「リベラル21」の執筆一覧

「がんばろう共産党」のスローガンでは党組織を再生できない、日本共産党第4回中央委員会総会報告を読んで、共産党はいま存亡の岐路に立っている(その47)

著者: 広原盛明

日本共産党第4回中央委員会総会(4中総)の報告を読んでいたとき、朝日新聞の「『がんばろう神戸』から30年 エールは今」(1月13日)というルポルタージュ記事が目に留まった。趣旨は、「がんばろう神戸」のスローガンが阪神・淡

本文を読む

■短信■  写真展「人間と枯葉剤」       ベトナム戦争終結から50年

著者: 「リベラル21」

       写真展「人間と枯葉剤」       ベトナム戦争終結から50年  ベトナム戦争の取材で知られる写真家の中村梧郎さんが現地で撮影した、米軍が散布した枯葉剤による被害の模様を伝える写真展「人間と枯葉剤―ベトナム

本文を読む

米大統領、「日鉄」の「USスチール」買収に中止命令

著者: 田畑光永

       ―「国家の安全保障を損なう恐れ」とはまた  今年の新年はウクライナ戦線も中東も比較的静かに年を越し、国内も昨年のような大きな災害にみまわれることもなく、平穏にすぎた。見るたびに胸が痛くなるようなニュースが多

本文を読む

党組織の空洞化問題をスルーして「希望ある未來」を大いに語るのか、赤旗元旦特集記事「激動の世界 希望ある未來、志位議長が大いに語る」を読んで、共産党はいま存亡の岐路に立っている(その46)

著者: 広原盛明

全国紙でも元旦の特集記事は分量が多いだけでつまらないものが多いが、今年の赤旗元旦特集記事「激動の世界 希望ある未來、志位議長が大いに語る」のインタビューは、大仰でしかも場違いな感じを抱いただけだった。国民生活に関わる記事

本文を読む

愛は心を繋(つな)ぐ金の糸 우리가슴과 가슴 사이를 연결해 주는 금실이지 韓江(ハン・ガン)

著者: 小原 紘

            韓国通信NO762  世界中に不幸が満ち溢れている時に「おめでとう」と素直に言う気になれない。ノーベル賞の知らせに韓江(ハン・ガン)さんは晴れがましい気分になれないと語った。年賀状は今年から1枚8

本文を読む

斎藤兵庫県知事の2期目 就任1カ月を迎えて、ダンマリを決め込む共産党兵庫県委員会、SNSが支配した兵庫県知事選挙(4)、共産党はいま存亡の岐路に立っている(その45)

著者: 広原盛明

 兵庫県の斎藤元彦知事は12月19日、2期目就任から1カ月を迎えた。全国紙の見出しを並べてみると、毎日新聞は「兵庫知事2期目 就任1カ月、斎藤県政 混迷なお」「公選法違反疑惑、議会・職員と修復模索」、朝日新聞は「2期目始

本文を読む

突然の非常事態宣言(戒厳令)から始まった 「少女時代」の驚き

著者: 小原 紘

             韓国通信NO761  12月8日、シリアのアサド独裁政権が崩壊した。難民600万人、殺害された国民50万人ともいわれる独裁政権の実態が次々と明らかになりつつある。韓国の尹大統領が目指した非常事態

本文を読む

21世紀ノーベル文学賞作品を読む(5―上)歳末特別編

著者: 横田 喬

      ハン・ガンの『少年が来る』――深い悲しみに共感する感性  今年2024年度のノーベル文学賞に隣の韓国の女性作家ハン・ガンさん(54)が選ばれた。授賞理由は「歴史的なトラウマと対峙し、人間の生命の儚さを露呈させ

本文を読む