三十年余にわたり、ロシアなど旧ソ連圏の国々との草の根の親善交流に尽くしている。特技は生け花・茶道・墨絵・造園。華奢な体で楚々とした物腰。八十路を迎え、なお色香が漂う。めったにいないフシギな女性だ。 五十四歳でロシアへ
本文を読むカルチャーの執筆一覧
リハビリ日記Ⅳ 29 30
著者: 阿部浪子29 平野謙の持論 ナスには紫色の花が咲く。人の心を落ちつける色だ。スイカには? 黄色い花ではなかったか。何十年も見かけていない。 隣家に回覧板をとどける。手に洗面器をもったりえこさんが話しかけてくる。〈カラスにねぇ
本文を読む私が出会った忘れ得ぬ人々(24) 下保昭さん――冒険あるのみですよ
著者: 横田 喬一昨年に肺癌のため九十一歳で亡くなり、この八月七日が三回忌に当たる。水墨を主とする日本画家だが、言行一致の稀に見る潔い人だった。「画壇の腐敗」を糾弾して日展を飛び出し、独立。ヘリコプターを駆使して普賢岳噴火口の危険なス
本文を読む私が出会った忘れ得ぬ人々(23) 草野心平さん――みんなが庶民が僕の理想
著者: 横田 喬「蛙の詩人」こと草野心平さんは、真に楽しく愉快な人だった。御齢ちょうど八十歳になる三十五年前、東京・東村山市のご自宅を訪問。その絶妙な話術に、腹を抱えて爆笑した。氏が二十代後半の昭和六(一九三一)年のこと、赤貧洗うがご
本文を読む屋上菜園瓦版160号/コロナ禍をチャンスに 屋上菜園推進を!
著者: 中瀬勝義コロナ禍をチャンスに 屋上菜園推進を! https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2020/06/8171a0dfdad3049037f9c170e693bfeb.pdf 〈記事出典
本文を読む私が出会った忘れ得ぬ人々(22) 荻村伊智朗さん――国際平和に少しでも尽くせれば光栄
著者: 横田 喬新型コロナ禍でくさくさしている。気分転換に、スポーツを話題にスカッとしたい。荻村伊智朗さんは現役当時は卓球の世界チャンピオンに度々輝き、先の大戦敗戦で打ち沈む日本社会に光明をもたらした人だ。引退後はスポーツの指導者とし
本文を読むリハビリ日記Ⅳ 27 28
著者: 阿部浪子27 八木秋子の母子福祉 古井戸の周りにドクダミの花が咲いている。わが家の昔からの変わらぬ風景だ。ドクダミの白い花には、ナツミカンの白い花のような可憐さはない。粗野な感じがする。ドクダミは、生育の盛んな薬草でもある。草
本文を読む「地球の上で」
著者: 出町 千鶴子DANSE DANCE DANSE 会議は踊りつづけて 初出:「リベラル21」より許可を得て転載http://lib21.blog96.fc2.com/ 〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://www.chiky
本文を読む江東自転車エコライフ通信 号外33号/第17回 身近な水環境の全国一斉調査
著者: 中瀬勝義第17回 身近な水環境の全国一斉調査 2020 に参加しました。 https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2020/06/fa24b65a366ab344bc01779868a6
本文を読むささや句会 第56回 2020年5月25日月曜日
著者: 公子五月闇象牙の牌の音響き 合沢舞祥 種芋の安らかなりし窪みかな 新海あぐり 囚はれの姫になりきりレース編む
本文を読む私が会った忘れ得ぬ人々(21) 長嶺ヤス子さん――私には神がかりな何かがあるの
著者: 横田 喬世の中には、なんとも不可思議な人がいるものだ。会津地方の山中で長年百匹以上ものネコを飼い続け、前衛舞踊の公演は都内で年に二度ばかり。八十代半ばの今なお現役というのも凄いが、暮らしは一体どう立てているのか、首をひねりたく
本文を読む江東屋上菜園瓦版159号/コロナ禍をチャンスに 家族農林漁業推進!
著者: 中瀬勝義「コロナ禍」で 屋上菜園大賑わい! https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2020/05/7b2d9f689bcbdc07131be35ea07367fb.pdf 〈記事出典コー
本文を読む世界が感染症の脅威に晒されている今、「自分に何ができ、何をすべきだろうか…?」
著者: 藤田泉春洵 藤田泉 作 今年1月、中国武漢から発したと云われる「新型コロナウイルス」が三か月余りを過ぎ、全世界にその猛威を振るい
本文を読むリハビリ日記Ⅳ 25 26
著者: 阿部浪子25 八木秋子の後日譚 さちこさんちの庭は、いま春たけなわである。色とりどりの花たちが咲ききそっている。赤いバラに白いバラ。コントラストがひときわ鮮やかだ。その傍らに、つつましやかなシャクヤクの花。立てばシャクヤク 座
本文を読む青春の書としての『資本論』
著者: 川端秀夫資本論は私にとって青春の書である。「資本論を読んでいない頭は子供の脳である(中江丑吉)」という意見もあるくらいだが、すくなくとも私にとって資本論は青春の書であったし、いまでもその認識は変わらない。 一年間の
本文を読む「地球の上で」
著者: 出町 千鶴子みなさん、お元気ですか。 4月8日の夜、大きさが今年一番という満月を観ました。冴えわたる蒼い夜空に大きな金貨が1枚、輝く光の尾が四方八方に遠く伸びていて中世の絵を見ているようで胸がわくわくとしました。 この頃、朝日
本文を読むリハビリ日記Ⅳ 23 24
著者: 阿部浪子23 平林たい子の傑作 新座中央通りも、新緑の季節をむかえているだろう。小説家、堀辰雄もめでた、白いコブシの花たち。清楚な姿が目にうかんでくる。志木駅前から新座市役所へつづく20メートル通りが新設されたときから、わたし
本文を読む屋上菜園瓦版158号/コロナ禍をチャンスに 家族農林漁業推進!
