二つの書評で、拙著に触れていただきました 二つ前の当ブログ記事にありますように、2月27日の「諜報研究会」で報告された中根誠氏の新著『プレス・コードの影―短歌雑誌の検閲』(短歌研究社)の書評が出ました(中西亮太「占領下
本文を読む正治安岡の執筆一覧
3.25(木) 井戸川・元双葉町長学習会
著者: 放射線被ばくを学習する会申込みサイト:http://bit.do/fPfof 返信で学習会URLなどをお知らせします。 福島原発事故から10年。復興のかけ声で事故の責任が曖昧にされようとする中、当時の双葉町長・井戸川さんは国・東電
本文を読む「復興五輪」のまやかしではなく、真の東北復興を。
著者: 澤藤統一郎(2021年3月11日) あの日から10回目の3月11日。岩手を故郷とする私にとっては心痛む日。この日は、この世に神のないことをあらためて確認すべき日となった。もし神ありとせば、冷酷な神、無慈悲な神、気まぐれな神、人に対
本文を読む日の本東なゐふる(東日本大地震)
著者: 岩田昌征平成廿三年弥生十三日 日の本東なゐふる 一 なゐふりて またなゐふりて 日の本の 底津岩根の 岩床の千々によろづに ひびわれつ つひにくだけぬ わたつみの 神の怒りて 水壁と なりて襲ひぬ 大和児の 田人町人
本文を読む王毅外相の記者会見の記録 ー 中国は、虐げられた人民の味方であろうとする姿勢を捨てたのか。
著者: 澤藤統一郎(2021年3月10日) 中国の全人代の様子について胸ふたがれる気持で報道に目を凝らしている。中国のかくまで強権的な政治姿勢がにわかに信じがたい。取材記者の思い込みが過ぎて、報道が不正確なのではないかとの思いを捨てきれな
本文を読む十年目の3月11日、どうしたらいいのか
著者: 内野光子3月5日、山本宣治の命日だった。3月8日は、国際女性デーであった。そして、首都圏の非常事態宣言は2週間延長された日でもある。千葉県などは、いまだに、三桁の新規感染者が続くこともある。 そして、今日は、東京大空襲の日で
本文を読む【要申込】3/26(金)希望のまち東京をつくる会・オンラインイベント「あり得ない!東京オリンピック ―都政はコロナ対策と経済補償を優先せよ―」(宇都宮健児×本間龍スペシャル対談)
著者: 紅林 進希望のまち東京をつくる会・オンラインイベント 「あり得ない!東京オリンピック ―都政はコロナ対策と経済補償を優先せよ―」 (宇都宮健児×本間龍スペシャル対談) http://utsunomiyakenji.com/sch
本文を読む本郷三丁目の街角で ー 憲法9条の理念を訴える。
著者: 澤藤統一郎(2021年3月9日) 皆さん、明日が3月10日です。あの、東京大空襲の日。76年前の3月10日、東京下町は252機のB29による空襲で一面の火の海となりました。一夜にして10万の人々が殺戮され、100万人が焼け出された
本文を読む「婦人」という言葉の生成・発展・衰退と、その必然。
著者: 澤藤統一郎(2021年3月8日) 本日は「国際女性デー」 。かつては「国際婦人デー」と言っていたはず。いったいいつころから、「女性デー」となったのだろうか。「婦人」から「女性」へ。その変化は、何を物語るのだろうか。 ネットを検索し
本文を読む3・21【討論塾】討論会「塾報批判会(民主主義から憲法9条問題を討論する)」
著者: 徳宮峻主催:討論塾 日時:2021年3月21日(日)13:30~16:30 参加費:無料 オンライン参加:Zoomを使用したオンラインで行います。通信環境問題等で円滑に視聴できない可能性もあるため、その点ご理解ください。このよ
本文を読む東京オリンピック憲章(最新改訂版) ー 政権浮揚と国威発揚と金儲けとを求めて
