正治安岡の執筆一覧

「政治とカネ」論議は無駄 「日本の軍拡」(に反対すること)こそ目下の課題

著者: 矢沢国光

 野党もマスコミも、連日自民党の「政治とカネ」を追及しています。だが、いくら追及しても、無駄です。何も変わらない。政治に金がかかるのは、当たり前です。肝心のテーマから国民の目を背(そむ)けさせるための「目くらまし」かもし

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ミャンマー、国民統一政府NUGと3つの革命グループが共同声明を発表

著者: 野上俊明

 ミャンマーの軍事政権は、2021年2月1日のクーデタから3年目にあたるこの日、5度目の非常事態宣言の延長を発表した。非常事態宣言を延長した場合でも、憲法の規定では、2023年8月1日までに総選挙を行なわねばならなかった

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本郷のご近所の皆様、ご通行中の皆様。ご存じのとおり、裏ガネ問題で自民党が大きく揺れています。ずるい、汚い、ウソつき自民党の正体が、誰の目にも露わになっています。皆様も、さぞお腹立ちのことでしょう。

著者: 澤藤統一郎

(2024年2月13日) 長いあいだ、ずるい、汚い、ウソつきは、総理であり総裁でもあった安倍晋三の専売特許でした。モリ・カケ・サクラ、クロ・カワイ。つまり、森友学園事件・加計学園問題・桜を見る会事件、黒川検事長問題・河井

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「建国記念の日」を紀元節と同じ日に? いまのご時世に? 天皇と国家が一心一体だと? どこのどなたのご冗談?

著者: 澤藤統一郎

(2024年2月11日) どの民族にも伝承されてきた神話がある。それぞれの神話は、個性豊かな古代社会の成り立ちや往時の人々の生活のあり方を映すものとして、耳を傾けるに値する。面白く興味は尽きない。が、近代に至って権力によ

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女川の町は、いま~被災地復興のモデル?

著者: 内野光子

 1月31日(水)朝、たまたま「羽鳥モーニングショー」にチャンネルをあわせてみると、女川町の東日本大震災後の復興が特集らしかった。途中ながら、現地の須田善明女川町長とつないで、女川の復興計画がどのように実施され、成功をお

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鎌倉文士野球クラブ「鎌倉老童軍」のこと~戦死した叔父の青春

著者: 内野光子

 一つ前の井上司朗=逗子八郎の記事を書くにあたって、最近知った田中綾さんの「歌人・逗子八郎/井上司朗研究―新短歌運動との言論統制のはざまで」(『北海学園大学論集』47号 2010年11月)に、井上が「文士野球チーム「老童

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「コモンの自治」の一事例~大原幽学の先祖株組合~

著者: 椎名鉄雄

 矢沢様、斎藤幸平氏がその著書で「コモンの自治」の拡大(社会的インフラの共有)を提唱している、とのコメントを拝見しました。「コモンの自治」の拡大により、資本の論理に支配された現代社会の課題(格差、分断、自然破壊等)を民主

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Global Head Lines: ミャンマー内戦における抵抗勢力についての報道

著者: 野上俊明

<はじめに>  2021年4月に創立されたビルマ人民解放軍BPLA。その創立にあたった一人が詩人で有名なマウン・サウンカ氏であった。多くの武装勢力が少数民族組織に属していたのに対し、BPLAは多数派ビルマ族を主体にしてお

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「歌会始の儀」の題「和」と戦争――戦争に向き合う「和」と戦争を素通りする「和」――

著者: 岩田昌征

 今年の「歌会始の儀」の歌題は「和」であった。「朝日」朝刊(1月20日)に発表された天皇、皇后、皇族、選者、入選者二七人・二七首を読むと、「和」字を様々な含意で詠み込んでいるが、圧倒的多数は、詠み人の個人生活に即して発現

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久し振りに、「井上司朗」の名を目にした~彼のたどった道を振り返る

