政治犯支援協会(AAPP)が16日午前に発表した声明によると、2月1日の軍事クーデタ以降、国軍や警察の武力行使で亡くなった市民は16日までに193人に達したという(イラワジ紙)。 こうなってわかるのは、軍事クーデタが国
本文を読む正治安岡の執筆一覧
リハビリ日記Ⅳ 43 44
著者: 阿部浪子43 ある小説家の昼下がり 赤いツバキの花が、ホソバの木の間から顔をのぞかせている。緑の葉っぱは1年中つやつやしている。赤い花たちを健気にひきたてている。 寒い日がつづいた。2月17日午後のこと。窓を開ける。おや? 白い
本文を読む対NHK「情報公開請求」訴訟の構想(私案)
著者: 澤藤統一郎(2021年3月17日) NHK番組「クローズアップ現代+」が、スクープとして放映した「日本郵政職員のかんぽ保険不正販売問題」。元総務次官の日本郵政上級副社長鈴木康雄が、この番組にクレームを付けると、NHK経営委員会は鈴
本文を読む軍政のミャンマーで蹂躙されている人権と民主主義
著者: 澤藤統一郎(2021年3月16日) 昨日(3月15日)の記者会見で、国連のドゥジャリク事務総長報道官は、クーデターへの抗議デモが続くミャンマーで治安部隊の弾圧により「これまでに女性や子どもを含む少なくとも138人の平和的なデモ参加
本文を読む人類が新型コロナウイルスに打ち負かされた証しとしての東京五輪中止宣言
著者: 澤藤統一郎(2021年3月15日) 余、コロナ蔓延の猖獗に際して、世界の大勢と日本国の現状とに鑑み、非常の措置を以って事態を収拾せんと欲し、ここに忠良なる汝ら一般国民に告ぐ。 余は、日本国と国民の名において、新型コロナウイルスとの
本文を読む追悼 宇波彰先生
著者: 野島直子宇波彰先生が亡くなって、二か月あまりが過ぎた。悲しみは消えないし、そこから完全に癒えてしまいたくもないが、それでも、突然の訃報に言葉を失い、悲しみに包まれた今年初めのあの日に比べれば、今は穏やかな日常を取り戻しつつある
本文を読むミャンマー/力強い「影の議会CRPH」からのメッセージ ̏クーデタへ団結して立ち向かおう!“
著者: 野上俊明3/13土曜日の夜、すでに90名以上の犠牲が明らかになっていたとき、「影の議会」であるCRPH(連邦議会代表委員会)の副大統領としての資格で、NLD政治家マーンウィンカインタン氏が、初めてFBを通じて国民に熱いメッセー
本文を読む権力者が「愛国」を口にするとき ー 民主主義は危機のさなかにある。
著者: 澤藤統一郎(2021年3月14日) 全人代が終わった。中国当局は、もっぱらコロナを抑え込んだ実績を強調し、引き続いての経済発展の喧伝にこれ努めているが、日本の各紙は香港問題に関心を寄せて報道している。 この全人代が採択した「決定」
本文を読む政治腐敗の治療と予防に、市民の告発は有効なのだ。
著者: 澤藤統一郎(2021年3月13日) 忘れてはならない、安倍晋三政権という7年8か月の悪夢を。国政私物化と、ウソとゴマカシで塗り固めた汚れた政権運営を。その汚れた政権が、2020年を「改憲施行の年に」と叫んでいたことを。 心に留めて
本文を読むミャンマー/国軍の残虐非道な弾圧―「人道に対する罪」を許さず、ただちに国際社会の介入を!
著者: 野上俊明ようやく国連安保理事会は、10日ミャンマー情勢に関し「抗議者への暴力を強く非難する」とする議長声明を出した。中国、ロシアの反対を見越して、法的拘束力のある「クーデタ非難決議」や制裁の発動にかかわる文言は声明に盛り込まれ
本文を読む「広島・長崎の火」から、「ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマを結ぶ『非核の火』」に。
著者: 澤藤統一郎(2021年3月12日) 気が滅入ってばかりの3・11報道の中で、たった一つの明るいニュース。東京・上野で30年間灯され続けた「広島・長崎の火」が、昨日(3月11日)原発事故の被災地フクシマ楢葉町に「ヒロシマ・ナガサキ・
本文を読むパニックこそが命を救う――東日本大震災の教訓
著者: 森田成也東日本大震災10年目にあたって、先日、NHKで「津波避難」に関する興味深い番組が放映されていた。 https://www3.nhk.or.jp/…/20210309/k10012903971000.html
本文を読む二つの書評で、拙著に触れていただきました
著者: 内野光子二つの書評で、拙著に触れていただきました 二つ前の当ブログ記事にありますように、2月27日の「諜報研究会」で報告された中根誠氏の新著『プレス・コードの影―短歌雑誌の検閲』(短歌研究社)の書評が出ました(中西亮太「占領下
本文を読む3.25(木) 井戸川・元双葉町長学習会
著者: 放射線被ばくを学習する会申込みサイト:http://bit.do/fPfof 返信で学習会URLなどをお知らせします。 福島原発事故から10年。復興のかけ声で事故の責任が曖昧にされようとする中、当時の双葉町長・井戸川さんは国・東電
本文を読む「復興五輪」のまやかしではなく、真の東北復興を。
著者: 澤藤統一郎(2021年3月11日) あの日から10回目の3月11日。岩手を故郷とする私にとっては心痛む日。この日は、この世に神のないことをあらためて確認すべき日となった。もし神ありとせば、冷酷な神、無慈悲な神、気まぐれな神、人に対
本文を読む日の本東なゐふる(東日本大地震)
