社会主義理論学会第79回研究会 テーマ:中国社会主義の源流を考える <報告> 江田憲治(京都大学教授) 「中国社会主義の源流――陳独秀の初期社会主義思想を中心に」 長堀祐造(慶応義塾大学教授)
本文を読む正治安岡の執筆一覧
漁業法大改悪の日に ― 「浜の一揆」訴訟第3回法廷
著者: 澤藤統一郎本日、浜の一揆訴訟第3回法廷。仙台高裁401号室での本日の弁論テーマは、「漁業の民主化」や「漁業調整のあり方」、あるいは「漁協の組合員に対する責務」などという抽象的なものではない。非常に具体的な、「延縄漁」と「刺し網漁」
本文を読む「天皇を再び神としてはならない」とする歯止めの装置が政教分離。だから、「天皇を神とする大嘗祭」への国の関与は違憲なのだ。
著者: 澤藤統一郎今話題の政教分離と大嘗祭の関係について伺います。まずは政教分離からご説明を。 「政・教」の「政」とは「政治権力」のこと、「教」は「宗教」です。どこの世界でも、かつてはこの両者が蜜月の関係にありました。相互に利用し合い
本文を読むハイブリッド政権内で高まる国軍比重―行きづまる民主化と旧将軍たちを主要閣僚ポストに軒並み登用
著者: 野上俊明2020年の総選挙まであと2年、民主化も経済的パフォーマンスもその実を上げることのできないスーチー政権は、民主化を棚上げして経済的実績づくりのために、中核的閣僚人事で元国軍の閣僚経験者を民間人と入れ替えています。先の補
本文を読む天皇の人権と「退位の自由」を考える。
著者: 澤藤統一郎また、吉田博徳さんからお電話をいただいた。また、「オシエテいただきたいことがある」とおっしゃる。で、テーマは天皇の人権についてだという。またまた緊張することになった。 いったい、天皇には人権というものがあるんでしょうか
本文を読む偉大なるかな「写経共闘」の成果
著者: 澤藤統一郎どこにも言語感覚豊かな人がいる。野党の議員から、「写経共闘」という言葉を聞かされた。社共共闘ではなく、「写経」の共闘。これが含蓄深い。 写経といえば、静謐な環境の中で、ひたすら経文を書き写す。それが精神修行でもあり、功徳
本文を読む演出される現実-1851年ロンドン万博から2025年大阪万博へ-
著者: 内田 弘[東京五輪から大阪万博へ] 2回目の大阪万博が2025年に夢洲(ゆめしま)で開催されることが正式に決定された。このイベントは主催関係者が事前から周到に準備し根回しをして組織したものである。まもなく2020年に開催される2
本文を読む大いに盛り上がった院内集会「ウソとごまかしの『安倍政治』総検証!」
著者: 澤藤統一郎本日、院内集会「ウソとごまかしの『安倍政治』総検証!」。各スピーチの内容は明快で、聴衆の熱気も高く、大いに盛り上がった。 定員300人の衆議院第1議員会館地下「大会議室」がほぼ満員の盛況に見えたが、通行証配布の実数はちょ
本文を読む「代議制(議会制)民主主義を考えよう!~現代の政党政治はうまく機能しているか~」(変えよう選挙制度の会・12月例会)
著者: 紅林 進変えよう選挙制度の会・12月例会 「代議制(議会制)民主主義を考えよう!~現代の政党政治はうまく機能しているか~」 日時:12月11日(火)18:30~20:30 ※今回の定例会は通常の第2水曜日と異なり、火曜日なのでご
本文を読む大嘗祭への公費支出は憲法上の大きな問題です。聞く耳をもっていただきたい。
著者: 澤藤統一郎11月30日は私の誕生日でした。この日に放映される記者会見の録画撮りが11月22日に行われました。その際には、やや舌足らずと思われるところなどありましたので、これを補って少し整理して、改めて大嘗祭に関する私の考えを明確に
本文を読む「1968年はどういう年であったか」──周回遅れの読書報告(その84)
