時代をみるの執筆一覧

中国の中央アジア進出とそれがもたらす課題について —―八ヶ岳山麓から(479)—―

著者: 阿部治平 

はじめに  中国の習近平国家主席は、昨年の「中国・中央アジア会議」に引き続いて、この7月2日、カザフスタンでの「上海協力機構」の首脳会議に出席した。岸田文雄首相は、中国と張り合って中央アジア訪問を計画したのに、8日の日向

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SJJA& WPO【西サハラ最新情報】593 広島長崎被爆記念式典に不参加の国連事務総長

著者: 平田伊都子

やっぱり、今年も国連事務総長は、広島長崎被爆記念式典に来ませんでした。 パリ・オリンピックに参加した後は<夏休み>と、国連事務総長報道官が発表しました。 「現在も、世界中で戦争は続いています。強い者が勝つ。弱い者は踏みに

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「核なき世界」へつづく苦闘 「8.6」79周年のヒロシマ

著者: 小田川 興 

 8月6日午前8時前。広島平和記念公園での原爆被爆79周年を迎えた平和記念式典の受付では手荷物検査が行われ、筆者もリュックの中身を開けるように指示され、水を入れたペットボトルも「一口飲んでください」。「合格」で幅2センチ

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被爆79年、核問題で市民と政府間に深い溝   広島市の平和宣言と首相挨拶に見る断絶

著者: 岩垂 弘

 「被爆79年」を迎えた広島市は8月6日、平和記念公園で恒例の平和記念式典を行った。ウクライナ戦争やイスラエル・パレスチナ紛争で核兵器が使われるのではないかという危機感が世界に広がる中での式典で約5万人が集まった。そこで

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SJJA& WPO【西サハラ最新情報】592 ろくでなしパリ・オリンピック

著者: 平田伊都子

 「不快になった方がいたとしたら当然、本当に申し訳なく思う」と、7月28日にパリ・オリンピック委員会が物議をかもした猟奇的オリンピック開会式に関して、謝罪しました。  マリー・アントワネット女王が1789年のフランス革命

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スポーツウォッシングに負けず、戦争と平和を考える8月に!

著者: 加藤哲郎

2024年8月1日 ●猛暑が続きます。地震が多く、地域によっては集中豪雨などの災害も。8月は、日本のメディアでは、集中的に「戦争と平和」が扱われる季節です。テレビでは、NHKをはじめ各局が特集番組で歴史ドキュメンタリーや

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物価高騰のために94%の人が節約を意識  日本生協連が組合員へアンケート

著者: 岩垂 弘

 2年前から、あらゆるものが値上がりを続けている。国民の生活に与える打撃も日毎に増す一方だ。このため、生協の全国組織である日本生活協同組合連合会(組合員3000万人)は、さる5月、物価高騰の影響についてアンケート調査を行

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SJJA& WPO【西サハラ最新情報】591 ドサクサ紛れに蔓延る悪

著者: 平田伊都子

 もしトラがほんトラになる?!、、 トランプがアメリカ大統領に返り咲いたら、困る人がたくさんいます。 あなたは、どうですか?  ガザ戦争犯罪人ネタニヤフは、23日にバイデン米大統領と会談し、24日にはアメリカの上下両院合

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「玉城知事は2年後、立ってられないほど弱っている」か?  沖縄県議選結果について

著者: 宮里政充

16年ぶりの逆転  6月16日に投開票された第14回沖縄県議選挙は、定数48人のうち自民党など野党勢力が28人、玉城デニー知事の与党勢力が20人という結果におわった。これで自民党を中心とする野党勢力は、2008年の選挙以

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お江戸舟遊び瓦版1046号/南摩ダム・渡良瀬遊水地見学会

著者: 中瀬勝義

※ちきゅう座より以下の記事はPDFの埋め込みですが、その部分が空白のままになって表示される場合があります。お手数ですがブラウザ左上隅の更新ボタンを何回か繰り返して押してみてください。表示されるようになります。 〈記事出典

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こんなにも脆弱だったのか、われわれの社会は ―コンピューターと弾丸で吹っ飛ぶ「正常」

著者: 田畑光永 

 先週は2つの事件に驚かされた。事件そのものより衝撃の波及効果に、と言った方が適切かもしれない。1つは18日の米ミルウオーキーでの共和党の全国大会、もう1つは19日から20日にかけて世界を混乱させたコンピューターの不具合

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SJJA& WPO【西サハラ最新情報】590 ロイヤル・アトランティック・イニシアティブ(国王主導大西洋)

著者: 平田伊都子

 銃撃された右耳にガーゼを貼ったトランプ米大統領候補が拳を突き上げ姿を現すと、ミミルウォーキー共和党大会は、大歓声に包まれました!  好き嫌いは別にして、世界中の誰もがトランプの大統領選挙勝利を予感しました。   ムハン

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結局、「中国式」と「改革」の連呼、合わせて「習ヨイショ」で幕 ―中国共産党「3中全会」終わる

著者: 田畑光永

 慣例に背いて半年以上も開かれず、様々な憶測を呼んでいた中国共産党の第20期3中全会(中央委員会総会)は7月15日から18日までの4日間、北京で開催されて幕を閉じた。  前回も書いたように、今回の会議は2022年秋の共産

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野党共闘の完敗と自民党の惨敗、東京都知事選における共産党の危機突破作戦は頓挫した(2)、共産党はいま存亡の岐路に立っている(その30)

著者: 広原盛明

 都知事選の投開票日を挟んで7月5~8日に実施された時事通信世論調査の結果が11日に発表された。調査は全国18歳以上の2000人を対象に個別面接方式で実施され、有効回収率は58.4%だった。岸田内閣の支持率は15.5%(

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ていこう原理31 空洞化? いや、精神・理念は護る!

著者: 長谷川孝

◆空洞化とスリ替え 「憲法9条だけでなく、20条も空洞化されつつある、との指摘もある」「空洞化させない」と書きました。でも、ほんとうに空洞化した、と言ってしまっていいのだろうか、と考えざるを得なくなりました。「空洞化」と

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お江戸舟遊び瓦版1045号/江東区議会傍聴「マイナス地域防災対策」に注目

著者: 中瀬勝義

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延期の中国共産党中央委総会、予告通り開会 ―経済・外交政策に注目集まる 

著者: 田畑光永 

 5年に一度開かれる中国共産党大会のほぼ1年後に開かれるのが慣例となっているその中央委員会総会(第20期3中全会)が、予告通りに15日から18日まで4日間の日程で始まった。  この会議は次の大会までの4年間の国政の方針を

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