正治安岡の執筆一覧

忘れてはいけない、覚えているうちに(6)1953年という年ー70年前のお正月は

著者: 内野光子

 そんなに大きくないボール箱を開けてみたら、なんと、日記と思しき手帳が30冊くらいびっしりと入っていた。忘れていたわけではないが、一番古いのが「昭和27年」、これは中学校受験と中学校入学までの4カ月間の記入しかない。しか

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新年にあたって思う――ウクライナとミャンマーのこと

著者: 野上俊明

 昨年世界中の耳目を引いたのは、電子戦争の様相を呈しながらも、その本質においては二十世紀的な古めかしい戦争の嵐に見舞われたウクライナであり、また軍の暴力が荒れ狂ったミャンマーでありました。ユーラシア大陸のほぼ両端に位置す

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Let’s Join Hands  12月29日  添付1点  今年を振り返る  苦闘を経ての前進

著者: 江口千春

ウクライナでは、爆撃が続き、水や電気が奪われ、核脅迫が続いています。ロシアの「民間軍事会社」と称するワグネルは、この戦争とプーチンを象徴する存在ではないかと思います。シリアやアフリカ諸国で暗躍する、ロシア政府とつながる殺

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『政府が独裁的な方向へ進む時、学者の任命権や発言権が真っ先に攻撃対象となる』 ー 学術会議問題での危機感の共有を

著者: 澤藤統一郎

(2022年12月28日)  安倍後継の菅政権発足が2020年9月16日、その初仕事が学問の自治・学問の自由を蹂躙する、日本学術会議の新会員候補6名の任命拒否だった。有りうべからざる暴挙である。菅義偉という人物は、後世こ

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2022年12月、怒りのの年末(3)有識者とはだれか、なぜ隠す

著者: 内野光子

 毎日の新聞やテレビを見ていて、怒りのタネは尽きないのだが、ふだんから、どうして?と腑に落ちないことがある。政府の方針策定、閣議決定する前には、政府の諮問委員会、首相の私的諮問委員会、数々の審議会が長期的に設置されたり、

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【緊急の呼びかけ】学術会議を根幹から変質させる政府「方針」「法案」との闘いを!

著者: 大井 有

年の瀬も押し迫ってきましたが、学術会議問題について大変なことが起きています。 すでに報道もされましたのでご承知の方も多いと思いますが、政府(内閣府)は12月6日、「日本学術会議の在り方についての方針」を公表しました。一言

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杉田水脈の「信念」とはいったい何だ。「発言を応援してくれる支援者」とは誰のことだ。

著者: 澤藤統一郎

(2022年12月27日)  押し詰まった年の暮れに、慌ただしい閣内の人事。秋葉賢也復興相と杉田水脈・総務政務官が更迭された。形の上では、任意の辞表提出が受理された。  岸田首相は、いつもながらの口先だけの「私自身の任命

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国葬検証であらためて浮き彫りになる安倍政治の罪

著者: 澤藤統一郎

(2022年12月26日)  年の瀬に、今年亡くなった人物を思い起こせば、まずは安倍晋三の名を上げねばなるまい。その亡くなり方が衝撃的だったからだ。「虎は死して皮を留め、人は死して名を残す」という。はたして彼は、どのよう

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NATO同盟国で反プーチン派ロシア・テレビ禁止――ラトヴィアの一事件に見る戦争極限心理――

著者: 岩田昌征

 ベオグラードの日刊紙『ポリティカ』(2022年12月10日、p.2)、ビリャナ・ミトリノヴィチ・ラシェヴィチ署名の記事「ラトヴィアはロシア反対派テレビ放送さえ禁止した」は考えこまさせる。意訳・紹介する。  プーチン政権

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憲法や政治学の研究者が、切実に国民に訴える「安保3文書」の危険性

著者: 澤藤統一郎

(2022年12月25日)  我が国の安全保障政策を根本的に転換し、平和憲法をないがしろにする「安保3文書」の閣議決定。これに対する批判の声明が、各方面から相次いでいる。  法律家の分野で特筆すべきは、日弁連が12月16

