江口千春のメール通信 Let’s Join Hands https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2021/06/4018bce0715e20593570d6915aa1
本文を読む正治安岡の執筆一覧
NATO大空爆の肯定(善)と否定(罪)で分かれる二人のチェコ大統領――リベラリスト純文化人と元「スターリニスト」実文化人の国際外交――
著者: 岩田昌征ベオグラードの日刊紙『ポリティカ』(2021年5月19日、20日、21日)の第一面は三日間チェコ大統領ミロシ・ゼマンへの感謝感激で一杯である。何故か。 5月18日と19日の二日間、セルビア大統領アレクサンダル・ヴゥチ
本文を読む文化庁を、「文化阻害庁」ではなく、「文化振興庁」とするために。
著者: 澤藤藤一郎(2021年6月22日・毎日更新連続第3003回) 東京地裁でも、ときに立派な判決が出る。昨日の「映画『宮本から君へ』助成金不交付取消」事件判決。真っ当に表現の自由の価値を認め、これを制約する行政裁量を限定した。共同通信
本文を読む自民党銀座会食トリオ ー 復党させよかな させるのよそうかな
著者: 澤藤藤一郎(2021年6月21日・連続更新第3002回) 「人の噂も75日」って言うだろう。今年の1月18日に召集された通常国会の会期が6月16日閉会までちょうど150日。75日が二廻りだ。通常国会開会時の噂ももう途絶えたころ…そ
本文を読む水を治むるもの其心亦必流水の如くを要せり ――田中正造・第2部――(1)
著者: 野沢敏治事の発端とその後 鉱毒問題に一つの転機がくる。1902年(明治35年)3月、桂太郎内閣に鉱毒調査委員会が設けられた。それは前年12月の正造の直訴事件が引き起こした世論の沸騰を受けた政府の対応であり、その後調査会は鉱毒の
本文を読むまず国家意思を形成し、これを国民意識に刷り込む。ー 戦争もオリンピックも同じ手口だ。
著者: 澤藤藤一郎(2021年6月20日・毎日更新連続第3001回) A 最近、つくづく思うんだ。オリンピックって、戦争によく似ている。もしかしたら、政府はオリンピックに名を借りて、戦争準備の練習をしようとしているんじゃないのかな。 B
本文を読む書評『遠ざかる日々』難波田節子・著 鳥影社・刊
著者: 阿部浪子難波田節子の『遠ざかる日々』(鳥影社)は、読者をひきこむ、読ませる小説集だ。自伝的な連作短編ではない。こむずかしいテーマと格闘する小説群でもない。気どりのない文章で描かれた、6編の小説集である。 わたしはいっきに読み
本文を読む安倍政治のおぞましさを象徴する河井克行の実刑判決
著者: 澤藤藤一郎(2021年6月19日) 本日の万能川柳に下記の一句。 佐川さん黒川さんは元気かな (相模原 林ヒロシ) 佐川さんとは元財務省理財局長の佐川宣壽のこと、黒川さんとは「官邸の番犬」こと黒川弘務・元東京高検検事長。なるほ
本文を読む「国家の威信を発揚する」五輪だけでなく、「大観衆が一心となってアスリートを鼓舞する」五輪も無用である。
著者: 澤藤藤一郎(2021年6月18日) 昨日(6月17日)の毎日新聞夕刊。花谷寿人論説委員の連載コラム「体温計」欄に、「祭典は誰のために」という落ちついた一文。「スポーツの祭典は誰のために開かれ、何を残すのか」を問うて、目前の東京五
本文を読むコロナ禍中の店仕舞――理不尽に追い詰められた日本常民の切なき怒り――
著者: 岩田昌征悲痛な叫びを聞いた。 昨日6月15日午後1時、樺さん追悼南通用門集会にて例年の如く献花し、黙禱し、インターナショナルを斉唱し、61年前の自分をほんの一瞬想い起こした。 その夕辺、私は近所のはんこ屋さんに行って、名刺
本文を読むIOCのみが有する東京五輪中止決定の権利
