6月12日米朝首脳会談は、大仰な「史上初」の「歴史的」セレモニーだった。私は、トランプや金正恩の個人的資質に関する否定的見解を変えるつもりはまったくないが、この会談の成果には評価を惜しまない。そして、この成果を第一歩とし
本文を読む正治安岡の執筆一覧
野党共闘候補の健闘がアベ改憲阻止のちからとなる。
著者: 澤藤統一郎本日の朝日時事川柳に、 勝因は原発隠し安倍隠し(神奈川県 朝広三猫子) 言わずと知れた注目の新潟知事選。5野党1会派(立憲民主党、日本共産党、国民民主党、自由党、社民党、無所属の会)の共闘候補が敗れ、自・公推薦候補が当
本文を読む「俺はもう、そんな日本人にはなりたくねえんだ。」
著者: 澤藤統一郎中村敦夫が一人芝居として演じる朗読劇「線量計が鳴る~元原発技師のモノローグ」が話題となっている。 「原発の町で生まれ育ち、原発で働き、そして事故で全てを失った主人公のパーソナル・ヒストリー」だそうだ。中村が演じる老いた元
本文を読む「没後10年 特別企画 土本典昭特集~土本典昭と同時代を生きた仲間たち~」のご案内
著者: 大井有記録映画作家。1928年岐阜県生まれ。 16日(土)~29日(金) ミニシアター「ポレポレ東中野」 10:20~ 上映作品、タイムテーブル等詳細は末尾を参照してください。 作品解説などのトークイベントもあります。
本文を読む「特捜のほんとうの顔」は、「忖度捜査」の顔なのか。
著者: 澤藤統一郎1997年刊の岩波新書の一冊に「特捜検察」がある。著者魚住昭の思い入れたっぷりの内容で、特捜部への評価が過ぎるのではないかとの危うささえ感じさせる。 その魚住も書中に、「その一方で、彼らは突然、別の顔を見せることもあった
本文を読む国際シンポジウム「もうひとつの自由貿易協定RCEP~医薬品アクセスと種子の権利を脅かす知的所有権の強化~」
著者: 紅林進国際シンポジウム「もうひとつの自由貿易協定RCEP~医薬品アクセスと種子の権利を脅かす知的所有権の強化~」 http://www.parc-jp.org/freeschool/event/180625.html &nbs
本文を読む福島を思う現地ツアー 浪江の声を、葛尾の声を、福島の現実を、目と耳と心で知って
著者: 村尾知恵子福島第一原発の事故で、福島県葛尾村から武蔵野市に避難されていた小島力氏、第一原発建設時から反対運動に参加していた。2013年5月に詩集「わが涙茫々 原発にふるさとを追われて」が西田書店より発行された。そこには40年も前
本文を読む「大きな物語り」に回収されない、「小さな物語」をこそ。
著者: 澤藤統一郎本日(6月9日)の毎日新聞朝刊25面に、「是枝監督 文科相のお祝い辞退」の記事。「公権力と距離保つ」と横見出しがついている。私には、カンヌの「パルムドール」がナンボのものかはよく分からない。しかし、「文化は公権力と距離を
本文を読む「金子勝のセーフティネット論」──周回遅れの読書報告(その59)
著者: 脇野町善造古い抜粋ノート(ファイル)の話を続ける。この抜粋ノートを見ると、自分も若い頃はまじめに抜粋を作っていたものだと思ってしまう。金子勝が書いた『セーフティーネットの政治経済学』(ちくま新書)という薄い本の抜粋を、実にB5版
本文を読む~15日(金)韓国映画『ハナ~奇跡の46日間』のご案内
著者: 大井有2012年の韓国映画、千葉県で開催された1991年の第41回世界卓球選手権で史上初めて結成された朝鮮半島南北統一チーム・『コリア』が女子団体戦で優勝した実話を基にしている。(ウィキ) 16:30~ ポレポレ東中野で上映中
本文を読む次回法廷は、2018年8月31日(金)午後1時30分~415号法廷 ― 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第134弾
著者: 澤藤統一郎DHCと吉田嘉明が、私(澤藤)に6000万円を請求したスラップ訴訟。私がブログで吉田嘉明を痛烈に批判したことがよほど応えたようだ。人を見くびって、高額請求の訴訟提起で脅かせば、へなへなと萎縮して批判を差し控えるだろうと思
本文を読む6月8日(金)午前10時15分415号法廷に。 ー DHC・吉田嘉明スラップ訴訟10件の顛末 ― 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第133弾
著者: 澤藤統一郎DHCスラップ訴訟。DHC・吉田嘉明が、吉田批判言論の萎縮を意図して提起した不当極まる典型的スラップ。DHC・吉田嘉明はスラップの常連だが、2014年3月に明らかになった「対渡辺喜美8億円事件」の批判言論封じ目的のスラッ
本文を読むギリシャよりドイツの方が貧しい?