著者: 脇野町善造今年の一月のはじめ、滞在していた九州の地方都市の古本屋で、マーク・カーランスキー『1968 世界が揺れた年』の前篇を見つけた。後篇がなかったので、買うのに少し躊躇したが、価格の安さに惹かれて買ってきて、読んだ。前篇は「
本文を読むゆく秋や 哀れスルガは 身の終わり
著者: 澤藤統一郎師走である。何とも、季節の遷りが速い。 暦の上では、昨日までは秋。その秋の終わりに、スルガ銀行不祥事の処分が発表になった。同銀行は昨日(11月30日)、シェアハウス向けの不正融資問題で117人を処分し、同時に業務改善計画
本文を読むその名もよろし「沖縄を自分の問題として考える会」
著者: 澤藤統一郎昨日(11月29日)、私にとっては近所の文京区民センターで、伊波洋一さん(参議院議員・沖縄の風)の講演会があった。 「沖縄県知事選挙 デニー勝利と私たちの課題」という講演会の参加者は77名と報告された。熱気溢れる集会だっ
本文を読む日本ペンクラブシンポ「憲法と平和」 ―どう考える9条―
著者: 石川愛子戦争、戦力・交戦権を放棄した9条。その意味、力、未来とは・・・ 学生、自衛隊員経験、沖縄、作家、メディア。 世代、体験の違い、それぞれの人生から立ち上がる考えかたを交流します。 「自分の頭で考えたい」そう思うあなたに何か
本文を読む「詭弁・ご飯論法」は、アベ政治の本質が生み出したもの
著者: 澤藤統一郎行く道に大道と詭道とがあり、弁ずるに正論と詭弁とがある。大道を行く者は正論を称え、詭道を行く者は詭弁を弄す。 大道は道義と道理に通じる。これを行く者は真理と真実に導かれ、その発する言葉にはウソとごまかしはない。道義と道理
本文を読む「漁業栄えて漁民は亡ぶ」で良いのか― アベ政権の水産改革批判(その5)
著者: 澤藤統一郎私はテレビを観ないが、ラジオは聞く。いま、自ずと選局はTBSに落ちついている。朝は森本毅郎スタンバイ、夜はセッション22。いずれも、その姿勢や良しである。さすがと感嘆させられることも多い。しかし、いつも同感というわけには
本文を読む12/17(金)スウェーデンの選挙(スウェーデンの選挙)
著者: 紅林 進世界の暮らしと選挙 Vol.2 「スウェーデンの選挙」 日本の選挙制度については、様々な議論があります。 議論のあるべき方向を考えるために、今回は世界有数の福祉・平等国家であり、より民意を反映しやすい比例代表制選挙で
本文を読む不思議でわけの分からぬアベ政権の継続
著者: 澤藤統一郎世の中は不思議に満ちている。わけの分からぬことだらけだが、その筆頭がアベ政権の長期持続だろう。 こんなにもウソとごまかしにまみれ、こんなにも憲法をないがしろにした、国政私物化内閣が、どうしてかくも長期にわたって政権を維持
本文を読む新疆ウイグル人の話を聞く
著者: 岩田昌征平成30年11月23日、明治大学自由塔にて「アムネスティ・インターナショナル日本支部」と明治大学現代中国研究所が主催する中国新疆ウイグル自治区における強制収容所、中国名「職業訓練所」の実態にかんする報告講演を拝聴した。
本文を読むロヒンギャ危機―民主化運動の危機と潜在的なる政府危機
著者: 野上俊明先日11/23、英紙「ガーディアン」の東南アジア特派員の個人論説が載りました。題して「平和の偶像からパリアへーアウンサン・スーチーの失墜」。パリアとは、もともとはインドの最下級貧民pariahを指すことばです。軍政時代
本文を読むベオグラードで『どん底』を観る――社会主義化と資本主義化への幻滅――
著者: 岩田昌征去年の11月29日(水)に東京でゴーリキーの『どん底』を観た。今年の10月29日(月)、丁度一年に一ヶ月足りない日に、ベオグラードの国民劇場で『どん底』を観るチャンスがあった。かなり立派なパンフレットに旧ソ連東欧諸国に
