「命をつなぐ地球環境を 9・16さようなら原発全国集会」が、9月16日(月・敬老の日)に東京・渋谷区の代々木公園B地区(NHKホール横)で行われる。 主催は、「さようなら原発」一千万署名市民の会。2011年3月に東京
本文を読む「リベラル21」の執筆一覧
地震予知に科学的根拠はあるか ――八ヶ岳山麓から(482)――
著者: 阿部治平8月8日、日向灘を震源とした地震が発生し、気象庁は南海トラフ地震の臨時情報「巨大地震注意」を初めて発表した。それから1週間、何ごともなく「注意報」は15日に「解除」された。この間、人によっては大地震に備えて食料を買いこ
本文を読む■短信■ 「虎に翼+明治大学」展 明治大学博物館で
著者: リベラル21NHKの連続テレビ小説「虎に翼」が人気を呼んでいるが、それに関する「虎に翼+明治大学」展が、10月28日(月)まで、明治大学博物館(東京都千代田区駿河台1-1。JR中央線・総武線御茶ノ水駅下車)で行われています。 会
本文を読む〝岸田退陣〟で次期総選挙早まる、自民党総裁選に注目が集まり、立憲民主党代表選が名実ともに埋没するおそれ、共産党はいま存亡の岐路に立っている(その33)
著者: 広原盛明終戦記念日を目前にした8月14日、岸田首相が自民党総裁選に立候補しないと突如表明した。その言い草が振るっている。「自民党が変わることを示す最もわかりやすい最初の一歩は、私が身を引くことだ」とのこと。実際は、国民の政治不
本文を読む21世紀ノーベル文学賞作品を読む(1―下) 高行健の人となり ――祖国を捨て政治亡命者となった中国の作家の反骨の資質
著者: 横田 喬以下は<注>以外は『ある男の聖書』(飯塚容:訳、集英社刊)巻末の「解説」による。 高行健は1940年、中国・江西省(中部の内陸省)に生まれた。父親は銀行員、母親は元女優。51年から六年間、中学・高校は南京第十中学に学ぶ。
本文を読む21世紀ノーベル文学賞作品を読む(1―中) 高行健の『ある男の聖書』(集英社刊、飯塚容:訳)――祖国を捨て政治亡命者となった男の逃亡の記
著者: 横田 喬それまで彼は本当に、党に反対することなど考えもしなかった。誰に反対する必要もなく、ただ自分が夢を見続けられることだけを願っていた。だが彼はその夜、驚いて目を覚まし、自分が険悪な状況に追い込まれていることを知った。大地を
本文を読む21世紀ノーベル文学賞作品を読む(1―上) 高行健の『ある男の聖書』(集英社刊、飯塚容:訳)――祖国を捨て政治亡命者となった男の逃亡の記
著者: 横田 喬1940年に中国に生まれ、1989年の「天安門事件」を機にフランスに政治亡命した作家・高行健は2000年度のノーベル文学賞を受けた。受賞理由は「普遍的な正当性、痛烈な洞察力、言語的な独創性を持った作品によって、中国の小
本文を読む収縮する経済社会を考える
著者: 盛田常夫人口の劇的減少-縮む経済社会 日本で盛んに使われる「失われた30年」(1990年代初めのバブル崩壊から30年)は「経済政策の失敗の時代」と捉えられ、その政策を抜本的に転換するものが、アベノミクスだと考えられてきた。この
本文を読むアメリカ大統領選挙の新展開 正・副大統領候補の討論会を前に
著者: 小川 洋アメリカ大統領選挙まで4ヶ月足らずという時点で、バイデン大統領が撤退を表明し、副大統領であるカマラ・ハリス(59)を後継者として指名した。その直前の共和党全国大会ではトランプ氏(78)は、オハイオ州選出上院議員のJ.D
本文を読む中国は、岸田退陣をどう見ているか ーー(八ヶ岳山麓から480)ーー
著者: 阿部治平岸田文雄自民党総裁は、14日突然、9月下旬の党総裁選に出馬しない意向を党幹部らに伝えた。2021年9月から1期3年の総裁任期満了とともに退陣する。 岸田不出馬が伝えられると、中国も驚いたと見える。「環球時報」紙はさっ
