Kasai_Nobuoの執筆一覧

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二十一世紀ノーベル文学賞作品を読む(20-下)

著者: 横田 喬

『街と犬たち』を執筆したマリオ・バルガス・リョサ(ペルー)の人となり 1936年、ペルー南部の町アレキバに生まれる。生活のために様々な職業に就きながら、リマの国立サンマルコス大学で法律・文学を学ぶ。1958年よりスペイン

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福建師範大学の「琉球学」学科創設に思う(下)

著者: 宮里政充

学問領域でも攻勢をかける中国 中国の「琉球学」が目指すものは? さて、「環球時報」11月19日の社説は「琉球学」の研究分野について次のように解説している。(以下の引用は原文には手を加えずに読みやすくするために、項目分けを

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トランプに振り回されるオルバン・ヴィクトル

著者: 盛田常夫

覆される「約束」オルバン首相率いるハンガリー政府のトランプ将軍拝謁の大名行列(11月)は大成功だったとハンガリーで高く評価された。スィーヤルトー対外経済外務大臣は、歴史的にも重要な外交的成果である「アメリカの罰則的関税の

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「国債は国民の債権(資産)」という与太郎談義

著者: 盛田常夫

「国債は政府の負債かもしれないが、国民の債権(資産)でもある(だから国債増発に何の問題もない)」という議論がまかり通っている。もっとも、そういう議論が見られるのは先進経済国の中でも日本だけで、欧州ではこの種の議論を展開す

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二十一世紀ノーベル文学賞作品を読む (19-下)

著者: 横田 喬

オルガ・トカルチュクの人となり――博学的な情熱によって、生き方としての越境を試みる オルガ・トカルチュクは1962年、ポーランド西部、ドイツ国境に程近いルブシュ県スレフフに生まれた。ワルシャワ大学で心理学を専攻。在学中か

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大賞は沖縄タイムスの「沖縄戦80年 鉄の暴風吹かせない キャンペーン」

著者: 岩垂 弘

 2025年の平和・協同ジャーナリスト基金賞 反核・平和、協同・連帯、人権擁護等を推進するための報道に寄与したジャーナリストらを顕彰する活動を続けている平和・協同ジャーナリスト基金(PCJF。代表委員=ルポライターの鎌田

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二十一世紀ノーベル文学賞作品を読む(19-中)

著者: 横田 喬

オルガ・トカルチュク(ポーランド、1962~)の『逃亡派』(白水社:刊、小椋彩:訳)の続き 何もしようのないことが、クニツキ自身を不安にした。何かを見落とすことがないように、一切の変化を書き留める必要があるのではないか。

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共産党はいま存亡の岐路に立っている(その76)

著者: 広原盛明

毎日新聞「多党化ニッポン」、中島岳志「リベラル保守と社会民主主義 連帯を」を読んで、自維政権にどう立ち向かうか(3) 毎日新聞の「多党化ニッポン」にはいろんな論者が登場する。11月14日の中島岳志(東京科学大教授、近代日

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「もはやいかなる楽観的な考えを持つべきときではない」

著者: 阿部治平

――八ヶ岳山麓から(546)―― 11月15日、中国共産党準機関紙・環球時報の社説は、おそろしく尊大な態度で「日本は中国の警告を誤解するな」と衆議院予算委員会での高市首相の答弁を非難し、撤回を要求する社説を掲載した。以下

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ロシア正教会ヒラリオン(府主教)の腐敗と性的虐待(続報)

著者: 盛田常夫

日本人の若者ゲオルグ・スズキこと鈴木譲二君が、ハンガリーに居住するロシア正教会のヒラリオンの腐敗生活と性的虐待を種々のメディアに暴露している。ロシアの諜報機関FSBと結びついているヒラリオンが復讐のために手段を選ばない可

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共産党はいま存亡の岐路に立っている(その75)

著者: 広原盛明

NHK日曜討論を観ての奇妙な違和感、野党席には「反動ブロック」各党が並び、末席に共産党が座っている、自維政権にどう立ち向かうか(2) 11月9日のNHK日曜討論を観て奇妙な違和感にとらわれた。いつも与党席にいた公明と維新

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