日本共産党第4回中央委員会総会(4中総)の報告を読んでいたとき、朝日新聞の「『がんばろう神戸』から30年 エールは今」(1月13日)というルポルタージュ記事が目に留まった。趣旨は、「がんばろう神戸」のスローガンが阪神・淡
本文を読む「リベラル21」の執筆一覧
大きい話と小さい話
著者: 田畑光永―トランプの大風呂敷 対 習近平の「蠅貪蟻腐」? 日鉄がUSスチールを買収するという一件が日米間に波紋を広げた。なんと大きな会社が売り買いされるものだと、感心していたら、グリーンランドを米のトランプ次期大
本文を読む■短信■ 写真展「人間と枯葉剤」 ベトナム戦争終結から50年
著者: 「リベラル21」写真展「人間と枯葉剤」 ベトナム戦争終結から50年 ベトナム戦争の取材で知られる写真家の中村梧郎さんが現地で撮影した、米軍が散布した枯葉剤による被害の模様を伝える写真展「人間と枯葉剤―ベトナム
本文を読む米大統領の「USスチール買収反対」
著者: 田畑光永―「安全保障」どころか、ライバル会社の「横やり」を担いだだけ 一昨7日、本欄で取り上げた、日鉄が米「USスチール」社を買収する問題は、今月3日にバイデン大統領が出した買収中止命令に対して、日鉄側が6日、米連
本文を読む中国は日本に何を求めているか
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(503)―― 昨年12月25日、中国環球時報紙は黒龍江省社会科学院東北アジア研究所研究員の笪志剛(たんしごう)氏の「日本に対中国外交の『確定』を求む」という論評を掲載した。 まず笪氏は
本文を読む米大統領、「日鉄」の「USスチール」買収に中止命令
著者: 田畑光永―「国家の安全保障を損なう恐れ」とはまた 今年の新年はウクライナ戦線も中東も比較的静かに年を越し、国内も昨年のような大きな災害にみまわれることもなく、平穏にすぎた。見るたびに胸が痛くなるようなニュースが多
本文を読む続・ 秋篠宮家の進学問題
著者: 小川 洋皇室問題を考える 奇妙な援護論 秋篠宮の悠仁親王の筑波大への推薦入学決定の報道があった直後、雑誌編集者の元木昌彦氏はウエブサイトなどで「親王が東大を目指していたとの見方は誤りで、筑付(高校)に入った時点で筑波
本文を読む党組織の空洞化問題をスルーして「希望ある未來」を大いに語るのか、赤旗元旦特集記事「激動の世界 希望ある未來、志位議長が大いに語る」を読んで、共産党はいま存亡の岐路に立っている(その46)
著者: 広原盛明全国紙でも元旦の特集記事は分量が多いだけでつまらないものが多いが、今年の赤旗元旦特集記事「激動の世界 希望ある未來、志位議長が大いに語る」のインタビューは、大仰でしかも場違いな感じを抱いただけだった。国民生活に関わる記事
本文を読む2025年が明けた・・・!・・・?
著者: 田畑光永「2001年の米国における9・11同時多発テロをきっかけに、アフガン戦争、イラク戦争、パレスチナ紛争、北朝鮮による核実験、イランの核疑惑と、世界を揺るがす事態が続出し、いまだ世界の前途に明るい展望が見えてこない・・・・」
本文を読む愛は心を繋(つな)ぐ金の糸 우리가슴과 가슴 사이를 연결해 주는 금실이지 韓江(ハン・ガン)
著者: 小原 紘韓国通信NO762 世界中に不幸が満ち溢れている時に「おめでとう」と素直に言う気になれない。ノーベル賞の知らせに韓江(ハン・ガン)さんは晴れがましい気分になれないと語った。年賀状は今年から1枚8
本文を読む「毎日」の共産党分析と共産党の反論に思うこと
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(502)―― 「毎日」の共産党分析 毎日新聞(2024/12/18)は、「赤旗」は絶好調なのに――共産党、伸びない理由 異論許さぬ閉鎖性」という記事を掲載した。その概略は、次のよう
本文を読むパンなどでなくお米を選ぶ理由は「おいしいから」
著者: 岩垂弘日本生協連がお米についてアンケート調査 日本生活協同組合連合会(日本生協連・組合員3000万人)は、主食であるお米の利用実態を把握し、生産者と産地の取り組みや応援に役立てることを目的に、2021年度から毎
本文を読む学術会議を政府に従属させてはいけない
著者: 岩垂弘世界平和七人委が緊急アピール 日本学術会議の改革を巡って、政府と学術会議の折衝が行われている。これまでの動きを見ると、政府は、政府が設けた「日本学術会議の在り方に関する有識者懇談会」の最終報告書を基
