Kasai_Nobuoの執筆一覧

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トランプ旋風が吹き荒ぶラテンアメリカ

著者: 後藤政子

進む米国離れ・忍び寄る軍事介入の影 「相互関税騒ぎ」は国際社会の力学のもとで、それなりの形で収拾に向かっているが、「米国の裏庭」と言われるラテンアメリカでは未だにトランプ旋風が吹き荒び、米国の軍事介入の可能性も取り沙汰さ

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二十一世紀ノーベル文学賞作品を読む(17-下)

著者: 横田 喬

スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ(ベラルーシ、1948~)の人となり 沼野充義氏(スラブ文学、東大名誉教授)は『ボタン穴から見た戦争』(岩波書店:刊)の巻末の解説でアレクシエーヴィチの人となりについて、こう記す。彼女は

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二十一世紀ノーベル文学賞作品を読む(17-中)

著者: 横田 喬

スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ(ベラルーシ、1948~)『ボタン穴から見た戦争』――白ロシアの子供たちの証言』「はじめに」続き 今日では、この子供たちがあの悲劇の日の最後の目撃者です。この子たちで終わりです!しかも、

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プライヴェットジェット利用を止められないオルバンファミリー

著者: 盛田常夫

オルバン首相夫妻が LCC 機でスペイン旅行に出かけたことは本通信でも触れた。来年の選挙を意識したパフォーマンスだと、多くのメディアは夫妻の搭乗時の写真を報じた。ところが、8月21日には側近を連れて、プライヴェットジェッ

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共産党はいま存亡の岐路に立っている(その68)

著者: 広原盛明

参院選敗北の責任を党中央として〝痛感する〟と言いながら、誰も責任を取らない党指導部の不思議、第6回中央委員会総会決議に見る強烈な前衛意識の存在、2025年参院選の結果から(6) 日本共産党第6回中央委員会総会(6中総)が

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二十一世紀ノーベル文学賞作品を読む(16-中)

著者: 横田 喬

パトリック・モディアノの『パリ環状通り』続き パリ・オーステルリッツ駅。彼(父)はタクシーの運転手に行く先を告げる前、少し躊躇した。(その後、実際はアレルマン大通りに住んでいるのに、グルネル河岸に乗りつけたこともある。あ

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ロシアのキーウ爆撃に対するハンガリー政府の姿勢

著者: 盛田常夫

8月27日深夜のキーウ爆撃にたいして、EU はロシアを非難する声明を出したが、 EU 加盟 27か国のうち、ハンガリーだけがこの声明に署名しなかった。それどころか、「友好パイプライン(ロシアの原油輸送管)」にたいするウク

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ムンカーチ爆撃翌日にヴァカンスにでたオルバン・ヴィクトル

著者: 盛田常夫

8月21日、ロシアはウクライナ全土にドローンとミサイルの大規模攻撃を仕掛け た。これまでロシアの攻撃とは無縁だったウクライナ西部のハンガリー国境の町ム ンカーチ(ハンガリー国境から 30km)が初めて攻撃対象となり、米国

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