長沼節夫(1942-2019)さんの名前を知ったのはいつのことだったのだろう。何がきっかけだったのかが思い出せないでいる。ともかく、今回、遺稿集が出されたと聞いて、求めたのが457頁に及ぶ大冊であった。飯田高校同窓生、
本文を読む正治安岡の執筆一覧
「前川喜平さんを次期NHK会長に」ー その市民運動の意義
著者: 澤藤統一郎(2022年12月2日) 本日の東京新聞に、「『前川喜平さんを次期NHK会長に』市民団体が署名提出 加計学園報道の『忖度』を批判」という望月衣塑子記者の記事。 「来年1月に任期満了を迎えるNHK会長の後任に元文部科学
本文を読む統一教会に対する解散命令は、是か非か。
著者: 澤藤統一郎(2022年12月1日) 「世界日報」とは、言わずと知れた統一教会(系)メディア。その11月28日号の社説が、「『質問権』行使 解散ありきでなく公正に」という表題。 「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)を巡る問題で、
本文を読む書評 塩原俊彦『復讐としてのウクライナ戦争 戦争の政治哲学:それぞれの正義と復讐・報復・制裁』(社会評論社、2022年11月)―現状分析と思想史的考察を繋ぐ壮大な試み
著者: 嶋崎史崇2022年2月に開始され、いまだ終わりが見えないウクライナ戦争。そのウクライナ、ロシア、そしてとりわけ米国との関係について、多数派の研究者とは全く異なる視点から、客観的な研究を積み重ねてきたのが、「ちきゅう座」にも度々
本文を読むLet’s Join Hands 11月30日 添付1点 独裁の陰りを喜ぶ 「教育権」を疑う
著者: 江口千春–◎独裁・強権の陰りが拡大 トランプが共和党内でそっぽを向かれ、プーチンは末路が想像され、習近平政治の硬直があらわに批判されています。 ☆中国 「ゼロコロナ」への大規模抗議活動 北京 上海 広州などで &nb
本文を読む近時のスラップ訴訟・紹介
著者: 澤藤統一郎(2022年11月30日) ある会合でのミニ講演を引き受けて、スラップについて語ることになった。その報告のために、最近話題となったスラップをまとめてみた。その進行がどうなっているのか、リアルタイムでの把握は、なかなか面
本文を読む憲法ニュースNo601(2022年11月22日)
著者: 大井 有https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2022/11/be588eef8b4200e0b27ad4fe7f633ac0.pdf
本文を読む軍事費太って、民痩せる。
著者: 澤藤統一郎(2022年11月29日) 平和国家だったはずの日本が揺れている。急転してくずおれそうな事態。ハト派だったはずの岸田政権、とんでもない鷹派ぶりである。 富国強兵を国是とした軍国日本が崩壊し、廃墟の中で新生日本が日本国
本文を読むポーランド映画祭~見逃した「EO」と「赤い闇」
著者: 内野光子11月22日から始まった、11回目を迎えたというポーランド映画祭、パンフの解説を頼りに、26日「ショパン」「EO(イオ)」、27日「赤い闇と「パンと塩」に出かける予定にしていた。26日の朝は雨、寝不足もあって、11時に
本文を読む憲法ニュースNo599(2022年10月31日)
著者: 大井 有https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2022/11/a07bc6ec305ab7ea7949c5bc758d8b9c.pdf
本文を読む白い紙に、書かれざる文字を読む。
著者: 澤藤統一郎(2022年11月28日) 真っ白い一枚の紙。 デモの市民の一人の手に、 高く掲げられたその紙の白さが、 万人の心を打つ。 万言の言葉を伝える。 この白い紙には、 どんな字も、どんな文章も書ける。 どんな形も、どんな色も
本文を読む宇宙空間の戦争=サイバー戦争=ウクライナ戦争 (4) ーーー日本人もウクライナ戦争に参戦、愚かな!ーーー
著者: 柏木 勉軍民一体化へ、「総合防衛費の創設」で生活・経済活動全体を軍事化 防衛省は、宇宙・サイバー・電磁波の領域における対応強化にむけて、その基本スタンスを「我が国への攻撃に対しては宇宙・サイバー・電磁波の領域を活用して攻撃を阻
本文を読む【12月8日(木)】オンライン放射線被ばくを学習する会/岸田政権による原子力政策の転換をどうみるか 講演:大島堅一さん
著者: 温品惇一申込み:https://forms.gle/GtosSBdN61Jdmy8g8 311以降、歴代政権は原子力への依存度を下げる方針を掲げてきました。岸田首相もこれまでは、原発の再稼働を進めつつ、新増設・建て替え(リプレー
本文を読む教祖と天皇、いったいどちらが賢いか。どちらがエラいのか。
著者: 澤藤統一郎(2022年11月27日) 文鮮明の語録を毎日新聞が追っている。これは、読み応えがある。 昨日朝刊の一面左肩の見出しは、「旧統一教会 『天皇は平凡』『対馬は韓国』 文鮮明氏、02・04年に」「保守と相いれぬ発言」という
本文を読む二冊の遺稿集に接して(1)和田守著『徳富蘇峰 人と時代』
著者: 内野光子萌書房、2022年10月20日 帯の表には、つぎのように紹介されています。 等身大の蘇峰の生涯を思想的変遷にも重きを置きつつ辿ることから始め,これまであまり論じられることのなかった社会事業家としての側面にもスポットを当て
本文を読むギグワーカーを労働者として保護すべきは、民主主義社会の責任である。
著者: 澤藤統一郎(2022年11月26日) 昨日、東京都労働委員会は、ウーバー配達員が結成した労働組合の申立を認め、「ウーバーイーツ」運営法人の団体交渉拒否を不当労働行為とする救済命令を出した。いわゆる「ギグワーカー」を労働組合法上の
本文を読む「継戦能力」「反撃能力」――日本はいつから戦争国家になったのか?
