IPPNWドイツ支部ーアレックス・ローゼン(Alex Rosen)小児科医の論評: 毎月のように甲状腺がん症例が発生 – もはや”スクリーニング効果” で理由づけることはできない

著者: グローガー理恵

アレックス・ローゼン医師著の ”11月30日に公表された福島県の甲状腺検査の最新データ” に関する論評がIPPNWフクシマ・ニュスレターに掲載されているので、それを和訳してご紹介させていただく。

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「朝鮮・台湾植民地の歴史と記憶」〜ポストコロニアルの視点から〜 蠢く新植民地主義 —甘え生む親日幻想—

著者: 岡田 充

◆◆ <はじめに> 李登輝元台湾総統が2015月7月末に来日した。台湾では「過去の人」という評価が定着しているが、日本では「アジアの哲人政治家」と持ち上げる声が絶えない。来日中に議員会館で国会議員ら300名を前に演説し、

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テロと付随的損害(Collateral Damage) - ロンドンとイスタンブール -

著者: 盛田常夫

 11月13日のパリ・テロ事件から4日目の17日夜、ロンドンのウェンブリー・スタジアムで英国とフランスのサッカー親善試合が挙行された。荘厳なセレモニィの後、英国国歌とフランス国歌が流され、選手と観客はともに黙祷を捧げた。

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テント日誌12月22日…忘れてはならないことが想起させられた一年

著者: 経産省前テントひろば

経産省前テントひろば1564日 忘れてはならないことが想起させられた一年だった。 巷では忘年会も大体のところは終わって、親しい友人たちのそれこそ年忘れの会が残っているだけになりつつあるようだ。年末年始というのは何かにつけ

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「政治的言論の自由を守れ」明日(12月24日)DHCスラップ訴訟控訴審口頭弁論ー「DHCスラップ訴訟」を許さない・第63弾

著者: 澤藤統一郎

《DHCスラップ訴訟12月24日控訴審口頭弁論期日スケジュール》 DHC・吉田嘉明が私を訴え、6000万円の慰謝料支払いを求めている「DHCスラップ訴訟」。本年9月2日1審判決の言い渡しがあって、被告の私が勝訴し原告のD

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朗報・自殺者減はアベノミクスの効果か?

著者: 岩田昌征

私が近現代の経済社会を考えたり、観察したりする時、近代以前の経済社会的統合作用系である交換、再分配、互酬から出発する。それぞれが近代文明開化の理念である自由、平等、友愛によって牽引されて、市場メカニズム、計画システム、協

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12月24日(木)関電東京支社前に集まり抗議の声をあげよう! ~再稼働のスイッチを押そうとしている電力会社への行動が重要~

著者: kimura-m

福井地裁の樋口裁判長は、今年の4月「高浜原発3,4号機の再稼働を差し止める」判決を出しましたが、関電は異議申し立てを行ないました。その判断が24日福井地裁で出されます。しかし樋口裁判長は家裁にだされ、人事異動で3人の判事

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カフェイン過剰摂取死亡事件が示すサプリメント規制強化の必要性ー「DHCスラップ訴訟」を許さない・第62弾

著者: 澤藤統一郎

「『エナジードリンク』と呼ばれるカフェインを含む清涼飲料水を大量に飲んだ九州の男性が中毒死した問題で、福岡大(福岡市)は(12月)21日、解剖の結果、カフェインの血中濃度が致死量に達していたことが分かったと発表した。胃の

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欧州「戦後体制」終焉の引き金になるか? カオス化するスペイン政局

著者: 童子丸開

バルセロナの童子丸開です。 12月20日に行われたスペイン総選挙は、この国が経験したことのない大変な大混乱を引き起こしています。政治的な空白とカオスの期間が、政治の中心であるマドリッドと経済の中心であるカタルーニャで長期

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(108)

著者: 本間宗究(本間裕)

非鉄価格の急落 現在、「非鉄」や「貴金属」の価格が急落しており、この理由としては、「悪化する中国経済」や「ドル高」などが挙げられているようである。つまり、「中国の需要が減少しているために、価格が下落している」、あるいは、

