第37回江東区民まつり中央まつり 江東区助け合い活動連絡会第11回研究会「若者・中高年の引きこもり」 を紹介します。 https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2019/10
本文を読むカルチャーの執筆一覧
翻訳されたベンヤミンについて
著者: 川端秀夫1 林完枝氏の論文『「翻訳者の使命」について』(註1)の抜刷がいま私の手元にある。秀逸な論考との評を聞き及んで知人を通じて手に入れたのだ。林氏の論文はベンヤミンの「翻訳者の使命」という文章の読解をその出発点として、諸時代
本文を読むリハビリ日記Ⅳ ⑪⑫
著者: 阿部浪子⑪里村欣三のでかい口 空にむかって、ピンク色のムクゲの花が咲いている。早朝の散歩道だ。木の花はうつくしい。いつ見ても。どの花も。 ついでにファミリーマートに行く。新発売の「焼おむすび」と「北海道ポテトサラダ」と新聞を
本文を読む私が会った忘れ得ぬ人々(13) 中田正一さん――生命系こそが地球の救世主となる
著者: 横田 喬三十年余り前、取材を通じて知り合った元農林技官・農学博士の海外援助指導者、中田正一氏に私は深く傾倒した。人間的に強く惹かれ、いつか自然に「先生」と呼ぶようになった。取材相手と接触を密にし、師と仰いだのは後にも先にもこの
本文を読む明るい反戦小説に私は泣いた ― 書評 飯島敏宏著『ギブミー・チョコレート』(角川書店) ―
著者: 半澤健市《ウルトラマンの監督が書いた昭和の本郷》 本書のオビにいくつかの惹句が書いてある。 ■「少国民」と呼ばれた、ごく普通の子どもたちの物語。 ■僕たちは、歌い、笑い、未来を見ていた。 ■『ウルトラマンQ』、『ウルトラマン』
本文を読むジョージア映画「聖なる泉の少女」を見る
著者: 宇波 彰去る2019年9月27日に,私はザザ・ハルヴァシ監督のジョージア・リトアニア合作映画「聖なる泉の少女」(2016年)を東京神田神保町の岩波ホールで見た。タイトル通りの映画で、「聖なる泉」を守っている一人の「少女」の物語
本文を読む江東自転車エコライフ通信182号
著者: 中瀬勝義佐野まちの駅を巡りました。 https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2019/10/76b980a85ee95c5baf2d50fe5f514438.pdf 〈記事出典コード〉サイ
本文を読むオスコウイ監督のイラン映画「少女は夜明けに夢をみる」を見る
著者: 宇波彰去る2019年9月3日に、私はメヘルダード・オスコウイ監督のイラン映画「少女は夜明けに夢をみる」(2016年)を試写で見た。非行・犯罪を犯したために収容(監禁)されている少女たちをドキュメンタリー的に写した映画である。
本文を読むリハビリ日記Ⅳ ⑨⑩
著者: 阿部浪子⑨半藤末利子の『漱石夫人は占い好き』 雑草に混じって、1つ黄色い花が咲いている。名前不詳。身のたけ10センチもない。けなげだ。今夏は猛暑のせいか、わが庭には雑草が一面にはびこっている。むさくるしい。昨夏には見られなかっ
本文を読むお江戸舟遊び瓦版 697号
著者: 中瀬勝義山本耕平 「トイレがつくるユニバーサルなまち」 イマジン社19.6.20 を紹介します。 なくてはならないトイレの話です。 https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2019/09/
本文を読む桜井哲夫『世界戦争の世紀』を読む
著者: 宇波彰桜井哲夫の『世界戦争の世紀』( 平凡社, 2019 )がついに刊行された。「ついに」というのは、この著作は、800ページを超える大著だからである。これは実に多くの意味で「重い」著作である。著者は本書の序章に当たる「開幕
本文を読む映画「テルアビブ オン ファイア」を見る
著者: 宇波彰去る2019年8月28日に、私はサメフ・ゾアビ監督のイスラエル・ベルギー・ルクセンブルグ・フランス合作映画「テルアビブ オン ファイア」(2019年)を試写で見た。イスラエルの都市テルアビブに住むパレスチナ人の男が、仕
本文を読む2019.ドイツ便り(14)
著者: 合澤 清このところドイツは寒い日が続いている。朝早くの散歩時間も少し遅らせて、通常の6時半から6時45分~7時頃にしている。それでも、時には外気が5℃くらいにまで冷え込むことがある。東京の初冬である。 先日の朝、いつも出会う小母
本文を読むはじめてのオランダとハンブルグへの旅は始まった(17)ハンブルグ歴史博物館を最後に、旅も終わる
著者: 内野光子午後にハンブルグを発って、ドゴール空港乗り換えで、帰国する日がとうとうやって来た。午前中に、きのう休館で見学しそこなった歴史博物館は見ておこう、と今日ばかりは、少し遠回りだが、市庁舎広場を通り越して、jungfernst
本文を読むはじめてのオランダとハンブルグへの旅は始まった(16)
著者: 内野光子7月2日(火)風が強く、外へ出ると、寒い。まずは歩きで歴史博物館へと思う。まるで冬支度のコートとマフラーの出勤途上の女性もいれば、半そでの男性もいる。何度も往復したルーディング・エアハルト通りのビジネス街をミヒャエリス教
本文を読むオランダとハンブルグへの旅は始まった(15)ハンブルグの交通路線図にようやく慣れて
