正治安岡の執筆一覧

コロナ禍の五輪は中止して!(1)「今からでも決して遅くはないから」

著者: 内野光子

 「今からでも決して遅くはないから・・・」これは「戒厳司令部」からの「伝単(ビラ)」ではない。多くの国民の願いでもある。  五輪東京招致は、福島の原発事故による汚染水が「アンダーコントール」されているとのウソからは始まっ

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ここにも安倍から菅への継承 ー 官邸による露骨なNHK支配

著者: 澤藤藤一郎

(2021年6月28日) 奸悪な指導者の政権は腐敗する。奸悪ならざる指導者の長期政権も腐敗する。ならば、安倍政権の腐敗は余りに当然のこと。そして今、後継の菅内閣が、安倍内閣の腐臭を承継している。 安倍政権腐敗の根源は、権

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【要申込】社会主義理論学会第87回研究会「中国市場資本主義の現状をどう評価するか――中間層と階級問題、ナショナリズムと民族問題にも触れて――」

著者: 紅林 進

【要申込】社会主義理論学会第87回研究会「中国市場資本主義の現状をどう評価するか――中間層と階級問題、ナショナリズムと民族問題にも触れて――」(オンライン) 日時:2021年7月25日(日)午後2時~5時 ※オンライン(

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7月17日(土)オンライン被ばく学習会(第68回) 水俣病に学ぶ 甲状腺がんの因果関係/講演:津田敏秀さん

著者: 温品惇一

  7月のオンライン被ばく学習会は17日(土)午後、津田敏秀さんに、「水俣病に学ぶ 甲状腺がんの因果関係」についてお話しいただきます。 福島原発事故から10年。甲状腺がんの原因は何か、未だに確定していません。 政府や福島

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天皇教信者におもねってはならない。天皇教信者の横暴を許してはならない。

著者: 澤藤藤一郎

(2021年6月26日)  信仰とは仲間内だけで通じるもの。「イワシの頭教」信者の信仰は、「サバの尻尾教」の信者には理解しようがない。ブードゥー教の信仰がその信者以外に受容されることは考え難い。天皇を神聖とする信仰もまっ

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江口千春のメール通信 Let’s Join Hands/◎天皇は、思いを語らず無言を貫くべきと要求すればよいのか? ほか

著者: 江口千春

◎天皇は、思いを語らず無言を貫くべきと要求すればよいのか? <参考記事>宮内庁長官の「天皇陛下は五輪懸念」発言、波紋広がる   ◎居座る財務大臣と幹部官僚 赤木ファイルがようやく表に出た。公文書の改ざんを命じ、

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都議選始まる ー 文京・福手ゆう子候補の街頭演説会から

著者: 澤藤藤一郎

(2021年6月25日) 本日、東京都議選の告示。7月4日(日)の投開票日まで、9日間の選挙戦である。 私は、選挙となれば日本共産党を支持し応援してきた。人権や民主主義を擁護するその姿勢を評価してのことである。そしてもう

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NATO大空爆の肯定(善)と否定(罪)で分かれる二人のチェコ大統領――リベラリスト純文化人と元「スターリニスト」実文化人の国際外交――

著者: 岩田昌征

 ベオグラードの日刊紙『ポリティカ』(2021年5月19日、20日、21日)の第一面は三日間チェコ大統領ミロシ・ゼマンへの感謝感激で一杯である。何故か。  5月18日と19日の二日間、セルビア大統領アレクサンダル・ヴゥチ

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文化庁を、「文化阻害庁」ではなく、「文化振興庁」とするために。

著者: 澤藤藤一郎

(2021年6月22日・毎日更新連続第3003回) 東京地裁でも、ときに立派な判決が出る。昨日の「映画『宮本から君へ』助成金不交付取消」事件判決。真っ当に表現の自由の価値を認め、これを制約する行政裁量を限定した。共同通信

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水を治むるもの其心亦必流水の如くを要せり ――田中正造・第2部――(1)

著者: 野沢敏治

事の発端とその後  鉱毒問題に一つの転機がくる。1902年(明治35年)3月、桂太郎内閣に鉱毒調査委員会が設けられた。それは前年12月の正造の直訴事件が引き起こした世論の沸騰を受けた政府の対応であり、その後調査会は鉱毒の

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まず国家意思を形成し、これを国民意識に刷り込む。ー 戦争もオリンピックも同じ手口だ。

著者: 澤藤藤一郎

(2021年6月20日・毎日更新連続第3001回) A 最近、つくづく思うんだ。オリンピックって、戦争によく似ている。もしかしたら、政府はオリンピックに名を借りて、戦争準備の練習をしようとしているんじゃないのかな。 B 

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書評『遠ざかる日々』難波田節子・著 鳥影社・刊

著者: 阿部浪子

 難波田節子の『遠ざかる日々』(鳥影社)は、読者をひきこむ、読ませる小説集だ。自伝的な連作短編ではない。こむずかしいテーマと格闘する小説群でもない。気どりのない文章で描かれた、6編の小説集である。  わたしはいっきに読み

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安倍政治のおぞましさを象徴する河井克行の実刑判決

著者: 澤藤藤一郎

(2021年6月19日) 本日の万能川柳に下記の一句。   佐川さん黒川さんは元気かな (相模原 林ヒロシ) 佐川さんとは元財務省理財局長の佐川宣壽のこと、黒川さんとは「官邸の番犬」こと黒川弘務・元東京高検検事長。なるほ

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「国家の威信を発揚する」五輪だけでなく、「大観衆が一心となってアスリートを鼓舞する」五輪も無用である。

著者: 澤藤藤一郎

(2021年6月18日)  昨日(6月17日)の毎日新聞夕刊。花谷寿人論説委員の連載コラム「体温計」欄に、「祭典は誰のために」という落ちついた一文。「スポーツの祭典は誰のために開かれ、何を残すのか」を問うて、目前の東京五

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コロナ禍中の店仕舞――理不尽に追い詰められた日本常民の切なき怒り――

著者: 岩田昌征

 悲痛な叫びを聞いた。  昨日6月15日午後1時、樺さん追悼南通用門集会にて例年の如く献花し、黙禱し、インターナショナルを斉唱し、61年前の自分をほんの一瞬想い起こした。  その夕辺、私は近所のはんこ屋さんに行って、名刺

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「NHKは、番組制作と経営との分離の垣根を崩してはならない」 ー 東京新聞社説の指摘に同意。

著者: 澤藤藤一郎

(2021年6月17日) 視聴者104名が、NHKと森下俊三(経営委員長)を被告として、文書開示請求を求める訴えの訴状提出が6月14日(月)午前のこと。その提訴を同日の午後、司法記者クラブでの記者会見で報告した。テーマが

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けっして、濠が埋められ落城が近くなったわけではない。 ー 「改憲手続き法」改正成立の意味と今後

著者: 澤藤藤一郎

(2021年6月15日) 先週の金曜日(6月11日)、「改憲手続き法」(メディアは「国民投票法」とも)の改正法が成立した。これまで3年にわたって、8国会で棚ざらしになってきた法案の成立。典型的な不要不急の法案が、コロナ禍

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【6月30日】『動物たちの沈黙 ―《動物性》をめぐる哲学試論』を書いたエリザベート・ド・フォントネを中心に、人間と動物の境界あるいは人間の動物性を考えるオンライン講演会(明治大学大学院・仏文主催)

著者: 村上良太

 人間と動物にはどのような境界があるのか、このことはペットを飼っている人は身近に体験する問いかけではないでしょうか。動物にも心はありますし、いろんな語りかけもしてきます。この問いをフランスでこのテーマで著名な哲学者エリザ

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