正治安岡の執筆一覧

アンダーコントロールの正体みたり、海洋への排出。

著者: 澤藤統一郎

(2021年4月16日) 漁民のみならず福島県民の反対を押し切って、東京電力福島第1原発の敷地内に貯蔵されている「汚染水」が海洋放出されることになった。海洋の汚染は、国際問題でもある。けっして、どこの国の原発もやっている

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ミャンマー/「影の政府」CRPH、少数民族組織との連携・同盟構築へ――内戦的様相のなか、連邦民主憲章に基づき暫定統一政府まもなく発足

著者: 野上俊明

 軍事政権は、9日に中部バゴー(ヤンゴンから約90キロ、ペグー王朝の旧王都)で80人以上の市民を殺害。擲弾筒など戦場の重火器を使用して残虐さの規模を拡大させている。「政治犯支援協会」によると、2月1日のクーデタ以降、4月

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民族の伝統だ。大和魂だ。コロナに打ち勝って東京五輪をやり抜くぞ!

著者: 澤藤統一郎

(2021年4月15日) 東京五輪は国策だ。しこたま金もかけている。これからがいよいよ儲けの本番だ。何が何でも東京五輪は断行だ。断じて行えば鬼神もこれを避く。必ずカミカゼが吹く。 政権浮揚と無能都政挽回に千載一遇のチャン

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要申込・4/27(火)「韓国最新事情~2つの市長補欠選挙と政治・社会運動」(希望連帯緊急オンライン講座)

著者: 紅林 進

日韓市民交流を進める希望連帯緊急講座 「韓国最新事情~2つの市長補欠選挙と政治・社会運動」 ◇日 時  4月27日(火)午後7時~9時 ◇形 式  オンラインZoom ◇報告者  京郷(キョンヒャン)新聞論説委員ソ・イド

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アパホテルもDHCも、今の体質のままでは消費者からの制裁を免れない。

著者: 澤藤統一郎

(2021年4月14日) あの日はカンザンが盛りだったから、ごく先日のこと。桜を見ての帰りの散歩道で小さな郵便局に立ち寄って定額小為替を購入した。いつもは、本郷郵便局に通い慣れて、窓口で不愉快な思いをしたことはない。 こ

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「分離主義」 フランス上院でイスラム分離主義封じ込め法案がほぼ可決

著者: 村上良太

私のブログで何度か触れてきましたフランスに存在するかどうかも怪しい<イスラム急進主義=左翼急進主義>とレッテルを張られた人々への魔女狩りにも似た排除の空気の中で、フランス上院で昨年来、与党が進めてきたイスラム分離主義封じ

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原朗著『創作か盗作か』の一読感想――小林版も読みたい――

著者: 岩田昌征

私の手元に東京国際大学大学院経済学研究科の学術誌『経済研究』第12号(2010年・平成22年)がある。原朗教授の最終講義「開港百五十年史――小江戸・大江戸・そして横浜」(pp.1-31)と私=岩田昌征の最終講義「党社会主

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30年前の東京地裁103号法廷に、ラムゼイ・クラーク(元米司法長官)が立っていた。

著者: 澤藤統一郎

(2021年4月13日) 今朝の朝刊各紙に、ラムゼイ・クラーク(元米司法長官)の死亡が報じられている。  米メディアによると、9日、ニューヨーク市の自宅で死去、93歳。めいのシャロン・ウェルチ氏が明らかにした。死因は不明

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「司法はこれでいいのか―裁判官任官拒否・修習生罷免から50年」 出版記念集会へのお誘い

著者: 澤藤統一郎

(2021年4月12日) 4月24日(土)の「司法はこれでいいのか―裁判官任官拒否・修習生罷免から50年―」出版記念集会が間近である。この集会にお誘いしたい。 時節柄、集会は事前予約制で、会場参加80人、オンライン100

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日本政府は、ミャンマーの民衆の側に立って、実効性のある国軍批判の措置をとれ。

著者: 澤藤統一郎

(2021年4月11日) 戦慄すべきミャンマーの事態である。連日の犠牲者の報道に胸が痛む。軍事クーデターだけでも衝撃だが、クーデターを批判する民衆に対する理不尽な弾圧には言葉もない。これは、軍事組織による人民の大量虐殺で

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【緊急・転送歓迎】4月18日シンポジウム「構造的欠陥を抱えた女川原発を再稼働させてよいのか」

著者: 舘脇

【緊急・転送歓迎】 みなさま(送付先多数のためBCCで失礼します) さようなら原発みやぎ実行委員会の舘脇です 宮城県下のコロナ感染拡大状況に鑑み、4月18日シンポジウム「構造的欠陥を抱えた女川原発を再稼働させてよいのか」

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沖縄「一中健児の塔」を「顕彰碑」とした歴史教科書が検定を通過?!

