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本文を読むカルチャーの執筆一覧
二十世紀世界文学の名作に触れる(49) 『狭き門』のジッド――美しいもの、弱いものへの共感
著者: 横田 喬フランスの作家アンドレ・ジッドは、旧ソ連邦とローマ教皇庁から等しく忌避された珍しい文学者だ。その代表作『狭き門』の題名は、新約聖書(マタイ伝)にある「力を尽くして、狭き門より入れ。滅びに至る門は大きく、その路は広く、之
本文を読む屋上菜園瓦版号190号/コ ロ ナ 第 8 波 , 感 染 者 増 加
著者: 中瀬勝義https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2022/12/b1e01160e37e94ad77d329262f03ce49.pdf 〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://w
本文を読む二十世紀世界文学の名作に触れる(48) ジッドの『狭き門』――大胆不敵な愛と心理洞察
著者: 横田 喬フランスの作家アンドレ・ジッド(1869~1951)は1947年、ノーベル文学賞を受けた。授賞理由は「人間の問題や状況を、真の大胆不敵な愛と鋭い心理洞察力で表現した、包括的で芸術的に重要な著作に対して」。その代表的な著
本文を読むリハビリ日記Ⅴ 27 28
著者: 阿部浪子27 石川すずのこと 猛暑から解放された昼下がり。ウエルシアへ買い物に行く。サチコさんの小さな畑には、色とりどりの花が咲いている。彼女の愛情が伝わってくる。しばし見とれていた。オータムクロッカスの花が地面にせいぞろい。
本文を読む二十世紀文学の名作に触れる(47) 『百年の孤独』のガルシア・マルケス――欧米では「魔術的リアリズム」と激賞
著者: 横田 喬南米コロンビアのノーベル文学賞作家ガルシア・マルケスの代表作『百年の孤独』は、欧米の文壇で「魔術的リアリズム」と激賞され、驚異的なヒット作となった。日本でも大江健三郎や中上健次らの現代作家たちに少なからぬ影響を与え、話
本文を読む二十世紀文学の名作に触れる(46) ガルシア・マルケスの『百年の孤独』――奇矯な叙述に彩られた世にも不思議な物語
著者: 横田 喬1982年にノーベル文学賞を受けた南米コロンビアの作家ガルシア・マルケス(1928~2014)の代表作『百年の孤独』は欧米の評論家が「マジック・リアリズム」と激賞したベストセラー小説だ。人の怨霊が祟ったり、死者が再生~
本文を読むささや句会 第85回 2022年10月20日 木曜日
著者: 公子一筋に延びゆく潮目鳥渡る 丑山孝枝 鬢白き弟と会ふ良夜かな 奥野 皐 三國志の古地図を辿る夜長かな
本文を読む屋上菜園瓦版号189号/コ ン ニ ャ ク が 育 ち ま し た !
著者: 中瀬勝義https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2022/11/f8fcdcbaeba555ebbaeb0fa566d7b9d2.pdf 〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://w
本文を読む「地球の上で」
著者: 出町 千鶴子今宵は嬉しや 可惜夜(あたらよ)の 未来を望いて遊ぶ 月と風 月が笑えば うさぎも跳ねる 初出 :「リベラル21」より許可を得て転載http://lib21.blog96.fc2.com/ 〈
本文を読む庭つくり前書き
著者: 会澤伸憲https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2022/10/73e4773b7fcaf7c25d66a87c33e4f190.pdf 〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 https:/
本文を読む田端文士村散歩へ~初めての田端駅下車
著者: 内野光子土曜10月22日は、秋晴れの予報だったが、すっきりしないものの、出かけることにした。久しぶりの東京、池袋育ちながら、田端には降りた記憶がない。国鉄の操車場のイメージである。北口を出ると、左手に高い陸橋、ほぼ正面に、曲線
本文を読む書評 『日本近代文学の潜流』(大和田茂・著 論創社・刊)
著者: 阿部浪子大和田茂の長年にわたる研究成果が本書である。大杉栄も小林多喜二も登場するが、本命はやはり、埋もれているプロレタリア作家たちへの検証であろう。 大正期から昭和初期にかけて活躍した、平澤計七、新井紀一、中西伊之助、宮地嘉六、
本文を読む二十世紀文学の名作に触れる(45) 『サンクチュアリ』のフォークナー ―― アメリカ文学を世界の檜舞台に引き上げた功労者
著者: 横田 喬1949年にノーベル文学賞を受けたウィリアム・フォークナー(1897~1962)は、ほぼ同世代のヘミングウェイと並び称される二十世紀アメリカ文学の巨匠だ。ヘミングウェイが海外で精力的に活動~戦争や冒険などを執筆テーマに
本文を読む二十世紀文学の名作に触れる(44) フォークナーの『サンクチュアリ』――世にも恐ろしい暗黒の物語
著者: 横田 喬米国南部ミシシッピ州生まれの作家フォークナー(1897~1962)は1950年、ノーベル文学賞を受けた。表題の作品『サンクチュアリ』は31年に著された小説で、それまで無名だった彼の名を一躍有名にした出世作でもある。サン
本文を読む二十世紀世界文学の名作に触れる(43) 『神々は渇く』のアナトール・フランス――精細な史料調査に腐心
著者: 横田 喬「悪は必要だ。もし悪が存在しなければ、善もまた存在しないことになるから」。アナトール・フランスの箴言は、この作家が冷めた人間通だったことを証す。私は彼の代表作『神々は渇く』を精読。その精緻な筆致に感嘆し、作家というより
本文を読むリハビリ日記Ⅴ 25 26
著者: 阿部浪子25 犬塚せつ子のこと ウエルシアへ買い物に行く。シオトンボが低空飛行している。後ろ姿を追いかけた。と、ケイトウが目にとびこんできた。えんじ色の花たちが歩道のほうを見つめている。幼少のころからなじんだ平凡な花たちだ。
本文を読む二十世紀世界文学の名作に触れる(42) アナトール・フランスの『神々は渇く』――フランス革命の真実を探求
著者: 横田 喬フランスの作家アナトール・フランス(1844~1924)は1921年、ノーベル文学賞を受けた。授賞理由は「格調高い様式、人類への深い共感、優美さ、真なるガリア人気質からなる作風による、文学上の輝かしい功績が認められた」
本文を読む屋上菜園瓦版号188号/ 気 候 危 機 ? 収 穫 は 最 小 !!
