この猛暑で、物置の片付けや書棚の整理も中断しているが、探し物をしていたら、娘の保育園時代の絵本が少しまとまって出てきた。あった!『トビウオのぼうやはびょうきです』(いぬいとみこ作 津田櫓冬絵 金の星社 1982年7月)
本文を読む正治安岡の執筆一覧
平和を祈念する「8月15日式典」にヒロヒトの孫の出席は、どうしても違和感を否めない。ドイツの「5月8日記念式典」にヒトラーの孫が招かれているようなものではないだろうか。
著者: 澤藤統一郎(2024年8月15日) 本日「敗戦の日」。非戦を誓うべき日である。また、忘れてならないことは、旧国家体制が瓦解して新生日本が誕生した記念の日でもある。「戦前」が終わって「戦後」が始まった、その節目の日。天皇の時代から国
本文を読む本郷湯島の皆さま。戦争の惨禍と平和の尊さを考えるべき8月です。とてつもない暑さの盛りですが、地元「9条の会」からの訴えに、しばらく耳をお貸しください。
著者: 澤藤統一郎(2024年8月13日) 89年前。1945年の8月まで、軍国日本は戦争に継ぐ戦争を続けてきました。そして、45年8月の敗戦を機に、平和国家に生まれ変わった日本は、今日まで戦争をすることなく、長い平和を謳歌してきました。
本文を読むゾルゲ事件と漢学者の決断――熊谷直実、松王丸、政岡の伝統美学を拒否――
著者: 岩田昌征『山崎洋仕事集』(西田書店、2023年)を再読した。603ページの大著である。山崎洋の主要業績、すなわちセルビア諸古典の邦訳と日本諸古典のセルビア語訳以外の諸主要文章を収録した書物である。 本書は、 第一部 自主管
本文を読む矢沢国光さんの訃報に接して
著者: 成島道官7月中旬、研究会の友人から「矢沢さんが緊急入院したらしい」との連絡があり、驚いた。というのは、その1週間ほど前に、当の矢沢さんが電話で「いま、これまで自分が書いてきた論文を整理して一冊にまとめたいと思っている。それに6
本文を読む8月8日は何の日だったか、2016年のこと、忘れはしません。
著者: 内野光子8月6日と8月9日、広島と長崎に原爆が落とされた日の間の8月8日しか選択肢がなかったという。明仁天皇が生前退位を表明するビデオメッセージが放映された日である。 明仁天皇にも忘れてはならない日が四つあるとか。私にも忘れ
本文を読むGlobal Headlines:拡大する、東南アジアにおける中国のヘゲモニー
著者: 野上俊明<はじめに> アセアン諸国のうちでもラオス、カンボジア、ミャンマーはとくに中国の影響が強い国とみられている。これらの国々の大規模なインフラ整備(道路、鉄道、橋梁、港湾、工業団地など)は中国の「一帯一路」に組み込まれ、自
本文を読む<緊張感をもって注視する>って、だれもが言うけど~。
著者: 内野光子株価の乱高下が著しい、この数日、証券会社や銀行のアナリストたち、ものものしいカタカナの肩書を持った人たち、「緊張感をもって注視する」としか言いようがないのだったら、そのデータと経過を語るべきだろう。しかし、首相や財務相
本文を読む79回目の原爆忌に、夥しい無惨な死を思って合掌する。合掌するだけでは足りないのだとは思いつつ。
著者: 澤藤統一郎(2024年8月6日) 8月6日である。毎年、厳粛な気持ちでこの日を迎える。今年は、厳粛なだけでなく焦慮の気持ちも抱かざるを得ない。併せて、少なからぬ恐れの気持ちも。 当然のことながら、人は過つ。時には、大きく過つ。が、
本文を読むオリンピック、早く終わらないかナァ
著者: 内野光子オリンピックの中継はほとんど見たことがない。ニュース番組やワイド番組でたまたま見る程度なのだが、現地に派遣のアナウンサーやレポーターがやたらとはしゃいでいるのと、スタジオの解説者がいい加減だったり、訳知り顔の発言だった
本文を読む我が故郷・岩手の広瀬めぐみ参議院議員の、未練がましく議員のイスにしがみつき続ける姿勢を評価し、断固支持する。
