正治安岡の執筆一覧

明日・10月26日(金)の法廷で、吉田嘉明尋問採用の予定 ― 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第138弾

著者: 澤藤統一郎

10月26日(金)午後1時30分~415号法廷。 (東京地裁・4階、誰でも傍聴できます) 人証採用決定の法廷を傍聴にお越しください。 DHCと吉田嘉明が、私(澤藤)を被告として6000万円を支払えと訴訟提起したのが「DH

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競争原理ではなく、協同・連帯の精神をこそ ― 開業医共済協同組合祝賀会で

著者: 澤藤統一郎

開業医共済協同組合の「加入者2000名達成祝賀会」に祝辞を申しあげます。 私は、縁あって貴協同組合の顧問を務めておりますが、意気に感じて積極的にその任をお引き受けしたつもりです。その気持ちの一端をお話しすることが、加入者

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「10・23通達」発出のこの日に、「明治150年記念式典」

著者: 澤藤統一郎

1868年10月23日、150年前の今日。「明治改元の詔」なるものが出たのだという。「それがどうした?」「だからなんだ?」「改元が目出度いか?」と言いたいところだが、政府は8月10日の閣議で、政府主催の記念式典を行うこと

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10/27(土)世界資本主義フォーラム「ラテンアメリカ諸国の歴史的植民地経験をどうとらえるか」講師:高橋均 元東大教授

著者: 高橋 均

*以下は、2018年10月27日世界資本主義フォーラムにて報告を予定しているものです[文末にフォーラムの案内]。   ラテンアメリカ諸国の政治経済の特性を、他の地域との比較において把握することを目的とする。すな

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沖縄県知事選に続く那覇市長選の結果は、安倍政権の凋落と保守友党との疎遠を物語っている

著者: 澤藤統一郎

昨日(10月21日)の那覇市長選で、「オール沖縄」の城間幹子候補が再選を果たした。圧勝である。政権与党(+反共野党)候補のみごとなまでの惨敗。   ▽城間幹子(無所属・現)当選 7万9677票   ▽翁長政俊(無所属・新

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私に法曹としての生き方を教えてくれた、反面教師・石田和外

著者: 澤藤統一郎

岡口基一裁判官を被申立人とする分限裁判に関して、東京新聞(「こちら特報部」)からコメントを求められた。 私にコメントを求めてくるのだから「その姿勢や良し」なのだが、若い記者に話しをしていて、こちらは共通の事実認識という思

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たまには気分を楽にしたほうがいい──周回遅れの読書報告(その78)

著者: 脇野町善造

 調べものがあって、古いノートを見直していたら、長田弘の詩集『深呼吸の必要』を読んだ際の20年も前のメモが出てきた。本来詩心もないくせに、詩(人)について語るというのもあまり感心した話ではないが、古い記録を残すというのも

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11/17(土)講演会のお知らせ 「元731部隊軍医と強制不妊手術」731部隊軍医・長友浪男は、なぜ厚生省強制不妊手術担当になり、北海道副知事になりえたのか 講師:加藤哲郎一橋大学名誉教授

著者: 大井 有

11月17日(土)  14:00~16:00 場所:アミダステーション2F(八王子市東町3-4 地図参照) 講師:加藤哲郎一橋大学名誉教授 資料代:500円 https://chikyuza.net/wp-content

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人は「日の丸・君が代」を押しつけられて生くべきものにあらず

著者: 澤藤統一郎

「人はパンのみにて生くるものにあらず」は、古今を通じての出色の名言。 マタイ伝の文語訳では、「人の生くるはパンのみに由るにあらず、神の口より出づる凡ての言に由る」となっているそうだが、これは凡人の一文。後半を切り捨てるこ

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憲法の砦としての司法に対する信頼を損ねているのは、いったい誰なのだ

著者: 澤藤統一郎

一昨日(10月17日)、最高裁大法廷(裁判長・大谷直人最高裁長官)は東京高裁岡口基一裁判官に対する分限裁判で、同裁判官を戒告した。そのツイッター投稿が裁判所法49条にいう「(裁判官の)品位を辱める行状」に当たるとしたのだ

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安倍晋三から自衛隊員諸君に朗報をお伝えする。自衛隊は「災害救助隊」に、防衛省は「災害救助省」に衣替えします。