著者: 藤澤 豊Webであちこちの新聞を漁っていたら、まさかと驚くタイトルの記事がでてきた。「Are Germans really poorer than Spaniards, Italians and Greeks?」と題したニュース
本文を読む【要申込】 セミナー「スマホの真実―電池の裏の人権侵害・環境破壊」(東京・竹橋)
著者: 紅林進【要申込】 セミナー「スマホの真実―電池の裏の人権侵害・環境破壊」(東京・竹橋) 私たちの暮らしになくてはならないものになりつつあるスマートフォンやさまざまな電子機器。 それらをつくるためには20種類以上の鉱物が必要とさ
本文を読む幻の原稿 ― 「西暦使用の勧め」
著者: 澤藤統一郎親しいYM弁護士は、飄々、悠々という言葉の似合う人。口角に泡というタイプとはおよそ正反対。ところが、嫌煙権と元号反対では決して譲らない。もっとも、その主張は常にマイルドである。 私は「天皇制を国民意識に刷り込む元号に反対
本文を読む「マルクス主義の創造的適用とは何か」に関する雑感――「実践的唯物論か実践の哲学か?」を例に――
著者: 長島 功マルクスの唯物論はドイツ古典哲学の観念論的転倒とフォイエルバッハの唯物論の受動的な性格を両面的に批判し、実践による現実の変革を肝心なことであると見なしがゆえに、我が国では「実践的唯物論」と呼ばれている。ちなみにドイツ語
本文を読む6月9日「グローバル化金融論入門」世界資本主義フォーラムのご案内
著者: 矢沢国光主催 世界資本主義フォーラム 日時 2018年6月9日(土) 午後2時~5時 会場 本郷会館 東京都文京区2-21-7 電話 03-3817-6618 http://www.city.bunkyo.lg.jp/gmap/
本文を読むDHC・吉田嘉明のスラップ訴訟 次回は6月8日(金)午前10時15分から415号法廷で ― 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第132弾
著者: 澤藤統一郎DHCスラップ訴訟。DHC・吉田嘉明が、吉田批判言論の萎縮を意図して提起した不当極まる典型的スラップ。DHC・吉田嘉明はスラップの常連だが、2014年3月に明らかになった「対渡辺喜美8億円事件」の批判言論封じ目的のスラッ
本文を読むドキュメンタリー映画「隣る人」のご案内
著者: 大井 有ポレポレ東中野で15日(金)まで上映されています。 あなたは、誰かにとっての「隣る人」になっていますか? https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2018/06/IMG_0001.
