正治安岡の執筆一覧

国葬検証であらためて浮き彫りになる安倍政治の罪

著者: 澤藤統一郎

(2022年12月26日)  年の瀬に、今年亡くなった人物を思い起こせば、まずは安倍晋三の名を上げねばなるまい。その亡くなり方が衝撃的だったからだ。「虎は死して皮を留め、人は死して名を残す」という。はたして彼は、どのよう

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NATO同盟国で反プーチン派ロシア・テレビ禁止――ラトヴィアの一事件に見る戦争極限心理――

著者: 岩田昌征

 ベオグラードの日刊紙『ポリティカ』(2022年12月10日、p.2)、ビリャナ・ミトリノヴィチ・ラシェヴィチ署名の記事「ラトヴィアはロシア反対派テレビ放送さえ禁止した」は考えこまさせる。意訳・紹介する。  プーチン政権

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憲法や政治学の研究者が、切実に国民に訴える「安保3文書」の危険性

著者: 澤藤統一郎

(2022年12月25日)  我が国の安全保障政策を根本的に転換し、平和憲法をないがしろにする「安保3文書」の閣議決定。これに対する批判の声明が、各方面から相次いでいる。  法律家の分野で特筆すべきは、日弁連が12月16

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富田林市議会の統一教会との関係根絶決議にイチャモン提訴

著者: 澤藤統一郎 地方自治, 統一教会

(2022年12月24日)  指折り数えて…間違いはない。南河内の富田林は、私の8番目の故郷である。小学校の5年生から高校卒業までの8年間をこの町で過ごした。暦年で数えれば、1954年4月から62年3月まで。地元の富田林

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防衛政策の大転換も、原発回帰への大転換も、どうして国民置き去りで決めてしまうのか。

著者: 澤藤統一郎

(2022年12月23日)  岸田文雄内閣成立以来、この内閣は正体を見極めにくい厄介な代物、と思い続けてきた。当然のことながら、安倍晋三内閣の分かりやすさに比較してのことである。  安倍晋三は、極右陣営の取り巻きに担がれ

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Let’s Join Hands 12月22日 「食が壊れる」 「精神科病院もういらない」 他

著者: 江口千春

◎<新刊紹介>「食が壊れる 世界市場では今なにが起きているのか? 」堤未果著 ◎学術会議の独立性を阻害しないのか …政府方針の「第三者委による会員選考チェック」 ◎杉田水脈氏の「慰安婦」言論 <野党の批判は> 「精神科病

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醜い日本人、どこまでもミャンマー軍事政権擁護 ――フィクサー渡辺氏の異様なふるまい

著者: 野上俊明

 昨年の2.1クーデタ以後、国際社会からの軍事政権の暴力支配への轟轟たる非難のなか、プーチン・ロシアだけは鉄面皮にもミャンマー軍事政権との関係を深めてきた。その範囲は、ミサイル・軍事車両、重火器・戦闘機といった兵器類の売

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「統一教会スラップ・有田事件」の訴訟進行は、統一教会の反社会性立証の舞台とならざるを得ない。

著者: 澤藤統一郎

(2022年12月20日)  逆風に晒されている統一教会が、その組織防衛策として提起した5件のスラップ訴訟。いずれも、同教団に対する批判の言論を嫌って、コメンテーターとメディアの萎縮効果を狙ったもの。そのうちの1件として

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オデーサ(オデッサ)市長 交渉を語る――戦争終結に向けて――

著者: 岩田昌征

 露烏戦争に関してウクライナ国内の、交渉による終戦を説く意見を読んだ。ここに紹介する。ベオグラードの日刊紙『ポリティカ』(2022年12月7日、p.2)記事「オデッサ市長包囲縮まる」である。  オデッサ市長ゲンナディ・ト

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 自治体の『対統一教会断絶決議』に対するいやがせ訴訟には、原告に対する応訴費用請求の反訴を

