「どこまで踏み込む消費税論戦―参院選投開票まであと20日」

著者: 瀬戸栄一

 参院選は公示(6月24日)が3日後に迫り、投開票日(7月11日)はあと20日後に迫った。参院選で与党・民主党が単独で過半数を確保するのか、それとも国民新党などと連立しての過半数にとどまるのか、あるいは与党過半数割れの敗

本文を読む

講演会「安保50年 日米同盟の虚構を解き明かす」

著者: 研究会事務局

米軍普天間基地、核密約、日米安保などの問題が日本を揺るがしています。そこで、平和・協同ジャーナリスト基金(PCJF)は、これらの問題を報道し続ける2人のジャーナリストを迎えて講演会を開きます。お2人とも昨年、第15回平和

本文を読む

「もうやめよう!日米安保」に参加して―安保条約の自然成立から50年目の日

著者: 安原和雄

現行日米安保条約が「反対の声」で囲まれた国会で自然成立してからちょうど50年目の2010年6月19日、集会「もうやめよう! 日米安保条約」が開かれた。その集会に参加して講演「日米安保体制の問題点と目指すべき日米関係」を聴

本文を読む

アジサイの季節になって―長めの論評(八)

著者: 三上 治

 政治的にみる限り世界は国家間関係を基礎にして存在している。だが、この国家間関係にも歴史段階的な変化がある。国家が国益であり当然と見なされた行為が疑念にさらされ、国家を超えるという課題が人類史(普遍的)課題として登場した

本文を読む

スターリンの国境線引きが悪の根源-キルギス人とウズベク人の民族紛争

著者: 伊藤力司

キルギスと聞けば記憶の良い読者は、1999年8月キルギス南部で日本人鉱山技師4人がイスラム過激派に誘拐され、2カ月にわたって関連ニュースが紙面を飾ったことを覚えておられるだろう。時の小渕内閣が身代金300万㌦を払って(日

本文を読む

(続々)あらためて問う、毛沢東とはなにものか ――チベット高原の一隅にて(83)――

著者: 阿部治平

この4月、北京の高校教師袁騰飛がネット授業で、毛沢東に対する批判を行ったため、毛沢東主義者(保守派=「左派」)をいたく刺激し、いまもネット上で激しい論争がおこなわれている。 袁は遠慮なく毛沢東をこき下ろしただけでなく、中

本文を読む

「幻の鳩山演説」を現実のものにするには   ―安保闘争50年目に考える―

著者: 半澤健市

《この方式での工作を打ち切る》 最初に次の長文を丁寧に読んで頂きたい。(◆と◆の間)。 ◆私は、普天間移設、という枠内で普天間基地の危険を除去し、沖縄県民の基地負担を減らすため、県外、国外移設のあらゆる可能性を探ってきた

本文を読む

2010/06/17 『ザ・コーブ』映画鑑賞と監督との討論

著者: アンプラグド・現代史研究会

<6月17日(木)に予定されておりました『ザ・コーブ』上映会は、諸般の事情により 中止のやむなきにいたりました。> ■ザ・コーブ (第82回アカデミー賞長編ドキュメンタリー嘗受賞映画) 終了後に元イルカ調教師リック・オバ

本文を読む

アジサイの季節になって―長めの論評(三)

著者: 三上 治

 言葉は恐ろしいところがある。曖昧なまま流通し、いつの間にか疑うこともなく人々に使われたりもする。そして、また、人々に行動まで縛ってしまうのである。例えば、日米同盟などはその一つである。一体、日米同盟というのは何のことだ

本文を読む

「閉塞状況の打破」というけれど 菅首相の所信表明演説を採点する

著者: 安原和雄

 菅首相は初の所信表明演説で重要な柱として「閉塞状況の打破」を掲げている。その姿勢は評価したいが、残念ながら肝心要の視点が欠落している。それは日米安保体制(=日米軍事同盟)こそが日本の閉塞状況をつくり出している元凶という

本文を読む

「存在の耐えられない軽さ 」からカバーが変わっても、 「日米合意・沖縄」はずしの新政権メディア戦略に注意し、 50年前の争点「安保」を7月参院選の焦点に!

著者: 加藤哲郎

 映画「沈まぬ太陽」を見ました。国策航空会社での企業内差別・労使紛争や520人の犠牲者を出したJAL123便御巣鷹山事故をめぐる人間の劇を描いた山崎豊子原作の第33回日本アカデミー賞最優秀作品賞受賞作品。  渡辺謙演じる

本文を読む

6月15日(火)記念行事、6月20日(日)の集会案内

著者: 9条改憲阻止の会

連帯・共同ニュース第58号 ■ 田舎に帰って父や母あるいは祖父母の写真をみるときは、どこかで人生を全うしだのだろうという思いがあってこちらには痛みはない。けれども、樺美智子さんの写真はそうはいかない。名状しがたい複雑さの

本文を読む