東京大空襲・戦災資料センター 『5月に聞いてみよう! 山の手空襲と戦争の時代』 第2部 講演「天 気 予 報 が 消 え た 日」 講師: 増田善信(元気象研究所室長) を紹介します。 https://chikyuza.
本文を読む評論・紹介・意見の執筆一覧
「青い山脈」の成功と失敗 ― 亡き杉葉子を偲んで ―
著者: 半澤健市《ヤミ屋に囲まれて生まれた「青い山脈」》 ■昭和24年1月に作曲されたこの曲のメロディーは、当時服部(良一)が大阪駅から京都駅へ行くすし詰めの電車の中で生まれた、という。ハッピ姿やハチ巻きの闇屋の大群がぎっしりと乗り込
本文を読む天安門事件と光州事件 - 軍は躊躇することなく国民に発砲する
著者: 澤藤統一郎6月4日である。あの天安門事件から30年が経った。この事件は私の胸に突き刺さるトゲだ。これに触れられるたびに胸が痛む。 学生の頃、中国革命を輝かしい歴史の到達点と評価していた。ここにこそ人類の未来があると信じていた。それ
本文を読む元カナダ兵日本軍捕虜 ホラス(ジェリー)・ジェラード氏を偲ぶ Remembering Horace (Gerry) Gerrard (January 19, 1922 – May 22, 2019), a Canadian Hong Kong Veteran
著者: ピースフィロソフィー日本が1941年12月8日未明、マレー半島上陸続いて真珠湾攻撃によって「太平洋戦争」を開始した、その数時間後に大陸側からの日本軍の攻撃で始まった香港における英国軍との戦い(現地時間8日午前7時開始)については知らない人が
本文を読む「怖い絵」よりもずっと怖い、実人生の闇。
著者: 澤藤統一郎中野京子「怖い絵」(角川文庫)を読んでいる。22の「怖い」絵画それぞれに、みごとな解説が付けられている。中で出色に「怖い」のが、作品10のゴヤ「我が子を喰らうサトゥルヌス」(プラド美術館)。これは、解説不要で、視覚的にこ
本文を読む培ったものを剝いでいったら
著者: 藤澤豊加藤周一対談集『語りおくこといくつか』に収録されている丸山眞男との対談を再読した。読まなければならないものが多いから、再読することはめったにない。数年前には、「うん、そうだよな、そう考えればすっきりする」と納得して読み流
本文を読むドイツ通信第140号 EU議会選挙とヨーロッパ民主主義の復活への道
著者: T・K生2019年5月 EU議会選挙 昨日の日曜日(5月26日)、いつもの通りEU議会選挙の投票に行ってきました。そのへんの事情から、思うところを書き始めます。 10時30分すぎに家を出て投票場に向かえば、従来だとまばらで閑散と
本文を読む物理学者入口紀男氏の汚染土と国益への所見
著者: 山端伸英日本政府・環境省とNHKは共謀で次のような放射能汚染土(除染土という言葉に騙されているのか、国民は???)の農地利用を5月24日発表している。それについて物理学者入口紀男氏に聞いた。 除染土の再生利用の作業を公開 05月
本文を読む「この学校敷地には鉛やヒ素が含まれ、たとえ浄化後でも公開されると事業経営に支障をきたすことになる。だから、当然秘密にしておかなくてはならない」 ー これって、裁判所が言うべきことだろうか?