著者: 澤藤統一郎

観閲式に臨み、自衛隊最高指揮官内閣総理大臣安倍晋三から敬愛する自衛隊員諸君に対する訓示の機会を借りて、重大かつ慶賀な発表を申しあげる。 冒頭、この夏に相次いだ自然災害によりお亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りするとと

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イエス・ワコール、ノー・DHC

著者: 澤藤統一郎

「『実習生の人権侵害ないか』ワコール、委託先に異例調査」「人権軽視は経営リスク…実習生制度に批判、企業も危機感」という本日(10月15日)の朝日デジタル記事。これは立派なものだ。まずは、ワコールに敬意と賞讃の意を示したい

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国策に加担する司法を問うーー第49回司法制度研究集会へのお誘い

著者: 澤藤統一郎

日本民主法律家協会は、自らを以下のとおり紹介している。  1961年10月の結成以来、一貫して憲法を擁護し、平和と民主主義と人権、そして司法の民主化を追求する運動の先頭に立ってまいりました。 協会がメインの守備範囲と定め

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「とんでもない誤訳」──周回遅れの読書報告(その77)

著者: 脇野町善造

 ネットル『ローザ・ルクセンブルク』を知人から借りた。それを読んでいたら、上巻142頁~143頁にローザ・ルクセンブルクの(ベルリンに移住した直後の)日常が彼女の手紙からの引用という形で記されていた。この原文は少し前に読

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《藤田嗣治像のコペルニクス的旋回》-富田芳和著『なぜ日本はフジタを捨てたのか』の衝撃-

著者: 内田 弘

[不可解なスキャンダル] 藤田嗣治(フジタ・ツグハル:1886-1968)の回顧展が最近終わった。  不可解なことに、回顧展のたびに、藤田嗣治(以下、フジタを記す)はつぎのようなスキャンダルがつきまとう。 《なるほど、フ

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東京南部法律事務所創立50周年記念レセプション

著者: 澤藤統一郎

昨夕(10月11日)、東京南部法律事務所創立50周年の記念レセプションが開かれた。大田区産業プラザのコンベンションホールを一杯にした大勢の人々の温かい祝意に包まれたよい会合だった。 私は、同事務所の創立メンバーではないが

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【再】10.21(日)マルクス生誕200年シンポジウム「カール・マルクス、その現代的意義を問う」

著者: 紅林 進

日 時:10月21日(日) 会 場:専修大学(神田校舎)7号館 (3階 731教室ほか) 〒101-8425 東京都千代田区神田神保町3-8  JR「水道橋駅」西口より徒歩7分  地下鉄東西線、都営新宿線、半蔵門線「九段

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「資本の論理」を野放しにさせない「憲法の人間性」

著者: 澤藤統一郎

資本主義というものは合理的な経済システムである。個別資本が、それぞれに最大限利潤を追求するための合理的判断を重ねていくプロセスでもある。資本の合理的判断は本質的に冷酷なものであって、ヒューマニズムとは無縁というべきである

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無責任きわまりない麻生太郎氏の財務大臣留任に抗議し、即刻辞任を求めます

著者: 澤藤統一郎

2018年10月9日 財務大臣 麻生太郎 様  無責任きわまりない麻生太郎氏の財務大臣留任に抗議し、即刻辞任を求めます 森友・加計問題の幕引きを許さない市民の会  10月2日に発足した第4次安倍改造内閣で麻生太郎氏が財務

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「普天間基地県外移転『容認』」の小金井市議会陳情について

著者: 澤藤統一郎

琉球新報が、「『共産は主義主張優先』 陳情提出書、批判と落胆 小金井市議会「普天間」意見書見送り」という記事を掲載している。 批判されているのは、小金井市議会共産党市議団(4名)の姿勢。当初は「普天間意見書」の陳情要請に

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49年前は「司法反動阻止」、今や「安倍改憲阻止」。

著者: 澤藤統一郎

10月3日気の置けない友人弁護士10名余と函館に宿泊して旧交を温めた。49年前に司法修習同期をともにした同窓会である。「司法反動阻止」や「阪口君罷免撤回」の運動をともにした親しい仲間だけの集まり。 思いがけなくも、集合は

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