著者: 澤藤統一郎  

(2022年12月19日)  統一教会と伝統右翼、その主張は水と油。むしろ互いに天敵の関係。天皇を含む日本人は韓国に跪いて奉仕すべしとする教義を持つカルトと、皇国史観から旧植民地韓国を差別して恥じないレイシスト集団。しか

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怒りの年末、次からつぎへと(2)国民に執拗に迫るマイナカード

著者: 内野光子

 マイナンバーカードについては当ブログでも何度も書いてきた。政府がこれほどまでに執拗に、マイナンバーカードで迫ってくるのはなぜなのか。“丁寧に”説明すればするほど、政府への不信は募るばかりである。  10月13日、河野太

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《NHK文書開示請求訴訟》次回12月21日口頭弁論のお知らせ

著者: 澤藤統一郎

(2022年12月17日) NHK森下俊三経営委員長の違法の責任を問う 《NHK文書開示請求訴訟》 次回口頭弁論 12月21日(水)14時・415号法廷  NHKと森下俊三経営委員長の両名を被告として、NHKの報道姿勢と

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Let’s Join Hands  12月16日  添付1点  再エネ3年後最大電源に 「ひきこもり先生2 明日

著者: 江口千春

◎「ひきこもり先生:シーズン2 ポストコロナの社会で悩み苦しむ若者に寄り添う」 明日17日&24日放送されます。 「自分は生まれてこなければよかった」と悩み苦しむ子ども、「生きていてよいのか」と自分を責め続ける人が、「生

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ロシアの政治学者、プーチンを代弁する――納得しがたいその論理

著者: 野上俊明

 12月8日、NHKインタビューに答えて、ロシアを代表する国際政治学者だというドミトリー・トレーニンという人物が、多少婉曲的にプーチン大統領擁護の言説を張っているので、以下何点か素人の疑問を呈したい。 ――プーチンは、国

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「南京事件をなかったことにしたい」人々と、「あったかなかったか分からないことにしてしまいたい」人々と。

著者: 澤藤統一郎

(2022年12月15日)  毎年12月13日が、中国の「南京大虐殺犠牲者国家追悼日」である。現在、「国家哀悼日」とされて、日中戦争の全犠牲者を悼む日ともされている。この「南京大虐殺」こそは、侵略者としての皇軍が中国の民

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Let’s Join Hands  12月13 日  添付3点 ブラジルで 森と暮し、地球を守る最前線 密室で決める ご案内

著者: 江口千春

★世界最大のアマゾンの森 木材の乱獲、金採掘による水銀汚染、開発優先の大統領、アマゾン先住民のデジタルWAR ★保護活動家の殺害が続く 立ち上がる原住民 ひき釣り降ろした国民 森林と暮しを守る最前線   「☆密

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本郷三丁目交差点で、「専守防衛」逸脱の大軍拡・大増税に抗議する。

著者: 澤藤統一郎

(2022年12月13日)  本郷三丁目交差点ご通行中の皆さま、とりわけ若い方々に訴えます。ご意見もお聞かせいただきたい。あなたは、命じられたら戦争に参加しますか。兵士となって戦場に行く覚悟がありますか。怨みのない人と命

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民主主義・市場制度・グローバリゼーションについての考察メモ ――M・ウェーバーの「ロシア革命論」を手がかりに

著者: 野上俊明

 それほど昔のことではない、2008年のリーマンショックのころまでは、新興国中国を先頭に発展途上国における経済開発が成功し、年間可処分所得が100万円から300万円ほどになる中間層が人口の過半を超えて厚く形成されれば、そ

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緊急事態下の国会議員任期延長に関する衆議院憲法審査会の運営及び議論の在り方に抗議する法律家団体の緊急声明 2022年12月9日/改憲問題対策法律家6団体連絡会

著者: 大井 有

2022年12月9日 改憲問題対策法律家6団体連絡会 社会文化法律センター   共同代表理事 海渡 雄一 自由法曹団            団長 岩田研二郎 青年法律家協会弁護士学者合同部会 議長 笹山 尚人 日本国際法

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