著者: 内野光子7月1日、やや涼しい朝となった。この日も朝食前の散策にと7時前にホテルを出る。夫にとっては、家にいる時はまるっきり違う生活のサイクルではある。空襲の当時のまま残されているという、茶色い黒焦げた尖塔、ニコライ教会跡に向かう
本文を読むはじめてのオランダとハンブルグへの旅は始まった(14)ハンブルグ、フィッシュマルクト、市庁舎見学
著者: 内野光子日曜日、この日も暑そうだったが、7時前、フィッシュマルクトに出かけることにした。ホテル最寄りの地下鉄駅からは一つ先のバウムヴァルで、その先は工事中で、一駅歩くことになる。人の流れについて歩いてゆくが結構な距離、川沿いのコ
本文を読む2019.ドイツ便り(13)
著者: 合澤 清滞在期間も残り10数日を残すのみとなった。なんとなく憂鬱な気分である。それは単に、間もなく残暑厳しく、諸物価は高く、環境は劣悪な所に帰らなければならないということからばかりではない。身辺の整理の煩わしさ、重いトランクを引
本文を読むはじめてのオランダとハンブルグへの旅は始まった(13)ハンブルグへ、旅のつまづき
著者: 内野光子旅も後半、アムステルダムからハンブルグへ飛ぶので、その日の朝、娘にメールをすると、大阪のG20の報道が、やかましい、ホテルがどうの、夕食のメニューがどうのと、中身のないことばかり・・・、との返信。私たちもホテルで現地のテ
本文を読むはじめてのオランダとハンブルグへの旅は始まった(12)ユダヤ歴史博物館へ
著者: 内野光子ハーレムからアムステルダムに戻り、ユダヤ歴史博物館に向かうことにしていて、中央駅前の14番のトラムに乗る。地図を見れば先日、ガイドさんと回った市役所、ワーテルロー広場とそんなに離れてはいない。博物館の周辺は、かつてのユダ
本文を読むリハビリ日記Ⅳ ⑦⑧
著者: 阿部浪子⑦懐かしい小坂多喜子 あの曲がり角の家の庭に、クレマチスの花が咲いているはずだ。行ってみよう。歩行訓練だ。 7つの白い細長い花びらが、ぴんと外側に伸びている。上品な雰囲気がただよう。紫色のクレマチスも、すてきだった。
本文を読む2019.ドイツ便り(12)
著者: 合澤 清朝の散歩でいつも会うドイツ人の元気な小母さんが、珍しく厚着をしていた。ハーデクセン地域の天気予報では、この日の朝は8℃となっている。もちろん、こちらも下着を二枚着て、その上に厚手のブレザーを羽織っているがまだ寒い。 「寒
本文を読む宮内好江著「15分でフランス料理」 ありふれた食材を美味しく食べるための1歩
著者: 村上良太文化出版局から出ている宮内好江著「15分でフランス料理」は装丁が若干地味ながら、中身は詰まったフランス料理のレシピ集です。15分、という短時間で普通の人が台所で作れる品々が70品ばかり紹介されています。15分とありますが
本文を読む弁証法的アナクロニズムと絵画
著者: 髭郁彦7月25日から8月3日まで神奈川県民ホールで開催されていた「プレイバック ザ・カナガワビエンナーレ!:カナガワビエンナーレ国際児童画展開催20回記念特別展」内企画展示「《帰国した80年前の児童画たち》について」という
本文を読むはじめてのオランダとハンブルグへのへ旅は始まった(11)ハーレムへ
著者: 内野光子アムステルダム中央駅9時17分発、ハーグ行きでハーレムへ、途中のライデンでは、学生たちの乗降が多い。20分弱でハーレム着、ホームや駅前も何となく閑散としていた。 ホームの階上には、木造の待合室か。 地味なたたずまいのハー
本文を読む2019.ドイツ便り(11)
著者: 合澤 清不安定な天候続きなので、外出、特に遠出の時は少々心配になる。しかし土曜日に使うための「ニーダーザクセンチケット」を早々と水曜日に買ったからには、中止には出来ない。 なぜ水曜日に買ったかといえば、ハーデクセンからゲッティン
本文を読むはじめてのオランダとハンブルグへの旅は始まった(10)ハーグ国際裁判所へ
著者: 内野光子世界史でよく聞く、ハーグ条約、国際裁判所・・・ 、正式には「国際司法裁判所」と呼ぶらしく、裁判所一帯を「平和宮」とも、ガイドブックにはあった。夕方6時近いのに、日差しは強い。 門の外からの見学だったが、日本語を話す母娘さ
本文を読むはじめてのオランダとハンブルグへの旅は始まった(9)デン・ハーグ市立美術館のモンドリアン
著者: 内野光子ハーグ歴史博物館を素通りして、次に向かったのがハーグ市立美術館である。ここでのお目当ては、モンドリアンコレクションだった。モンドリアンといえば、色鮮やかな幾何学模様の絵がスカーフになったり、さまざまな商品のデザインに取り
本文を読むはじめてのオランダとハンブルグへの旅は始まった(8)マウリッツハイス王立美術館へ
著者: 内野光子ビネンホフに接する池に沿う中世の建物は超高層ビルを背負っていた。美術館は意外にこじんまりした外観だった。受付には、日本の若い女性もいらして、にこやかに迎えてくださった。 レンブラントの「自画像」(1669)とフェルメール
本文を読む「女性作曲家ピアノ曲マラソンコンサート」に行ってきました。
著者: 内野光子おそらく、荻窪の駅に降りるのも、杉並公会堂も初めてのはずである。荻窪駅北口から青梅街道の賑わいはかなりのもので、駅に隣接する商業施設から始まり、歩いて7・8分の間にスーパーやコンビニ、ドラッグストアなどが複数あり、個人
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