正治安岡の執筆一覧

「資本の論理」を野放しにさせない「憲法の人間性」

著者: 澤藤統一郎

資本主義というものは合理的な経済システムである。個別資本が、それぞれに最大限利潤を追求するための合理的判断を重ねていくプロセスでもある。資本の合理的判断は本質的に冷酷なものであって、ヒューマニズムとは無縁というべきである

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無責任きわまりない麻生太郎氏の財務大臣留任に抗議し、即刻辞任を求めます

著者: 澤藤統一郎

2018年10月9日 財務大臣 麻生太郎 様  無責任きわまりない麻生太郎氏の財務大臣留任に抗議し、即刻辞任を求めます 森友・加計問題の幕引きを許さない市民の会  10月2日に発足した第4次安倍改造内閣で麻生太郎氏が財務

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「普天間基地県外移転『容認』」の小金井市議会陳情について

著者: 澤藤統一郎

琉球新報が、「『共産は主義主張優先』 陳情提出書、批判と落胆 小金井市議会「普天間」意見書見送り」という記事を掲載している。 批判されているのは、小金井市議会共産党市議団(4名)の姿勢。当初は「普天間意見書」の陳情要請に

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49年前は「司法反動阻止」、今や「安倍改憲阻止」。

著者: 澤藤統一郎

10月3日気の置けない友人弁護士10名余と函館に宿泊して旧交を温めた。49年前に司法修習同期をともにした同窓会である。「司法反動阻止」や「阪口君罷免撤回」の運動をともにした親しい仲間だけの集まり。 思いがけなくも、集合は

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「道々の者が消えた」──周回遅れの読書報告(その76)

著者: 脇野町善造

 「定住漂泊」という言葉が好きである。もっと絞って言えば、「漂泊」が好きである。最近まるでそれが出来なくなったから、余計に憧れているのかもしれない。しかし、私が小さい頃にはまだ見かけた、漂泊の人たち(「道々の者」)がすっ

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柴山昌彦くん、愚かなキミには文科大臣は務まらない。

著者: 澤藤統一郎

第4次安倍内閣への呼称が定まらない。 「もり・かけ反省拒否宣言内閣」「論功行賞内閣」「旧友復活内閣」「旧悪再生内閣」「在庫一掃内閣」「閉店セール内閣」「全員右投げ右打ち野球内閣」「右側エンジン全開内閣」「無適材不適所内閣

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新宿農場 「越後いろりん村」から初めて米が届くよ~

著者: 村尾知恵子

 毎週日曜日、午後4時頃になると、都庁横に、路上の仲間に届けるおにぎりが到着する。新宿連絡会(新宿野宿労働者の生活・就労保障を求める連絡会議)の高田馬場事務所で作られて、運転手くまさん(ニックネーム)たちが運んでくれる。

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憲法と落語(その5) ― 「てれすこ」は、権力分立のない社会の噺

著者: 澤藤統一郎

てれすこは、子どもの頃からラジオでよく聞いた。さして面白い噺ではない。何度聞いても、オチがよく分からなかった。不粋にオチを説明されても…、やっぱりよくは分からない。分かったようでも面白くはない。 「圓生百席」のCDで聞く

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私が出会った弁護士(その4) ― 戸田謙

著者: 澤藤統一郎

戸田謙さんは、私が師事した弁護士である。本当にお世話になった。 私は1968年の司法試験に合格した。あれから、ちょうど50年になる。翌69年3月末に在学満6年の大学を中退して、翌4月最高裁司法研修所に第23期司法修習生と

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「浜の一揆」訴訟、仙台高裁の法廷で ― 「漁業の民主化」とは何か

著者: 澤藤統一郎

控訴人ら訴訟代理人弁護士澤藤大河から口頭で意見を申しあげます。 本日陳述の準備書面(1)は、本件の主たる争点である漁業調整のあり方に関して下記4点の主張を行うものです。 第1 漁業調整の基本理念は漁業法の目的規定にある「

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■■10.27世界資本主義フォーラムのご案内■■ 講師高橋均さん(ラテンアメリカ・カリブ地域史、元東京大学教授) テーマ「中南米の歴史」

