2025.6.1 ● 日本でもよく知られた、「ソフト・パワー」論の創始者、ジェセフ・ナイ教授が亡くなりました。20世紀「パクス・アメリカーナ」を可能にしたのは、軍事力と経済力というハードパワーばかりでなく、自由と民主主
本文を読むトランプの執筆一覧
トランプ2.0はアメリカをどこに向かわせるのか?
著者: 小川 洋McCoy, Alfred ”In the Shadow of the American Century”を読む 第二期トランプ政権は筆者の想定どおり、アメリカに混乱と衰退をもたらしている。彼の経済や外交などの政策(活動
本文を読むトランプ攻勢下、中国は日本に何を期待しているか
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(525)―― 5月15日、中国の「環球時報」に田中和久という人の論評が現れた。表題は「日本は貿易摩擦を機に『対米従属』を見直すことができるか?」。環球時報は中共中央機関紙人民日報傘下の国際紙だが、ここ
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】634 トランプ奇襲作戦のお粗末
著者: 平田伊都子でっち上げや嘘は、恥ずかしいデス! トランプさん、ネタニヤフさん!! トランプさんは、でっち上げた映像と画像をネタに、ホワイトハウスに招待したラマポーザ南アフリカ大統領を恐喝しました。 でっち上げがばれて、大恥をかき
本文を読む「中立日本」への道をめざすのは妄想か?
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(523)―― 常識の無視5月12日、アメリカのトランプ大統領は「米中の双方が関税を115%引き下げることで合意した」と発表した。「今週末に習近平主席と会談するつもりだ」という。あの145%,125%と
本文を読む思想・言論の自由と知のエクソダス
著者: 加藤哲郎2025.5.1 ● 5月1日はメーデー、労働者の祭典です。アメリカ大統領トランプの強固な支持層は、グローバル化による資本の低賃金国・地帯への流出で職と技能を失ったラストベルト(赤錆)工業地帯の白人労働者層だとか。富裕
本文を読むトランプのめざすものはなにか
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(519)―― 信濃毎日新聞(4月16日)に、思想家内田樹という人の「トランプのロールモデル」というエッセイが載った。氏は、トランプ米大統領に「戦略」と呼べるものがあるか、と自問しながら、「Make A
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(508)
著者: 本間宗究(本間裕)2025.3.10 トランプ大統領の暴力政策 現在、世界の金融市場は、「トランプ大統領のコメントに対して一喜一憂している状況」でもあるが、この理由の一つとしては、今まで「世界の警察」の役割を果たしてきた米国が、現在、「世
本文を読むトランプの標的は中国だった
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(518)―― 関税の報復がエスカレートし、11日現在、アメリカは対中国輸入関税を145%とした。これに対して中国は対米関税を125%にひきあげ、以後アメリカを相手にせずと宣言した。わたしは株も債権も持
本文を読む中国はトランプのグリーンランド領有問題をどう見ているか
著者: 阿部治平ーー八ヶ岳山麓から(517)ーー 「アメリカにはグリーンランドが必要だ」 「メキシコ湾はアメリカ湾に変更しよう。とても美しい名前だ」 「カナダはアメリカの51番目の州になるべきだ」 この1月以来、アメリカの大統領トランプ
本文を読むトランプが攪乱する世界、無為無策の日本、人権が危ない!
著者: 加藤哲郎2025.4.1● 4月1日はエープリル・フールで、かつては公共放送や老舗の大新聞が、ウィットの効いた笑いをとる機会でした。しかし、21世紀にメディア環境が激変し、フェイクニュースが日常的に流れるようになって、年に一度の
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】625 戦時法の適正外国人法って何?
著者: 平田伊都子「ガザ戦争もウクライナ戦争もすぐに止めさせて見せる」と、トランプ氏は豪語して、第47代アメリカ大統領になりました。 イスラエルの残酷なジェノサイド(大虐殺)に打ちのめされたガザの人々は、藁をもすがる思いでトランプ氏の停
本文を読む「秘密工作に充てる財政規模は、戦争に比べると、圧倒的に少ない額で済む」
著者: 合澤清書評:『世界を変えたスパイたち』春名幹男著(朝日新聞出版2025.2) この本の副題は「ソ連崩壊とプーチン報復の真相」である。つまり、これはスパイにまつわる近現代史について書かれたものではなく、あくまでソ連崩壊の直前から
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】624 アメリカにNOノー!
著者: 平田伊都子トランプ米大統領が己の思いつくまま発信する言葉に、「Oh NO !! オー、ノー!!」と、世界中で声が上がっています。 しかし、「ノー」の声は届かず、トランプは毎日毎日、嬉々としてトランプ・ワンマンショーを、ホワイトハ
本文を読む中国が考えるウクライナ問題
著者: 阿部治平ーー八ヶ岳山麓から(512)ーー 2月25日、中国共産党準機関紙「環球時報」は3人の研究者を招き、「バランスの取れた効果的で持続可能な欧州の安全保障構造はどのように構築されるか」というテーマでウクライナ問題を論じさせた。
本文を読むトランプ・ゼレンスキー会談をどう見るか
著者: 盛田常夫ハンガリー通信 先日のトランプ・ゼレンスキー会談をどう見るか。トランプ大統領の登場によって、ウクライナ和平が近づくと予感された。少なくとも「毒をもって毒を制する」効果があると考えた人は多いだろう。ところが、トランプ大統領
本文を読むトランプ現象
著者: 小原 紘韓国通信NO765 トランプ大統領にウンザリする毎日。何を言い出し、何をしでかすか目が離せない。オーマイゴッド!大統領に選んだ国民の気が知れない。 アメリカ・ファーストーMAGA(アメリカを再び偉大な国に)は、自信をなく
本文を読む人間の「生きる権利」を踏みにじる「トランプ帝国」の横暴が招いた第3次世界核戦争の危機!