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富田林市議会の統一教会との関係根絶決議にイチャモン提訴

著者: 澤藤統一郎 地方自治, 統一教会

(2022年12月24日)  指折り数えて…間違いはない。南河内の富田林は、私の8番目の故郷である。小学校の5年生から高校卒業までの8年間をこの町で過ごした。暦年で数えれば、1954年4月から62年3月まで。地元の富田林

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防衛政策の大転換も、原発回帰への大転換も、どうして国民置き去りで決めてしまうのか。

著者: 澤藤統一郎

(2022年12月23日)  岸田文雄内閣成立以来、この内閣は正体を見極めにくい厄介な代物、と思い続けてきた。当然のことながら、安倍晋三内閣の分かりやすさに比較してのことである。  安倍晋三は、極右陣営の取り巻きに担がれ

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Let’s Join Hands 12月22日 「食が壊れる」 「精神科病院もういらない」 他

著者: 江口千春

◎<新刊紹介>「食が壊れる 世界市場では今なにが起きているのか? 」堤未果著 ◎学術会議の独立性を阻害しないのか …政府方針の「第三者委による会員選考チェック」 ◎杉田水脈氏の「慰安婦」言論 <野党の批判は> 「精神科病

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醜い日本人、どこまでもミャンマー軍事政権擁護 ――フィクサー渡辺氏の異様なふるまい

著者: 野上俊明

 昨年の2.1クーデタ以後、国際社会からの軍事政権の暴力支配への轟轟たる非難のなか、プーチン・ロシアだけは鉄面皮にもミャンマー軍事政権との関係を深めてきた。その範囲は、ミサイル・軍事車両、重火器・戦闘機といった兵器類の売

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「統一教会スラップ・有田事件」の訴訟進行は、統一教会の反社会性立証の舞台とならざるを得ない。

著者: 澤藤統一郎

(2022年12月20日)  逆風に晒されている統一教会が、その組織防衛策として提起した5件のスラップ訴訟。いずれも、同教団に対する批判の言論を嫌って、コメンテーターとメディアの萎縮効果を狙ったもの。そのうちの1件として

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オデーサ(オデッサ)市長 交渉を語る――戦争終結に向けて――

著者: 岩田昌征

 露烏戦争に関してウクライナ国内の、交渉による終戦を説く意見を読んだ。ここに紹介する。ベオグラードの日刊紙『ポリティカ』(2022年12月7日、p.2)記事「オデッサ市長包囲縮まる」である。  オデッサ市長ゲンナディ・ト

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 自治体の『対統一教会断絶決議』に対するいやがせ訴訟には、原告に対する応訴費用請求の反訴を

著者: 澤藤統一郎  

(2022年12月19日)  統一教会と伝統右翼、その主張は水と油。むしろ互いに天敵の関係。天皇を含む日本人は韓国に跪いて奉仕すべしとする教義を持つカルトと、皇国史観から旧植民地韓国を差別して恥じないレイシスト集団。しか

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怒りの年末、次からつぎへと(2)国民に執拗に迫るマイナカード

著者: 内野光子

 マイナンバーカードについては当ブログでも何度も書いてきた。政府がこれほどまでに執拗に、マイナンバーカードで迫ってくるのはなぜなのか。“丁寧に”説明すればするほど、政府への不信は募るばかりである。  10月13日、河野太

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《NHK文書開示請求訴訟》次回12月21日口頭弁論のお知らせ

著者: 澤藤統一郎

(2022年12月17日) NHK森下俊三経営委員長の違法の責任を問う 《NHK文書開示請求訴訟》 次回口頭弁論 12月21日(水)14時・415号法廷  NHKと森下俊三経営委員長の両名を被告として、NHKの報道姿勢と

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Let’s Join Hands  12月16日  添付1点  再エネ3年後最大電源に 「ひきこもり先生2 明日

著者: 江口千春

◎「ひきこもり先生:シーズン2 ポストコロナの社会で悩み苦しむ若者に寄り添う」 明日17日&24日放送されます。 「自分は生まれてこなければよかった」と悩み苦しむ子ども、「生きていてよいのか」と自分を責め続ける人が、「生

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