正治安岡の執筆一覧

プーチンそっくりのヒロヒト。いや、ヒロヒトそっくりのプーチン。

著者: 澤藤統一郎

(2022年12月8日)  81年前の本日早朝、当時臣民とされていた日本国民はNHKの放送によって、日本が新たな大戦争に突入したことを知らされた。同時に、パールハーバー奇襲の戦果の報に喝采した。こうして、国民の大半が、侵

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アウンサンスーチーからのメッセージ ――〝若者たちの抵抗を誇りに思う“

著者: 野上俊明

 昨年の2.1クーデタ以後続くミャンマー国民の、わけても若者たちの武装抵抗闘争をスーチー氏がどう思うかは、民主化勢力にとって懸念すべきところでした。マハトマ・ガンジーやネルソン・マンデラを師と仰ぐスーチー氏は、1988年

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1960~70年代の<ソビエト映画祭>を振り返る~ロシア映画は、今

著者: 内野光子

なぜ、ソ連映画だったのか  10年以上前にも、当ブログで触れているのだが、私が通っていた頃のソビエト映画祭のプログラムやキネ旬の特集などが、「日本におけるソビエト文化の受容」の研究を進めている知人からもどってきた。ロシア

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「市民弾圧の旗幟を鮮明にし、独裁政権を守り抜いた」偉大な江沢民

著者: 澤藤統一郎

(2022年12月7日)  11月30日、江沢民が亡くなった。私の心象の中で《尊敬すべき中国》から《野蛮な中国》へ変容したあの時期の、歴史の転換を象徴する人物の一人。この人に対する敬意のもちあわせはないし、弔意もさらさら

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【12月13日(火)】第6回法政大学フェアレイバー研究所・公開シンポジウム 「20年以上の低迷を抜けて『賃上げ』は可能か〜KDDI労働組合の取り組みから」

著者: 大井 有

・開催趣旨と内容 2022年9月1日の財務省発表によると、21年度の企業の内部留保(利益剰余金)は、 金融・保険業を除く全業種で過去初めて500兆円を超えました。その一方で、20 年以上にわたって労働者への分配は滞り、「

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国歌とは本来内発的に歌われるもので、法で強制されて歌うべきものではない。

著者: 澤藤統一郎

(2022年12月5日)  中国国歌「義勇軍行進曲」は、抗日戦争のさなかに作られ、侵略者である皇軍との闘いの中で唱われたものである。それが、中華人民共和国成立後に国歌となった。刑事罰をもって国民に国歌の尊重を強制する国歌

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愚民とてパンのみにて生くるものに非ず。サーカスとナショナリズムを与えておかねばならない。

著者: 澤藤統一郎

(2022年12月4日)  私はSNSというものとは無縁である。そのうえ、サッカーにもワールドカップにも何の興味もない。どこの国が勝とうが負けようがどうでもよいこと。だから、日本共産党の中野区議・羽鳥大輔のツィッターが「

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Let’s Join Hands  12月4日  添付2点 戦争に巻き込まれてよいのか ヘルパーがいなくなる 

著者: 江口千春

「台湾をめぐって中国と米国が戦争を始めれば、日本は米国と一緒に戦うしかない。」「ミサイルが日本各地にふり注ぐことになるだろう。」という 推測を読みました。岸田政権は膨大な予算をつぎこんで「敵基地攻撃能力」を用意する道へ進

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ブレジンスキー昇天直前の大変身(心)――嫌露反露から米中露欧大々連立構想へ――

著者: 岩田昌征

 ある研究会で面識を得たK.W氏からブレジンスキーの思想的大変身を教えられた。K.W氏は、国際政治情勢の専門家成澤宗男がISF独立言論フォーラム電子面で7月13日に発表した論文で知る事を得たと言う。  私=岩田は、成澤宗

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二冊の遺稿集に接して(2)長沼節夫著『ジャーナリストを生きる 伊那谷から韓国・中国そして世界へ』

著者: 内野光子

 長沼節夫(1942-2019)さんの名前を知ったのはいつのことだったのだろう。何がきっかけだったのかが思い出せないでいる。ともかく、今回、遺稿集が出されたと聞いて、求めたのが457頁に及ぶ大冊であった。飯田高校同窓生、

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書評 塩原俊彦『復讐としてのウクライナ戦争 戦争の政治哲学:それぞれの正義と復讐・報復・制裁』(社会評論社、2022年11月)―現状分析と思想史的考察を繋ぐ壮大な試み

著者: 嶋崎史崇

 2022年2月に開始され、いまだ終わりが見えないウクライナ戦争。そのウクライナ、ロシア、そしてとりわけ米国との関係について、多数派の研究者とは全く異なる視点から、客観的な研究を積み重ねてきたのが、「ちきゅう座」にも度々

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Let’s Join Hands  11月30日  添付1点 独裁の陰りを喜ぶ 「教育権」を疑う

著者: 江口千春

–◎独裁・強権の陰りが拡大 トランプが共和党内でそっぽを向かれ、プーチンは末路が想像され、習近平政治の硬直があらわに批判されています。 ☆中国 「ゼロコロナ」への大規模抗議活動 北京 上海 広州などで &nb

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宇宙空間の戦争=サイバー戦争=ウクライナ戦争 (4) ーーー日本人もウクライナ戦争に参戦、愚かな!ーーー

著者: 柏木 勉

軍民一体化へ、「総合防衛費の創設」で生活・経済活動全体を軍事化  防衛省は、宇宙・サイバー・電磁波の領域における対応強化にむけて、その基本スタンスを「我が国への攻撃に対しては宇宙・サイバー・電磁波の領域を活用して攻撃を阻

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【12月8日(木)】オンライン放射線被ばくを学習する会/岸田政権による原子力政策の転換をどうみるか 講演:大島堅一さん

著者: 温品惇一

申込み:https://forms.gle/GtosSBdN61Jdmy8g8 311以降、歴代政権は原子力への依存度を下げる方針を掲げてきました。岸田首相もこれまでは、原発の再稼働を進めつつ、新増設・建て替え(リプレー

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二冊の遺稿集に接して(1)和田守著『徳富蘇峰 人と時代』

著者: 内野光子

萌書房、2022年10月20日 帯の表には、つぎのように紹介されています。 等身大の蘇峰の生涯を思想的変遷にも重きを置きつつ辿ることから始め,これまであまり論じられることのなかった社会事業家としての側面にもスポットを当て

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ギグワーカーを労働者として保護すべきは、民主主義社会の責任である。

著者: 澤藤統一郎

(2022年11月26日)  昨日、東京都労働委員会は、ウーバー配達員が結成した労働組合の申立を認め、「ウーバーイーツ」運営法人の団体交渉拒否を不当労働行為とする救済命令を出した。いわゆる「ギグワーカー」を労働組合法上の

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「継戦能力」「反撃能力」――日本はいつから戦争国家になったのか?

著者: 矢沢国光

 10月17日、岸田首相は、衆院予算委員会で「継戦能力の維持が重要」と述べた。ロシア・ウクライナ戦争の長期化が念頭にあるものと思われる。  11月22日には、首相の諮問機関「国力としての防衛力を総合的に考える有識者会議」

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