(2022年1月7日) 年末に、「拝謁記」が出版された。「拝謁」とは、臣下が王や君主に面会することである。もっとも、この出版は古代・中世の記録ではない。20世紀後半の、現行日本国憲法制定後における、大真面目な「凡庸な君
本文を読む正治安岡の執筆一覧
岸田文雄よ、泉健太よ。そして、マスコミ各社よ。あなた方そろって、天皇教の信者なのか。
著者: 澤藤統一郎(2022年1月6日) 憲法20条は、厳格な政教分離を定める。高く堅固な分離の壁で隔てられる「政」と「教」とは、「政治権力=国家」と「宗教」である。この宗教とは、宗派を問わない宗教一般ではあるが、日本国憲法制定の過程に
本文を読む「法と民主主義・創立60周年記念号」ご紹介
著者: 澤藤統一郎(2022年1月5日) 年末に、「法と民主主義」の特別号が発刊された。「創立60周年記念号」である。「創立50周年記念号」以来10年の法律家運動総括号となっている。 以下に目次を掲載する。絢爛豪華にして殷賑隆盛の壮観とは
本文を読む1月22日(土)オンライン被ばく学習会/統計学から見ると こんなにおかしい!甲状腺がん「過剰診断」論
著者: 温品惇一申込みサイト https://bit.ly/3mSNIec 福島原発惨禍により多発している子ども・若者の甲状腺がんについて、被ばく影響が明らかにされているにもかかわらず、被ばく影響を否定し、スクリーニング効果・「過剰
本文を読む一般均衡理論に対する素人的疑問――丸山徹教授の新著『経済の数学解析』を読んで――
著者: 岩田昌征丸山徹著『経済の数学解析』(丸善出版、令和3年・2021年5月)を一読した。 本書「序」によると、慶應義塾大学経済学部初年級にも、早慶院経済学研究科と東大院数理科学研究科においても使用できる教科書である。丸山徹教授が
本文を読む今年は、DHCスラップ訴訟の顛末を書物にして刊行したい。そして…。
著者: 澤藤統一郎 オリンピック, ブログ, 中国, 沖縄, DHCスラップ訴訟.(2022年1月4日) 暮に所用あって上野に一度、銀座に一度外出の機会があった。驚いたのは、そのときの人混み。どこもかしこもマスクをした人々の、密・密・密である。怖じ気づいて、正月三が日はこもりっきりであった。これから
本文を読むLet’s Join Hands 1月4日 添付2点 未来を語る対談 & 注目記事
著者: 江口千春「民主主義の危機」が語られる年の初めです。「こんな未来が可能だ!」との鮮やかな提起を期待しています。 今日紹介させていただく、対談は、とても興味深く、21世紀のこれからを考えさせてくれました。 ご感想よかったらお聞かせく
本文を読む新春
著者: 内野光子新年のごあいさつ申し上げます。 いたらないブログですが、お立ち寄りいただきありがとうございます。 ことしもどうぞよろしくお願いいたします。というより、まず、もっとまめな更新をしなければというのが、ことしの願いです。 皆様
本文を読む1月7日「改憲NO!文京アクション 新春学習会」 講師は澤藤大河
著者: 澤藤統一郎(2022年1月3日) 2022年の年開けは、少しも目出度くない。寒さが厳しいだけではない。思いがけなくも憲法をめぐる状況についての厳しさも痛感せざるを得ない。 邪悪な改憲勢力の首魁(実は単なる無能)の安倍晋三をよう
本文を読む【要申込】1/12(水)変えよう選挙制度の会・2022年1月例会 「地方議会の懲罰権に司法権はどこまで及ぶか?」(会場&オンライン)
著者: 紅林 進【要申込】1/12(水)変えよう選挙制度の会・2022年1月例会 「地方議会の懲罰権に司法権はどこまで及ぶか?」(会場&オンライン) 地方議会は、議会運営を円滑に行うために自律権の一環として紀律権と懲罰権を有 していま