本文を読む長崎の平和祈念式典をボイコットした非礼 韓国通信NO752
著者: 小原 紘長崎市がイスラエルを招待しなかったため、G7(先進国首脳会議)6ヵ国が平和祈念式典参加を見送った。原爆犠牲者を慰霊し、世界に反核、平和を訴える式典が彼らにはこれほど軽いものだったのか。核兵器禁止条約へ後ろ向なG7の正体を
本文を読む‶万策尽きた〟党勢拡大運動、自民党総裁選、立憲民主党代表選挙の前にかすむ国政政党としての存在意義、共産党はいま存亡の岐路に立っている(その32)
著者: 広原盛明7月の党勢拡大が思わしくなかった所為か、「党の命運がかかった8・9月、〝目標水準〟へ活動飛躍を」と題する全国都道府県委員長会議(オンライン)が8月3日開催され、翌日には小池書記局長による幹部会報告(全文)が赤旗に掲載さ
本文を読む■短信■ あなたは、戦争があるこの世界でいいんですか? 東京都多摩市が第33回平和展
著者: 「リベラル21」東京都多摩市が、以下の趣旨で第33回平和展を開きます。 「あなたは、戦争があるこの世界でいいんですか?」 これは、多摩市子ども被爆地派遣事業歴代派遣員である高校生が考えた、今回の平和展のキャッチフレーズです。皆さんは、
本文を読む中国の中央アジア進出とそれがもたらす課題について —―八ヶ岳山麓から(479)—―
著者: 阿部治平はじめに 中国の習近平国家主席は、昨年の「中国・中央アジア会議」に引き続いて、この7月2日、カザフスタンでの「上海協力機構」の首脳会議に出席した。岸田文雄首相は、中国と張り合って中央アジア訪問を計画したのに、8日の日向
本文を読むハンガリーの五輪メダル賞金と年金事情 日本もアマ選手には年金を
著者: 盛田常夫ハンガリーのパリ五輪報奨金は前回の東京五輪の時の10%増しと決められました。今次のメダル獲得者と入賞者(8位まで)の報奨金は以下の通りです。 金メダル 5500万Ft(フォリント・1人当たり)
本文を読む「核なき世界」へつづく苦闘 「8.6」79周年のヒロシマ
著者: 小田川 興8月6日午前8時前。広島平和記念公園での原爆被爆79周年を迎えた平和記念式典の受付では手荷物検査が行われ、筆者もリュックの中身を開けるように指示され、水を入れたペットボトルも「一口飲んでください」。「合格」で幅2センチ
本文を読む被爆79年、核問題で市民と政府間に深い溝 広島市の平和宣言と首相挨拶に見る断絶
著者: 岩垂 弘「被爆79年」を迎えた広島市は8月6日、平和記念公園で恒例の平和記念式典を行った。ウクライナ戦争やイスラエル・パレスチナ紛争で核兵器が使われるのではないかという危機感が世界に広がる中での式典で約5万人が集まった。そこで
本文を読む■短信■ 戦争と平和をめぐる生協の歴史から学ぶ
著者: 生協総研が公開研究会日本生活協同組合連合会のシンクタンクである公益財団法人・生協総合研究所は、以下の要領で「戦争と平和をめぐる協同組合・生協の歴史から学ぶこと」と題する公開研究会を開催します。 ●狙い:今から79年前、世界中を巻き込む戦争
本文を読む〝赤旗発行の危機〟を訴える炎天下の党勢拡大運動は成果を挙げたか、党創立102周年の7月は〝目標水準〟を達成できなかった、共産党はいま存亡の岐路に立っている(その31)
著者: 広原盛明「生命の危険に関わる暑さ」とNHK気象予報が厳重警告を発するなかで、共産党はこの間創立102周年を契機とする拡大運動を全党に呼びかけ、党員拡大と読者拡大を連日追求してきた。この拡大方針は、
本文を読む暑サニモマケズ 韓国通信NO751
著者: 小原 紘通信NO751号をお送りする。今月82才になった。奇しくも先日発表された日本人男性の平均年齢と同じである。人は必ず死ぬという真理を前にして、私は十分に生きていないという自覚がある。だから「余生」という言葉に実感がもてな