著者: グローガー理恵Public Domain 日本市民の60%から83%が東京五輪開催に反対しているというニュースは、海外でも広く報道されている。5月27日には全国医師ユニオン代表・植山直人医師が外国特派員協会の会見で、「東京五輪が開催
本文を読む「NHKは、番組制作と経営との分離の垣根を崩してはならない」 ー 東京新聞社説の指摘に同意。
著者: 澤藤藤一郎(2021年6月17日) 視聴者104名が、NHKと森下俊三(経営委員長)を被告として、文書開示請求を求める訴えの訴状提出が6月14日(月)午前のこと。その提訴を同日の午後、司法記者クラブでの記者会見で報告した。テーマが
本文を読む論戦から逃げた政権と与党 ー 通常国会終わる。
著者: 澤藤藤一郎(2021年6月16日) 本日、第204通常国会が150日の会期を終えて閉会した。予定どおりではあるが、政権や与党の「逃げるがごとき閉会」という印象である。政権も、与党も国会の論戦を続ければ、支持が低下するばかり。それな
本文を読むけっして、濠が埋められ落城が近くなったわけではない。 ー 「改憲手続き法」改正成立の意味と今後
著者: 澤藤藤一郎(2021年6月15日) 先週の金曜日(6月11日)、「改憲手続き法」(メディアは「国民投票法」とも)の改正法が成立した。これまで3年にわたって、8国会で棚ざらしになってきた法案の成立。典型的な不要不急の法案が、コロナ禍
本文を読む読売新聞の今朝のコラムに、つぎの一首が紹介されました
著者: 内野光子ひらく傘に音立て雨滴はずみたる朝は小さき旅が始まる 『野にかかる橋』(ながらみ書房) 読売新聞 2021年6月11日、より。6月11日は、入梅の日なることが多いことから、業界では「雨傘の日」としているとのこと。 昼下が
本文を読むNHK文書開示請求訴訟が問うもの
著者: 澤藤藤一郎(2021年6月14日) 本日、NHKと森下俊三(経営委員長)の両名を被告とする、NHK文書開示等請求事件の訴状を東京地裁に提出した。訴訟の概要は、以下のとおりである。 原告は、NHKの視聴者104名。文書の「開示の求め
本文を読むNHKを被告に、文書開示請求訴訟の提起
著者: 澤藤藤一郎(2021年6月13日) 急遽、NHKを被告として、文書開示請求訴訟を提起することになった。明日(6月14日)に東京地裁に提訴、その後記者会見の予定。 被告はNHKと、経営委員会委員長森下俊三の2名。原告は、各地でNHK
本文を読む【6月30日】『動物たちの沈黙 ―《動物性》をめぐる哲学試論』を書いたエリザベート・ド・フォントネを中心に、人間と動物の境界あるいは人間の動物性を考えるオンライン講演会(明治大学大学院・仏文主催)
著者: 村上良太人間と動物にはどのような境界があるのか、このことはペットを飼っている人は身近に体験する問いかけではないでしょうか。動物にも心はありますし、いろんな語りかけもしてきます。この問いをフランスでこのテーマで著名な哲学者エリザ
本文を読む子どもたちをオリンピック観戦に動員するな!
著者: 澤藤藤一郎(2021年6月12日) オリパラは完全に堕落した。政権浮揚の道具になり下がったのだ。スポーツにとってもアスリートにとってもこの事態は悲劇であろう。政権は、なりふり構わず開催と盛り上げに狂奔し、いつものとおり提灯持ちの連
本文を読むミャンマー/反クーデタ運動17:「非暴力抵抗運動と武力闘争とのはざまで」再考
著者: 野上俊明先月の話になるが、郵便ポストにミャンマーの軍事クーデタへのSNS上での反対署名を呼びかけるチラシが入っていた。おそらく相当な枚数のチラシが、都内で各戸配布されているのであろう、なかなかの組織力と見た。運動の呼びかけ人は
本文を読むえっ? 国連の訪日要請を放置? フクシマの避難者調査で?