著者: 岩田昌征平成廿三年弥生十三日 日の本東なゐふる 一 なゐふりて またなゐふりて 日の本の 底津岩根の 岩床の千々によろづに ひびわれつ つひにくだけぬ わたつみの 神の怒りて 水壁と なりて襲ひぬ 大和児の 田人町人
本文を読む王毅外相の記者会見の記録 ー 中国は、虐げられた人民の味方であろうとする姿勢を捨てたのか。
著者: 澤藤統一郎(2021年3月10日) 中国の全人代の様子について胸ふたがれる気持で報道に目を凝らしている。中国のかくまで強権的な政治姿勢がにわかに信じがたい。取材記者の思い込みが過ぎて、報道が不正確なのではないかとの思いを捨てきれな
本文を読む十年目の3月11日、どうしたらいいのか
著者: 内野光子3月5日、山本宣治の命日だった。3月8日は、国際女性デーであった。そして、首都圏の非常事態宣言は2週間延長された日でもある。千葉県などは、いまだに、三桁の新規感染者が続くこともある。 そして、今日は、東京大空襲の日で
本文を読む【要申込】3/26(金)希望のまち東京をつくる会・オンラインイベント「あり得ない!東京オリンピック ―都政はコロナ対策と経済補償を優先せよ―」(宇都宮健児×本間龍スペシャル対談)
著者: 紅林 進希望のまち東京をつくる会・オンラインイベント 「あり得ない!東京オリンピック ―都政はコロナ対策と経済補償を優先せよ―」 (宇都宮健児×本間龍スペシャル対談) http://utsunomiyakenji.com/sch
本文を読む本郷三丁目の街角で ー 憲法9条の理念を訴える。
著者: 澤藤統一郎(2021年3月9日) 皆さん、明日が3月10日です。あの、東京大空襲の日。76年前の3月10日、東京下町は252機のB29による空襲で一面の火の海となりました。一夜にして10万の人々が殺戮され、100万人が焼け出された
本文を読む「婦人」という言葉の生成・発展・衰退と、その必然。
著者: 澤藤統一郎(2021年3月8日) 本日は「国際女性デー」 。かつては「国際婦人デー」と言っていたはず。いったいいつころから、「女性デー」となったのだろうか。「婦人」から「女性」へ。その変化は、何を物語るのだろうか。 ネットを検索し
本文を読む3・21【討論塾】討論会「塾報批判会(民主主義から憲法9条問題を討論する)」
著者: 徳宮峻主催:討論塾 日時:2021年3月21日(日)13:30~16:30 参加費:無料 オンライン参加:Zoomを使用したオンラインで行います。通信環境問題等で円滑に視聴できない可能性もあるため、その点ご理解ください。このよ
本文を読む東京オリンピック憲章(最新改訂版) ー 政権浮揚と国威発揚と金儲けとを求めて
著者: 澤藤統一郎(2021年3月6日) 東京2021オリンピズムの根本原則 1 東京オリンピズムは、政権浮揚と国威発揚とカネのすべてのレベルを、かつ高め、かつバランスよく結合させることを目指す、我が国の国民精神総動員とスポーツの政治利
本文を読む『非国民文学論』(田中綾著)の書評を書きました
著者: 内野光子イチジクの根方のスイセンが咲き出しました 『社会文学』編集部からの依頼で、田中綾さんの新著『非国民文学論』の書評を書きました。金子光晴は、これまで、アンソロジーで読むくらいでしたが、今回、まとめて読む機会となりました。ま
本文を読む「NHK経営委員会よ。森下俊三よ。公的機関としての自覚はあるのか」
著者: 澤藤統一郎(2021年3月6日) 本日(3月6日)の毎日新聞夕刊の第5面(放送欄)に、「問われる公的機関の自覚」の大きな見出し。「公的機関」とはNHKのこと。「NHKよ。汝に公的機関としての自覚はあるのか」と、問うているのだ。 h
本文を読むミャンマー 雄々しききみは斃(たお)れぬ、尊き自由と民主主義のために
著者: 野上俊明国連の発表では、3月4日現在、北はミッチーナから南はベイまでミャンマーの主立った都市で、街頭の反クーデタ行動に参加していた若者らが、すでに54名、国軍の忌まわしい凶弾に倒れた―死に瀕する重傷者も多いという。若者たちはみ
本文を読む「コロナだから、やむなく中止」という消極論ではなく、「五輪への本質的批判」としての積極的中止論を。
著者: 澤藤統一郎(2021年3月5日) 昨日(3月4日)の当ブログを読み返してみた。最終行が「声を上げよう。『東京オリパラは、早急に中止せよ』『政府も自治体もコロナ対策に専念せよ』」と結論を述べている。これが、なんとなく物足りない。 読
本文を読む声を上げよう ー 「東京オリパラ開催は早急に中止せよ」
著者: 澤藤統一郎(2021年3月4日) 私もその一員である自由法曹団は、弁護士だけの任意団体で、広辞苑では「大衆運動と結びつき、労働者・農民・勤労市民の権利の擁護伸張を旗じるしとする。」と解説されている。その東京支部が、2月末に第49回
本文を読むミャンマー情勢 弾圧に屈せず、自由の経験は国民に勇気をあたえた!
著者: 野上俊明国連は2/28日曜日に、ミャンマーでの軍事クーデタに対する全国的な抗議行動に対し、少なくとも18人を射殺し、30人以上を負傷させたと発表した。ヤンゴンでもはじめて犠牲者が出た。国軍系のテレビは、軍と警察に対し実弾射撃は
本文を読む現代短歌の”最先端””最前線”とは
著者: 内野光子私が会員である『ポトナム』3月号の「歌壇時評」に書いたものです。「無力感」にさいなまれながらもかすかな希望を宿しつつ・・・。いまは、3カ月の時評を終えてホッとしている。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
本文を読む