著者: 澤藤統一郎(2021年3月6日) 東京2021オリンピズムの根本原則 1 東京オリンピズムは、政権浮揚と国威発揚とカネのすべてのレベルを、かつ高め、かつバランスよく結合させることを目指す、我が国の国民精神総動員とスポーツの政治利
本文を読む『非国民文学論』(田中綾著)の書評を書きました
著者: 内野光子イチジクの根方のスイセンが咲き出しました 『社会文学』編集部からの依頼で、田中綾さんの新著『非国民文学論』の書評を書きました。金子光晴は、これまで、アンソロジーで読むくらいでしたが、今回、まとめて読む機会となりました。ま
本文を読む「NHK経営委員会よ。森下俊三よ。公的機関としての自覚はあるのか」
著者: 澤藤統一郎(2021年3月6日) 本日(3月6日)の毎日新聞夕刊の第5面(放送欄)に、「問われる公的機関の自覚」の大きな見出し。「公的機関」とはNHKのこと。「NHKよ。汝に公的機関としての自覚はあるのか」と、問うているのだ。 h
本文を読むミャンマー 雄々しききみは斃(たお)れぬ、尊き自由と民主主義のために
著者: 野上俊明国連の発表では、3月4日現在、北はミッチーナから南はベイまでミャンマーの主立った都市で、街頭の反クーデタ行動に参加していた若者らが、すでに54名、国軍の忌まわしい凶弾に倒れた―死に瀕する重傷者も多いという。若者たちはみ
本文を読む「コロナだから、やむなく中止」という消極論ではなく、「五輪への本質的批判」としての積極的中止論を。
著者: 澤藤統一郎(2021年3月5日) 昨日(3月4日)の当ブログを読み返してみた。最終行が「声を上げよう。『東京オリパラは、早急に中止せよ』『政府も自治体もコロナ対策に専念せよ』」と結論を述べている。これが、なんとなく物足りない。 読
本文を読む声を上げよう ー 「東京オリパラ開催は早急に中止せよ」
著者: 澤藤統一郎(2021年3月4日) 私もその一員である自由法曹団は、弁護士だけの任意団体で、広辞苑では「大衆運動と結びつき、労働者・農民・勤労市民の権利の擁護伸張を旗じるしとする。」と解説されている。その東京支部が、2月末に第49回
本文を読むミャンマー情勢 弾圧に屈せず、自由の経験は国民に勇気をあたえた!
著者: 野上俊明国連は2/28日曜日に、ミャンマーでの軍事クーデタに対する全国的な抗議行動に対し、少なくとも18人を射殺し、30人以上を負傷させたと発表した。ヤンゴンでもはじめて犠牲者が出た。国軍系のテレビは、軍と警察に対し実弾射撃は
本文を読む現代短歌の”最先端””最前線”とは
著者: 内野光子私が会員である『ポトナム』3月号の「歌壇時評」に書いたものです。「無力感」にさいなまれながらもかすかな希望を宿しつつ・・・。いまは、3カ月の時評を終えてホッとしている。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
本文を読む【直前再掲載】3月6日(土)オンラインによる世界資本主義フォーラムのご案内 講師:伊藤誠「日本資本主義の多重危機」
著者: 矢沢国光日時 2021年3月6日(土)午後1時30分~4時30分 講師 伊藤 誠(東京大学名誉教授) テーマ 日本資本主義の多重危機 司会 青山雫(世界資本主義フォーラム運営委員) 参加希望の方は、yazawa@msg.bigl
本文を読む「かいかい 死期」「すぽ お通夜」 ー 超絶短詩による東京五輪の墓碑銘
著者: 澤藤統一郎(2021年3月3日) なるほど、なるほど。いや面白いし、楽しい。言葉遊びもこの水準まにまでなれば、遊戯の域を超えて、文芸か芸術作品だと言ってよい。 ところが、なんとももったいないし残念なことに、ネット上にあったその原作
本文を読む「諜報研究会」は初めてかも、占領下の短歌雑誌の検閲、日本人検閲官をめぐって(2)
