正治安岡の執筆一覧

サケは誰のものかーサケ漁をめぐる法廷闘争はアメリカに先例

著者: 澤藤統一郎

「浜の一揆」訴訟を受任して以来、サケに関心をもたざるを得ない。サケの切り身の味も変わってきた…ような気がする。サケの生態やサケ漁の話題を追って、佐藤重勝著の「サケー作る漁業への挑戦」(岩波新書)を読んでいる。やや古い(1

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≪「TPPに反対する人々の運動」連続講座第1回≫ご案内

著者: TPPに反対する人々の運動

  ≪「TPPに反対する人々の運動」連続講座第1回≫ご案内 「現代の中国をどうとらえるか~迷走するグローバル化の中で~」 いまやアメリカに代わり自由貿易の旗手となった感がある中国。グローバリズムを考えるとき、中国の動向を

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HOWS講座のご案内 ロシア革命100周年を記念する文化芸術講座 映画『母』(1926年・ソ連 87分 監督:フセヴォロド・プドフキン)上映と討論  

著者: HOWS受講生

映画『母』(1926年・ソ連 87分  監督:フセヴォロド・プドフキン)上映と討論 解説=立野正裕(元明治大学教員) 日時=9月2日 ? 13時~16時30分 会場=本郷文化フォーラム(略称 HOWS)ホール(本郷3丁目

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天皇制との対峙なくして主体性の確立はない

著者: 澤藤統一郎

天皇制に関する書物にはしっかり目を通したいと思いつつ、なかなか思うとおりにはならない。ようやく、話題の阿満利麿「日本精神史: 自然宗教の逆襲」(筑摩書房・2017年2月刊)を一読した。広告文の「渾身の書き下ろし」はまさし

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臍を噛むまい。「憂しと見し世も 今は恋しき」と。

著者: 澤藤統一郎

永らへば またこの頃や しのばれむ  憂しと見し世ぞ 今は恋しき 百人一首でおなじみの藤原清輔の詠。『新古今集』から採られているそうだが、これは恐い歌だ。希望のない、絶望の歌。この頃そう思う。 この先もっと長く生きていて

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10月革命記念モスクワ集会、WAPEモスクワ会議参加者による国内事前研究会のご案内(転載)

著者: 紅林進

10月革命記念モスクワ集会、WAPEモスクワ会議参加者による国内事前研究会のご案内(転載) この11月にモスクワで開催されるWAPE(世界政治経済学会)大会は、諸学会共催の10月革命100周年記念集会とのジョイント企画と

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9.18満州侵略開始の日・国会正門前集会~戦争(侵略)を始めた日にこそ不戦を誓う集会を~

著者: 植松青児

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ 9.18満州侵略開始の日・国会正門前集会 〜戦争(侵略)を始めた日にこそ不戦を誓う集会を〜 9月18日(月・休) 第1部;15時〜 「日本の「加害責任」について語ろう」 第2部;

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植物園・太平洋戦争ゆかりの寺院・護憲アート~日曜日の散歩

著者: 澤藤統一郎

日曜日。久しぶりに小石川植物園で寛ぐ。喧噪とは無縁の16万㎡。生き返るような解放感。本日初めて見たもの。タヌキノカミソリ、センコウハナビの花。莢にはいったハナキササゲ、ハナズオウ(いずれも豆科)の実。そして、蚊取り線香を

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久米宏の「東京オリンピック返上論」に拍手を送る。

著者: 澤藤統一郎

ラジオが元気だ。とりわけ、TBS。森本毅郎、荻上チキ、そして久米宏。多彩なパーソナリティが魅力的だ。 「久米宏 ラジオなんですけど」は毎週土曜日午後1時からの放送。俄然注目されているのは、6月17日の「リスナー国民投票 

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「鶏よ、鳴け。夜がゆっくり明け始めている。」ー袴田巖再審開始を求める意見広告

著者: 澤藤統一郎

 良心は無実の人間のいのちを守る唯一の声である。  暗く苦しい夜が長ければ長いほど、ひときわ声高く響く良心の声よ。  暗澹と悲痛と憤怒の錯綜した獄中14年有余、私を支えたのはその声だ。  鶏よ、鳴け、私の闇夜は明るくなっ

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読売新聞「社説」への根底的批判  (上) =「100ミリSv以下無害説」 は被曝防護の歴史を無視した暴論=

著者: 藏田計成

はじめに 「科学的には、100ミリシーベルト以下は被曝(ひばく)による健康への影響はないとされる。」この一文は、読売新聞「社説」(2017年2月9日)からの引用である。表題は「放射線審議会 民主党政権時の基準を見直せ」

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【予約優先】 講演会「基地建設問題とハンセン病から考える沖縄~差別の構造」

著者: 紅林進

【予約優先】 講演会「基地建設問題とハンセン病から考える沖縄~差別の構造」 高江や辺野古の米軍基地建設現場に日参し、監視と調査を続け、土木技術者の専門的見地からずさんな工事内容や計画を指摘し、抗議の声を上げる奥問正則さん

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安倍やめろ! 8・29緊急市民集会のご案内

著者: 森友告発プロジェクト

―主役は私たち・新たな「受け皿づくりが必要だ」ー 安倍首相は都議選の大惨敗以降下落し続ける「内閣支持率」を少しでも上げようと、内閣改造という姑息な手段を使って延命工作に必死です。 安倍首相が国民の信頼を失っても、必死に政

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ベルリンでの従軍「慰安婦」警告集会写真報告・Fotoberichte zum Gedenktag für die ,Trostfrauen”des japanischen Militärs am 14.Augst in Berlin

著者: 梶村太一郎

 ここベルリンのブランデンブルグ門前のパリ広場では2013年以来続けられている元日本軍従軍「慰安婦」の警告追悼集会も今年の8月14日で5度目となりました。 韓国でも新政権が成立した本年は、ベルリンでの行動もいよいよ充実し

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脱連帯的『連帯』資本主義におけるモゼレフスキとクーロン

著者: 岩田昌征

 ポーランドの基幹的重化学工業の労働者階級が党社会主義体制を打倒するまでは、彼等の『連帯』労組を支援して来たポーランド知識人・専門家階層のすべてが、『連帯』政権の反労働者性の推進に歓喜したわけではない。オスト教授は、少数

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テント日誌8月14日(月)経産省前テントひろば1807日後

著者: 経産省前テントひろば

今日は山の日で祝日、座り込みは変わらず行われた 8月11日(金) 今日は山の日で祝日。金曜日なので今日から世の中、3連休になるそうだ。そのため、経産省の正門はピタリと閉まり、普段12時を過ぎると外に昼食を取りに行く界隈の

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わたしの八月十五日~薄れゆく記憶をとどめたくて(1)

著者: 内野光子

 地元の9条の会でも、高齢化は免れないが、戦前生まれは、どうやら私一人になったようなのだ。「語り継ぐ」というのは、難しい。なにせ、私の「戦争体験」は、小学校に上がる前のことなので、記録はないし、断片的なカスレカスレの記憶

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アンジェイ・ワイダ監督の「ワレンサ 連帯の男」と遺作「残像」を貫通する負性とは――岡崎乾二郎氏の洞察に刺戟されて――

著者: 岩田昌征

アンジェイ・ワイダ監督の遺作「残像」をかなり前に観た。岩波ホール作のパンフレットにアンジェイ・ワイダのメッセージがあり、それは「『残像』は、自分の決断を信じ、芸術にすべてをささげた、ひとりの不屈の男の肖像です。映画は、ポ

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