評論・紹介・意見の執筆一覧

青山森人の東チモールだより 第221号(2012年10月16日)

著者: 青山森人

「なぜ、そんなことをするの」 チモール海に浮かび上がる企業の業 タシマネ計画 シャナナ=グズマン首相は9月12日に国会で第五次立憲政府の政策大綱を発表しました。今年は「ささやかな勝利」として独立(「独立回復」)10周年を

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尖閣に「領有権問題はない」は呪文にすぎない -野田内閣は中国と対座する勇気を持つべし-

著者: 田畑光永

暴論珍説メモ(117) 自民党の安倍総裁は15日、党本部で来日中の米バーンズ国務副長官と会談した際、尖閣諸島問題について、「話し合いの余地はない。尖閣については領土問題はないのだから、われわれは1ミリたりとも譲るつもりは

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福島原発事故と放射線による健康影響についてのWHOの報告書に対してのIPPNWドイツ支部Alex Rosen博士の批判

著者: すみ子リヒトナー

IPPNWドイツ支部のAlex Rosen博士の論文を要約しました。非常に貴重な情報です。 Alex Rosen博士が書かれたこの事実を、多くの人に伝えてください。 福島原発事故と放射線による健康影響についてのWHOの報

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在日米軍は誰のためにあるのか ―パネッタ激励演説から見えてくるもの―

著者: 半澤健市

「日米同盟」に反対する人はほとんどいない。 ならば、「日米同盟」の軍事面の基本は何か。それは「日米安保」である。「日米安保」とは何か。米軍が外敵から日本を守り、その代わりに日本が米軍に基地を提供する。これが「日米同盟」の

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日本での10.13アクションに連帯してパリ日本大使館前にて抗議行動 Fwd: Action In front of the Japanese Ambassy in Paris on the 13h October 2012, at 3. p.m Against the re-start of reactors in Japan – For the immediate stop to nuclear power worldwide

著者: 泉かおり

泉です。 日本での10月13日の再稼働反対デモに連帯して、パリでも同日、日本大使館前にて抗議行動があります。 Dear Kaori, For your information . Thank you to dissima

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「日中韓の共同体」構想を提言 -毎日新聞「記者の目」に想うこと-

著者: 安原和雄

毎日新聞の「記者の目」に人目を引く主張が掲載された。国境を越える共同体、欧州連合(EU)に学んでアジアの日本、中国、韓国の3カ国も共同体作りに乗り出せ、という提言である。 提唱者の記者自身、「日中韓共同体は夢物語と思うだ

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「福島原発事故の生物学的影響」 論文報告会のお知らせー愛知大学と名古屋YMCAにて 10月12日と13日

著者: 泉かおり

泉です。拡散お願いします。 先日、福島のシジミ蝶の奇形と、福島の高線量地域で採取した(シジミ蝶の餌である)カタバミの葉を与えられた沖縄採取の蝶の奇形に関する論文が、米の科学雑誌「Nature」に掲載され、世界各国では大き

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子安宣邦 on Twitter 10月6日─領土問題、東アジアの新たな〈平和〉、戦後的体制の転換

著者: 子安宣邦

10月6日 TBSのサンデーモーニングをわりあいよく見ている。国際問題などについての自分の考えをまとめる上で参考になる。領土問題をめぐる今朝の議論は、緊迫的停滞といった現状通りに議論も停滞していた。諸論家も匙を投げたとい

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若い人に戦争の惨禍を訴え続けて -元女子学院院長・大島孝一さんを偲ぶ-

著者: 岩垂 弘

 また1人、ひたすら反戦平和のために生きた人が逝った。大島孝一さん。元女子学院院長。領土問題の緊迫化とともに集団的自衛権の行使や憲法改定を声高に叫ぶ政治家がにわかに台頭しつつある今、私たちは今こそ大島さんの訴えに耳を傾け

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イギリス 花もよう 人もよう ── あべ菜穂子の花エッセイ 「戦争とポピー」

著者: あべ菜穂子

ポピーはイギリスでは、戦没者慰霊の花である。 毎年秋になると、街の人たちがいっせいに、赤いポピーの造花を胸につける。首相、国会議員、テレビキャスター、登下校する子どもたち。老若男女がみな、ポピーを買って、胸に飾る。その光

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北京秋天の「日章旗」 ―1956年10月6日―

著者: 半澤健市

《会場へ突然現れた毛沢東》 1956年10月6日朝、北京は晴天であった。 ソ連技術者が建設した「蘇聯展覧会館」という建物の正面に「日本商品展覧会」の文字、日章旗と五星紅旗(各縦3メートル、横5メートル)が掲示されていた。

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子安宣邦 on Twitter 9月12日〜9月30日 ──尖閣問題、「中国論を読む」、「歎異抄の近代」、中国の公民的要求 

著者: 子安宣邦

9月30日 「過ちては改むるに憚ること勿かれ。」世界中から指弾されない中に、早々に改めることだ。野田のしたことは中国だけではない、国際的状況を見誤った行為だ。われわれの生活を不安定にさせた罪は大きい。 〈中国の衝撃〉をも

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日本には米中覇権戦争を防ぐ役割が -日中間の破局を考える(下)-

著者: 伊藤力司

尖閣諸島をめぐる日中間の棚上げ方式が機能しなくなった背景には、中国の経済・軍事大国化という事情もある。大国化した中国は、1840年のアヘン戦争で大清帝国が大英帝国に敗れて以来、170年もの屈辱の歴史から脱しつつある。その

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日本側の無思慮で「棚上げ」方式が瓦解 -日中関係の破局を考える(上)-

著者: 伊藤力司

野田内閣が9月10日尖閣諸島の国有化を閣議決定したことで、中国で反日デモの嵐が吹き荒れた。日中国交回復40年を祝うべき記念の年に、日中関係はこの40年間で最悪の事態を迎えている。暴徒化したデモ隊が日系大型店に乱入して破壊

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ハシズムは公務員労働組合の殲滅と、日本のあらゆる労働運動潰しを狙っている  ― 大阪市の「職員の政治的行為の制限に関する条例」など三条例の驚くべき内容 ―

著者: 青木茂雄

一.すべては2011年11月27日に始まった 2011年11月27日、あの大阪のダブル選挙の日の夜、その類い稀なる扇動力( それは白を黒と信じ込ませる能力にほかならず、宗教的な扇動者か職業的な詐欺師の能 くする所である)

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イギリス 花もよう 人もよう ── あべ菜穂子の花エッセイ

著者: あべ菜穂子

オリーブの木とチンツィアの思い出(2012/09/29) ロンドンでは街路樹が色づきはじめ、すっかり秋の気配です。夏が過ぎていく風景には、さびしさが漂います。秋が深まれば、落ち葉の季節となり、緑の景色にしばらく別れを告げ

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