正治安岡の執筆一覧

ジェノサイド語のインフレーション――ユダヤ人インテレクチュアルがボスニア・セルビア人と協力し始めた理由――

著者: 岩田昌征

 『ポリティカ』(2021年7月10日)に「スレブレニツァはアウシュヴィッツではない」と題する論説がスウェーデン・ウプサラ大学教授シェル・マグヌソンによって発信されていた。要約紹介しよう。  前回の私の小文(『ジェノサイ

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直ちに「聖火」を消せ。《コロナに打ち負かされた証しとしての東京五輪》を中止せよ。

著者: 澤藤統一郎

(2021年8月4日)  かつて政権は、東京五輪開催の意義を「人類が新型コロナに打ち勝った証し」とノーテンキに説明した。コロナには勝てそうもないと分かってからはこの開催意義の看板は引っ込められたが、コロナ禍を顧みない無謀

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「命切り捨て」の言い訳でしかない!統治能力はすでにない

著者: 内野光子

 政府は、新型コロナウィルス感染者の入院ルールの一挙転換に踏み切った。これまで、中等症患者は入院が原則であったが、医療のひっ迫を理由に、中等症患者までは、自宅療養にするのだという。  中等症といえば、呼吸困難・肺炎症状か

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江口千春のメール通信 Let’s Join Hands 8月3日/中等症 自宅療養 注目記事

著者: 江口千春

◎患者の重症度は▽軽症▽中等症Ⅰ▽中等症Ⅱ▽重症――の4段階 ★倉持仁院長 1都3県に入院できない人が3万7000人 ◎菅首相「重症リスクの高い人以外は自宅療養」政府、病床不足で方針転換 ★玉川徹氏、政府の自宅療養体制強

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「IOCの正体見たり ぼったくり」ー オリンピックとは何であるかを学ぶ

著者: 澤藤統一郎

(2021年8月2日)  本日の毎日朝刊コラム「風知草」に、山田孝男が「五輪で学んだこと」を書いている。その中に次の一節がある。    「日本人は、大会開催に至る過程で、IOC(国際オリンピック委員会)が、国際公務員を擁

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1936年ベルリン大会の孫基禎と、TOKYO2020の張家朗(エドガー・チョン)を巡る事件 ー 歪んだ大国主義を映し出すオリンピック

著者: 澤藤統一郎

(2021年8月1日)  8月である。平和を語るべき季だが、今年はコロナ禍と五輪禍の重なった特別の8月。猛暑も一入身に沁みる。  五輪禍とは、コロナ蔓延阻止に怠惰で、コロナ蔓延に手を貸している政権の姿勢を意味するだけでは

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コロナとオリンピックに隠れて~皇位継承、いつまでも結論が出せない政府

著者: 内野光子

 7月26日、オリンピックとコロナ感染拡大のニュースに隠れてしまったが、安定的な皇位継承を検討する政府の有識者会議が、皇族数の確保策としての二案を発表した。ことし3月から10回の会議を経て、女性皇族が結婚後も皇室に残る案

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検察はその威信をかけて、安倍晋三を徹底捜査し起訴せよ ー 国民世論は安倍晋三不起訴に納得していない。

著者: 澤藤統一郎

(2021年7月31日)  ことあるごとに思い起こそう。忘れぬように繰り返そう。  モリ・カケ・桜・クロカワイ・アベノマスクにIR  ウソとゴマカシをもっぱらとし、政治を私物化した安倍晋三を忘れてはならない。度しがたい歴

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ジェノサイド(族戮)罪――多民族戦争を多面的に考察させない概念装置に堕落させない為に――

著者: 岩田昌征

 2021年6月8日から10日、セルビアの日刊紙『ポリティカ』の主要記事は、旧ユーゴスラヴィア多民族戦争のBiH(ボスニア・ヘルツェゴヴィナ)段階、すなわちボスニア戦争(1992年4月-1995年9月)の最終局面、199

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東京「君が代」裁判・第5次訴訟始まる ー 何が争われているのか

著者: 澤藤統一郎

(2021年7月29日)  本日、東京「君が代」裁判・第5次訴訟の第1回口頭弁論があった。  石原慎太郎都政時代に発出された、悪名高い「10・23通達」以来18年余にもなる。以来今日までこの通達にもとづいて、都立学校の入

