協力会議)慶州会議のおり、中国習近平主席に対して新疆や台湾の人権問題など「率直に」述べた。一方台湾の林信義
本文を読むオルバン一行のアメリカ外交の目的と成果
著者: 盛田常夫11月6~8日、オルバン政権は大臣・政府官僚のほか、政権に近いメディア記者を引き連れて、ワシントンでトランプ大統領ほかの重鎮と会談をもった。Wizzairのチャーター機を使い、120名ほどの団体がこれ見よがしに十数台の高
本文を読む共産党はいま存亡の岐路に立っている(その75)
著者: 広原盛明NHK日曜討論を観ての奇妙な違和感、野党席には「反動ブロック」各党が並び、末席に共産党が座っている、自維政権にどう立ち向かうか(2) 11月9日のNHK日曜討論を観て奇妙な違和感にとらわれた。いつも与党席にいた公明と維新
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