第36回 江東区民祭り を楽しみました。 https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2018/10/cbde63530e49c2b51116e589da13dfdc.pdf 〈記事出
本文を読むカルチャーの執筆一覧
過去の出来事が織りなす声の響き
著者: 髭 郁彦先月の上旬、ジョージアのテンギズ・アブラゼ監督の「祈り」、「希望の樹」、「懺悔」という三部作を神保町の岩波ホールで見た。私は初めこの三部作全体についてのテクストを書こうと思った。だが、宗教、政治、社会問題だけではなく、映
本文を読む11/10ゾルゲ・尾崎墓参会のお知らせ
著者: 川田博史ソ連軍事諜報員ゾルゲと尾崎秀実が処刑されてから今年で74年目になります。今年も以下の要領で墓参会を催します。また、墓参後に、一橋大学名誉教授加藤哲郎氏の記念講演『「太田耐造関係文書」とこれからのゾルゲ研究』を行います。
本文を読む40周年を迎えた読書サークル -哲学者・古在由重の理念を実践し続けて -
著者: 岩垂 弘一般市民を会員とする読書サークルが、スタートから40周年を迎えた。どんな活動であっても、中断することことなく、ずっと40年も継続してきたというケースはまれ、と言っていいだろう。こうした長期にわたる活動を可能にした理由に
本文を読む《藤田嗣治像のコペルニクス的旋回》-富田芳和著『なぜ日本はフジタを捨てたのか』の衝撃-
著者: 内田 弘[不可解なスキャンダル] 藤田嗣治(フジタ・ツグハル:1886-1968)の回顧展が最近終わった。 不可解なことに、回顧展のたびに、藤田嗣治(以下、フジタを記す)はつぎのようなスキャンダルがつきまとう。 《なるほど、フ
本文を読む「寧静致遠の猫」は憂える
著者: 出町 千鶴子お相撲は、日本の伝統文化として国技とされている。 「貴乃花」は、横綱の亀鑑ともいうべき人物である。この偉大なる存在を、 公益財団法人日本相撲協会は、いとも容易く呆気なく積極的に手放した。 憂えるばかりである。 初出:「リ
本文を読む元号が変わるというけれど、―73年の意味(6)―敗戦直後の短歌雑誌に見る<短歌と天皇制>(3)
著者: 内野光子『八雲』創刊号には、短歌の創作欄には、五島茂、佐藤佐太郎、鈴木英夫、香川進、坪野哲久、岩間正男、堀内通孝、岡野直七郎、長谷川銀作、橋本徳寿、山下陸奥、筏井嘉一、と12人の第一線の歌人の名が並ぶ。この辺が、編集陣の久保田、
本文を読むお江戸舟遊び瓦版 615号
著者: 中瀬勝義「みどりのカーテン」コンテスト授賞式+情報交換の「集い」 地域活動支援センターUNEHAUSを紹介します。 https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2018/10/f657fadd
本文を読む元号が変わるというけれど、―73年の意味(5)―敗戦直後の短歌雑誌に見る<短歌と天皇制>(2)
著者: 内野光子吾が大君大御民おぼし火の群が焼し焦土を歩ませ給ふ (佐佐木信綱)(1945年9月号) 大君の御楯と征きしへいしらが世界に憎まるる行ひをせり (杉浦翠子)(1945年10月号) かすかなる臣の一人とつつしみて御聲のまへに涙
本文を読む元号が変わるというけれど、―73年の意味(4)―敗戦直後の短歌雑誌に見る<短歌と天皇制>(1)
著者: 内野光子大地のブロック縦横にかさなり 断層數知れず 絶えずうごき 絶えず震ひ 都會はたちまち灰燼となり 湖はふくれ津波(よだ)となる。 決してゆるさぬ天然の気魄は ここに住むものをたたきあげ 危険は日常の糧となり 死はむしろ隣人
本文を読む「葡萄畑に帰ろう」を見る
著者: 宇波彰去る2018年9月27日に、私は試写で、エルダル・シェンゲラヤ監督のジョージア映画「葡萄畑に帰ろう」を見た。シェンゲラヤは、私と同じ1933年生まれのジョージア映画界の長老であるが、むしろ「若さ」を実感させる作品である。
本文を読むお江戸舟遊び瓦版 613号
著者: 中瀬勝義農林中金総研研究会「ポリシーブックに込めた思い」 第28回 世界友愛フォーラム勉強会 「日韓文化交流 日本の教育の未来」を紹介します。 https://chikyuza.net/wp-content/uploads/20
本文を読む校正の合間に~満身創痍の1949年の『短歌研究』前後
著者: 内野光子いま、新著の校正に奮闘中なのだが、確認のため敗戦直後の古い『短歌研究』『日本短歌』のコピーを引きずり出している。1949年分の『短歌研究』の原本だけは手元にあるので、助かっている。必要個所だけのコピーではなく、一冊丸ごと
本文を読む「半分、青い」 をめぐるネット上の反響と私のリツイート
著者: 醍醐聡2018年9月30日 終盤からだが、珍しく、NHKの朝ドラ(「半分、青い」)に関心を持った。以下は、三周遅れで、この春、始めたツイッターで見つけ、惹き寄せられた「半分、青い」に関する感想とそれに対する私のリツイートである
本文を読む屋上菜園瓦版 139号
著者: 中瀬勝義災害列島・災害の多い年になりました https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2018/10/0a1c9cdc37a9a57df48c8bd4558d80ba.pdf 〈記事出典コー