著者: 澤藤統一郎(2024年8月5日) 今、話題の人物と言えば、広瀬めぐみ。瞬間のことではあろうが、国会議員として最も知名度の高い「時の人」である。この人のやること、とても分かり易い。分かり易く、自民党のなんたるか、自民党議員とはいかに
本文を読むGlobal Headlines:EUにおける反リベラル派勢力の抬頭
著者: 野上俊明<はじめに> 日本の政局は波乱含みではあるが、停滞の感は否めない。既成政党は保革を問わず、磨滅し老衰の印象すら受ける。それゆえ岸田内閣が支持率20%を切ろうとも、与野党内から反撃ののろしはどこからも上がらない。労働組合
本文を読む「法と民主主義」《特集・第五福竜丸被爆から70年― 突きつけられた課題の今》ご購読のお願い。
著者: 澤藤統一郎(2024年8月1日) 連日の猛暑と豪雨の中で暦は8月になった。間もなく6日と9日を迎え、やがて15日となる。戦争の惨禍を心に刻み、平和を希求すべき季節、8月。 昨日(7月31日)、「法と民主主義」2024年8・9月号【
本文を読む国立女性教育会館、改編、存続決まる
著者: 内野光子昨年12月、埼玉県嵐山町にある「国立女性教育会館」の閉鎖方針が文科省・内閣府より示された。そのニュースを聞いた時は、私もいささか戸惑った。国立女性教育会館は、1977年、国立婦人教育会館として発足(2001年1月に「婦
本文を読む法廷という空間において最も敬意を表されるべき場は傍聴席である。そこには主権者がいるのだから。傍聴席の主権者は、自らの分身である司法が適正に運用されているかを見詰めている。
著者: 澤藤統一郎(2024年7月31日) 異様に暑かった2024年7月が終わる。炎暑・熱暑・酷暑・猛暑・激暑と並べても、この暑さの実感に追いつく言葉が見つからない。身体に応える。時に意識が朦朧となる。8月は、もっと暑くなるのだろうか。そ
本文を読むミャンマー軍事政権、ますます中国依存深める
著者: 野上俊明https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2024/07/e44bbfa473207617dc541133cbf09b42.pdf 〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 https:/
本文を読む旧優生保護法は、「君のため国のために、身を捨つることこそ臣民の道」と教え込まれた教育勅語世代の議員による全会一致の立法だった。ようやくにして、個人の尊厳を立脚点にこの法律を違憲・違法とする大法廷判決が出て、国家も社会もこれを受け入れる時代となった。76年かけてのことである。
著者: 澤藤統一郎(2024年7月30日) 2024年7月がもうすぐ終わる。ひたすらに暑いというだけの7月ではなかった。我が国の人権と司法にとって、珍しく明るい話題が提供された7月であった。 7月3日、最高裁大法廷は、旧優生保護法を違
本文を読む【8月16日(金)】不戦の集い
著者: 大井 有https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2024/07/6c5061876c5a5ea4c465eb3d51600e4a.pdf
本文を読むきのうのNHK「日曜美術館」は「香月泰男」だった
著者: 内野光子日曜の朝、「日曜日美術館」をリアルタイムで見るのは久しぶり。「鎮魂 香月泰男の「シベリア・シリーズ」だった。2021年10月、葉山の神奈川県立近代美術館で見たはずの「シベリア・シリーズ」57点。番組では、その内の数点を
本文を読む《日の丸を踏め》と命じることが日本への忠誠心を量る「踏み絵」とされたという。同様に《日の丸に正対して起立せよ》と命じることもまた、人の内心をあぶり出す「踏み絵」になる。
著者: 澤藤統一郎(2024年7月26日) 一昨日(7月24日)の朝日.comの記事の表題に、「《踏め》と命じられた昭和天皇の写真 移民たちは拒否し収監された」「迫害された日系移民 ブラジルで何が起きたか」。 ブラジルの日系人社会には、
