暴走するカタルーニャとスペイン ドタバタ迷走の果てにドンデン返し

著者: 童子丸開

バルセロナの童子丸開です。 「独立運動」が頓挫したかに思われたカタルーニャですが、とんでもないドンデン返しが起こりました。そしてこれがまた、12月20日の総選挙でカオス状態に放り込まれたスペイン政局を、一気に中央集権化・

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「1965年の日韓請求権協定で決着済み」は誤り~「従軍慰安婦」問題をめぐる日韓政治「決着」を考える(3)~

著者: 醍醐聡

2016年1月10日   「従軍慰安婦」問題は決着したのか? 今回の日韓外相会談に臨むにあたって、日本政府の最大の関心事は、慰安婦問題で合意にこぎつけ、それを受けてこの問題を「蒸し返さない」という確約を韓国側から取り付け

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憲法問題に関する年頭の辞「アベ政治 対 立憲主義・民主主義・平和主義」

著者: 澤藤統一郎

年末には「本郷・湯島9条の会」紙へ原稿を届けたが、年始に「文京9条の会」の機関紙「坂のまちだより」から「年頭の辞」の執筆依頼をいただいた。 「2016年の年頭にあたって、思われることなどありましたら、なんでも結構です。内

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上海時代の尾崎秀実の後継者は堀江邑一だった : 「─戦後70年目の真実─ゾルゲ事件特別講演会」 (3 /3)

著者: 渡部富哉

*この論考は全体がA4で33頁に及ぶため、読者の忍耐を勘案して3回に分割掲載することにしました。(ちきゅう座編集部) 「─戦後70年目の真実─ゾルゲ事件特別講演会」( 2015年10月18日)              

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テント日誌1月8日…河合弁護士もスピーチ/小出裕章さんの発言

著者: 経産省前テントひろば

経産省前テントひろば1581日 河合弁護士もスピーチに参加 今日は、陽はさしていたが風が冷たかった。 2時ごろまでテント前は閑散としていたが、その後虎ノ門病院の帰りだと言う人がテントの写真を何枚も撮って行った。 時々寄っ

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ポルトガル外交官のボスニア・ヘルツェゴヴィナ多民族戦争回避努力

著者: 岩田昌征

セルビアの日刊紙『ポリティカ』(2015年12月12日)に私にとって見過ごせない記事がのっていた。ポルトガルの外交官ジョゼ・クティリェロが旧ユーゴスラヴィア戦争犯罪ハーグ国際法廷でラトコ・ムラディチ裁判において最近行った

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上海時代の尾崎秀実の後継者は堀江邑一だった : 「─戦後70年目の真実─ゾルゲ事件特別講演会」 (2 /3)

著者: 渡部富哉

*この論考は全体がA4で33頁に及ぶため、読者の忍耐を勘案して3回に分割掲載することにしました。(ちきゅう座編集部) 「─戦後70年目の真実─ゾルゲ事件特別講演会」( 2015年10月18日)              

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「憲法軽視の反省見えぬ」首相をもつ国であればこそ、国民は北斗を見失ってはならない。

著者: 澤藤統一郎

本日の東京新聞「平和の俳句」欄に 冬北斗心を殺すことなかれ(田中亜紀子・津市) これを、ふたりの選者それぞれに、金子兜太は「いまこころに決している平和への意思を貫くぞ」と読み、いとうせいこうは「生きて揺らぐなかれ」の意と

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ドイツ難民問題の報告『世界』2016年2月号『メルケル首相の決断と難民問題で「明と暗」に引き裂かれるドイツ』

著者: 梶村太一郎

昨日1月8日発売の『世界』2月号にドイツと欧州における難民問題の背景と現状を報告しました。危機の深刻さを日本の読者に判りやすく伝えるのはなかなか困難ですが、今世紀の欧州同盟あり方に根本的な影響をもたらさざるを得ない問題の

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韓国世論調査:慰安婦問題「再交渉すべきだ」58%、「すべきでない」28%

著者: 醍醐聡

2016年1月8日 「従軍慰安婦」問題に関する日韓合意を韓国国民はどう評価しているかについて、今度は韓国ギャラップが今月5~7日に行った世論調査の結果を日経新聞が報道している。 「韓国世論調査、慰安婦合意『評価せず』54

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(1)花崎 皋平「ピープルネス 存在論」と赤穂浪士0円革命の極意2016(2)《マルクス政治学その2》持たざる国の悲劇といじめ問題の根幹についての実践的連携とは

著者: 武田明

誰でもその狭義の歴史的問題、その貧しさを受け取って「低みから人間の視点から」歴史へのアプローチを始める。 弁護士と検察に分かれるとしたなら「デ・ニーロのケープフィア」(臆病者は観るな!だが、傑作を逃す事となるだろう) 今

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上海時代の尾崎秀実の後継者は堀江邑一だった : 「─戦後70年目の真実─ゾルゲ事件特別講演会」 (1/3)

著者: 渡部富哉

*この論考は全体がA4で33頁に及ぶため、読者の忍耐を勘案して3回に分割掲載することにしました。(ちきゅう座編集部) 「─戦後70年目の真実─ゾルゲ事件特別講演会」( 2015年10月18日)              

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「韓熱日静」:日韓合意をめぐる両国世論の落差は何を意味ずるのか?~「従軍慰安婦」問題をめぐる日韓政治「決着」を考える(2)~

著者: 醍醐聡

2016年1月7日 「韓熱日静」 昨年末に発表された「従軍慰安婦」問題をめぐる日韓合意に対する両国内の反応の落差を表すために私が造語したこなれの悪い言葉である。 前向き評価が大勢、静かな日本 昨日(1月6日)の『東京新聞

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・18ルネサンス研究所シンポジウム: 部落問題への言及をめぐる弛緩と逆流とねじれ ――『週刊朝日』「ハシシタ」報道と『歴史評論』「特殊部落」表現の掲載などをめぐって

著者: 松田健二

1・18ルネサンス研究所シンポジウム: 部落問題への言及をめぐる弛緩と逆流とねじれ ――『週刊朝日』「ハシシタ」報道と『歴史評論』「特殊部落」表現の掲載などをめぐって 日 時 : 2016年1月18日(月)18時30分~

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米大統領選が最大ニュース、シリアの停戦成るか - 2016年国際情勢を展望する -

著者: 伊藤力司

2016年の世界は2015年より明るい展望が開けるだろうか。もし動き出したシリアの停戦交渉が成功すれば、世界はずっと明るくなる。11月のアメリカ大統領選挙で民主党のヒラリー・クリントン氏が当選すれば順当だが、もしドナルド

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