本文を読む6・6(水) 院内学習会 「ソウルの市民民主主義を学び、日本の政治と地域を変える」(衆議院第2議員会館)
著者: 紅林進主催:希望連帯 【日時】 2018年6月6日(水) 17時30分~19時30分 【会場】 衆議院第2議員会館第1会議室 (通行証の配布17時~) 【内容(予定)】 ・Part1 白石孝さん(『ソウルの市民民主主義~日本の
本文を読む貧困な日本―「無責任の体系」とは、政権と社会の「脆弱さ」を意味する
著者: 山川哲先日、ちきゅう座の仲間のNさんに加藤周一が「日本人の世界観は、今とここの刹那的なものでしかない」と述べていたということを教えられた。その時私の頭に浮かんだのは、かつて丸山真男が指摘した、日本社会の「無責任の体系」というこ
本文を読む森友事件告発・大阪検察審査会に審査申立
著者: 澤藤統一郎本日(6月4日)早朝、大阪検察審査会に審査申立書を書留便で郵送。10時半から、東京地裁の司法記者クラブでの記者会見で報告。 私は、「森友・加計問題の幕引きを許さない市民の会」からの依頼を受けて、下記2件の告発代理人となっ
本文を読む大阪検察審査員の皆様に訴えます
著者: 澤藤統一郎1 以下は、不起訴処分となった本件告発(2017年10月16日付)の末尾の文章です。 「以上の被告発人両名に対する本件告発は、森友学園事件疑惑の全容解明を期待する国民世論を代表しておこなうものである。御庁検察官は、権力に
本文を読む6月30日(土)第160回ラテンアメリカ探訪のお知らせーーラテンアメリカ探訪アート展「Nosotros 2」記念出品作家トークショー
著者: 土方美雄昨年に引き続き開催いたしますNosotros展のイベントとして、今年も出品作家によるトークショーを行います。今年より新たに加わった出品者も交え、展示作品についてのお話や、ラテンアメリカとの関わりなどを伺える貴重な機会とな
本文を読む正規労働者と非正規労働者、労働条件格差は許容しがたい。
著者: 澤藤統一郎正規労働者と非正規労働者との労働条件格差は大きい。この格差の是正は、ますます大きな今日的課題ととなっており、それゆえに労働法実務の問題ともなっている。昨日(6月1日)、この問題に初めての最高裁判断が示されて話題を呼んでい
本文を読むNHKは官邸におもねることなく、ジャーナリズムの本道に徹せよ
著者: 澤藤統一郎NHK会長 上田良一様 権力監視報道に立ち戻り、報道現場の萎縮克服を求めます 研究者・弁護士有志(名簿略) 目下、わが国では、森友・加計問題、防衛省の
本文を読む杉浦克己に見る書評の方法……周回遅れの読書報告(その58)
著者: 脇野町善造先週に続き、古い抜粋ノート(ファイル)の話である。杉浦克己が週刊誌『エコノミスト』(1999年9月21日号)で松尾秀雄の『市場と共同体』の書評をしている。その切り抜きが貼ってあり、次のようなコメントが付されていた。
本文を読む6・15学習会「コスタリカに学ぶ平和国家の創り方」
著者: 宇井宙第13回平和学習会を下記の要領にて開催いたします。 ご都合のつく方は奮ってご参加ください。 【テーマ】:コスタリカに学ぶ平和国家の創り方 【報告者】:楽団ひとり 【報告の主旨】:軍隊を持たない国、コスタリカ
本文を読む「おしつけないで 6.30リバティ・デモ」 ― 「日の丸・君が代」反対ではなく、強制はおかしいというデモをします。
著者: 澤藤統一郎本日(5月31日)の朝刊各紙に、栃の心剛史(本名レヴァニ・ゴルガゼ)大関昇進の晴れがましい写真が掲載されている。実ににこやかで嬉しそうな表情。そして、彼が大きなジョージアの国旗を掲げているのが目を惹く。 「国旗を手に笑顔
本文を読む「嘘つき」で、しかも「卑怯」 ー アベやめたまえ。
著者: 澤藤統一郎本日(5月30日)の党首討論。野党第一党である立憲民主党代表の枝野幸男は、持ち時間の19分を森友・加計の問題に絞って追及した。力をいれたのは、森友問題に関する首相の責任のとりかたについての食言である。これを「卑怯な行為」
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