著者: 内野光子

 4月3日の『東京新聞』によれば、沖縄戦に動員された沖縄県立一中の学徒隊の慰霊碑が、「顕彰碑」と紹介され、戦争を美化するような表記がある教科書が、文科省の検定をパスしていたというのだ。2022年度から使用される高校の新し

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打ち破るべき「あしき前例主義」の最たるものは天皇制である。

著者: 澤藤統一郎

(2021年4月10日) 菅義偉内閣は、昨年(2020年)9月16日に発足した。この日の午後9時から首相官邸で新首相として記者会見に臨んだ菅はこう言っている。 「行政の縦割り、既得権益、あしき前例主義を打ち破って規制改革

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総務省官僚の「NHKの経営には自主自律なんてない」発言の真意を問わねばならない。

著者: 澤藤統一郎

(2021年4月8日) 総務省とNHKと朝日新聞の三題噺である。「権力」と「その膝下にある公共放送」と、その「二者の関係を論評するメディア」の、それぞれの立ち位置のお話なのだ。主たる批判の対象は総務省であるが、問題はそれ

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「司法はこれでいいのか―裁判官任官拒否・修習生罷免から50年」 出版と出版記念集会

著者: 澤藤統一郎

(2021年4月6日) 昨日のブログに、1971年4月5日の原体験を書いた。その原体験を共有する同期の仲間が、50年目にあたってそれぞれの思いを語る書籍を刊行した。題して、「司法はこれでいいのか。一裁判官任官拒否・修習生

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忘れることのできない1971年4月5日 ― あれから50年。

著者: 澤藤統一郎

(2021年4月5日) 私にとって、4月5日は特別な日である。私は、1971年の春4月に司法修習を終えて弁護士となった。その司法修習の終了式が、ちょうど50年前の今日、4月5日であった。その日、私は怒りに震えた。あの日の

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YouTubeチャンネル「フランスを読む」を立ち上げました 第一線の識者が語るこの一冊

著者: 村上良太

この春、YouTubeチャンネルを立ち上げました。「フランスを読む」というシリーズで、毎回、約10分で1冊、フランスの本を中心に識者にその魅力を語っていただくものです。日仏間の翻訳者たちや文学者、出版人やジャーナリスト、

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戦没学徒を「顕彰」する、右翼教科書の記述は戦争を美化するものだ。

著者: 澤藤統一郎

(2021年4月3日) 本日の東京新聞第6面に、以下の見出しの記事。 「沖縄戦慰霊碑を『顕彰碑』」「高校教科書 元学徒ら『戦争美化』」「批判受け訂正へ」 見出しをつなげるとこういう意味だ。「ある高校教科書が、沖縄戦犠牲者

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国旗・国歌の強制とは、リンゴ箱の中の籾殻が大切なリンゴを傷付けている図である

著者: 澤藤統一郎

(2021年4月2日) 憲法の全体像をどうイメージし、どんな形のものとして把握し説明するか。それは、憲法の理念をどう捉えるか、各理念の関係をどう捉えるか、つまりは体系としてどう理解するかに関わる。 憲法の全体像をタマゴの

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4.27(火) 原発事故10年を振り返るネット学習会(第5回)/講師:後藤政志さん(元東芝原発設計技術者)

著者: 温品惇一

10年前、衝撃の巨大地震・津波に続いて発生した福島原発メルトダウン。 事故以降、溶融燃料(デブリ)を冷却してきた120万トンもの汚染水を海洋放出することが計画されている一方で、デブリの取り出しは極めて困難となり「廃炉」そ

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【要申込】4/14 (水) オンライン講演会『キューバにおけるCovid-19ワクチン5種の開発状況について』(キューバ大使館主催)

著者: 紅林 進

【要申込】4/14 (水) オンライン講演会『キューバにおけるCovid-19ワクチン5種の開発状況について』(キューバ大使館主催)   4月14日(水)に駐日キューバ大使館ではオンライン講演会『キューバにおけ

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