著者: 矢沢国光10月17日、岸田首相は、衆院予算委員会で「継戦能力の維持が重要」と述べた。ロシア・ウクライナ戦争の長期化が念頭にあるものと思われる。 11月22日には、首相の諮問機関「国力としての防衛力を総合的に考える有識者会議」
本文を読む「死せる孔明 生ける仲達を走らす」補論――プーチン戦争の一背景 ブレジンスキー――
著者: 岩田昌征「ちきゅう座」「評論・紹介・意見」欄(2022年・令和4年6月20日)に小文「死せる孔明 生ける仲達を走らす――ブレジンスキー対プーチン――」を発表した。https://chikyuza.net/archives/12
本文を読む裁判所も、都教委も、小池百合子も、この教員の声を聴け。
著者: 澤藤統一郎2022年11月25日) 昨日、《東京「君が代」裁判5次訴訟》での第7回口頭弁論が開かれた。満席の709号法廷で、原告のお一人が、再処分の不当を「イジメ」だとする意見陳述を行った。まったく、おっしゃるとおりだと思う。裁
本文を読むみやぎ脱原発・風の会/会報「鳴り砂」2022年11月号が発行されたので、ご紹介いたします
著者: 舘脇章宏会報「鳴り砂」2022年11月号が発行されたので、ご紹介いたします https://miyagi-kazenokai.com/ 【もくじ】(敬称略) ●『鳴り砂』通巻300号に寄せて(立教大学共生社会研究センター 平野
本文を読む中国国歌と「香港準国歌」仁川で対決
著者: 澤藤統一郎(2022年11月24日) 昨日に続いての、国歌の話題。香港を押さえ込んだ中国は香港の民衆に中国国歌(「義勇行進曲」)を強制した。中国への国家忠誠(即ち、習近平共産党への忠誠)を刑罰をもって強制したのだ。これが、中国の
本文を読む国歌を拒否する選手の爽やかさと、国歌を唱わせようとする権力者の醜さ。
著者: 澤藤統一郎(2022年11月23日) 臭気芬々のカタールから、一陣の爽やかな風。21日の対イングランド戦の試合前、イラン選手が国歌の斉唱を拒否したとして、大きな話題となっている。これは、イラン政府に対する、「ヒジャブ抗議デモ」へ
本文を読むLet’s Join Hands 11月21日 添付1点 カタールで 我が国で <人権>
著者: 江口千春◎サッカー ワールドカップは楽しみです。同時に、カタールの出稼ぎ労働者の命と健康、人権についての報道も気になっています。 ☆カタールW杯2022 人権問題に抗議相次ぐ 独主将「我々は立ち上がる」 ☆貧困の連鎖を断ち切り
本文を読む「W杯・開会式放送せずのBBC」と「大はしゃぎのNHK」、どうしてこんなに違うのか。
著者: 澤藤統一郎(2022年11月22日) カタール発の報道は、うさんくさいことばかりでウンザリさせられる。この世にはびこる商業主義は、何にでも手を出してしゃぶりつくす。営利のためには、なにものをも犠牲にして恥じない。汚い金にまみれた
本文を読むリハビリ日記Ⅴ 27 28
著者: 阿部浪子27 石川すずのこと 猛暑から解放された昼下がり。ウエルシアへ買い物に行く。サチコさんの小さな畑には、色とりどりの花が咲いている。彼女の愛情が伝わってくる。しばし見とれていた。オータムクロッカスの花が地面にせいぞろい。
本文を読む宗教活動とマインドコントロール、いったいどう違うのだろうか。
著者: 澤藤統一郎(2022年11月21日) 統一教会問題を契機に、ことあるごとに宗教が話題となる。が、宗教問題は難しい。そもそも、宗教とはなんぞやが皆目分からない。分かっているのは、宗教とは論理で説明できる領域にはなく、論理での説明を
本文を読むミャンマー、久保田徹氏との出会い
著者: 野上俊明学習院大学法学部教授の村主道美氏から拙稿「映像作家久保田徹氏釈放後、日本帰国」に対して、メールでご返事いただきました。久保田氏の活動と人となりの一端が現われていると思いますので、先生のご了解をいただきましたので、以下公
本文を読む「東京・教育の自由裁判をすすめる会」第18回(2022年度)総会の報告
著者: 澤藤統一郎(2022年11月20日) 昨日開催された、「すすめる会」第18回(2022年度)総会の報告である。略称「すすめる会」とはなんぞや。当日配布のパンフの一部をご紹介する。 『東京・教育の自由裁判をすすめる会に入会して、原
本文を読む伊藤誠・新連続講座「マルクス経済学と現代世界」(オンライン)ご案内
著者: 矢沢国光●主催 世界資本主義フォーラム ●テーマ マルクス経済学と現代世界--現代世界の歴史と現状を認識する上で、『資本論』がどのように役立つか ●開催日程 全6回(隔月1回) いずれも土曜日の午後1時30分~4時20分 ■第1
本文を読むミャンマー、映像作家久保田徹氏釈放後、日本帰国 ――やさしく、しなやかで勇気ある精神に乾杯!
著者: 野上俊明7月にヤンゴンで抗議デモを撮影中に逮捕され、10年の刑期で悪名高きインセイン刑務所で服役していた日本人ジャーナリストの久保田徹氏(26)が11/17釈放され、その日のうちに帰国の途についた。 ラジオ・フリー・アジアに
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