著者: 澤藤統一郎5月30日、森友学園事件の情報公開請求不開示問題で、木村真・大阪府豊中市議が国に11万円の損害賠償を求めた訴訟の判決があった。大阪地裁・松永栄治裁判長は国に3万3000円の支払いを命じる判決を言い渡した。請求の一部とはい
本文を読むこのままだと次も負けるぞ共産党
著者: 阿部治平私は、保守のリベラル派から左の政党なら時と場合でどの政党でも支持する、という締まりのない人間だが、この10年くらいは共産党の支持者であった。わが村に共産党しか左翼政党がないからだ。 このたび、その共産党の志位委員長による
本文を読む自分自身の思想と良心を守り抜いた原告の皆さまに敬意を表します。
著者: 澤藤統一郎東京「君が代裁判」4次訴訟の終了報告集会にご挨拶申し上げます。 提訴から最高裁決定で確定するまでの、事件の経過や各審級の判決内容は、平松真二郎弁護団事務局長から報告があったとおりですので、私は別の角度からのお話しをさせて
本文を読む川崎殺傷事件 承認欲求と公のサポート
著者: 江口千春●攻撃心理の底にある不安と承認欲求 攻撃心理の底にある不安と承認欲求 自分の承認欲求を満たすために人を攻撃する心理が、私達の中にも広く巣食い始めていな いだろうか? 碓井真史氏(社会心理学)は、過去の土浦・秋葉原通
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】320 西サハラの鉱物資源
著者: 平田伊都子三日月が細くなってきました。 それも見えなくなると、イスラム教徒にとって辛く長~い断食月が終ります。 そんな5月30日にイスラム教の聖都・サウジアラビアのメッカで、湾岸協力会議(参加6か国)とアラブ連盟(参加21か国)
本文を読む零細漁民に敵意を露わにする達増拓也岩手県知事よ、岩手県の水産行政は何ゆえにかくも無慈悲なのか。
著者: 澤藤統一郎三陸の沿岸漁民が、岩手県知事(達増拓也)を相手に起こした「サケ刺網漁不許可処分取消請求訴訟」。その控訴審が、そろそろ大詰めである。公平に見て、法廷の議論では漁民の側が圧倒的に優勢である。岩手県知事側の焦りからか、本日(5
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(225)
著者: 本間宗究(本間裕)一神教と多神教 西暦392年、西ローマ帝国は、それまでの多神教から、「キリスト教」という一神教を選択したと言われているが、今から40年ほど前に、この事実を知った私自身は、それ以来、「多神教と一神教の違い」を、心の奥底で考
本文を読む《表現の「むずかしさ」を論じ、内田義彦・長洲一二論に至る》
著者: 内田 弘[どの表現も必ず誰にでも分かりやすくできるか] 表現には、話し言葉でおこなう表現、文字でおこなう表現、映像でおこなう表現など、多様な形態がある。そのさい、表現の仕方の工夫次第では、より分かりやすくなる場合と、そのような工
本文を読む「一方的爆撃・破壊」と「岩盤規制に穴をあける」について
著者: 岩田昌征令和元年・2019年5月25日(土)に「ちきゅう座」の総会が開かれた。私=岩田も会員の一人として出席して、「ちきゅう座」電網交通を無報酬運営して下さっている一団の人々に感謝の念を表して来た。そこで、若干の所感を述べてみ
本文を読む参院選野党共闘態勢成立を歓迎 ー 「政策協定」と一人区の統一候補擁立
著者: 澤藤統一郎間近に迫った参院選の野党共闘態勢が成立した。けっして、確固たるものとは言い難く、安心して見ていられるものでもないが、ようやく形ができ上がったたことを歓迎したい。あとは、この形にどう魂を吹き込むかが課題となる。 昨日(5月
本文を読む青山森人の東チモールだより…祝!独立17周年、今年は住民投票から20年
著者: 青山森人祝賀演説で政府に注文をつける大統領 今年も東チモール民主共和国は「5月20日」を迎え、独立(正確にいうと「独立回復」)記念日を祝いました。首都デリ(ディリ、Dili)では大統領府前広場でタウル=マタン=ルアク首相など要人