著者: 内野光子山本さんの新著『検察官―発見されたGHQ名簿』(新潮社)は、新聞広告を見て、近くの書店に注文したら、発売は来月ですと言われ、入荷の知らせをもらったまま、取りに行けず、この研究会に参加する羽目になった。今は、手元に置いて
本文を読むヨハン・ブレークのワクチン接種拒否を考える
著者: 澤藤統一郎 オリンピック, 日の丸君が代.(2021年3月2日) 私はスポーツの世界にはほとんど関心がない。ウサイン・ボルトの名くらいは知っていたが、ヨハン・ブレーク(ジャマイカ)は知らなかった。陸上100メートルの世界記録はボルトの9秒58、ブレークの記録はこ
本文を読む【要申込】3/10(水)変えよう選挙制度の会・3月例会(オンライン)「地方議会の議員選挙の現状と課題」
著者: 紅林 進【要申込】3/10(水)変えよう選挙制度の会・3月例会(オンライン)(会場開催は未定) 「地方議会の議員選挙の現状と課題」 日時:3月10日(水)18:30~20:30 ※オンライン(ZOOM)での開催。
本文を読む実は、ゴジラは「反核平和」の語り部なのだ。
著者: 澤藤統一郎(2021年3月1日) 3月1日、ビキニデーである。1954年のこの日、「ブラボー」と名付けられたアメリカの水爆実験によって遠洋マグロ漁船第五福竜丸が死の灰を被り、乗組員23人が被爆した。45年8月のヒロシマ・ナガサキに
本文を読む「諜報研究会」は、初めてかも~占領下の短歌雑誌検閲、日本人検閲官をめぐって(1)
著者: 内野光子************************************** 第34回諜報研究会(2021年2月27日(土)) ZOOMを利用してオンラインで開催 報告者:中根 誠(短歌雑誌「まひる野」運営・編集委員)
本文を読むキャリア官僚が語る出世の極意 ー 飲み会と忖度の処世術
著者: 澤藤統一郎(2021年2月28日) 私が、いま巷の話題を独占している「時の人」、あの有名キャリア官僚。もと総務審議官で、首相秘書官の経歴もある。今は内閣広報官。有名になったら、ヤメロ、引っ込めという理不尽な声や、「続投はあり得ない
本文を読むミャンマー情勢 血の弾圧迫る。全世界よ、注視し支援せよ!
著者: 野上俊明27日、全国各地で治安部隊が一段と攻勢に出て、デモや抗議集会の強制排除を進めた。このなかで北西部モンユワ市では、またしてもデモに参加していた女性が腹部に治安部隊の銃撃を受けて死亡した。いよいよ国軍は、88年の時と同様に
本文を読む2月23日「<歌会始>と天皇制」について、報告しました(4)
著者: 内野光子7.平成の天皇夫妻の短歌における「平和祈念・慰霊」というメッセージ つぎの平成期の天皇夫妻の短歌を見ていきたいと思います。さきに、沖縄へのこだわりは強く、11回の訪問とともに、多くの短歌や「おことば」を残し、その背景につ
本文を読む総理の憂鬱 ー 「総理なんかになるんじゃなかった」
著者: 澤藤統一郎(2021年2月27日) 私が総理の器ではないというご指摘…。そりゃあ、私には、あのう、なんて言うんですか、高邁な理想も政治哲学もありませんよ。国民の心に響くような語るべき言葉を持っていない。でも、前任者をよく見てきまし
本文を読む2月23日「<歌会始>と天皇制」について、報告しました(3)
著者: 内野光子6.天皇の短歌と現代の「歌会始」の推移 天皇の短歌と私たち国民との接点は、つぎのようにいくつかあります。 <天皇の短歌と国民との接点> ① 1月1日の新聞など:1年を振り返っての天皇、皇后の短歌の公表 ② 1月中旬の歌
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