本文を読む12月3日(月)「ウソとごまかしの『安倍政治』を許さない!」 署名拡散と院内集会ご参加のお願い
著者: 澤藤統一郎「いまこそウソとごまかしの「安倍政治」に終止符を!」アピール呼びかけ人の一人として、皆様に以下の2点をお願い申しあげます。 第1 「いまこそウソとごまかしの「安倍政治」に終止符を!」アピールへの賛同署名をお願いいたします
本文を読む増補改訂:M・ゴーリキー『どん底』(1902)と古儀式派――下斗米伸夫著『神と革命 ロシア革命の知られざる真実』に触発されて――
著者: 岩田昌征2017年・平成29年は、ロシア革命百周年であった。ソ連東欧の社会主義体制が自崩してすでに四半世紀の時間が流れていた。日本社会の関心は完全に薄れていたが、それでも旧「新左翼」系のいくつかの研究会は、ロシア革命を主題に議
本文を読む戦後処理を正しく行わなければ、何年たっても真の友好は生まれない
著者: 澤藤統一郎本日は、小平での吉田博徳さんの朝鮮史の講義。講義のタイトルは、「日本と朝鮮の2000年」。2000年の日朝関係史を2回で語ろうという。壮大な企画。 前回が朝鮮の誕生から幕末まで。そして第2回の本日が、我が国の明治維新から
本文を読む日弁連主催シンポジウム「普遍主義の国、スウェーデンに学ぶ」
著者: 紅林 進スウェーデンでは、高等教育に至るまで教育の無償化、児童手当をはじめとする手厚 い家族給付など、所得の多寡などによって対象者を選別しない普遍主義が重視されて おり、高い税負担を多くの国民が支持しています。政府の債務は少なく
本文を読む「自分の、本を見る目の無さにあきれる」──周回遅れの読書報告(その83)
著者: 脇野町善造読み返した本の末尾に、その本を初めて読んだ時の「読後感」のようなものが書いてあることがある。トニー・クリフが書いたこの本『ローザ・ルクセンブルク』もそうだった。30年前(1988年)の秋の日付と共に次のようなことが書い
本文を読む「DHC 私は買いません」 ― 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第140弾
著者: 澤藤統一郎いつもカバンにくっつけているそれ。小さなポスターみたいなの。それなんなの? ああ、これ。よく見てね。「DHC 私は買いません」っていう、ミニポスター。みんなに、「DHCの商品は買わないようにしましょう」って、宣伝して歩い
本文を読む大嘗祭は、飽くまで天皇の私的行事に徹しなればならない。
著者: 澤藤統一郎本日は「勤労感謝の日」。昔から、この祝日の趣旨も意義もさっぱりわからない。 勤労とはいったい何だ。賃労働のことか、搾取のない異世界の労働か。感謝とは何だ。誰が誰の勤労にどのように感謝せよというのか。失業者は感謝されないの
本文を読む昔「首斬り浅右衛門」、今「首斬りゴーン」
著者: 澤藤統一郎江戸時代に、代々山田浅右衛門を名乗った首切り役人の家系があった。ご存知、時代劇の(アンチ)ヒーロー「首斬り浅右衛門」である。歴代のうち一人だけが山田朝右衛門を名乗っているが、その本職は斬首の執行ではなく、試し切りだったと
本文を読む【予約優先】11/27(火)ポピュリズムと排外主義に揺れるヨーロッパ -ドイツから日本への示唆(PARC自由学校オープン講座)―
著者: 紅林 進******************************************************************************** 【予約優先】11月27日(火) PARC自由学校オープン講
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