本文を読む映画「あぶない母さん」と「嘘はフィクサーのはじまり」を見る
著者: 宇波彰去る2018年9月4日に,私は試写でジョージア映画「あぶない母さん」を見た。そのあと、9月12日に、やはり試写でアメリカ•イスラエル合作映画「嘘はフィクサーのはじまり」を見た。 「あぶない母さん」には、小説を書くことに情
本文を読む江東自転車エコライフ通信 170号
著者: 中瀬勝義遠足: 栃木県鹿沼市 まちの駅巡り を楽しみました。 https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2018/09/7ba50872e6354835a757c9c573f34d98.pd
本文を読む「没後50年藤田嗣治展」へ出かけました~「戦争画」とは何だったのか(2)
著者: 内野光子戦争画への評価 藤田の戦争画は、もちろん体験に基づくものでもなく、写実でもなく、「想像」と多様な「技法」の産物であったことはどの評者も認めるところだが、その思想と鑑賞者の受け取り方については、大きく意見が分かれるところで
本文を読むリハビリ日記Ⅲ ⑪⑫
著者: 阿部浪子⑪ふたたび、運命鑑定家と向田邦子のこと しずかな田舎道を歩いていると、花の香りがしてくる。草の匂いもする。化学肥料の匂いもする。ある家の庭までくると、あまい香りがしてきた。濃緑のおおきな葉っぱのあいだから、うすい褐色の
本文を読む勝負強さが戻って来た錦織、将来が期待できる大坂 -2018年全米オープンテニス選手権
著者: 盛田常夫前代未聞のゲーム喪失 全米女子シングルス決勝は騒然とした異様な雰囲気の中で、大坂が勝利した。第1セットを失ったセリーナ・ウィリアムズが第2セットで3回の警告を受け、闘わずして1ゲームを落とすという前代未聞の展開の中、1
本文を読む「没後50年藤田嗣治展」へ出かけました~「戦争画」とは何だったのか(1)
著者: 内野光子今回の藤田展のコンセプト 今回の展覧会(2018年7月31日~10月8日、都美術館)は、東京都美術館・朝日新聞・NHKの三者が主催であったためか、『朝日新聞』での広報が熱かった。NHKの特別番組(「よみがえる藤田嗣治~天
本文を読む《湘北拙句抄》その5
著者: 霧野 漠「ぼく、ここよ」応える迷子 沢の奥 雪国で 農業学び 剛速球 フロリダで 鍛えた全身 剛返球 *********************************************************
本文を読む2018.ドイツ逗留日記(15)
著者: 合澤 清このところAbschiedparty(お別れ会)と、帰国準備の片付けに追われっぱなしで、読書の時間すら取れないでいる。 「会うは別れの始まり」で、こればかりは致し方ないのだが、さて毎度のことながら荷物整理には頭が痛い。R
本文を読む藤田嗣治あるいは戦争画の巨匠
著者: 髭 郁彦彼女は頬杖をつきながら、一人カフェで手紙を書いている。大きなインク染みがある手紙。インク壺を倒したのか。苛立って文字を消したのか。どちらの予想も外れているだろう。何故なら彼女の表情は朧気で、視点は定まっていないからだ。
本文を読む2018.ドイツ逗留日記(14)
著者: 合澤 清このところ「お別れ会」(Abschied Party)が続いている。 われわれが今夏のドイツを去る時期が近付いたためだ。 この時期になると、ドイツは急速に寒くなる。もちろん地域によっても異なるし、日によって暑くなる時もあ
本文を読む「サザエさん」に見る敗戦直後のくすり事情(2)
著者: 内野光子手元の「サザエさん」の八巻分の後半をたどりたい。 第五巻:1950年8月刊。第1頁から、チリンチリンと鐘を鳴らす納豆屋さんから買うのが、1本10円のわらづとの納豆だ。2頁目が、郵便屋さんが「年賀はがき」を売りに来る。19
本文を読む「サザエさん」に見る敗戦直後のくすり事情(1)
著者: 内野光子いま私の手元には姉妹社発行の長谷川町子『サザエさん』が第一~八巻まである。1949~1952年に発行されていたものである。たぶん、中学生だった次兄か私が、購入したものではないかと思う。当時、次兄は、私のことを「サザエさん
本文を読む73年の意味番外篇 敗戦直後のクスリ屋事情(8)
著者: 内野光子(8)くすり屋の雑貨 今回のシリーズを書くにあたって、本棚にあったつぎの2冊を取り出した。こうした懐古趣味は、結構、昔から私にはあったのだなと思う。 ・串間努:図説・昭和レトロ商品博物館 河出書房新社 2001年 ・
本文を読む2018.ドイツ逗留日記(13)
著者: 合澤 清残すところ10日余り、身辺が急に気ぜわしくなってきた。来る時と帰る時の大きな荷物を準備するとき、いつも憂鬱な気分にとらわれる。お金があれば、こんな苦労をしなくても済むのになあと、ドイツ語の「非現実話法」を想い出す瞬間でも
本文を読む73年の意味番外篇 敗戦直後のクスリ屋事情(7)
著者: 内野光子街のくすり屋の経営改革?② 小太郎漢方薬(エキス剤)の販売を始める 1960年代に入っての頃、私には突如のように思われたのだが、父が、小太郎漢方製薬の漢方薬を店に置くようになった。当時、漢方薬と言えば、中将湯(津村順天
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