本文を読む《異沌憤説》3 憲法を「まもる」のは誰か? 護憲は“憲法保守”でいいのか? 憲法の3大原則とは何か?――試行錯誤!の憲法私考
著者: 長谷川 孝「憲法改悪阻止」のテーマで原稿を、と求められて、はたと困った。改悪を許すな!と叫び行動することは大事だし、条文改憲のうごめきを止めるための活動も大事だ。だが、気になって仕方ないのは、この七十数年間、目に見えないところで
本文を読むレイラの4度目の挑戦 欧州議会議員に当選
著者: 村上良太編集部:注 筆者からの依頼により、冒頭のブロックからリンクまで差し替えました。(5月31日) 先週末に欧州では欧州議会議員の選挙が加盟国で行われました。フランスでも74議席の割り当てをめぐって行われました。マリーヌ・ル
本文を読む東京「日の丸・君が代」強制拒否訴訟報告
著者: 澤藤統一郎どこの国にも国旗がある。日本には「日章旗」、韓国は「太極旗」、北朝鮮は「共和国旗」である。台湾は「青天白日旗」を国旗として、「五星紅旗」に対抗している。 国家は、その象徴として国旗を制定する。国家という抽象物は目に見えな
本文を読む与党提出の改憲手続法改正案採決と衆参憲法審査会の開催に、断固反対する法律家団体の緊急声明
著者: 澤藤統一郎はじめに 自由民主党や日本維新の会などは、継続審議となっている「日本国憲法の改正手続きに関する法律」(以下「改憲手続法」という。)改正案の今国会成立を狙い、衆議院憲法審査会での審議・採決を強行する構えを崩していない。自民
本文を読むお遊びとお食事に、遠路はるばるようこそ。
著者: 澤藤統一郎トランプが日本列島に不快な熱波を運んできた。暑苦しくて寝苦しくて鬱陶しくて、不愉快極まりない。 私は、長くアメリカの民主主義の伝統には、深甚の敬意を惜しまなかった。さまざまの欠点はあっても、学ぶべきところの多い国。近年そ
本文を読む米中貿易摩擦で世界の景気不安 - 底流に米中の覇権争い (続) -
著者: 伊藤力司毛沢東による中国革命が成って、中華人民共和国が成立後今年はちょうど70年。1960年代から70年代にかけての文革による混乱を収拾、1979年に鄧小平が市場経済を導入して40年。人口14億余の中国はアメリカに次ぐ世界第2の
本文を読む「これからは、2度と日章旗の下では走るまい」- 孫基禎、金メダルを得ての思い
著者: 澤藤藤一郎昨日(5月25日)、ちきゅう座総会に参加した際に、社会評論社の松田健二さんから「評伝 孫基禎」(寺島善一著)をいただいて、興味深く読んだ。著者の立場は公平である。オリンピックやスポーツだけを切りとるのではなく、日本の朝鮮
本文を読む徴用工裁判の核心とそれに関する資料
著者: 醍醐聡徴用工裁判をめぐる日韓外相会談で河野外相は相変わらず、居丈高な発言を 繰り返していますが、日本のマスコミは、「責任は韓国にある」「対応すべ きは韓国」という論説を掲げ、日本政府の強硬姿勢を後押
本文を読む米中貿易摩擦で世界の景気不安 - 底流に米中の覇権争い -
著者: 伊藤力司ニューヨークや東京の株価の動揺は、基本的には世界第1の経済大国アメリカと第2の経済大国中国の間の貿易摩擦が原因である。トランプ米大統領が、中国に対するアメリカの大幅な貿易赤字の解消を目指して仕掛けた関税戦争の見通しが不透
本文を読む物理学者入口紀男博士の放射能汚染水に関する所見
著者: 山端伸英海外から日本を見る際、福島第一原発の汚染処理は、安倍首相が普段着で原発の扉を開けて中に入いり、記者会見を行なうところまで「コントロール」されていれば問題はないだろうが、まだ安倍首相は福島原発の扉を普段着で開けてはいない。
本文を読む自治会と寄付・募金について、やはりおかしくないですか(3)日赤と皇室の関係も改めて考えたい(続)
著者: 内野光子日本赤十字社には、年間にして、どのくらいの社資が集まっているのだろうか。平成29年度(2017年度)で日赤本社、千葉県支部、佐倉市地区の単位で調べてみると・・・。 いずれも決算が出ている平成29年度の数字である。佐倉市地
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