更紗裁つ一直線に夏来る 中代曜子 夏の月能登に伝はる夜叉の面 丑山孝枝 竹皮を脱ぐ曾良芭蕉草鞋脱ぐ 守屋明俊 ほう
本文を読むカルチャーの執筆一覧
アレクサンドロス大王とはどういう人物だったのか-『プルターク英雄伝』から
著者: 合澤 清『プルターク英雄伝』(9)プルータルコス著 河野与一訳(岩波文庫1956・1972) 最初に、著者(プルータルコス)について簡単に紹介する。 「プルータルコス/ボイオーティアーにあるカイローネイアの人。トラ
本文を読む江東自転車エコライフ通信203号/仙台堀川公園、旧中川沿い を走りました。
著者: 中瀬勝義https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2022/07/b90bf2f912dd6a4c635e2d71d8b40905.pdf 〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 https:/
本文を読む辺見庸Ⅵ―わたしの気になる人⑯
著者: 阿部浪子「スナ」さんとは? いったいどんな人物だろう。「辺見庸ブログ」によく登場する。とても気になる存在なのだ。 40歳前の独身男性か。「けふも一生懸命はたらいている」。ときおり、辺見さんの部屋をおとずれては、ケーキやアイス
本文を読む江東自転車エコライフ通信 号外35号
著者: 中瀬勝義https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2022/06/9d502dce9c0b359244fa7a5d772f3b0a.pdf 〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 https:/
本文を読むささや句会 第80回 2022年 5月20日金曜日
著者: 公子桜蕊降るや軍馬の慰霊塔 新海あぐり 好取組さばく行司の夏衣装 奥野 皐 踏切の音の高らか立葵 中代曜子 母
本文を読む戦時下に、ひたすら家族を歌い、房総の地を詠み続けた伯父がいた~若くして、病にたおれた無念を思う(1)(2)
著者: 内野光子戦時下に、ひたすら家族を歌い、房総の地を詠み続けた伯父がいた~若くして、病にたおれた無念を思う(1) 昭和十一年 大利根の曲りて廣く見ゆるところ浚渫船は烟ながしぬ(佐原短歌誌抄) まばゆくてま向かひがたき入りつ日にしばし
本文を読む『喜べ、幸いなる魂よ』(佐藤亜紀)~フランドル地方が舞台と知って
著者: 内野光子近年、めったに小説など読むことはないのだが、主人公がフランドル地方のゲント(現地の読み方がヘントらしい)のベギン会の修道院で暮らす女性と知って、読み始めた。というのも、すでに20年も前のことなのだが、2002年の秋、ブ
本文を読む二十世紀文学の名作に触れる(31) 『ブリキの太鼓』のギュンター・グラス――現代ドイツ最大の社会派作家
著者: 横田 喬中学一年の際に第二次世界大戦の幕開けを経験したギュンター・グラスはドイツ敗戦の直前、十七歳の少年兵として東方国境の最前線へ送られた。文字通り九死に一生を得る極限状況を体験し、戦後のドイツで良心的な社会派作家として不動の
本文を読む精神心理学とポオの小説に見る「影の世界の不気味さ」
著者: 合澤 清書評:『黒猫、モルグ街の殺人事件、他五篇』ポオ作 中野好夫訳(岩波文庫) 気分休めにと思って図書館からE.A.ポオの短編集(中野好夫訳 岩波文庫1978/2014)を借りてきた。ポオを読むのは何十年ぶりであ
本文を読む二十世紀文学の名作に触れる(30) ギュンター・グラスの『ブリキの太鼓』――読者を仰天させる新奇な物語(下)
著者: 横田 喬1941年秋、ドイツ軍はモスクワ西方の戦線でロシア軍を相手に泥沼に落ち込んだ。十七歳の僕オスカルもまた、視界不明でもがいていた。そんな僕に「世界市民」の看板を掛けさせるよう導く教師たる小人の道化者べブラ師が立ち現れる。
本文を読む二十世紀文学の名作に触れる(29) ギュンター・グラスの『ブリキの太鼓』――読者を仰天させる新奇な物語(上)
著者: 横田 喬1999年にノーベル文学賞を受けた現代ドイツ最大の作家ギュンター・グラス(1927~2015)の代表作が表題の『ブリキの太鼓』だ。59年に発表(処女作)され、作家としての地位を確立した同作は文庫版(集英社:訳・高本研一
本文を読む江東屋上菜園瓦版183号/野 菜 が 成 長 し 始 め ま し た !