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江口千春のメール通信 Let’s Join Hands/7月28日 添付1点  コロナ拡大の現状と病理 速報

著者: 江口千春

東京のコロナ感染拡大 今日、3,000人超に。どうなるのでしょう?私も不安です。 現状に向き合うために、東京と沖縄の状況を伝える記事も見、事態をとらえる柳田邦男氏の見方をピックアップしてみました。いかがお感じでしょうか。

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【要申込】7/30(金)国際アジア共同体学会(ISAC)国際シンポジウ ム「米中新冷戦と日本の生き方:一帯一路構想・新彊ウイグル問題を中心に」(衆議 院第一議員会館&オンライン)

著者: 紅林 進

国際アジア共同体学会(ISAC)国際シンポジウム 「米中新冷戦と日本の生き方:一帯一路構想・新彊ウイグル問題を中心に」 日時:2021年7月30日(金) 12:40-17:30(受付開始12時10分) 会場:衆議院第一議

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NHK経営委員会は、今にしてなお、情報公開制度の趣旨をまったく理解していない。

著者: 澤藤統一郎

(2021年7月27日)  昨日(7月26日)の毎日新聞8面に、青島顕記者の[NHK経営委の議事録]についての解説記事。「全面開示まで2年も」「第三者機関答申 一時ほご」の見出しが付けられている。「ほご」は、「反故(ない

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【要申込】8/7(土)第8回希望連帯日韓市民交流講座~チョ・ソンジュ パート2 「東アジアで民主政権の継続を~ポスト文在寅の労働・福祉政策」

著者: 紅林 進

【要申込】8/7(土)第8回希望連帯日韓市民交流講座~チョ・ソンジュパート2「東アジアで民主政権の継続を~ポスト文在寅の労働・福祉政策」  大統領選挙まであと10か月となった韓国では、与野党などの立候補予定者の動きが活発

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オリンピックの非人間性と、自分をもたないアスリートの悲劇

著者: 澤藤統一郎

(2021年7月25日)  私は小学2年生から4年生までを、清水市立駒越小学校に通った。戦後間もなくの1951年4月から54年3月までのこと。この地は富士がよく見え、三保の松原にほど近い風光明媚なところ。当時は田舎で、周

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東京オリンピック開会強行の日の違和感の数々

著者: 澤藤統一郎

(2021年7月24日)  パンデミック下の東京オリンピックの開会強行は、1941年12月8日の開戦に似ているのではないか。あの日醒めた眼をもっていた国民の気持を擬似体験している印象がある。国家というものは、ホントにやっ

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DHC吉田嘉明の姑息なヘイトコメントへの「謝罪」 ー「DHCスラップ訴訟」を許さない・第194弾

著者: 澤藤統一郎

(2021年7月23日) 昨日(7月22日)、毎日新聞(デジタル)が久々にDHCを記事にした。東京オリンピック直前のタイミングに、いま日本が直面している数々の問題を考えさせる恰好の素材を提供するものとなっている。 DHC

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江口千春のメール通信 Let’s Join Hands/◎オリンピック開会式を前に ほか

著者: 江口千春

◎オリンピック開会式を前に 何のための、誰のための五輪か?ますます問われています。 注目記事2点紹介させていただきます。 ☆「天の声」に翻弄された開会式…組織委関係者が語る「五輪の闇」「有力者が便宜を図った依頼は絶対。そ

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水を治むるもの其心亦必流水の如くを要せり ――田中正造・第2部――(6・終)

著者: 野沢敏治

 (7)「水の心」を知って治水にあたる  人が作ったものは人で直すことができる  最後の視点に入ろう。ではどうしたらよいのか。水害は「人造の禍でありますから、又人造で取りかへしが出来るはずだ」(『全集』第4巻、86頁)。

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江口千春のメール通信 Let’s Join Hands/◎オリンピック IOC廃止 再生するなら(私論)書かせていただきました。 おたより紹介 ほか

著者: 江口千春

◎オリンピック IOC廃止 再生するなら(私論)書かせていただきました。 おたより紹介 ◎気候変動 気候崩壊 注目記事 ☆高まる「温暖化で豪雨」 ☆グレタ・トゥーンベリ 気候変動の最前線をゆく ☆ポーランド、2049年ま

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