本文を読むうなじ垂れ失意に深く沈む子にことばもなくて熱き茶いるる
著者: 澤藤統一郎(2022年1月2日) 本日は、母のことを語りたい。そして、母方の祖父のことも。 母・澤藤光子(旧姓赤羽、戸籍名ミツ子)は、1915年7月2日の生まれで1998年1月11日に没している。父にやや遅れて生まれ、父と結婚し
本文を読む「五黄の寅の元日生れ」であった、私の父。
著者: 澤藤統一郎(2022年1月1日) 2022年、「五黄の寅」年の元日である。私の父・澤藤盛祐(1914年1月1日生~1997年8月16日没)のことを語りたい。父は、「五黄の寅の元日生れ」である。 「五黄の寅」も「元日生れ」も誇る
本文を読む2022年新年のご挨拶
著者: ちきゅう座運営委員会皆様あけましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりました。本年もより一層のご愛顧を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 さて、この一年を振り返ってみますと、オリンピックだ、パラリンピックだとはやしたてられて
本文を読むああ、香港。ああ、新疆。嗚呼、「中国的民主」。そして、ああ日本。
著者: 澤藤統一郎(2021年12月31日) 2021年が暮れていく。その歳の境目で考える。いったい、世界は進歩しているのだろうか。実は、恐ろしく退歩してしまったのではないだろうか。ロシアはウクライナの国境に10万の軍を集結して一触即発
本文を読む「戦死の賛美は戦争の正当化につながる」
著者: 澤藤統一郎(2021年12月30日) 以下、管原龍憲さん(浄土真宗本願寺派僧侶)のフェスブック記事からの引用である。紹介に値する一文であると思う。 「仏教教団の多くが戦時中、戦没者に「軍人院号」という特別な称号を与え、顕彰した
本文を読む1月15日(土)伊藤誠オンライン連続講座第2回「現代資本主義の危機と恐慌論」のお知らせ
著者: 矢沢国光主 催 世界資本主義フォーラム テーマ 「現代資本主義の危機と恐慌論」 講 師 伊藤誠(東京大学名誉教授) 日 時 1月15日(土)13時30分~16時30分 そのあと 隔月で開催の予定 開催方式:オンライン 参考資料
本文を読むLet’s Join Hands 添付1点 12月29日 注目記事と番組です
著者: 江口千春◎“上位1%富裕層 世界の個人資産 4割近く保有”仏研究グループ この半世紀、難民の問題を始め、世界中で、貧困・分断・憎しみ・抑圧を生み増大させた土壌は、国家権力も使い災害にも便乗して富を獲得する「自由」をのさばらせる「
本文を読む今年も暮れに被告発人安倍晋三を不起訴処分とする通知
著者: 澤藤統一郎(2021年12月29日) 午過ぎに、伊藤文規という差出人からの簡易書留郵便を受領した。「ハテ、伊藤文規さん、お名前に覚えのあるようなないような」。封を切ってみると、東京地検特捜部からの処分通知書。下記のとおりのなんと
本文を読む中国ウルトラ・ナショナリズムを批判する(四)
著者: 柏木 勉「天命をうけた皇帝」と「人民を代表する共産党」は同じもの 前回紹介した王岐山、スターリン、ピャタコフの一党独裁論は、三つとも、法の上に立ち何ら制約がない無制限の権力を行使する「人治」という点で共通しています。また、中国
本文を読む「命」が尊いので、「戦死」は尊くない。兵の死を美化する思惑に乗せられてはならない。
著者: 澤藤統一郎(2021年12月28日) 菅原龍憲という方がいる。浄土真宗本願寺派の僧侶で、政教分離や靖国問題に関心を持つ人たちの間では著名な存在。右顧左眄することのない、その発言の歯切れの良さが魅力である。公開されているFaceb
本文を読む尾澤さん釈放