著者: 矢沢国光

●主催 世界資本主義フォーラム ●日時 2018年10月27日(土)午後2時~5時(1時半受付開始) ●会場 文京区立湯島地域活動センター洋室B 文京区本郷七丁目1番2号文京総合体育館内電話03-3813-6554 ht

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「法と民主主義」最新号紹介 ― 特集「原発と人権」と、禰屋町子さんとの「ランチ」など。

著者: 澤藤統一郎

「法と民主主義」は年10回刊。2・3月と8・9月が合併号となる。このほど本年(2018年)8・9月号(№531)が発刊となった。 編集委員の一人である私が言うのもやや気が引けるが、原発問題に関心をもつ法律家・ジャーナリス

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深まる中緬関係 一帯一路戦略への組み込まれと高まる懸念

著者: 野上俊明

 地元紙イラワジ紙で、この9月、ナンルインという若い女性記者が、注目すべき論説記事を二本書いています。総勢50人を超えるイラワジ紙記者の半数以上が女性記者で、しかも年々彼女たちの取材能力が向上しているのは、目立たないもの

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「変えよう選挙制度の会」10月例会「スウェーデン総選挙第2弾!スライドで見るスウェーデン選挙」

著者: 紅林 進

「変えよう選挙制度の会」10月例会 「スウェーデン総選挙第2弾!スライドで見るスウェーデン選挙」  「変えよう選挙制度の会」は、市民の自由な選挙運動参加を妨げ、また民意を正しく反映しない、現行の選挙制度や公職選挙法を、民

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ヤマトを変えるのは沖縄から、明日の知事選からだ。― 「アジぶら通信が紹介する玉城デニーの人間像」

著者: 澤藤統一郎

明日(9月30日)は、いよいよ沖縄知事選挙。嵐の中の選挙の様相だが、天候だけでなくこの選挙が象徴する政治状況も大きな嵐の中にある。「オール沖縄」側の勝利は、アベ政権に大きな打撃を与えて、日本の政治状況を変革する展望につな

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意見の近親性は意見の簒奪を正当化しない──周回遅れの読書報告(その75)

著者: 脇野町善造

 古い週刊誌(『エコノミスト』1999年11月2日号)に、金子勝『反グローバリズム』に対する間宮洋介の書評が掲載されている。「精緻な議論で、米主導のグローバリズムを切る」という小見出しが付されている。この小見出しからも判

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沖縄知事選挙明後日に ― フェイク選挙との闘いだ

著者: 澤藤統一郎

ひとつの地方選挙が、これほどにも注目されることは珍しい。その沖縄知事選挙の投開票が明後日、9月30日に迫ってきた。 この選挙の帰趨は、アベ政権の外交や安保政策の前途を占うことになる。改憲阻止運動の成否にも大きく影響する。

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アメリカの若者に社会主義旋風。さて、わが国では?

著者: 澤藤統一郎

昨日(9月25日)の赤旗、1面左肩に「米 若者が社会主義旋風」「格差問い予備選で番狂わせ次々」と大きな見出し。さらに3面にも大きな見出しの大型記事が続いている。「社会主義旋風起こす米国の青年」「わたしたちは資本主義の失敗

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国連「家族農業の10年」と「小規模伝統漁業・養殖業に関する国際年」

著者: 澤藤統一郎

「浜の一揆」訴訟の控訴審。第2回法廷が来週火曜日。10月2日(火)午後1時30分、仙台高裁101号法廷である。 当方(控訴人・漁民側)が準備書面を提出し主張を述べることになる。この法廷で、二平章氏(北日本漁業経済学会会長

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DHCテレビ番組のYouTube配信一部停止 ― 「差別的動画」通報運動の盛り上がり

著者: 澤藤統一郎

インターネット動画配信事業者である「DHCテレビ」、フルネームは「株式会社DHCテレビジョン」。あの吉田嘉明が代表取締役会長の任にあり、株主は株式会社ディーエイチシーだけという一人会社。この業者が配信する番組「ニュース女

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