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原節子の戦争と平和(4) ― 伊丹万作と家城巳代治 ―

著者: 半澤健市

 「原節子の戦争と平和」から、十五年戦争に関する映画人の戦争責任の問題にたどり着いた。しつこいようだが、映画が―今ならテレビが―、百万人規模に影響を与えるから考察しておきたいのである。 GHQによる1946年1月の公職追

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テント日誌12月20日…年末に向けてテントは日を重ねて行く

著者: 経産省前テントひろば

経産省前テントひろば1562日 年末に向けてテントは日を重ねて行く 今日も寒かったが、風が無く昨日よりましだった。 A子さんが早く来て下さり、久しぶりにやってきたサイクリングの人を交えてパワーバランスの実験などで盛り上が

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電話抗議を補足 Fw:本日(12/22)19:15~ 高浜原発再稼働反対!関電東京支社前緊急抗議アピール

著者: 杉原浩司

今夕の行動です。寸前の転送となってしまいすみません。可能な方はぜひご参 加ください。 昼のニュースで、西川一誠福井県知事が「さまざまなことを」「総合的に勘案 して」再稼働に同意した、と表明している様子を報じていました。し

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東北大学の井上前総長の研究不正疑惑 その後 3 - 名古屋大学大学院工学研究科 秦誠一教授への公開質問について -

著者: 川弾降雄

はじめに ちきゅう座編集子は、この間、3度に亘って「井上総長の研究不正疑惑の解消を要望する会(フォーラム)」のHP記事を転載し、井上明久東北大学前総長の研究不正疑惑内容と、それを追及するフォーラムの活動を紹介してきた。最

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マルクスの「モナド」概念批判と価値形態 ― 『資本論』に潜むライプニッツはラッセルの連結する―

著者: 内田弘

マルクスの「モナド」概念批判と価値形態 [1] ― 『資本論』に潜むライプニッツはラッセルの連結する― [1]  マルクスによるライプニッツのモナド概念批判 『資本論』の価値形態は無限集合である。無限集合は外部にその反対

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東北大学の井上前総長の研究不正疑惑 その後 2

著者: 川弾降雄

前報で紹介した「週刊金曜日」の三宅勝久氏による連載「東北大学“井上合金”事件」が完結した。 井上前総長がノーベル賞を狙っていたことは全く知らなかったが、東北大学のその筋の関係者は受賞の際の記者会見場を毎年押さえていたとい

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東北大学の井上前総長の研究不正疑惑 その後 1

著者: 川弾降雄

東北大学の井上前総長の論文捏造疑惑とは、アモルファス(非晶質)金属研究のパイオニアである東北大学金属材料研究所の増本健教授の門下生として輝かしい実績をもち、アモルファス金属の一種である金属ガラス研究の世界的権威と呼ばれる

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別件DHCスラップ訴訟の和解調書から見えてくるもの ー「DHCスラップ訴訟」を許さない・第60弾

著者: 澤藤統一郎

DHC・吉田嘉明が私のブログ記事を名誉毀損として、6000万円の慰謝料支払いや謝罪文などを求めているのが「DHCスラップ訴訟」。実は、DHC・吉田が起こした同種訴訟は、少なくも10件ある。だから、私の事件を正確に特定する

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武力によらない平和の実現を目指して - 世界平和七人委が創立60年でアピール -

著者: 岩垂 弘

 世界平和アピール七人委員会は12月20日、「武力によらない平和の実現を目指して―世界平和アピール七人委員会創立60年に際して―」と題するアピールを発表した。   同七人委は、1955年、世界連邦建設同盟理事長で平凡社社

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書評『雨のオクターブ・サンデー』難波田節子・著 鳥影社・刊

著者: 阿部浪子

 難波田節子氏の描く小説集からは、心と心の触れ合いが浮上してくる。私たちは自分が、他人からうける影響は手につかめても、他人にあたえるそれはわかりにくいものだ。日本と異国を舞台にしながら、人と人との交流をとおして、6編のド

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