米一極支配と主要先進7カ国(G7)の役割が減衰する世界秩序の新たな多極間枠組みとして、2024年から加盟国が10カ国に拡大した「BRICS」の役割が比重を増している。中でも中国、ロシア、インドの3国は異なる思惑からBRI
本文を読むインドの執筆一覧
世界一の人口大国・インドの総選挙に思う ―インドには負けたくなかったのは何処の国?
著者: 田畑光永インドで総選挙の投票が始まった。「始まった」というのは妙な言い方だが、国土が広く、人口も多い(世界最多、有権者約9億7000万人とか)ためだろうか、インドの総選挙は州や地域を7つに分けて、およそ1か月半かけて順次投票が
本文を読む中国は南アジア諸国の動きをどう見ているか
著者: 阿部治平ーー八ヶ岳山麓から(461)ーー はじめに 中国共産党中央対外連絡部の孫海燕副部長は、この1月下旬バングラデシュを訪問し、官民の主な指導者と会談した。バングラデシュ側は、両国の関係を強化し、経験交流を深め、「一帯一路」
本文を読む中国から見たインドのデジタル戦略
著者: 阿部治平‐―八ヶ岳山麓から(433)‐― 5月20日広島市で開かれたG7サミットで、インドのモディ首相はウクライナのゼレンスキー大統領と会談したが、中立的な姿勢を崩さなかった。ゼレンスキー氏が地雷の除去や移動式病院など支援の必
本文を読む中国はロシア産石油のEUへの迂回流入をどう見ているか
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(427)―― この4月初め、今年2月からロシア原産の石油製品がインドから欧州連合(EU)に輸入されていることが伝えられた。石油分析会社の調査によると、インドのロシア産原油輸入はこのところ連続増加し、イ
本文を読む中国から見たインドの人口増加
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(426)―― 国連の「世界人口推計2022」によると、ことし2023年には、インドが中国を抜いて世界最多の人口を擁する国となるという。中国の人口は2022年(7月1日時点)に14億2,589万人。こ
本文を読むお江戸舟遊び瓦版768号/グルチャラン・ダス、野地秩嘉『日本人とインド人 世界市場「最後の成長エンジン」の真実』
著者: 中瀬勝義グルチャラン・ダス、野地秩嘉 『日本人とインド人 世界市場「最後の成長エンジン」の真実』 プレジデント社、2020.5.1 を紹介します。 https://chikyuza.net/wp-content/uploads/
本文を読む中印国境紛争が示唆するもの(続)
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(318)―― https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2020/07/c7ad9f1b026d280d62ae66e544c99bb9.pdf 初出:「リベラル
本文を読む中印国境紛争が示唆するもの
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(317)―― 6月18日AFP通信は、インド軍の発表によるとして、6月15日に標高約4500メートルのヒマラヤ山中で、インド軍と中国軍の間で数百人の衝突が発生し、インド側には少なくとも20人の死者が出
本文を読む海峡両岸論 第94号 2018.09.01発行 - 矛盾だらけの「インド太平洋戦略」 行き詰まる日米機軸と中国包囲 -
著者: 岡田 充「外交の安倍」の目玉とされる「自由で開かれたインド太平洋戦略」(以下「戦略」)が機能不全に陥っている。まず、頼みのインドが「対中包囲網」の形成に冷淡なこと。さらに安倍が意欲を見せる対中関係改善が進めば「対中包囲網」(対
本文を読む中国に傾斜するネパール
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(245)―― ネパールの国政選挙は11月26日と12月7日に投票、12月13日現在下院選の結果がほぼ確定しました。統一共産党(UML)と共産党毛沢東主義派(マオイスト)が主導する共産系諸派同盟は、10
本文を読む中印国境は緊張している
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(234)―― 8月半ば、北京の友人が「中印国境では、我国とインドとの本格戦争の恐れがあるが、日本ではどう見ているか」といってきた。日本では小さいニュースだったが、中国ではメディアがかなり緊張を煽ってい
本文を読むヒマラヤを越えてネパールに向かう中国をどうみるか
著者: 阿部治平―八ヶ岳山麓から(69)― 中国共産党「人民日報」の国際情報紙「環球時報」(2013・5・8)は、イギリスBBC(「英国広播公司」)の記事「インドが、中国のネパールへの影響力を心配するのはなぜか」を転載した。強硬な対外姿
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