著者: 中瀬勝義https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2022/10/0ddd20076d242550590d73f7e057c2b0.pdf 〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://w
本文を読む二十世紀世界文学の名作に触れる(41) 『詩集』のパブロ・ネルーダ ――抑圧された人民を勇気づける熱血詩人
著者: 横田 喬ネルーダは詩人にして外交官、かつ後半生では政治家に転じ、上院議員として大統領候補(共産党)にまでなった。波乱万丈の人生で、指名手配~地下生活を送ったこともある。が、本業はあくまで詩作。伝統詩、ヘルメス主義(神秘主義的な
本文を読む二十世紀世界文学の名作に触れる(40) パブロ・ネルーダの『詩集』――20世紀最大のスケールと豊穣さ
著者: 横田 喬南米チリが生んだ詩人パブロ・ネルーダ(1904~73)は71年、ノーベル文学賞を受けた。 授賞理由は「一国の大陸の運命と、多くの人々の夢に生気を与える源となった、力強い作品に対して」。「20世紀最大のスケールと豊穣さ
本文を読む『菊池和子 写真絵本原画展「私はあいちゃんのランドセル」』2022/10/7(金)〜30日(日)金土日・12:00-17:00 観覧無料
著者: 高尾裕子ーーイベント情報テキストーー 『菊池和子 写真絵本原画展「私はあいちゃんのランドセル」』2022/10/7(金)〜30日(日)金土日・12:00-17:00 観覧無料 ●菊池和子写真絵本原画展「私はあいちゃんのランドセル
本文を読むささや句会 第83回 2022年 8月20日 土曜日
著者: 公子日雷しづかに人の死を怒る 丑山霞外 片足は宙に浮いたる茄子の牛 新海泰子 松葉ボタン庭を彩るチアリーダー 新海あすか 水
本文を読む二十世紀文学の名作に触れる(39) 『ビラヴド』のトニ・モリスン――「カラー主義」と「他者化」のからくりを鋭く糾弾
著者: 横田 喬社会の分断やヘイト運動が世界中で問題化して久しい。人々は何故「よそ者」を作り出し、排除や差別をしてしまうのか。アフリカ系米国人初のノーベル文学賞作家トニ・モリスンは、そんな「他者化」のからくりを考察。講演や著述を通じ、
本文を読む二十世紀文学の名作に触れる(38) トニ・モリスンの『ビラヴド』――現代の米国社会に対する深い考察
著者: 横田 喬1993年、トニ・モリスンはアフリカ系米国人として初めてノーベル文学賞を受けた。授賞理由は「先見的な力と詩的な重要性によって特徴付けられた小説で、アメリカの現実の重要な側面に生気を与えたこと」。受賞作の小説『ビラヴド』
本文を読む屋上菜園瓦版号187号/関東大震災 100 周年 災害大国から防災大国に 人のつながりが必須!!
著者: 中瀬勝義https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2022/09/cf35c682f3e9a807dafad6f891d86f7d.pdf 〈記事出典コード〉サイトちきゅう座h
本文を読む時流に漂弄される儚い定め
著者: 合澤 清書評:『虚栄の市』サッカレ作 三宅幾三郎訳(岩波文庫1939/71)全6冊 *この翻訳は非常な名訳であるが、なにぶんにも改訳されないまま17刷(32年間)まできているため、今のわれわれには、少々「古めかしすぎる」言い回し
本文を読む二十世紀文学の名作に触れる(37) 『ニルスのふしぎな旅』のセルマ・ラーゲルレーヴ――自然保護の大切さを説いた先見性
著者: 横田 喬(上)(下)二巻、一千頁を超える長尺の物語の中で、私は第十九章「大きな<鳥の湖>」の内容にとりわけ胸を衝かれた。スウェーデン中南部にある小規模の湖(トーケルン湖)の干拓をめぐる挿話だが、眼力に富む女性作家は百年以上も昔
本文を読むささや句会 第82回 2022年 7月20日 水曜日
著者: 公子包丁に一瞬はずむ茄子の紺 奥野 皐 商店街抜けて売り家の茂りかな 中代曜子 心太何か忘れてゐるやうな 丑山孝枝 あを
本文を読む二十世紀文学の名作に触れる(36) ラーゲルレーヴの『ニルスのふしぎな旅』――スウェーデン児童文学の古典
著者: 横田 喬セルマ・ラーゲルレーヴ(1858~1940)は1907年、スウェーデン人として、また女性として初めてノーベル文学賞を受けた。授賞理由は「その著作を特徴付ける崇高な理想主義、生気溢れる想像力、精神性の認識を称えて」。受賞
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