著者: 内野光子

 下は1月30日の『毎日新聞』である。見出しは「1人の役人、登山界を軍事化」とある。  この記事は、太平洋戦争が始まる直前の1941年11月、日本山岳連盟の役員らに率いられた437人が丹沢の大山中腹から東京の神宮外苑まで

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Global Head Lines: ガザの飢饉は、パレスチナの食糧システムに対するイスラエルの長期戦争の究極的結末である。 ―戦争の結果、ガザの全農地の少なくとも18%が被害を受けた。

著者: 川畑 泰

<はじめに>  イスラエルによるガザ侵攻によって少なくとも2万6,000人ものパレスチナ人の命が奪われ、多くのパレスチナ人が傷つき、住居、インフラが甚大な被害を受けていますが、それに加え、ガザの農業もイスラエルの攻撃のた

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震災と裏ガネ。自然災害と政治の腐敗。実は無関係ではない。政治の腐敗とは、民主主義の論理が、敵対する資本の論理に敗北した事態である。資本の論理は、人間の論理と相容れない。カネの政治を打破して、人間の人間による人間のための政治を実現しなければならない。被災者救援のためにも。

著者: 澤藤統一郎

(2024年1月31日)  能登の震災に始まった、めでたいどころではない年明けだった。引き続く現地の報道に胸が痛む中で、正月が今日で終わる。政治状況も、めでたくもない醜悪さを曝しつつ月を越えようとしている。  震災と裏ガ

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■2.17(土)オンライン下斗米「ウクライナ戦争と歴史の教訓」のご案内 

著者: 矢沢国光

この企画の趣旨 下斗米教授には、昨年6月24日、「ウクライナ戦争 その論理と停戦の可能性」というテーマで話していただきました。たまたまその日、「プリゴジンの反乱」が起きましたが、「大勢に変化なし」というわたしたちの見通し

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Global Head Lines:獄中からのアウンサンスーチーの手紙

著者: 野上俊明

 昨年7月、刑務所から政府施設での収監に移されたアウンサンスーチー氏、その後動静が途絶えていたが、この1月、次男宛に書簡が届いたという。自壊しつつあるとの噂もたえない国軍、抵抗勢力への譲歩のひとつとして、音信を許可したの

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Global Head Lines:ファシズムの脅威増すドイツ、反ファシズムへの大きなうねり

著者: 野上俊明

<はじめに>  ドイツの赤緑連立政権への不満から、ドイツ各地、というか旧東独地域でファッショ政党であるAfD(ドイツのための選択肢)の支持率が急増しているという。その一番の原因は、ドイツの寛容な移民政策への反発にあるが、

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Let’s Join Hands 1月26日 添付2点 戦争をとめる デブリは❓ 麻生氏

著者: 江口千春

◎戦争をとめるために ★加藤昇さんからのおたより紹介 世界中の人々が、停戦をよびかけても戦乱は治まりません。停戦するためには、超法規的な妥協案が必要 ★“憎しみの連鎖”を止めるには 元国連政務官が語る日本の役割  PKO

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ミャンマー、迫真のルポルタージュ(2)

著者: 野上俊明

―「日刊べリタ」に連載中の現地ルポルタージュを、編集部の許可を得て転載する。今回は1990年代から2000年代にミャンマーを支配した軍事政権(SPDC)内の事情を扱っているので、やや理解しにくいかもしれない。SPDCを牛

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ミャンマー、迫真のルポルタージュ!

著者: 野上俊明

―以下の文章は、「日刊べリタ」に連載中のものを、編集部に許可をいただき転載させていただいたものである。日本人(匿名)が戦場に近い現地に入って取材を行なったのは初めてであろう。政治情勢の分析も確度の高さを感じることができる

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風の会・会報「鳴り砂」2024年1月号が発行されました&3.3風の会・会員のつどい&3.23STOP!女川原発再稼働さようなら原発全国集会in宮城

著者: 舘脇章宏

会報「鳴り砂」2024年1月号が発行されたので、ご紹介いたします https://miyagi-kazenokai.com/ (目次はこのメールの最後) 催しもの2つご紹介です(添付参照)pdfファイルご希望の方はご連絡

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