本文を読む■短信■「国際協同組合年」キックオフイベント開催へ
著者: 「リベラル21」「国際協同組合年」キックオフイベント開催へ 2/19 日本協同組合連携機構主催で 2025年は、国際連合が決めた「国際協同組合年」(IYC2025)である。国連はすでに2012年を「国際協同
本文を読む「森に生きる」
著者: 出町 千鶴子「森に生きる」 森に生きる彼らは、耳に視て、眼で音を探ることを知っている。冬を観て夏を予想し、小枝の凍る音に春の喜びを知る。自然の営みから知恵と勇気を学び、自然の摂理に触れてさらに強くなる。穢れや畏れ、歓喜も、変化し続け
本文を読む中国経済――世界の工場から外資企業の撤退へ
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(501)―― 中国共産党は12月9日の中央政治局会議に引き続いて同月11~12日 来年の経済政策方針を決める「中央経済工作会議」を開いた。 両会議は、2024年の経済運営は外圧の増大
本文を読む■短信■太平洋戦争末期、風船爆弾はなぜ造られたか
著者: 「リベラル21」明治大学平和教育登戸研究所資料館が企画展 明治大学平和教育登戸研究所資料館(注)が,第15回企画展「風船爆弾作戦と本土決戦準備―女の子たちの戦争―」を2025年5月31日(土
本文を読む斎藤兵庫県知事の2期目 就任1カ月を迎えて、ダンマリを決め込む共産党兵庫県委員会、SNSが支配した兵庫県知事選挙(4)、共産党はいま存亡の岐路に立っている(その45)
著者: 広原盛明兵庫県の斎藤元彦知事は12月19日、2期目就任から1カ月を迎えた。全国紙の見出しを並べてみると、毎日新聞は「兵庫知事2期目 就任1カ月、斎藤県政 混迷なお」「公選法違反疑惑、議会・職員と修復模索」、朝日新聞は「2期目始
本文を読む21世紀ノーベル文学賞作品を読む(5―下)
著者: 横田 喬『少年が来る』を著したハン・ガンの人となり ――透徹した視線で人間存在の二面性を凝視 『少年が来る』(2016年、クオン社刊)の巻末に訳者・井手俊作氏はこう記している。 ――新緑が
本文を読む秋篠宮家の進学問題
著者: 小川 洋皇室問題を考える 偏差値という名の整理券 筆者は以前、ある公立高校で周年行事を担当したことがある。高校と大学の関係についてのユニークな議論をしていた歴史学者の講演会を、保護者向けに企画した。と
本文を読む突然の非常事態宣言(戒厳令)から始まった 「少女時代」の驚き
著者: 小原 紘韓国通信NO761 12月8日、シリアのアサド独裁政権が崩壊した。難民600万人、殺害された国民50万人ともいわれる独裁政権の実態が次々と明らかになりつつある。韓国の尹大統領が目指した非常事態
本文を読む志位議長でいいのか、共産党!
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(500)―― わが贔屓の共産党が久しくメディアに登場しなくなって寂しく思っていたら、12月9日付の毎日新聞夕刊(ネット)に志位和夫議長が登場した。「『雨宿り』の先求めて
本文を読む第二次トランプ政権を占う
著者: 小川 洋国際社会の変動に備えよう 畑違いの人物たち-人材のミスマッチ 橋下大阪府政では、民間人校長なるものが任命された。学校現場に民間企業の効率性を持ち込むべきだと考えたのである。しかしその半数以上が任期を全うで
本文を読む韓国語から学ぶもの
著者: 小原 紘韓国通信NO760 鳥よ 鳥よ 青鳥よ緑豆の畠に下り立つな緑豆の花がホロホロ散れば青餔売り婆さん泣いて行く (金素雲訳) 緑豆(ノクト)は日清戦争前年1894年に起きた甲午農民戦争(東学農民戦争)の指導者全
本文を読むほめそやしたり、くさしたりーー中国の対日政策
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(499)―― 11月26日、中国北京の裁判所はある中国人を日本のスパイとしたが、その判決文の中で日本大使館をスパイ機関とし日本外交官をスパイの代理人とした。12月6日人民日報傘下環球
本文を読む21世紀ノーベル文学賞作品を読む(5―上)歳末特別編
著者: 横田 喬ハン・ガンの『少年が来る』――深い悲しみに共感する感性 今年2024年度のノーベル文学賞に隣の韓国の女性作家ハン・ガンさん(54)が選ばれた。授賞理由は「歴史的なトラウマと対峙し、人間の生命の儚さを露呈させ
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