差別の執筆一覧

はたして日本は文明国か。文明国の価値観を受け容れることが出来るのか。

著者: 澤藤統一郎 両性の平等, 人権, 差別

(2023年3月17日)  昨日の東京新聞朝刊トップに、「日本はLGBTQ法整備を」「2月に首相宛促す書簡 差別禁止訴え」「先進6カ国+EU駐日大使」という大見出し。  東京新聞のネット版では、「日本除いた『G6』からL

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「同性婚」も「選択的夫婦別姓」も、少しも恐れることはない。

著者: 澤藤統一郎

(2023年2月7日)  昨年末までの臨時国会は「統一教会国会」だった。年が明けの今通常国会は、思いがけなくも「LGBT国会」の趣を呈しつつある。明らかに、前国会の空気と通底してのこと。まことに結構なことではないか。  

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ヘイトスピーチ批判の記者への奇妙な判決。「私は少しも萎縮しない」

著者: 澤藤統一郎

(2023年2月2日)  一昨日(1月31日)、横浜地裁川崎支部で、やや奇妙な判決の言い渡しが報じられている。この奇妙な判決、統一地方選を目前にした今、軽視し得ない。  「選挙ヘイト」という言葉は以前からあったのかも知れ

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杉田水脈の「信念」とはいったい何だ。「発言を応援してくれる支援者」とは誰のことだ。

著者: 澤藤統一郎

(2022年12月27日)  押し詰まった年の暮れに、慌ただしい閣内の人事。秋葉賢也復興相と杉田水脈・総務政務官が更迭された。形の上では、任意の辞表提出が受理された。  岸田首相は、いつもながらの口先だけの「私自身の任命

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小池百合子人権行政の「歴史修正主義、レイシズム、そして検閲」

著者: 澤藤統一郎

(2022年10月29日)  東京都総務局に人権部がある。結構なことだ。この人権部が、東京都人権プラザという施設を開設している。運営主体は公益財団法人東京都人権啓発センター。常勤役員1人、常勤職員数18人(うち都派遣7人

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差別はあってはならない ー 在日も被差別部落も天皇も、人間の尊厳においてまったくの対等平等である。

著者: 澤藤統一郎

(2022年6月16日)  人は平等である。これは民主主義社会における公理だ。差別はあってはならない。差別を間近に見ることもおぞましい。差別に曝されている人の辛さは想像を絶する。この世からあらゆる差別をなくさねばならない

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石原慎太郎の生前の言動には、死後もこだわり続けねばならない。

著者: 澤藤統一郎

(2022年3月15日)  「死屍に鞭打った」のは、春秋時代の伍子胥である。父と兄の仇である楚の平王の墓を暴き、掘り起こした死体を鞭打って父と兄との恨みを晴らしたという。あまりに殺伐とした野蛮な行為だが、実は、その昔から

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大阪高裁「旧優生保護法・違憲判決」に思う ー 法的正義を実現することが司法の役割だ

著者: 澤藤統一郎

(2022年2月23日)  法における正義とは何か、司法の役割とは、裁判官はどうあるべきか。そして人権とは、人間の尊厳とは、差別とは。さらに国会とは、議員とは。もちろん、弁護士のありかたも…。いくつものことを考えさせられ

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今朝の毎日新聞が報じた、2件の在日差別訴訟。

著者: 澤藤統一郎

(2021年11月19日)  本日の毎日新聞朝刊。社会面トップが、『ヘイト投稿、放置できぬ 川崎の在日コリアン 男性を提訴』という記事。その紙面での扱いの大きさに敬意を表したい。  続いて、『差別文書、差し止め命令 フジ

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デマとヘイトのDHC商品を買ってはいけません ー 韓国のDHC商品不買運動の成果に学ぼう

著者: 澤藤統一郎

(2021年9月4日)  9月1日、DHCが韓国撤退を公表した。各メディアが、以下のように報道している。これは、民主主義にとっての朗報である。  「DHC韓国法人が撤退表明 会長のコリアン差別発言で不買運動」(毎日新聞)

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ムーミンとDHC、まったく似合わない、釣り合わない。

著者: 澤藤統一郎

(2021年8月31日)  富士には、月見草がよく似合う。ムーミンにDHCは似合わない。ムーミンの穏やかな雰囲気と、吉田嘉明の野蛮なヘイト体質。両者のコラボは、心あるムーミンファンには幻滅の極み、うまくいくはずもなかろう

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】436 お祭りすんで、、

著者: 平田伊都子

 「私のとなりのおじさんは、神田の生まれで チャキチャキ江戸っ子、お祭りさわぎが大好きで、ねじりはちまき そろいのゆかた、雨が降ろうが ヤリが降ろうが、朝から晩まで おみこしかついで、ワッショイワッショイ、、ソーレ ソレ

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コロナ禍を機にこれからの社会―地域を考える 連続ウェブセミナーのご案内

著者: リベラル21

 「コロナ禍の惨状から、あらためて世界の様々な著名な研究者が将来社会について言及しています。しかし、現実には医療崩壊、格差の更なる拡大、セーフティーネットや精神的ケアら対する施策の後退が現れています。結果、非正規労働者の

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国際オリンピック委員会(IOC)が、性的平等について緊急声明(全文・仮訳)

著者: 坂井定雄

 国際オリンピック委員会(IOC)は9日、東京五輪、パラリンピック組織委員会の森会長の女性蔑視発言に対して、「オリンピック運動における性的平等についての声明」を緊急に発表した。森氏の名前は挙げないものの、森会長の女性蔑視

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問われているのは日本人の人権意識 森・東京五輪組織委会長の女性蔑視発言が投げかけたもの

著者: 岩垂 弘

 「なんともみっともない展開で、開いた口がふさがらない」。東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長=元首相=が2月3日の日本オリンピック委員会(JOC)の臨時評議員会で女性を蔑視する発言をしたにもかかわらず、い

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沈黙による共犯者となってはいけない。ー 本郷三丁目交差点で

著者: 澤藤統一郎

(2021年2月9日) 本郷三丁目交差点をご通行中の皆さま、ご近所のみなさま。私が最後のスピーチを担当いたします。コロナ風吹く中のお騒がせですが、もう5分と少々の時間、耳をお貸しいただくようお願いします。 森喜朗という、

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ナチが共産主義者を襲つたとき ―菅政権の一撃を見て考える―

著者: 半澤健市

「ファシズム体制」は安倍継承から菅攻勢に深化している。  私は安倍政権の7年8ヶ月の体制を護り抜くのが菅政権の仕事と考えていた。それは大甘であった。彼らは守備から攻撃に転じている。「菅体制」からの最初の一撃は日本学術会議

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大坂なおみが示した「日本人離れ」の、さわやかな個性

著者: 澤藤統一郎

(2020年8月31日) ナショナリズムとは、「内」と「外」とを分けるドグマ(教条)である。このドグマが教えるところは、単に「内」は味方で「外」は敵ということにとどまらない。内は優れて外は劣る。内は正しく外は不正義という

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