本文を読む皇室情報氾濫の中で、見失ってしまいそうな・・
著者: 内野光子安定的な皇位継承策の迷走、もはや名案はないのでは! 2020年11月、有識者会議は、安定的な皇位継承策の”迷案“二案(①女性皇族が結婚した後も皇族として残る ②女性皇族は、旧皇族男子と養子縁組をして皇族に復帰する)が政
本文を読む風の会・会報「鳴り砂」2024年7月号が発行されました&8.25-9.1連続闘争へ
著者: 舘脇章宏会報「鳴り砂」2024年7月号が発行されたので、ご紹介いたします https://miyagi-kazenokai.com/ (目次はこのメールの最後) 企画の案内です ぜひご参加下さい(チラシ添付) ◎女川原発再稼働を
本文を読むLet’s Join Hands 7月22日 添付1点 どうするコロナ急増 ヨルダン川西岸でも 旧陸軍登戸研究所 見学ツアー
著者: 江口千春◎新型コロナ 自己負担 検査や治療を受けない人 感染が広がる恐れ! この夏、公費負担含め、施策が必要ではないでしょうか。報道も乏しいですね。 ★1年以上症状が続く「コロナ後遺症」 https://www.youtube.
本文を読む何年ぶりかな、御茶ノ水、聖橋あたり~短歌会の全国大会に参加して
著者: 内野光子私の所属する「ポトナム短歌会」の全国大会が、7月14日、湯島の東京ガーデンパレスで開かれた。前回、私が参加したのは2019年の京王プラザホテル一泊での開催だった。この間、大会はコロナ禍で中止になったり、日帰りとなったり
本文を読むGlobal Headlines: ジャワは天国、ビルマは地獄、生きて帰れぬニューギニア
著者: 野上俊明<はじめに> 上の表題は、アジア太平洋戦争での激戦地を自嘲気味に形容した一種の戯歌(ざれうた)である。ビルマの地獄は、旧日本軍指導部が侵略戦争で無謀な作戦を遂行したために招来したものである。ところがこの間まで「アジア最
本文を読む第108回「NO WAR! 八王子アクション」
著者:https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2024/07/IMG_20240715151333.pdf
本文を読むGlobal Headlines: 欧州選挙、右派政党の勢いが増す
著者: 野上俊明<はじめに> 欧州連合(EU)の加盟27カ国で6月6日~9日、5年に一度の欧州議会選挙(定数720)の投票が行われた。開票の結果、EUに反発する右派・極右勢力がやや伸長したが、全体としては親EU勢力3会派が過半数を維持
本文を読むLet’s Join Hands 7月13日 添付2点 奈良の学校で 石丸記事から 今夜の番組
著者: 江口千春◎奈良教育大附属小の前校長は栄転し、教員は処分された 「裏切られた気持ちです」と保護者は語った 附属小の教員は「心外です」と言った パワハラもあった奈良教育大附属小問題の実態 ◎「石丸現象」についての記事から 注目した部
本文を読む【8月5日(月)】オンライン被ばく学習会/女川原発を再稼働するな! 女川原発の危険性:講演・多々良哲さん 避難計画いいかげん!事故があっても逃げられない:日野正美さん
著者: 温品惇一お申し込み:https://forms.gle/RHEncWvDTtBGi3za7 皆さま 宮城県の女川原発2号機は、311東日本大震災で大津波に見舞われましたが、福島第一原発のような過酷事故を免れ、“英断で過酷事故を
本文を読むミャンマー、雨季攻勢で各地の戦線いっせいに躍動
著者: 野上俊明雨季に入って、ミャンマーの反政府抵抗勢力はふたたび戦闘を活発化、支配地域を拡大し続けている。雨季は悪天候が続くため、もっぱら空爆に頼る政府軍には不利とされている。10月の雨季明けまでに反政府抵抗勢力は支配地域を最大限拡
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