著者: 中瀬勝義https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2020/04/85d85e4462df5d4356bff7599e1f17a9.pdf 〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://w
本文を読む江東屋上菜園瓦版号外/フジが満開一歩前!
著者: 中瀬勝義フジが満開一歩前! 自然は元気です。 https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2020/04/fd420cbe60174c6f449c064086945131.pdf 〈記事出典コ
本文を読むリハビリ日記Ⅳ 21 22
著者: 阿部浪子21 2月20日は小林多喜二の命日 あれっ、カワヅザクラだ。遠目にもはなやかで、うつくしい。つえをカタカタさせて、わたしはそのそばまでたどりつく。ソメイヨシノよりも早咲きのサクラである。のりひこさんが河津町で買ってきた
本文を読む自転車エコライフ通信188号/区内の桜を巡りました
著者: 中瀬勝義https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2020/03/2f5e55504c6748ee37db6480405f39f1.pdf 〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://w
本文を読むささや句会 第55回 2020年2月27日木曜日
著者: 公子キッチン・ロッソ にて 評者 新海あぐり 紅梅や傷ついた風景(けしき)の向うに 津島佳子 ・傷ついた風景は福島でした。まもなく九年目の3・11. &nb
本文を読む江東自転車エコライフ通信187号/木場公園・皇居 東御苑と靖国神社の観梅
著者: 中瀬勝義木場公園 ・皇居 東御苑 と靖国神社の観梅を行いました。 https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2020/03/e381b0bd92810fe69244603549087e50.
本文を読む私が会った忘れ得ぬ人々(18) 岡本太郎さん――真の芸術には嫌ったらしさが要る
著者: 横田 喬私は月に一度は渋谷経由で都心に出るが、気が向くと渋谷のJR駅~井の頭線駅の連絡通路に寄る。かの前衛美術家・故岡本太郎氏が制作した壁画『明日の神話』と対面し、その精気に触れたいからだ。高さ五・五㍍、幅三十㍍(制作時は三十
本文を読むこねこねこねこ
著者: 出町 千鶴子ねる子は育つ すくすく育つ おかあさんの鼓動は カナリアさんも歌うゆりかごのうた おかあさんのおなかはふかふかのおっぱいの匂ひ 万福満天の夢をみる (タイトルの「こねこねこねこ」は後ろから読んでも「こねこねこねこ」)です
本文を読むリハビリ日記Ⅳ ⑲⑳
著者: 阿部浪子⑲作家、佐川光晴さん おりからの強風で、ウメの白い花びらが舞いながら散っている。今年も昨年とおなじ老木から咲きはじめた。浜松特有の強風の音は、来る日も来る日も、鳴りやまない。ぼろ家をガタピシャ、ガタピシャと打ってくる。
本文を読むウイルス騒動に哲学者の狂歌
著者: 加藤尚武ウイルス騒動の毎日が、哲学者の頭にはわずらわしく、憂さ晴らしの狂歌など詠んでいます。 ウイルス軍は、武漢鎮圧なしとげぬ。おごれるヒトは久しからずや。 ドライバーは無口に限る。談論風発ウイルスを撒く。 屋形船、無病を願う乾
本文を読む世代交代の戦いが続く男女プロテニス -錦織世代の終戦
著者: 盛田常夫全豪オープンテニスが終わった。女子は予想外の決勝戦となり、今回もまたグランドスラム大会の新しいチャンピオンが生まれた。2017年以降、この全豪大会までの4大大会各年の女子優勝者はすべて異なる選手となった。もっとも、大坂
本文を読むささや句会 第54回 2020年1月23日木曜日
著者: 公子キッチン・ロッソ にて 評者 新海あぐり オリオンを見上ぐる息子帰省の夜 奥野 皐 ・息子と二人オリオンを見上げるロマンチックな帰省の夜。 月光に門松の芯伸びゆけり
本文を読むお江戸舟遊び瓦版725号/千葉沿岸小型漁船漁協合同新春のつどい
著者: 中瀬勝義「2020年JCFU/ 千葉沿岸小型漁船漁協合同新春のつどい」 を紹介します。 https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2020/02/6a222960fd8f051130838c
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