著者: 加藤哲郎2025.3.1 ● トランプ2.0の嵐で、ウクライナもパレスチナも、もちろんアメリカ国内も大混乱です。残念ながら日本政府は、それに異議を差し挟むことさえできない部外者で、従順な門外漢です。ウクライナでは、ロシアのプー
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】622 金けえせ!けえさない!!
著者: 平田伊都子2025年2月23日のドイツ総選挙は、移民反対のキリスト教民主同盟と極右が勝利しました。 トランプ政権のマスク大臣は以前から極右の女闘士を応援していました。 翌24日、マクロン仏大統領は、トランプ米大統領の腕や腿に
本文を読む混乱と衰退のアメリカ
著者: 小川 洋第二次トランプ政権の一ヶ月 第47代アメリカ大統領に就任したD.トランプ氏は、就任演説で「これからの四年間、アメリカは黄金時代を迎える」と豪語したが、筆者は彼の当選直後から、トランプの四年間は「混乱と衰退の時代」になると
本文を読む米露の「頭越し外交」は世界を変えるか
著者: 阿部治平--八ヶ岳山麓から(511)-- 帝国主義戦争は20世紀とともに終わったと思っていたから、3年前ロシアによるウクライナ侵略が公然と行われたときには文字通り仰天した。しかも、今年に入ってアメリカのトランプ政権は、当事者不在
本文を読む中国は日米首脳会談をどう見たか
著者: 阿部治平ーー八ヶ岳山麓から(510)ーー 石破総理大臣とトランプ大統領は日本時間の2月8日にワシントンで首脳会談を行い、共同声明を発表した。中国外務省は共同声明の自国に関する部分に鋭く反応した。これをロイター通信は次のように報道
本文を読むラテンアメリカ諸国はトランプ旋風に抗することができるか
著者: 後藤政子パナマ運河「回復」をめぐって トランプ大統領は1月20日の就任演説で「パナマ運河を取り戻す」と宣言した。運河の歴史を少しでも知っていれば考えられない発言であるが、知ってか、知らずか。いずれにせよ、「トランプ氏のトランプ氏
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】620 ウクライナはロシアになるかも?
著者: 平田伊都子トランプ米政権のケロッグ・ウクライナ・ロシア担当特使が、ウクライナに対して選挙を実施するよう要請したと、ロイター通信が1日に報じました。 トランプ米大統領は、「ウクライナはロシアになるかも?」と、米FOXニュースのイ
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】619 不動産屋トランプがガザ乗っ取り
著者: 平田伊都子ABC・TV記者が米軍のブラックホーク・ヘリコプターに便乗して、ガザの崩壊を紹介しました。 トランプ・ネタニヤフ連合軍がホワイトハウスで会談し、ネタニヤフにおだてられたトランプが、「パレスチナ人はガザを去るべきだ、、ガ
本文を読むトランプ2.0下の「落日の日本」で、独裁・専政に抗する個性的でしなやかな組織とは?
著者: 加藤哲郎2025.2.1● 新年の挨拶は映画「キノライカ」のススメで始めましたが、幸い反響は大きく、10人ほどの方から、近くの映画館に足を運んだ、小津映画のようで良かったと言った感想が寄せられました。自分と家族の住む地域・職場
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】618 イスラエル帝国のホロコースト
著者: 平田伊都子1月30日、グテーレス国連事務総長記者会見が突然、中止になりました。 「決ったら報せる」と報道官は言ったけど理由は明かしませんでした。 記者陣もその理由を質しませんでした。 国連はみんなのお金で賄われているということを
本文を読む「真面目な狂気」?「狂気が正気」?
著者: 田畑光永― 米トランプ大統領、就任1週間 トランプ大統領が就任して1週間がたった。この人のかずかずの奇矯な発言も、選挙中は「選挙だから」と聞くほうが弱音機を耳にかけて聴き、就任式でのそれも「お祭りだから」と気に留めないようにして
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】617 総合格闘技赤コーナートランプの勝ち~
著者: 平田伊都子2025年1月19日、総合格闘技などの大会場・ワシントンDCのキャピタル・ワン・アリーナで、2万人以上の支持者に向け、赤い共和党のトランプは勝利宣言をしました。 格闘技が大好きなトランプは、米大統領選挙の終盤時にも、
本文を読むトランプ時代の幕開け
著者: 小原 紘韓国通信NO763 アメリカン・ファースト(アメリカ第一主義)を掲げる大統領が誕生した。個人としては誰が大統領になっても同じと考えていたが、いざトランプの就任を目の当たりにすると不安は募るばかりだ。経済と軍事力で世界トッ
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