著者: 中瀬勝義https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2022/06/85c234ad17ecd9fa8699fcc243c74f5b.pdf 〈記事出典コード〉サイトちきゅう座
本文を読むささや句会 第79回 2022年 4月20日水曜日
著者: 公子道具屋の硝子の引戸春の雷 丑山孝枝 ふらここや跳んで着地は自由の地 新海泰子 鞦韆を降りる手のひら鉄鎖の香 川瀬範子 平家
本文を読むリハビリ日記Ⅴ ⑲⑳
著者: 阿部浪子⑲ 女性史研究家、隅谷茂子のこと 先方からあまい香りが漂ってくる。おやっ、こんな所に。低いブロック塀の上部に白いジャスミンの花が咲いている。清らかで、優美である。 先週、「健康広場」の大瀧先生が歩行訓練中に〈スピード
本文を読む江東自転車エコライフ通信202号/第 202 回 楽しく自転車で走る会 お 江 戸 深 川 散 歩
著者: 中瀬勝義第 202 回 楽しく自転車で走る会 お 江 戸 深 川 散 歩 を紹介します。 https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2022/05/722248e0664e83d6977d1
本文を読む白井聡講演会:「戦後秩序の展開」/6.11 三原リージョンプラザ第2研修室
著者: 古賀暹ロシアがウクライナへ侵攻しています。 まずは、その争いを終わらせないといけない。 そして、日本も周辺国との間で同じような争いをおこしてはいけない。 その思いかから、この分野について深い見識をもった白井聡さん
本文を読むささや句会第78回 2022年 3月20日 日曜日
著者: 公子卒業や遥かな知へのひとり旅 小宮桃林 嫁菜飯長押に並ぶ遺影かな 丑山孝枝 戦火迫るリビウの露店のチューリップ 小宮桃林 おだやかな日や草
本文を読むささや句会 第77回 2022年 2月20日日曜日
著者: 公子春寒やキエフの広場の花時計 新海泰子 疾く生きて春塵となる命かな 小宮桃林 春の闇薄目の猫をそっと撫で 中代曜子 春耕
本文を読む二十世紀文学の名作に触れる(28) 『武器よさらば』のヘミングウェイ――戦争の非人道性を文学者として厳しく告発
著者: 横田 喬ヘミングウェイほど行動的な作家は珍しい。第一次大戦に赤十字要員として従軍~負傷。スペイン内戦や第二次大戦にも従軍記者として参加した。彼が一貫して描いたのは、戦争というものが本質的に孕む悪である。現今のプーチン・ロシアに
本文を読む二十世紀文学の名作に触れる(27) ヘミングウェイの『武器よさらば』――人が生きていくことの不条理と戦争による人間性の破壊
著者: 横田 喬米国シカゴ近郊生まれの作家アーネスト・ヘミングウェイ(1899~1961)は1954年、ノーベル文学賞を受けている。表題の作品『武器よさらば』は29年に刊行された代表作の一つ。人が生きていくことの不条理をとことん見据え
本文を読む屋上菜園瓦版182号/ は な と み ど り が 元 気 で す !
著者: 中瀬勝義https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2022/05/3445a0229002f2ec8641a0fca163c775.pdf 〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 https:/
本文を読むリハビリ日記Ⅴ ⑰⑱
著者: 阿部浪子⑰ 八木秋子と永島暢子のこと 春の青空は澄んで、はてしなく広がる。 〈タマエさん、この花なんていうの?〉ホソバの木の下にひっそり咲いた青紫色の花。白色も混じっている。〈ルビナスですよ〉別名、のぼりフジ。上にむかって咲
本文を読む江東自転車エコライフ通信201号/ 木場公園・先年の森・牡丹園
著者: 中瀬勝義https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2022/04/48117162ebd108cd1efb34d742388dd4.pdf 〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://w
本文を読む佐藤忠男を悼む 100人の外交官を必要とする今
著者: 半澤健市映画評論家佐藤忠男氏(以後敬称略)が3月17日に亡くなった。享年91歳だった。 60年前に短期間、私は佐藤忠男と個人的接触をしたことがある。個人誌『映画史研究』の読者でもあった。私は、以来敬愛の念をもってその言動に注
本文を読むわれわれの時代と佐藤忠男
著者: 川弾降雄佐藤忠男さんが亡くなられた。1930年のお生まれだが最後まで現役を貫かれた。これまで40年以上にわたり佐藤さんの映画評論をずっと愛読してきたが、「日本映画思想史」など傑作と呼ばれる数多くの著作からいろいろなことを学んだ。
本文を読むお江戸舟遊び瓦版号外5号/フジが咲き始めました 温暖化でしょうか
著者: 中瀬勝義フジが咲き始めました 温暖化でしょうか https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2022/04/4b60516810cd81dd5f2ca0b63c4cc6bd.pdf 〈記事出典
本文を読む二十世紀文学の名作に触れる(26) 『幸福論』のラッセル――レーニンの危険な体質を見破った慧眼の哲人
著者: 横田 喬1950年にノーベル文学賞を受けた英国の哲学者バートランド・ラッセル(1872~1970)は一風変わった慧眼の持主だった。革命が成就した直後のソ連を英国の左翼運動の仲間たちと訪問。レーニンと会見し、その危険な体質を見破
本文を読むリハビリ日記Ⅴ ⑮⑯
著者: 阿部浪子⑮ 鷹野弥三郎のこと ナノハナはどこから眺めても、人の気持ちを明るくさせる。春をよぶ黄色い花。リハビリ教室「健康広場」の帰り道、介護士の水谷先生が車をゆっくり畑のそばを走らせた。ふと脳裏に、東武東上線にそって咲いたナノ
本文を読む二十世紀文学の名作に触れる(25) ラッセルの『幸福論』――平和運動に体を張った哲学者の「幸福とは」の問いかけ
著者: 横田 喬英国の哲学者バートランド・ラッセル(1872~1970)は平和運動と関わった人間には馴染み深い。核兵器廃絶や米国のベトナム戦争反対などの活動を果敢に展開。89歳の身で核兵器反対の座り込みを指揮し、警察に七日間拘留された
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