著者: 大井 有皆様 12月27日20時30分ついに尾澤さんが釈放されました。午前中釈放の可能性をお伝えしてからだいぶ時間が経過してしまいました。検察側の準抗告などもあり長い時間がかかつてしまいました。十分な情報がお伝えできなかったこと
本文を読む連合とはいったい何なのだ。「寝百姓」とどう違うのか。
著者: 澤藤統一郎(2021年12月27日) 幕藩体制に抵抗した農民を「立百姓」と言い、抵抗運動からの脱落者や裏切り者を「寝百姓」と言った。幕藩体制下の一揆は、文字どおり命を賭けた「立百姓」の団結と果敢な行動によって権力からの譲歩を勝ち
本文を読むLet’s Join Hands 添付2点 12月27日 世界1月号 注目記事
著者: 江口千春雑誌 世界1月号から フレッシュな刺激を受けた記事をピックアップし紹介させていただきます。 ★〈わたしの顔〉を取り戻せ! デジタル・デモクラシー 内田聖子 ★スマホ位置情報の「一網打尽」捜査 指宿信 ★世界
本文を読む岸田政権は卑劣で汚い。- 沖縄を愚弄するな。「米軍再編交付金」を使っての名護市長選挙介入をやめよ。
著者: 澤藤統一郎(2021年12月26日) 街中に参院選予定候補のポスターが目につくようになった。我が家にも、山添拓のポスターが2枚。今年10月の総選挙の結果が革新の側に厳しかっただけに、来夏の参院選の重みが一入である。 とりわけ来
本文を読む歴史修正主義は日本政府の専売特許ではなくなった。中国共産党よ、お前もか。
著者: 澤藤統一郎(2021年12月25日) クリスマスである。キリスト教徒にとっては神の子生誕の聖なる日であり、キリスト教文化圏では社会全体が習俗としての安息日となる。香港は長くイギリスの統治下にあって、クリスマスは祝日なのだそうだ。
本文を読む「人間はみな平等やいうのに、なんで天皇だけは別やねん?」
著者: 澤藤統一郎(2021年12月24日) 「天は人の上に人をつくらず、人の下に人をつくらず」とは、福沢諭吉の「学問のすゝめ」冒頭の一節として知られる。その福沢が、「帝室論」においては、「帝室は尊貴にして全ての臣民に等しく君臨する」趣
本文を読む中国ウルトラ・ナショナリズムを批判する(三)
著者: 柏木 勉「社会主義市場経済」はアジア的専制にマッチする 中国共産党はといえば、ソ連崩壊後もその支配体制は揺るがず、現在も、アジア的専制そのものです。それは共産党指導下の「社会主義市場経済」のもとで、「一般国民は政治に口をだすな
本文を読むLet’s Join Hands 12月23日 添付21点 注目危機 誰のためのデジタル?
著者: 江口千春◎<本の紹介>「デジタル・ファシズム: 日本の資産と主権が消える 」 ひき続き紹介させていただきます ギガスクール化 教師は要らない教室 民営化 教育も 医療も 投資の対象 キャッシュレスでお札を刷らない国も 誘導された
本文を読むホンマ、身を切る覚悟が必要や。市長の覚悟やのうて、市民一人ひとりの身を切る覚悟や。ついでに、市民の身銭を切る覚悟もな。
著者: 澤藤統一郎(2021年12月23日) 大阪市長でっせ。府知事とコンビで、大阪にカジノ誘致に血まなこや。横浜は、カジノ誘致を断念しはった。こんだけ儲かるもんに背を向けて、横浜市民はアホちゃうか。マ、おかげでウチは順風満帆や。 な
本文を読む天皇制はどこへゆく(2)
著者: 内野光子12月22日、今後の皇室のあり方を検討してきた政府の有識者会議(清家篤座長)は、最終報告書を岸田首相に提出した。報道に拠れば、二つの案というのも、不明確な物言いで、何が言いたいのかわかりにくい。要するに、結論的には、皇
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