本文を読む大田洋子の訴えに改めて目を向けよう 文学碑移設に伴う碑前祭へのメッセージ
著者: 岩垂 弘8月2日、広島市の中央公園内で、原爆投下直後の惨状を描いた小説『屍の街』で知られる被爆作家・大田洋子の文学碑前祭が、広島文学資料保全の会の主催で行われた。この文学碑は1978年に中央公園内に建てられたが、中央公園内にサ
本文を読む■短信■ 東京・中央区で戦争展 区民が中心になって企画
著者: 「リベラル21」間もなく終戦記念日(8月15日)がやってきます。東京都中央区では、毎年、その前に区民が中心となって戦争展を催していますが、今年も、「平和をねがう中央区民の戦争展」が実行委員会の主催で、以下のような要領で開かれます。 8
本文を読む日米軍事一体化・指揮権を失っては、独立も失われる ――八ヶ岳山麓から(478)――
著者: 阿部治平7月28日、上川陽子外相・木原稔防衛相と、アメリカのブリンケン国務長官・オースティン国防長官のいわゆる日米外相・防衛相会談(2+2)に関する発表があった。 アメリカ側は在日米軍司令部(横田基地)に新組織「統合軍司令
本文を読む物価高騰のために94%の人が節約を意識 日本生協連が組合員へアンケート
著者: 岩垂 弘2年前から、あらゆるものが値上がりを続けている。国民の生活に与える打撃も日毎に増す一方だ。このため、生協の全国組織である日本生活協同組合連合会(組合員3000万人)は、さる5月、物価高騰の影響についてアンケート調査を行
本文を読む中国への依存を強めるハンガリー ―融資や警察活動の容認など
著者: 盛田常夫当地の『Portfoli.hu』(7月25日)が伝えるところによれば、ハンガリーはこの4月、中国の3つの銀行(中国銀行、中國建設銀行、中國工商銀行)から10億ユーロの融資を受けた。すでに、ハンガリーは中国輸出入銀行から
本文を読む北京の「中軸線」がユネスコの世界遺産に! ―北京外交の主軸はいずこに
著者: 田畑光永日本では国連の教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産委員会で、韓国の反対でのびのびとなってきた佐渡金山の遺跡がやっと「世界文化遺産」に登録されたことが喜ばれている。長くこのことを待ちわびておられた方々にはお祝いを申し上げ
本文を読む共産党指導者は中国をどんな目で見ていたか ―――八ヶ岳山麓から(477)―――
著者: 阿部治平松竹伸幸という人がいる。『シン・日本共産党宣言――ヒラ党員が党首公選を求め立候補する理由』(文春新書 2023)という本を出して、共産党から除名された人だ。わたしは松竹氏の安保防衛論に注目してきたので、氏のブログ「超左
本文を読む半年で処分33.2万人、閣僚級は25人 ―相変わらずお盛んな中国のお役人の腐敗
著者: 田畑光永半年以上遅れて先ごろ開かれた中國共産党の第20期3中全会は「一歩進んだ改革」を打ち出したが、対象領域の広さ、項目の多さに比べて、具体性に乏しく、直後にあたかもその第一弾としての内需拡大策のように発表された22日の中国人
本文を読む「玉城知事は2年後、立ってられないほど弱っている」か? 沖縄県議選結果について
著者: 宮里政充16年ぶりの逆転 6月16日に投開票された第14回沖縄県議選挙は、定数48人のうち自民党など野党勢力が28人、玉城デニー知事の与党勢力が20人という結果におわった。これで自民党を中心とする野党勢力は、2008年の選挙以
本文を読むこんなにも脆弱だったのか、われわれの社会は ―コンピューターと弾丸で吹っ飛ぶ「正常」
著者: 田畑光永先週は2つの事件に驚かされた。事件そのものより衝撃の波及効果に、と言った方が適切かもしれない。1つは18日の米ミルウオーキーでの共和党の全国大会、もう1つは19日から20日にかけて世界を混乱させたコンピューターの不具合
本文を読む