著者: 澤藤藤一郎(2021年6月11日) 以下は、昨夕(6月10日)の共同通信の報道である。後追いの記事はまだないようだ。 タイトルは、「国連報告者の訪日要請放置」「政府、福島避難者調査巡り」。 「国連のセシリア・ヒメネス・ダマリー特
本文を読むNHK、ここまでやるのか、五輪開催高揚報道~歌人や短歌まで動員?
著者: 内野光子NHKテレビのニュース番組の偏向が言われて久しいが、まるで政府の広報番組と化してしまったのではないか。近年ますます顕著になってきた。国会の質疑でも、何を質したかは省略して、首相や担当大臣の答弁の「いいとこどり」の答弁を流
本文を読むここまで来た「DHC包囲網」ー「DHCスラップ訴訟」を許さない・第192弾
著者: 澤藤統一郎(2021年6月10日) 毎木曜日に配達される「週刊金曜日」。今週(6月11日)号に、岩本太郎記者の「ここまで来た『DHC包囲網』」という記事がある。副題が、「本社前で抗議行動、自治体・企業による関係見直しの動きも」とい
本文を読むいったい、誰のための何のための東京五輪なのか。 五輪の原点が問われている。
著者: 澤藤藤一郎(2021年6月9日) 多様な分野に、それぞれの専門ジャーナリストがいる。政治・経済・司法・外交・軍事・科学・医療・教育・福祉・芸能・芸術・文化・家庭・ジェンダー…。中には、皇室ジャーナリストや、右翼ジャーナリスト、政権
本文を読む何のために、子どもたちをオリンピック観戦に動員しようというのか。
著者: 澤藤藤一郎(2021年6月8日) 明治天皇(睦仁)以来、天皇は精力的に全国の各地を行脚した。 その天皇の行脚には「巡幸」という特別の言葉が使われた。天皇の外出を行幸といい、外出先が複数あれば巡幸というのだという。天皇の身体は玉体
本文を読むリハビリ日記Ⅳ 49 50
著者: 阿部浪子49 大久保友紀子のトラウマ 買い物の帰り道、タマエさんの家の前までくると、バラの花が目にとびこんできた。大きな茶色のかめに植わった1本の木に、赤い夏バラがいっぱい咲いている。とてもあざやかだ。ここはサッちゃんの実家で
本文を読む竹中平蔵よ。絶好のタイミングで、よくぞ本音を語ってくれた。
著者: 澤藤藤一郎(2021年6月7日) 物語を面白くするには、悪役が必要である。その悪役も、安倍晋三や菅義偉のごとき底の浅い軽薄な悪役だけではストーリー展開に厚味が欠ける。料理に喩えれば、歯ごたえもなく、コクも旨味も出てこないのだ。意
本文を読む【要申込】6/27(日)第7回日韓市民交流オンライン講座
著者: 紅林 進【要申込】6/27(日)第7回日韓市民交流オンライン講座 <テーマ> ①1年後に迫った次回大統領選挙をめぐる政治状況について。 ②仁川空港公団などでの無期契約職転換が進められたが、それへの「反発」もあると きく。どう考え
本文を読む不敬罪の弾圧と闘うタイの若者たちに敬意
著者: 澤藤藤一郎(2021年6月6日) 西日本新聞北京特派員坂本信博記者の「抑圧の街からー新疆ウイグルルポ」が話題を呼んだが、バンコク特派員川合秀紀記者の記事も貴重なもの。5月31日付で、「不敬罪復活、タイの若者苦闘 王室批判で立件…『
本文を読む「Tokyoは犠牲を拒否する」ー 東京五輪を即刻中止とすべき建言の理由13か条
著者: 澤藤藤一郎(2021年6月5日) いまだ中止の決断ないままの東京五輪開会予定日まで50日に満たない。そして、東京都議選の投開票まではちょうど30日である。東京五輪は中止しなければならない。都議選は、都民の五輪中止の意思表明の場とな
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